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ヒロタが綴る日々の出来事

Le vieux calendrier

2008.12/29

脳内はマイワールド展開中。

心と体は車の両輪みたいなもので、
どちらかが疲れたりして動かなくなると、もう片方もだめになる。
どっちも適度に動かして、時には適度に休ませて、
自分で上手にコントロールしなければならないよ。
と、言ってくれた人がいた。
つまりは自分でなんとかしなくてはいけんのだ。
頭でわかっていても、それがうまくいかない時もある。
そんなとき、プラスの気持ちのいい言葉で背中を押してくれて、
あとは放っておいてくれて(笑)
話しているとこちらも自然に笑顔になってくるような空気を持つ人。
こういう人になれるといいなあ、と思った。

最近、気持ちの良い人柄の人によく出会う。
幸運なことだ。

銀行のシュレッダーと自分のおまぬけさを憎みつつ、
それでも前を向いて行くのだ。

2008.12/27

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オーダーその二。モバイルケース。
型は新たに起こす。素材は上質のメリノウール。
紐もループも本体部分と一体化、縫い目なし。
美しいモカのレース地をフェルトに絡ませて、
フェルトメイキングの技法をふんだんに使用。
オーダー作品は普段、サイトに載せないのだけど
(Webではオーダーをしないので)
たまにはいいか、ということで。
載せていない作品ってかなりあるんだよなあ。

作品が仕上がったのちの、
まだ乾いていない時の匂いが大好きだ。
あたたかいウールの匂いは、
干し草に似ている気がする。

手仕事があるなら、きっと私は生きてゆける。 
悲しい出来事も、切ない物事もすべて天に昇ればいい。
私は沢山のものごとを抱えられる質ではないのだから。
見つめるのは現在と、少し先の未来。

 

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今年最後の制作その一。
某ご隠居様からのご注文で、パイプ煙草に草を詰めるときに使う
タンパーと呼ばれる棒を入れるケース。
その方のタンパーは何とも色気があるデザインで、
女性のふくらはぎからつま先までの足の形をしていた。
木工の作家さんの作品とのこと。

自分で染めた羊毛と、染めていない茶色の羊毛をそのまま使って制作。
蓋を開けると濃いブラウンが見えます。ちょっと不思議な形。

パイプ煙草の似合う方ってなかなか素敵。
(市販の煙草よりも煙たいのですが。笑。)
私はパイプは嗜まないけれど、
今度フランスに行ったら紙巻き煙草をしてみたい。

日本じゃちょっと似合わない感じ。

何はともあれ

2008.12/24

 
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浮かれるのも素敵なことです。
皆様、良きクリスマスイブをお過ごしください!

しわっす

2008.12/23

↑どこかからパクった12月の挨拶。
躊躇せず、元気に言うのがポイント。

旅の疲れがなかなか取れません。
流石に二十代とは勝手が違いますね。
瞬時に判断し行動する、センサーが鈍ります。

クリスマスイブは明日なのに、
早々と差し入れのケーキ第一便やタルト、お菓子を頂き
もうクリスマスを堪能したような気分。
サンタクロースは何人も居るようです。笑。嬉しいな。
なんだかんだいっても、やっぱり毎年楽しみ。

「もう今年も終わりですね〜」

何処かしこで、この台詞が挨拶がわりの様になっています。
この挨拶とほぼセットになって、テレビの話を振られます・・・
まったくわかりません。

制作は勿論
音楽を聴いたり映画を観たり
洗濯機の水のまわる音や
外を車が通っていく音
コトコト煮物の煮える音を聴いたり

色々と忙しいのです。

「今ぼんやりしてるから忙しい。」

子供の頃、母がよく言っていました。
その性格は受け継がれている様で。
母は今のほうが、ちゃきちゃきしています・・・すこし残念。

豆まめ日

2008.12/20

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旅の目的の場所

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お豆と野菜がたっぷり入ったキッシュ

中味

ひよこ豆
里芋
玉ねぎ
じゃがいも
パプリカ
芽キャベツ
ベーコン   などなど

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お豆と茸の具沢山スープも

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みんなで作って、食べる。

生きるって、こういうこと。

日々はたらいて、
美味しいもの作って、食べる。
で、寝る。

心のかよった食べ物は、ひとを幸せな気持ちにする。
自分にとっての心のかよった暮らしとはどんなだろうかと考える。

何かをクリアすると、次の何かがほしくなる。
欲とは尽きないものなのだということを、あらためて知る。
それってゆるされるものなのかしら?(何に対して?)

旅にでた

2008.12/19

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フレンチのビストロにて

パナシェ
鴨のポアレ
豚足と野菜のサラダ
うさぎ肉とプルーンのテリーヌ
ワイン 赤と白
久しぶりの再会
フランス有線
お喋り
赤い風船のポスター
クリスマスの賑わい

金曜日の夜

東京。

I am dedicating it.

2008.12/18

オーダー作品数点(※新規ではお受けしておりません。すみません。)
新しいお仕事
お店さんからの宿題
2月の親子ワークショップのこと
それから。

やること一杯で頭がいっぱいになってきた。
ある種の恐怖(と言ったら大げさだけど)を感じつつも
それをいつだって見つめていたい。何事も逃げないということ。
しかしながら、これはしあわせなことなのだ。
私は、やりとげたい。
そして、いそがしいさなかでも、
すこやかな心と体に自分自身を持っていけるように。
ここはがんばりどき。

うまく言葉ではあらわせないことがたくさんある。
自分がどこに根を張っているのか、とか。
心は何処にあるのか、とか。
大切なもの、とか。
けれど、わかってはいるのだと思う。
この生き方に身を捧げて、
それによって返ってくるものすべてうけとめて、
旅は続くし始まるし。

心の中で起こる様々な事象の多くは、

自らがつくりだしている。

和風ポトフを作りながら

切り干し大根を干しながら

掃除をしながら

仕事をまとめながら

ラム酒の入ったチョコレートに酔った頭で(禁酒中)

そんなことを考える。

知恵熱は去った模様。

ジミツリー

2008.12/14

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窓辺に吊るしてあるユーカリに飾りつけたアイテムは、
錆びた鳥のオーナメントとか、金色に染まった蚕の繭の欠片とか
いわゆるクリスマスっぽいモチーフとは無縁ですが
気は心ということで。
一応わが家のクリスマスツリー。
地味なのが好きだから、これっくらいでちょうどいいのです。

多分私はとても欲張りで、
個人的にやりたいこと、をがまんしたくない。
ので、いろいろ終わった真夜中に、
こういうことをやっちゃうのでした。

早く眠らないとまたぶり返すぜー、風邪。
↑と、もうひとりの自分は囁く。

お知らせに、fooさんに先日納品した作品画像を追加しました。

今週はまさかの風邪っぴきウィーク。
咳→くしゃみ→鼻がぐずぐず と、日々少しずつ症状が増えていき
「風邪菌め〜、日々盛り上がってきやがったな〜」と思っていて
ふらりと熱が出そうな勢いだったのですが、
これではいかんなぁと思い、昨日は鍋しました。野菜もりだくさん。
調子が悪い時ほどいろいろ食べて、暖かくしないといけませんね。
おかげで熱が出るところまでは行かず沈静化してきた様で、
今朝起きたら随分と体調がすっきりしていました。
よく眠りました。

制作に対しても、いろんな人との関わりに対しても
なにごとにも、もう随分と長いことかたくなになっていたのですが、
ここ数ヶ月で柔らかになってきた気がしています。
「わがままと言われても、創りたい作品を、創るのだ。」
そう決めてから、逆に柔らかな頭になってきました。
縺れていた心の中の糸を丁寧にほどくという作業をしてきたから・・・
だと思います。 非常に根気の要る作業で、 
とても時間がかかってしまいましたが。

やわらかく、かるく、日々漂う様々なかけらをひゅうとつかまえて
自分の眼で観る。

自分に素直で居ると、心が開いてきて、自分に優しくなれて、
人に対してもやさしくなれる。
(誰彼かまわず優しくは出来ませんが。不都合も出てくるので。笑。)
しょんぼりすることがあっても、ちゃんと立ち上がれる。

いつも以上にとりとめのない文になってしまいましたが、
素直な気持ちで、素直な言葉を発したいです。
素直でまっすぐなことばは、きっと芯の強いことば。

美しいとは

2008.12/10

日誌の時間は前後することもある。

先日、友人のcotylifereことまゆみんの個展に行ってきました。
会場は雑貨店の一角なのだけど、ひとつの部屋のような作りで、
空間全てが作家の持つ空気に満たされている感覚になりました。

「3つの宝物  Mes trois trésors」

彼女が持つ美意識、空気、彼女の想う3つの宝物、空間構成の力。
表現力が素晴らしいと思いました。
凄まじい努力の果てにある美しさというのは本当に美しくて、
神々しささえ感じます。
作品や表現については、自分のものも人のものも冷静に見る質なのですが
何だか泣きそうになってしまいました。
正の力も負の力も浄化させて、美しいものへと転化させることができる、
そんな表現力を持つアーティストだと感じました。
真剣にものごとに取り組めば、人に伝わる。
身の引き締まる思いでした。

そんな彼女の作品ひとつ、わが家にひとつ加わりまして。

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よい仕事とは

2008.12/9

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作品の撮影日。
撮影のために前日から作業テーブルを塗り替え、手順を何度も確認。
本気と書いてマジと読んじゃう5秒前。(古っ)
あるフライヤーに使う作品の写真撮影で、
今回は写真を生業としている友人O氏に撮影を依頼。
半端ないくらい久し振りの再会&その割には急なお願いを、
快く引き受けてくれました。大感謝です。

作品制作の過程も撮影することになっていて、私は
まったく喋らず黙々と作業、友人も黙々と撮り続ける、なのでした。
集中して、互いに良い仕事をしようとする時間は
なかなか有意義でした。(最初は緊張しましたが)
こういう形のコミュニケーションというのもあるのですね。
真剣に取り組めば、人に伝わる。それがいい仕事に繋がっていく。

撮れた写真、すごくよかったです。
「作業工程を写真に残すってあんまりないことだし、せっかくだから」と
いろんな写真を撮って頂きました。
制作中の私が被写体になっている写真もあり、
私ってこんな顔して制作しているんだなあ・・・と発見したりも。
5年ほど前に撮ってもらった制作風景よりも、表情が柔らかい。
単に歳を重ねてまるくなった、というのもあるだろう。
・・・いろんな意味でな。物理的にとかな。

写真は数百枚に及び、その中から更に厳選して何十枚か選んで
次はフライヤー担当のデザイナーS氏にバトンタッチ。
「いい感じの写真ですよ〜。楽しみにしててね。」とのこと。 
う〜ん、楽しみ。

ここ数日、ある出来事ですこし気が滅入っていたのですが、
それとこれ(仕事)は別物。
自分のやりたい事・やるべき仕事に真剣に取り組んでいると
気持ちも自然に仕事へシフトしていく。
仕事を逃げ場にしてはいけないが、仕事にまっすぐ向き合って挑戦すれば
結果として仕事に救われることって大いにあるものです。
私は様々な形で表現をしていくことを、とてもとても大切にしていて、
ここで文章を綴る事も表現のひとつ。
表現する自由は誰にも侵されない。

「いい仕事」は、愉快でないことも吹き飛ぶくらいの大きな風を持つ。
大きな風に、やりたいことの風に乗っていくのだ。(か〜っこい〜)

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冬仕様

2008.12/7

一昨日あたりから、寒波。
すうすうする格好はたまらなく寒いので、
外出時はしっかりコートにニット帽。
家の中でもニット帽。
靴下はウール素材がメインになります。
更に膝掛けをストール代わりにしたり、
椅子の上に置いて座布団のようにしたり。
エアコンもちいさなストーブも、活躍中です。

寒そうな服装でお洒落を楽しんでいる皆さんを尊敬します。
逆に、しっかり着込んでなおかつ可愛らしくお洒落をしている女の子も
とても素敵だなあと思います。

今日は外で体がとっても冷えたので、帰って早めに入浴して、
切干し大根とお揚げの含ませ煮を仕込みました。
明日には食べ頃になっているかしら?

foo さんにキーケースのお届け。詳細はこちらです。
クリスマスも近いですし、贈り物にも如何でしょう。
久し振りに自分で草木染した羊毛で、制作しました。

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朝ごはん

トースト1/2
バジル入りアボカドディップ

バナナとヨーグルト
珈琲

今日はめちゃめちゃ寒いです だので
いつもの寝間着にジャージを着て寝ました
大学の時から着ている古着ジャージ
しかも貰い物
未だ現役、大活躍です
nよ、ありがとう。

さあ、昨日の作品を仕上げなくちゃ。

20081206yorugohan.JPG夜ごはん

トマトとツナのパスタ
朝の残りのアボカドディップ
牛乳

一日家にいる日は、起床したらまず
顔を洗って軽く身支度。
そののち、珈琲か紅茶などを煎れて
食べられるようなら固形物(笑)を用意して
音楽をつけて、朝ごはん。(昼兼用)
音楽は一日ほぼ流しっぱなし。
それから洗濯と掃除をしつつメールチェックをし、
事務的な作業をします。
そして今日の予定・やることを確認して制作に入ります。
合間にお茶を煎れ、ベランダで休憩しながら
リフレッシュ。ここでも、これからやるべき
作業の工程を確認して整理します。
そしてまた、制作。
夕方は接骨院に行く日もあれば
スーパーでお買い物をするだけの日もあり。
それから夜ごはんを作って食べます。
ちょっとひと休みしたら再び制作。
忙しければ深夜まで作業することもあるけれど、
大抵はある程度の所で切り上げて
事務作業をし、明日の予定をメモに箇条書き。
日誌もこの辺りで書くことが多いです。
あとは入浴、スキンケア(怠るとお肌が大変なことに!!)。
家事をしたり、日記を書いたり、ネットを見たり。
枕元には読みかけの本があって
眠る前に読むことにしているのですが、
1ページも読めずに気絶することもしばしば。
体を伸ばすストレッチは、一日のそこかしこでやります。

こうして書いてみると、
確認作業を細かくやっている事に気付く。
いろんなことが同時進行であるから、
まめに整理しておかないとパニックを起こすのです。

日々の匙

2008.12/5

まめに日誌を書いていて大変だねと言われる事もあるけれど、
早いときは15分くらいで書くし、私は文章を綴るのが好きだ。
言葉を選んで、日々感じた事を書く。
そこにプラスα、読んでくれる不特定多数の人の事を考える。

今日は接骨院へ。
かかっている先生の手技はかなり強いので痛いけど、
終わると体がすごくほぐれていて、歪みが矯正されているのを
感じる。
そのあとで食べるごはんの美味しいこと。
制作の具合も全然ちがうのです。
フェルトメイキングの作業は、「手のセンサー」を働かせて
かける力を微妙に変えたり、フェルト化の状態を手で感じる事が
大切で、いわゆる微妙な匙加減というやつです。
体を整えるとこの働きがとてもよくなる。

忙しい時ほど、ものごとを丁寧に。

コンディショナーを買ったつもりが
帰って見てみたらシャンプーだった。
人生で二度目のできごと。
しかし、いつから「リンス」と呼ばなくなったの?

「過去に生きる人」を見た。
彼らは勿論、今を一生懸命生きているのだけど、
心は過去に在るのだ。

詰め詰めスケジュールの日々で、流石に首と肩が張ってきた。
上を向くと痛いので、うがいができない。
明日は整骨院だな〜。

nocturne

2008.12/3

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いつか見たはずの光のために 僕らは生きる。

家を出たら知らないおじさんが通路に立っていた。

私に気付くとこちらに歩み寄ってきたので
危ない人だったら戦わねばと
猫並みに全身の毛を逆立て身構えていたら
異様なテンションで「今年優勝したから!プレゼント!」
と、こちらが口を挟む間も与えず「これもあげる、これもあげる!」
私の両手にカレーセットやタオルやら金券やらを積み上げ、
その超マシンガントークの流れと勢いでひと言、
「三ヶ月だけ新聞購読して応援してあげて!」

・・・昨今の新聞勧誘はすごいな。

「いや〜、私学生なんでお金もないですし他の新聞読んでますし」
「三ヶ月だけだから応援してあげて!優勝したんだし!」
「テレビ見ないのでそのことも知らないんですよ」
「両隣さんも読んでるよ!」
「はあ、そうですか〜・・・」
「何新聞読んでるの、○○?それとも○○?」
「いや〜、まあいろいろと」
「どこ?どこなの?○○か?三ヶ月だけ、あかんか?」
「そう仰られても無理なので、これは購読してくださる良き方に
差し上げてください。」
丁重にお断りして貢ぎ物の山を差し出したが、
「そうか、あかんか」
と貢ぎ物を再び受け取ったおじさんに吹き出しそうになった。
あれは営業アイテムなんだな。
貢ぎ物の積み上げから購読のお願いまでの流れが神がかっていた。
そして私は疲れた。

ちなみに勿論、学生ではない。
しかしこの場合の嘘は、よいでしょう・・・
と思いつつも、若干凹む。

月齢3.7

2008.12/1

夕刻、西の空。
見た?

宵の三日月と金星と木星とが近づいて
私、それはそれは美しい光景を見ました。

月の上の向かって左、ひときわ明るく見えたのが金星で
右側で少し暗い光を放っていたのが木星らしい。
今日が最接近の日で、「ランデヴー」などという
ロマンチックな呼び方をしたりもする。

美しい女性の様に柔らかくて、クールに張りつめた月と、
傍に在りながらも自立したように光を放つ金星と木星。
ちなみにこの三つの宝石の下の方に、私の星座でもある射手座を含む
南斗六星が見られるのです。

宇宙は広くてこわくて、目眩がしそうでわくわくする。
理屈じゃないものって、強いのね。
自分はとってもちっぽけで、毎日ちょこまか動いてる。
喜ぶ、笑う、お仕事する、浮かれる、暴走する、撃沈する。
かっちょわるくて人間らしくて、愉快です。
まあまあ、今日も明日もがんばりましょうか。
納品のお知らせ、もう暫くお待ち下さいませ。

目の下のクマがちょっと気になります。
熊ならかわいいのに。
宵の三日月・・・。ツキノワグマ?
脳内連想ゲームはおかしな方向へ。

2008.11/29

       

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色、いろいろ、色 イロ。

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今日もいろいろ研究中。

ごはんは土鍋で炊く。
羊毛と向きあう。
ハイフェッツに心ふるえる。
柿が美味しい。
お揚げと水菜ともやしの炒め物が美味しい。
自分でいれた珈琲も美味しい。

・・・食べ物関係多すぎね。

でも、食べものがおいしい、というのは
素晴らしいことなのです。

現在未来は、きらきらとして見えます。
過去も、よくみれば小さな原石が転がっています。
それは小さなビーズの粒のように
ささやかなものかもしれませんが
私にとってはとても大切なものたちです。
その粒を見つけて、拾って集めて、生きて
雨降る日があっても、それをちゃんと思い出せる
そんな人になっていきたい。

今日はとても嬉しいことがありました。
がんばれそうです。

朝から狐の嫁入り的なお天気で空はまるで女心の様である。

女心全開な乙女は苦手やなあとか、

やることがいっぱいで鼻血出そう、とか、

作品アイデアを一から考え直す事に決めたので

素材も一から見直そうと布屋に入り浸り布の山に立ち眩んだりとか、

昨日から脳がうまく働かなくて、何でだろうと考えたら

病院に行くのまた忘れていた。・・・とかそんな毎日。

よく制作に関わる物事のことで協力を仰ぐ時に、

「仕事とは別にこういうのに参加出来て嬉しい」という言葉を頂くが

こっちは仕事で真剣に取り組んどるんじゃい、と

ギャップを感じる。 まあどうでもいいことなのです。

私がすべきことを一生懸命やればよいし、そうすればきっと伝わるし、

相手にも悪気はないので怒ることではない。

と思いながら制作と家のことをしていたら友人からメールが届いた。
あるモノのラフ案である。予想より早く届いて驚いたが、
何よりすっごくかっこよくて、しびれた。
仕事の出来る人って、好きだな。
途端に元気になって来て、私は私でやりたいようにやっちゃおうと
腹をくくる事が出来たのでした。
昨日布山に埋もれながら選び出した素材。
こいつを使って良き作品を創るべし。
しかし先ずは病院に行って来よう・・・
早く行かなくていい毎日が来ますように!

お詫びと訂正

2008.11/26

昨日こちらにてお知らせした作品の納品日、
諸事情により一日遅れます。
28日に到着します。ご注意くださいませ。

冬花火

2008.11/26

かれこれ13年程の付き合いになるアイロンの
コンセントとコードのつなぎ目が劣化→断線→火花。
もはやこれまでかと一瞬覚悟したけれど、
知人さんに直してもらって無事生還、大感謝です。
本当によかったよかった。
これからもよろしくアイロン君。
君がいなくちゃ作品は仕上がらない。

お知らせ更新しております。
東京のIN MY BASKETさんにお届けです。

連休は泣きたいくらいに忙しく、首がゴリゴリパリパリ。
それでもかなり元気だったので制作してみたけれど、
ちょこまか失敗しまくりで。
ごめんよ羊。

今日はゆっくりめに起きて、ごはんを食べて家事をして、
お買い物に出かけて、それから制作。
店舗さま用の作品をつくったり、
ティーマットの新柄を試行錯誤したり、
色合わせを決めたり、いろいろと。
紅茶を沸かしてベランダで北風ピープーに吹かれながら一服した。
ふいに涙が出てきて、私は子供みたいに泣いた。
うまく答えられない種類の。
いろんな気持ちが一緒になって混ざり合って、でてきたような感じ。
だからって、ネガティブになっているわけでは決してなく、
むしろとても前向きであるような気がしてくる。
言葉にならない感情のための、自分自身に対してとても素直な涙。
へっちゃらなふりなんて、しないと決めたら楽になる。

歳は重ねてゆくけれど、大人になっていない部分が
私にはたくさんあって、そういう人は私だけじゃなくて
他にも居て、「世間一般の大人」と「大人じゃない自分」との
バランスを取りながら日々生きているんだと思う。
こういう気持ちををわかり合える人とわかり合えない人とがいて
わかり合える人との会話は心地よい。
皆みたいな速さで人生を歩く事は出来なかったし、
皆がどんどん超えていくハードルのようなものをうまく飛べなくて
飛ぼうとしてもこれがなかなか難しい。
でも、いいのだ。これで。

ずっと制作を続けてきて本当によかった。
みんなががんばって生きていて、それが嬉しい。
何にも出来ないかもしれないけれど、
誰かの暮らしが幸せになるような作品を目指して創り続けたい。
まだまだ甘っちょろい私だけど、がんばる。そう思いました。

nv-records.JPGもうすぐ展覧会の友達のために

作業に合いそうなBGMを選んで
CDにして送ってみました。
パッケージもかわいくね。

個展間近の状況は
身にしみてわかるので
応援せずにはいられません。

ストーブをつけてもやっぱり寒い京都の冬。
風邪ではないのですが、お鼻がずるずる。
寒いと鼻が赤くなるのは私だけ?
作業場では、たっぷりしたカーディガンに膝掛けが必需品。
それから温かいココアも。

制作以外の事で異常に慌ただしくて家に帰ってもぐったり、
制作どころでなかった今月を反省して気を引き締め直しています。
今日はワークショップ案の作業。
明日は制作。
できている作品もあるから、早くみなさんにお披露目するために
テンポアップ。だ。

ここを読んでくれている方たちや友達からメールが来て、
私がいろいろとやれていることをとても喜んでくれて
私の幸せまで願ってくださるかたまでいて
うれしいやら申し訳ないやら(何故?)の気持ちでいっぱいです。
一人で過ごす事が苦にならない方で、お茶を飲みにいくのも
ごはんを食べにいくのもお買い物も一人で楽しめちゃうほうで
ぼーっと妄想していたりもしょっちゅう、ですが
人並みに心細いだとか 泣きたくなるとか そういう日もあったり。
だから声を掛けてくれる人がいてとてもうれしいです。
うまく言えませんが、そんな感じ。

みなさんに京都より愛を込めて。

toccatina

2008.11/18

明日の準備。
黒い服、黒い靴。黒いコートもね。
靴も磨いておかなくては。

みなさま、いつもメールありがとうございます。
ひとつひとつ、目を通しております。
強く正しくたくましく、がモットーですが
いつまでも子供みたいな部分が抜けない私です。
だから、いつも誰かの存在があることを感じつつ
明日も元気にがんばりまっす。

今日は一段と冷え込みました。
みなさま風邪には気をつけて。。。

Believe it

2008.11/16

くるしいことがあったとしても
毎日はきちんとやってくる
気付いたらあっという間に時間は経っている
雨音を聴いて 雨の様な粒をこぼし
柔らかい毛布に包まりながら
私は旅を続ける
風みたいに自由に
その日の自分の風向きで 決める
まっすぐに 信じる方向で
後悔のないように
心の底に落としたはずの雫が
未だにふわふわ漂うこともある けれど
それさえも まっすぐに見つめて
私の周りの人達が
自由で幸せで居られますよう

個展時にオーダー頂いた作品がようやく完成。
お手紙も書いて作品と一緒に同封。
ひとり手作業でやっていると、お届けまで時間がかかります。
他の制作と平行して順番にやっていて、
小さな作品でもこの順番を守らなければならないからです。
ですので、お会いした事のない方からのオンラインのオーダーを
やっていません。やり出すと今以上にお待たせしてしまうし、
相手とのコミュニケーションがメールだけだと
相手が見えないからどんな作品を創ればいいのかが見えて来ない。
でも、今のやり方だと直接やりとりができるし、
こうして一筆書くこともできます。
時間がかかっても、丁寧なやりとりで作品を届けたいのです。
ご了承くださいませ。
とはいえ、見直さんといけん部分は色々あるのですが・・・

今更ですがモー娘。にハマっています。
けっこういい曲が多いんやなあと新たなる発見。
聴いてると、なんか元気出てくる。
ベースラインがかっこいい曲が多かったりな。
本当にいろんなテイストの曲があるし、
そういうのが出来るのはアイドル曲の特権だと思う。
深い森の不思議ちゃんと俗っぽいのが混同しているのが私なのだな、
ああそうなのだ。
制作に没頭するときや元気が欲しい時にこういう音楽をよく聴く。
でも心はあっちの世界に行っている。
自分でも謎。

vital signs

2008.11/13

   

人は何度でも繰り返す
同じ作品を創るし
同じ悩みにぶつかる事だってある
でもその繰り返しは
一見同じように見えて
同じではない
必ずどこかに変化がある筈
それを見逃さないようにしよう。

生きている。

私は生きていて良かったと
心から思う

昨日の作品がまだ乾かない。
冬なのだなあと思う。

仕事のあとで、寿ビルのギャラリーギャラリーへ。
先日大学の先生にお会いした時、
「丁度今展覧会をしてるのよ。良かったら観に来て」と
案内を頂いたのでした。
先生の表現とアイデアは凄かった・・・相変わらずです。
というより、パワーアップしていました。
手を痛めておられるらしく、力の必要なファイバーアートではないの、
と仰っていたけれど、表現したいことがストレートに、強く
伝わってきました。やっぱりすごいなあ。
私も強くなりたい。いや、なるのだ。

そして、私が出来るやりかたで表現をする。

ずっと自分の居場所を探していました。
富山に一度戻った時に、ああここは今の私の居場所ではない、と
感じ、それを人に伝えてはみたけれどうまく伝わりませんでした。
・・・ってそんな事はもうどうでもよく、
自分の居場所は自分で探して、自分でつくりあげていくものなのだと
今は思います。
京都に再び居を移してもうすぐ5年。
ようやく、自分の居場所だと感じられるようになってきました。
この街と、人と、何より自分の弱さと向き合えるように
なったからだと思います。
私を変化させてくれたのは、周りの人達のお陰。
以前も書いたけれど、自分の居場所というのは
物理的な場所のことだけではなく 心の在り方でもあるのだと
その確信を深めています。

そのあとは打ち合わせ。
ワークショップの計画が持ち上がっていて、その概要を聞いてきました。
色々あって精神的にもへろへろしていたのですが、
お仕事のお話をしていると段々集中してきて
このワークショップをやる意味だとか、コンセプトだとか、
ぼんやりとしていたものの輪郭が見えてきました。
あー、がんばらんなん。

重ね着が最近自宅に居る時の定番になりました。←寒いから
コンタクトレンズはきっと一生使えない。←怖いから

IN MY BASKETさんのDAYS に、先日お届けした作品が
画像つきでありますよ。
スタイリストでもある店主の宮下さん。
ディスプレイや器との組み合わせ、いつも参考になります。

本日、ひたすら制作。
自分の踏み入れた世界が広く深すぎてくらくらしてきます。
自分をアピール出来る何かが欲しくて、
何も分からんまま美大に入って、そこで出会ったのは
奥深いフェルトの世界。
まだまだヒヨッコでございます。でも、
勉強する事があるって、いいことだなあと思いました。

大学の教授に、9月の個展の作品を観て頂く。
最近体が重いなあと感じていたので運動がてら自転車で母校へ。
明日から入試で、学校はお休みだったけれど
一番見てもらいたい先生・・・在学中に担当して貰った先生に
ばったりお会いできた。会うべき時に、会いたい人に会える
これも運命なのかもしれない。
短い時間だったけれど、ぱっと放ってくださった言葉が
私の心をあっさりと晴れやかにする。

その言葉が白い羽根になって、青い空にふわりと舞った。

それにしても、学生時代より体力があるのではないかと思うくらい
あっさりと自転車で学校まで辿り着けた。
毎日のように三条まで自転車で行き来しているうちに
体が健康になってきたのかもしれない。
大きく体調を崩してから5年、あまりに行きつ戻りつの体調に
時に苛立ちを覚えながらも病と向き合ってきた事が
少しずついい形となって私の心身をほぐしていくようだ。
制作を、もっとがんばらなくてはいけない。
以前と違うのは、正しい方向でがんばる ということだ。
それは精神的にももちろんだし、肉体的にもそう。
ちゃんと食べて、眠って、動いて、そしてがんばる。
すごくがんばるけれど、寝不足とかオーバーワークとか・・・
そういうがんばりはやってはならないし、そもそも出来ない。

私の時間の流れを知る近しい友人は、
私が元気になってゆくことを喜んでくれる。
放っておいて欲しいときはそっとしておいてくれる。
率直な意見を言ってくれる。
それらは単純に甘やかさない、深い愛情だと思う。
何かお返しをしたいけれど、どうしたらいいかわからない。
彼らが困った時や助けて欲しい時に支えられる、
強い人になれたらいいな。

周りの人と自分自身がとても大切。

七夜待

2008.11/8

河瀬直美さんの「七夜待」を観に行ってきました。
なんと河瀬監督の舞台挨拶付き。(Hちゃんありがとう)
映画の事、伝えたい事、見所がご本人から聞けて良かったです。
お話がお上手でその内容も興味深く、聡明な女性でした。
映画も本当に素晴らしかった。

長谷川京子さん演じる彩子は私と同年代の女性。
たった一人でタイへやってきます。
言葉が通じない。辿り着いた場所がどこなのかもわからない。
その事に戸惑い苛立ちながらも、
人と心で触れ合う事で少しずつ変化していく。

この年齢の女性だからこそ感じる事がすごく伝わってきました。
特に同世代の女性に観て欲しい作品。
・・・なんて、えらそうですが本当にそう思います。 
それにしても、司会の人の「癒しの映画ですね!」と言うコメントには
はてしない違和感を感じました。
タイ、森の中、古式マッサージなど、一見癒しとも取れるアイテムが
ちりばめられてはいますが、これは癒しの映画などではありません。
大人になった私たちが目をそらしたい事、考えたくない事、
曖昧にしておきたいこと、ごまかしたいこと・・・
そういったことから貴方は目をそらさずに生きているか?
自分自身ときちんと向き合っているか?
人とまっすぐに向き合っているか?
という問いを、容赦なく突きつけられる作品だと思います。
ついつい逃げ出したくなる私にとってはある意味恐怖映画。

想う事と表現とのリンクがうまくいかないなあと感じる事があり
そのズレをなんとかしようと日々制作に向かっているのですが
解決のヒントとなるような映画でした。
と言っても、具体的なヒントがあるわけではなく、
「私自身がどう動くべきか」の糸口がみつかりそうな感じ。

寒がりな羊

2008.11/7


samuiasi.JPGのサムネール画像
冷え性の重ね着。
分厚いものを一枚よりも、
薄手のものを何枚も重ねて着るほうが
暖かかったり。

室内でもストールなどの巻き物と
ニットキャップをご愛用。

制作が立て込んできました。時間が足りない今日この頃。
これからのこと、仕事場のこと、
今抱えているお仕事たちについても同時進行で行動中。
納品のお知らせやワークショップのお知らせは
また”お知らせ”にて後日。
もうちょっとお待ちくださいませ。。。

日誌を書いていない間、大阪に行ったり
いろんな方に意見を伺ったりもしていて
連休中もとても忙しくしていました。
もう暫く続くかも。
好きなものや興味あることはいっぱいあるけれど
やっぱりファーストプライオリティは活動のことであります。
って、本人が一番分かっている事なのではありますが。
たまに書いておかないとね、とか思うわけです。
仕事の事で悩むのは当たり前なので、
すんなり受け入れて行こうと思っています。
自分をすべて受け入れ認めてあげられるのは自分自身しか居ません。
これはきっと、誰でも同じだと思います。
でも、人の存在ってとても大きい。
近頃会いたい人に会えたり、いろんな友達にまた会えたりと
対人運も良さげなのです。
来年が楽しみだねぇ。

先日念願のオリーブの苗を手に入れました。
また植物が増えて、作業場は賑やかです。

願い

2008.10/30

東京のお取り扱い店、IN MY BASKETさんにも、
おひさしぶりに納品させて頂きました。
詳細はお知らせをご覧下さいませ。

早いものでもうすぐ11月です。
今年は年明けてしばらくしてからずっと調子が悪くて
各店舗さまにもお休みを頂いて、
「創りたいのに創れない」という状況が長く続いていました。
それでもこうやって作品がお店の方々に温かく迎えて頂けて
感謝の気持ちでいっぱいです。
自分のやりたいようにしか創れないし生きられないけれど、
周りの方達が支えてくださっているという気持ちは
忘れないようにしたいです。

表現すること、生きること。どんなに苦しくても最終的には
自分を助けてくれるのは自分しかいません。
だから精一杯、自分とたたかってください。
いつも勝てるわけではない。自分自身に負けるときだってあります。
でもそれでいいと思うのです。
転んでも自分の力で立ち上がれるような力を、どうか。
と、遠くの友人に向けてこのメッセージを送ります。

くるくる

2008.10/29

rollcake.JPG

昨日、ひさしぶりに家の事をしました。
ロールケーキまで作っちゃいましたよ。
昔、何で家庭科の点があんなに悪かったのか・・・
というより、家庭科で作るものって
エプロンとか鮭のムニエルとかで、全く興味がありませんでした。
「そんなん要らんし・・・」「食べたくないし・・・」みたいな。
自分で言うのも何ですが、好きな事やりたい事には凄い力を出せるのに
興味の無いもの、嫌いなものにはまったく力が出ないのです。
例えば私は日本史が好きだったのですが
教科書を読むだけで勝手に頭に入って来るので
勉強しなくても良い点が取れたものです。
その代わり理数系の点はすごく悪かった。すごくすごく・・・
そういう所、昔から変わってないなあと思います。

果物の入ったロールケーキが大好き。
フェルトの工程に「ローリング」と呼ばれるものがある。
望む望まないに関わらずロックな人生。
私には「くるくる」が付き物のようです。

JAMPOTさんに本日無事、新作が届いたようです。
早速新着informationに載せてくださいました。

いろいろ納品しました。
詳細はお知らせをご覧くださいね。

いとし紙展「紙旅」の作品も無事納品を終え、
あとは展覧会がはじまるのを待つばかりです。
今回は作品のご依頼とお届けのみで、展示にはノータッチなので
観に行くのが純粋に楽しみ。

ずっと携帯の調子が悪くて機種変更しなくちゃなあと思いながら
数ヶ月(長っ)。
今日やっと新しい携帯に変えました。
メール機能とWEBを見ることしか出来なくなっていて
携帯としての機能をまったく果たしていなかったのでした。
携帯を家に忘れて外出してしまう事もしばしばな私ですが、
流石にこれはまずいだろう・・・と。
普通のデザインでいいんです。
変な機能もいりません。
使えればそれでいい。
デコ電?何その労力。
って感じなのです。

Love to the work

2008.10/23

しとしと雨が降っています。
京都は昨日、時代祭でした。
小雨の降る中、沢山の人で賑わっておりました。

どんなに小さな作品でも、大きな作品でも、
かける愛情は同じだなあと思いながら制作をしています。
本当にものづくりが好きで、だからこそ悩み、
だからこそ喜びもある。というようなことを
手を動かすことで確認できています。
仕事に対して愛情を持って向かうこと。
当たり前のことなのですが、好きな事=いつも楽しい ではなく
好きな事だからこそどんな逆境にも耐えられる、続けられる
・・・なのだなあ、と。

私の周りには仕事に対して愛情を持っている人がいて
その人たちから仕事の姿勢を学ぶ事が多いです。
その姿はとても厳しく、尊いです。

肌寒い日も増えてきました。
皆様、お風邪など召されませぬよう。

お知らせを更新しました。
ちょこっとですが、carbonさんでの企画展「紙旅」に参加します。
店主さんの人柄も大好きで、もう7年のお付き合いになるお店です。

少しは自分の気持ちに素直になってきたかはわかりませんが、
とりあえず、元気です。
もっさんの成長具合が凄すぎて、日々戦々恐々としています。
朝晩は冷え込むけれど、お天気の良い日が続いていて
今日は寝具を全部干して、床も雑巾がけをしました。
手入れの行き届いた空間に住んでいることに最大の喜びを感じます。

「人生は短いのよ。文句を言っている暇などないの。
目の前にある幸せを精一杯味わうことよ。」

ターシャ・テューダーの言葉です。
格好良すぎます。
「まったくです、本当にすみません」と言うしかありません。
9月に心斎橋大丸でターシャ・テューダー展をやっていて、
すごく行きたくて部屋にフライヤーまで貼っていたのに行けず・・・
先日この展覧会に行った夢まで見てしまいました。
でも、sajiが送ってくれたCDと一緒に入っていたお手紙が偶然にも
ターシャの葉書だったので、嬉しかったです。

最近ケチャップごはんにハマっています。
オムライスの中に入っているような、アレです。
月末になるとこのメニューが頻繁に登場。

おはようございます
今日もいいお天気だー

昨日から作品をつくっています
てのひらにのるくらいの小さな作品
どこかに出すものでもなく
ただ、今やりたいものを形にしている最中
初期衝動を取り戻すかのように、つくりたいものに向かって
まっすぐに進むことが今の私には必要なようです

11月にあるcarbonさんでの展覧会「いとし紙展」に、
ご縁あって参加することになりました
それにむかってたったひとつのモチーフを前に試行錯誤中
バランスや大きさ、色、素材・・・
むむむ、むずかしい

思いや悩みは尽きないものですが 不器用でも
素直に真っ直ぐに、何事も後悔のないようにと思います
やらずに後悔するよりは、やって反省したほうがいい、かな。

tukinoutuwa.JPG
僕の器は夜の月
ちいさなお豆は2個3個
僕の手のひらとても小さく
包んでいたい 優しいものは
届きそうでも届かない
何処へ往くだろ夜の月

tenohirautuwa.JPGのサムネール画像

2008.10.19の作品は ”月の器”

Initial impulse

2008.10/19

おはようございます 今日もこちらはいいお天気です
秋が空気を満たしています

制作をしながらずっと心に引っかかっていたことは
初めてフェルトに出会った頃の衝撃とか喜びとか
自分の手からものが出来ていく事の喜びとか
何よりも自分のやりたいことをやりたいようにやっていくこととか
そういったものがどんどん薄れていっている事でした
私の事なんて誰も知らなくて、だからこそ思いっきり出来ていた事が
できなくなっているような窮屈さをずっと感じていました
数を「こなさなくちゃならない」とか
「求められているからつくらなくちゃならない」とか
思うようになってきていて
そういうことを見ないようにしてきたけれど
もう気持ちをごまかすことなんてできないくらい
ちゃんと真っ正面から見つめないとだめになってしまうくらい
気付かないうちに自分で自分を追い詰めていたんだなあと
ここ半月程いろいろと考えて、思いました

こういうことをここで書くと 多方面で
様々な誤解が生じるだろうなあと危惧していて
なかなか書けないでいたけれど
やっぱり私は自分に正直にしか生きられないし
そうでないと、死んでしまいそうな気持ちになる
「そういうことをうまくやり過ごして生きていくのが大人なんだよ」と
言われる事も承知で、でもそれでも私は、
「それが大人なのなら、大人になれなくてかまわない」
そう思います。
最大級のわがままを貫いて生きていきたい。
今、自分がやりたいことをやる。
それが人に受け入れられなくても。
自分と自分の作品に対して一番素直で正直でいようと思います

そうでなきゃ、表現してる意味なんてないじゃない?

友達の展覧会をみにいく
蝋けつ染の作品
彼の作品は大学の頃から観ている
作品は雄弁にそのひとを語るというけれど
まさにそうだった
いい作品を創るなあ、と思った
蝋けつ染っぽくないところがまたよくて

制作で思うことをぽつりぽつりと聞いてもらった
真面目な話は余りしない仲だけど
私の本質をさらりと言いのけた けしからん。
私もずっと作品を観続けてもらっている
初個展のとき、「今年観た展覧会の中でベスト3に入る」
そう言われて とても嬉しかった事を思い出した
スランプも3年続けば実力になる と今日言っていたっけ
何だか妙に心に残った
聞けば年中スランプらしい 笑ってしまった

作品に出会って私を知ってくれた人
サイトの日記から興味を持ってくれた人
作品を人前に出し始めたときから知っている人
ずっと見ていてくれる人たち
本当に、ありがとうございます 

さあ、涙が出るくらいに素敵な
あきちゃんの歌を聴きながら
言葉を空に投げよう

下の階の住人のお陰で
夜中にお腹が空いてしまう。

  okura.JPGのサムネール画像

自分のためのものづくり。
模様が納得いかなくて没にした作品に
革でパッチワーク

poshe.JPG

10年連れ添ったデニム
処分しようか否かずっと迷っていたけれど
やっぱりもう少し、一緒にいてねってことで
ミシンでたたいて補強
あまりに楽しくて
デニム修理屋への転職を考えそうになる

ものを簡単に捨てないとか
大切にするとか そういう
願いが込められたものづくりを
私は しているはずだった

自分のために手を動かすことは
今あるものを大切にすることに加えて
自分自身や自分の思いを
大切にすることにもつながるのかもしれない

自分に必要なものは何だろう?
自分に必要ないものは何だろう?

何を持って 何を手放そう
そして何処へ行こう

A message

2008.10/15

DSC00017_2.JPGのサムネール画像

過去からも逃げないと決めたように
現在からも未来からも
逃げない

ものをつくること表現すること
それ以前に 生きるうえで大事なのは
現在を大切にすること
近くにいる人達を大切にすること

今を生きること

今現在のために苦しむのなら本望だ
不毛ではないから

逃げない
ごまかさない
怖れない
自分や人を傷つけるような 
過去や自分への復讐みたいな生き方をしない

真っ直ぐに素直に生きてみる
変化があるかもしれないけれど
わかってくれる人は必ずいる
居なければいないで構わない

すべきこと やりたいこと
それが見えない時期は誰にも 私にも
あるけれど
今に心がフォーカスされていれば
きっと 大丈夫だ。

愛する全ての人達へ

White darkness

2008.10/12

その昔 あるとき
「白い闇」というものをみたことがある

おもしろいのは
今はみえないということ
厳密にいえば
みえるけれど そこへは行かない

私が求める本当の強さというのは
苦しむ強さをもっているということ
でもかたくなにならないこと
考え続けられること
見つめ続けること
ごまかさないこと
ちゃんと泣くこと
素直であること
人に優しくあること
人を否定しないこと
自分自身を否定しないこと

で、こういうことをはずかしげも無く
書いちゃうこと

なのかもしれない

無題

2008.10/11

usuifelt.JPG

薄いうすいフェルトは
美しく透けて
その波間で
心を揺らすのだ
陽のひかりを通した向こう側に
ぼんやりでもいい
見えるものがあるだろうか と

目を凝らす

まだ飛べるか

流れるのはあの塊ではなく涙だ

ひもとく

2008.10/10

マジックテープ。
ファスナー。

発明した人、やっぱすげー。

思うわけです。

マグネット、バネポーチに使うバネ、ボタン、ホック、
留め具にもいろいろ。
工夫を重ねてつくられたものに囲まれて生活していて、
それがあまりにも当たり前になっていて
恩恵に気付かないことってたくさんあるんだろう。

降ってきました。

雨。

無題

2008.10/10

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白に透ける光

わたしが好きなもの

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   天国珈琲と月下美人
   

   

真実を書いているはずなのにことごとく違和感
すべてを書いていないからだと思う
言葉であらわせないものもたくさんある
実はそれこそが本当に表したいものだったりする
だからつくっている だから人にみてもらいたい
だから、閉じるな心。
         

          

ってことで

ふつふつ湧け

2008.10/9

次のステップへと進むための何かが必要
自分の中で矛盾のない仕事がしたい
30なのに、まだまだ苦しめ若者よ?

私がしたいことは、制作もあるけれど
大きく見たら「生きること」がしたいです

個展が終わって疲れも出ていたので
再び自炊をよくするようになりました
ちょっとしんどくても台所に立つようにしています
そのほうが、心は晴れやかです
最近作ったものの中では
バナナスコーンと手打ちうどんときな粉入りクレープが美味しかった
うどんは粉からこねましたですよ
吉弥さんの落語の中にある「風邪うどん」思い出しました
あれ、ほんっとに美味しそうなマイムなんだよなあ
・・・しっかし粉もの多いな

先日、個展の打ち上げってことで久し振りにお肉を沢山食べました
美味しかったです しかもおごりだとなお美味いという
ごちそうさまでした〜

おはようございます。

雨、やみましたね。
物干竿やハンガーたちにくっついている雨の雫が水晶みたいで、

とてもきれい。

ある人はピアノを弾くとき、とてもいい笑顔をします。
楽しそうです。
私、制作をしているとき、展覧会をするとき、
こんな顔をしているかな?
ふと考えちゃいました。

きっと、何かを表現し続けるということは大変なこともたくさんあって
楽しいだけではやっていかれない、とは思うのですが。
でも、そこを超えたら、本当に楽しくなっていくような気がしています。

私から出てきた作品たちは、空間たちは、
いい表情をしていると、思います。
そう信じます。

あっちこっちに揺れ動く私の感情の振り子。
それを、恥じないようにしたい。
振り子も含めて、愛したい。
弱い部分もあれば、ものすごく強い部分もある。それが私。
自分の最大の味方は、自分自身でなくちゃなりません。

雨色日曜

2008.10/5

朝起きたら雨でした。

雨好きだからいいんだけど。雨が降るととたんにだるーくなります。
(気の持ちようじゃないよ!)
雨音って良いものです。
Macから流れてくるピアノの音とコラボっております。

心がなんだかざわざわとして落ち着かないことってありませんか?
数日間何だかそんな感じ。
展覧会が終わった余波かな。
こういうときってあんまりごはんが喉を通らないのですね。
昨日出来た栗を食べたらちょっと落ち着きました。
こんな感じが以前にもあったなあなんて思い出した。
高校のとき、大好きな先輩に告白しちまった次の日の朝!
いやはや、なつかしい。

別に誰かに愛を打ち明けたとか(笑)
そんな色っぽいことは何も御座いません。

でも、ちょっとおおげさですが。
最近ふと気づいたのです。
今まで私は人から愛をもらいっぱなしの人生だったと。
両親から、祖父母から、友人から、ほにゃららから。
見返りとかのない愛情を。
だからきっと、いっぱい持ってるのです。
今だって、近しい愛する人びとからもらいつづけているのです。
いくらあげても減りはしないと思うのです。
今度は私が、人に差し上げる番なのではでは?と。
何かあったのか私???ふふーん。
人生はいとおもしろきかな。
さあ今日も一日をはじめるかね。

あと、ここは私が好きなように好きなことを書く場所だから、
みなさま心配とかご無用よ。そこんとこ宜しく。
気ままに生きていたいのです。
前世、猫。

栗色ホリディ

2008.10/4

思い立って栗の渋皮煮を作っていた。

一から作るのはとても手間のかかるもので 二日を要したが
ピアノのメロディアスな曲に乗っかって根気よく灰汁を取り続け
コトコトと。ちょっと人に自慢できる様な一品に仕上り、満足。
栗を煮た液が良い色で、せっかくだから草木染めをしようと染液にする。
サンプル程度の量だけ、羊毛を染めておいた。
渋皮煮は保存がきくので幾つかラム酒なぞ洋酒に漬けておこうと
思ったはいいが、私はふだんお酒を飲まないし 第一洋酒は苦手である。
よって、ない。・・・残念。
洋酒に浸かった果物などは好きなのだが。

物が沢山ある部屋は好きではない。しかし本はどうしても増えるので
時々古本屋に持って行く。
今日は大きな紙袋いっぱいの本を持って行った。
出来る事ならトランクひとつだけで生きていきたい位だ。
いよいよ本気でテレビも邪魔になってきたな・・・。

ピアノの音はいい。
高校まで習っていたから親しみがあるというのもあるだろう。
素晴らしい演奏に出会うとトリップする。頭の中に映像が浮かんでくる。
黒い鳥、鈍色の空、銀鼠色の海、佇む一人の女...
映画が出来そう。

                   画像 019.jpg

個展が終わって

もう私の世界とは切り離された空間は

ただそこにぽっかりと存在している。

私にとって展覧会は、その会場とのコラボレーションだ。
空間に惹かれなければそこで展示がしたいとは思えないし
その空間に立った時 心に響かなければ展示も制作も無理なのだ。
私にとっての良い空間でさえあれば私は土地を選ばないし
どんな遠い地でも足を運び そこで空間を創り出すだろう。
今回のギャラリーは本当に良い空間だった。
古い建物の良い所は残し 建物に尊敬の念を持って手を加え
美しい場所へと変化させた織館の試みは、成功していたと思う。
長い年月を経て美しい色になった木の床や
今の技術では作れないガラス窓の揺らぎある美しさ

地上でたったひとつの、
そのときその場所でしか味わえない空気と、
あるべき場所にあるべき作品を、と気を配り 創る、
永遠ではない濃密で儚い空間。
「Purification」の空間での感想で、
“地面に吸い込まれる瞬間”と感じた方が居られて
ちゃんと観て下さった方が居られることが嬉しかったです。
ああいった展示だから、ひゅーっと一回り観て終了、
なんて方も多いですから・・・。

展覧会を終えて、ちょっと半分幽体離脱中
でも他の通常作品も作らなければ。
関西でワークショップをする企画も浮上し。
ただフェルトでものを作るだけではない、
素材との向き合い方や制作の姿勢のことなどを
示すことのできるものになるといいなと思っています。

DSC00019_2.JPGのサムネール画像
そしてこれは、展覧会のお祝いに頂いたお花のその後。
枯れてきてドライになっても また違う美しさが出てくる。
朽ちてゆく美しさ。永遠ではないこと。
そんなことが、これからの私の探求するキーワードのひとつに
なりそうで、ここから何かが見えてきそうで。
それはまだ言葉では説明のできないものなのだけど

確かなものは何もない
永遠は存在しない
物質もそうだし ひとの気持ちだってそうだ。
その中で生き物たちはただ生きて朽ちてゆく
私はそこに深い悲しみとともに美しさを見る

shizuku.JPGのサムネール画像

個展「うたうみずうみ/Purification」
たくさんの方にお越し頂き、たくさんの作品を連れ帰ってくださり
お花や差し入れも沢山頂き本当にありがとうございました。
ギャラリーのスタッフの皆さんにも大変お世話になりました。

いつか、また。

senseihana.JPG

個展「うたうみずうみ/Purification」明日は最終日です。
廣田は28日一番の特急で会場に向かう予定。
展覧会をすることに決めてから数ヶ月、
長いような、あっという間のような、不思議な時間でした。
はるばる遠方からお越しくださった方々、偶然展覧会と出くわした方々
多くの人に来て頂けて、本当に有り難く思います。
支えてくれた沢山の人達にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
あの空間も明日までで、同じ空間はもう二度とできないのだなあと思うと、
少し寂しくもあります。
自らの手で空間を終わらせるという最後の仕事も含めて、
明日一日を大切に過ごしたいと思います。

ちなみに、「うたうみずうみ」というタイトルは、
両親が考えていた私の名前候補のひとつ「詩湖」から来ています。
(そんな詩的な名前から何故今の名前になったのかは謎。)
でも、今の名前も好きです。
単純明快な所と、名字と名前との繋がり具合がしっくり来ている所が。

そして「Purification」は和訳すると”浄化”。
人は純粋で美しいままの心だけでは生きることはできません。
自分でも驚くくらいの、黒い渦のような感情も起こります。
それらと時間をかけて向き合い、それが浄化の塊となって
心に静かに落ちていけばいい。
忘れることなく、どこかに押しやることなく、ちゃんと向き合いたい。
そして、閉じた心を外に向けてまっすぐに健全に、解放させる。
このテーマと立体作品の形は4年前の個展から変わらないテーマ。
私の心の中にある世界を目に見える形にしたものです。
これからもこのかたちを続けるかもしれないし、
全く違ったものが出てくるかもしれない。

でも、「Purification」は観た人がそれぞれに何かを感じてくれればいい、
私の個人的な想いに限定されて欲しくない、と思います。・・・今は。

雑誌の撮影のための作品をつくりました。
詳細はお知らせをごらんください。

utaujmizuumi1.JPGのサムネール画像個展「うたうみずうみ/Purification」

28日までですよ。
ほんのちょっと
小さくですが展示の模様を。
白いカーテンの奥には
Purificationの間があります。
在廊中、ぺたぺたと裸足で
何度も歩きました。

朝晩肌寒くなってきました。
薄い上着を持ってお出かけしないと、風邪を引いてしまいます。

ふつうの皮をかぶってふつうのふりした赤ずきんは
自分があまりにも平凡なことにしょんぼりし
凡庸な才能しかないと思い それでもまだまだ楽しみたいと思う。

花は 咲くか ?

1%の才能と99%の努力。ってアインシュタインが言っていたっけ。

作品を仕上げて送ってしまったあと、
制作に使う道具を入れている箱を整理する。
色や形がまちまちの紙の箱に茶色い紙を丁寧に貼り、
見出し用の金具をつけて積み重ねると、統一感が生まれる。
見た目の美しさを大切にすること、整理することは
作業をしやすくするための、また自分が気持ちよく空間に居るための
工夫でもある。部屋を可愛らしくしたり飾ったりするよりも、
整理することに重点を置くほうが私には向いているようだ。
形やデザインがすごく気に入っているのだけど、丈が長いなあと
ずっと思っていたトリコ コムデギャルソンのワンピースも、
重い腰を上げ裾上げすることにした。
デザインがちょっと独特でうまくできるか心配だったけれど
少しずつ長さを測りながらカットした。
この作業で、服のデザインに感動し、縫製の美しさに感心し、
やはりここの服はすごいなあと思った。
しかしカットするだけで疲れ、縫い上げるのはまた今度・・・
(サグラダファミリアばりにゆっくりな私だ)

たぶん私は、皆が買うより服を買わないのではないだろうか。
10年位前から着続けている服がいくつもあるし、すごく吟味して買ったもの
ばかりだし、どれも気に入っているので飽きたらすぐ着なくなる、
ということがあまりない。
質の良いものを買えば、ほんとうに長持ちするし。
昔はうまく着こなせなかった服も、大人になって色んなものと合わせて
着られるようになってきた。

滅多にない自分のためだけの時間、大切に使いたい。

大雨警報

2008.9/21

朝、大きな雨の音で目が覚めた。
糸や革加工に使う道具が置いてある所の上の窓を開けていたので
そこから雨が大量に入り込み、道具や糸がびしょぬれ。
カーテンも水分をたっぷりと含み、ぽたぽた水滴が落ちている・・・

一瞬気が遠くなり、そののち「バチッ」と目が覚めた。

急いで窓を閉め、棚を移動させ、カーテンを絞り(絞るって・・・)
道具や糸をひとつひとつ確かめて、拭いて、濡れたものは干して。
そしてこの通り。↓干してます、椅子の上で。
suitekiito.JPGのサムネール画像

かなしい・・・

ミシンが濡れなかったのが、不幸中の幸い。
カメラもここに置いてなくて良かった・・・

頂いた月下美人は、「月花さん」(げっかさん)と名付けました。

個展うたうみずうみ/Purification、28日まで開催中です。

大阪のJAM POTさんで本日から秋のイベントが始まりました。
少し作品をお届けしています、どんぐりのかたちの小物入れ。
詳細はお知らせをご覧くださいね。
fooさんでのくまつりも開催中ですよ。

中原中也の詩集を読み始めています。
国語で習うことの多い「汚れっちまった悲しみに」が有名ですが
春日狂想や盲目の秋、骨 なども素晴らしいです。
読書家ではないけれど時々思い出したかのように本を読みます。
読んでいるうちに心地よい眠気が来て、うたた寝をしてしまうことも
しばしばなのですが。
最近は物語よりも詩を読むことが増えました。
平坦な日々の中にある些細な事、綻び、風景、心の襞を緻密に見ている
そんな作品が好き。
中也は三十才でなくなったのですね。
今の私と同い年。感慨深いです。

個展でお世話になっているKさんに月下美人の鉢植えを分けて頂きました。
富山からガタゴト電車に揺られて、はるばる京都にやってきた月下美人。
残念ながら花が咲いた様子は見られませんでしたが、大切に育てていこう、
そう思っています。

自分のテンポで考え、物事をインプットし、日々を生きていく。
その中で、自分の表現のかたちを常に模索していく。
考え続けること、歩き続けること、それを死ぬまで止めないでいること

富山から戻ってきました。
遠方からお越しいただいた方々、地元の方々、恩師、友人たち・・・
祭の時期とあわせて個展をさせて頂いているお陰で
本当に沢山の方にお越しいただいています。ありがとうございます。

hana2.JPGhana1.JPG 

初日に頂いたお祝いのお花たち。
DMの「うたうみずうみ」イメージで作ってくれたのだそう。
空間ともマッチしていて、すごくきれいで感動しました。
顧客さまからもお祝いや差し入れをたくさんいただき、
ありがとうございました。
町の重鎮や城端在住の作家さんにも観て頂き緊張しましたが
大先輩の方々から刺激あるご意見をもらえて実りある体験でした。
作者を思っての言葉、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうでもいい作品にはまず、何も言いませんものね。
「芸術家だね〜」というコメントは相変わらず嫌いですがやはり言われます。
そんなたいそうな人間と思っていないし、そう言われる事で
相手からコミュニケーションをストップされている感覚を受けるからです。
コミュニケーション方法のひとつとして作品を創っている訳ですが、
なかなかうまくはいかないもの。
皆に分かってもらおうというより、ちゃんと観てくれる人に観てもらえれば
それでいい、最近はそう思っています。
美術の知識があろうが無かろうが、観てくれる人は観てくれる。

空間構成は今までで一番。いい什器を沢山使わせてもらえたのも大きい。
作品も気合入ってます。

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ちょうど麦や祭りの期間中だったので
在廊の間に踊りも観てきました。
「ささら」を使ったこきりこ踊り、
かっこよくって大好き。

展覧会は28日までで、水曜がお休みです。
次は最終日に会場に参ります。
お越しの方、是非記帳ノートにお名前書いてくださいね。

13日から個展がはじまります。
ヒロタは13〜15日まで在廊しています。
遭遇しましたらどうぞ宜しくです。

暫く居りませんので、メール等の返信が遅くなります、
ご了承ください。

ではでは!

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les bres dorのパンで昼間のパワーをつけましょう
このお店はおかずパンが豊富なのです

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夜のおやつはbonne volonteのにこにこクリームパン。

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甘さかなりひかえめ、優しいお味。

展示に使うユーカリの枝も無事見つけた。清々しい香り。
制作と展示準備、ダブルの慌ただしさ満開。
毎日が制作→外出→制作→寝るの繰り返し。
若くないので体力面であちこちつぎはぎだけど、
好きなことをして生きていられるって、幸せだ。
苦しくとも、幸せだ。

fooさんでのイベント”くまつり”も始まりました。
久し振りにnouvelle vague.も参加しています。
詳しくはお知らせをご覧下さいませ。

祈り

2008.9/4

展覧会まで1週間あまり。
毎回、プレッシャーに打ち勝つことがテーマです。
紆余曲折ありましたが仕上がっていく作品を観ているうちに
力が抜けて、今は心地いい風が吹いています。
その気持ちに応えてくれているのか、もっさんもすくすくと育ち
美しい浅緑の葉をつけています。生きているのだなあ・・・。

良い作品からは音が聞こえてくると言います。
そんな作品でありますようにと、静かに祈るような気持ち。

生きるのが不器用であることにたびたび落ち込みますが
作品を創ると、それがふっと消えます。
ちゃんと作品と向き合えているときは
自分の居場所ができるような心地がして
体と心と物理的に居る場所とがしっくり噛み合うのです。

人の居場所というのは具体的な場所のことだけではなく
心の有り様、信念のことを言うのかもしれません。
私が「信じている」ものがあるのか自分でもわからないし
「信じる」とは何なのかもよくわからないのですが
祈りに近い気持ちは常にあります。

頭の中に浮かべるイメージを目に見える形に(作品に)することで
外の世界へ呼びだし、自分と外の世界とをつなげる橋を架ける。
その一連の行程が、生きることへとつながっています。
私にできることは何だろうかと問いかけながら、
かっこわるかろうが、へなちょこだろうが、歩き続けたい。

8月は慌ただしい日々と出来事に追われ、走り抜けていきました。
ここにも何を書けば良いのかまったくわからなくなっていました。
テンポも話のスピードもゆっくりで 普段から「のんびり生きたい」
と思っている私ですが、実際はそうはいかない現実があります。
今日もらった友達からのメールの最後に、
「身体に気をつけてあまり無理しない(それが無理な話)ように
頑張って下さいね。」
という一文があり、括弧の部分に笑ってしまいました。

話は変わってスピッツの「桃」名曲ですね。
延々とリピートしながら作業をしていました。

もっさんも元気に成長していてとうとう葉っぱのくるりが解けました。

日々はちゃんと流れているのです。

涼しい日が続いてこのまま秋に入ってしまうのかなと思っていたら
昨日からまた蒸し暑くなってきました。
個展をひかえ、メールやお葉書、お手紙など頂きありがとうございます。
お返事出来ずに申し訳ありません。
あっという間に8月が終わってしまいました。

Hello,hello.

2008.8/26

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個展のDM、みなさまに届きましたでしょうか?
意匠→SDL 撮影→nouvelle vague. の力作DMです。
ご希望の方いらっしゃいましたら、少しございますので
お問い合わせフォームより、その旨お伝えくださいませ。
お送りいたします。

頭の中が空っぽになる瞬間がある。
ずっと続けばいいのにと思う。
バランスが最もよくとれている瞬間。

瞬間と瞬間を繋ぎ合わせていけば、いい時間が生まれる。

私は時間というものの中では、何よりも現在を愛おしく思い
大切にしたいと考える。
楽しかった時間は遡れば幾らでもあるのだけれど 
不思議と私は過去に戻りたいと思ったことは一度もない。
いろんなことを忘れない、大切なことはつきつめていく、感謝する、
必要なことは作品にしていく・・・そうすることで生きていける。

そんなことをうつらうつら考える午前四時。
おやすみなさい。

揺蕩う

2008.8/21

DSC2.JPGのサムネール画像

わが家の愛すべきモンステラ”もっさん”に、新しい葉っぱ。
くるりと細長く巻かれた、左上の葉っぱがそれです。
そのうちゆっくり解かれて、ぱりっとした葉になるでしょう。

お盆を過ぎて暑さも和らぎ、朝晩が過ごしやすくなってきました。
苦手なエアコンもいらなくなってとても快適。

更に今日は2回、ベランダに打ち水。
此処でマンゴーアップルフレーバーの冷たい紅茶を飲むのが
日々のささやかな楽しみなのです。

先日sajiから「制作に」とCDの差し入れ?が届き、それを聴いたり
MDを引っ張り出して懐かしい音楽を聴いたりしています。
とある好きな曲の歌詞に、
“顕微鏡の過去と 望遠鏡の未来”という言葉があり妙に納得。なるほど。

AB

2008.8/16

日々制作中です。
10点とか15点とかの単位で毎日フェルト作業をしているのですが
小さい作品も多いため、いまいち出来上がって来ている実感が湧かず...
数えてみると、けっこうな数量になってきているのですが。でも、
8年という活動期間を経て、少しずつ良い仕事(仕上がりという意味で)
ができたと実感できるようになってきました。
手仕事が美しいこと。仕上がりが美しいこと。丁寧であること。
「何を表現したいのか」ってことは重要なのだけど、そこに技術も
ついて来なければ。

巷では血液型の説明書本が売れているそうですね。
私も気になって立ち読みしました。(立ち読みかよ)
「それはないわ」という部分も多々あるけれど、気分転換にはいい読み物。

・実は人一倍気遣い屋。
・自分よりも人のことを考えてしまう。
・「土足で心に入ってくんな」オーラが出る。笑顔に。
・他人の意見に左右されない。
・味方がいなくても主張を曲げない、曲がらない。
・「説得できるものならしてみろ、こいっ」と思う。
・脳みそを半分ずつ同時に使う。
・来る者は拒まない。 おいでー。そこのラインまでね。
・精神的にはド潔癖。
・さて、どこの矛盾点をついてやろっかなーってもくろみ中。
・つかみどころがない。自分でもつかめないし。
・のみこみの速さは異常。(でもジャンルによるなあ・・・)
・怒らすと鬼。
・相手を無償で気遣う気持ちが基本形で相手の気持ちを尊重するけれど、
 自分の意見と解り合えなくても全く気にせず、相手に無償に優しく
 するくせに相手が尻尾をふってくるとめんどくせ、と思う。

あたりに共感しました。 ABって・・・

自分に当てはまるものをこんな感じで書いているブログをよく見かけます。
人に自分のことを知ってもらいたいという欲求から来るものなんだろうな。
誰もが分かって欲しいと思っている、きっと。でも実際の所は困難で、
だからこういう本にカタルシスを覚えるのではないか、と。

ベースライン

2008.8/12

おはよう。

今日も朝からいいお天気です。
世の中ではお盆休みに入っている方もいらっしゃるようです。
のんびり過ごされる方も帰省される方も、よい休日をお過ごし下さいね。

私は久し振りにお盆を京都で過ごす予定です。
五山の送り火が見られるので楽しみ。
個展にははるばる富山までいらしてくださる方が居られるとあちこちから
聞いています。
「遠いからなあ〜」と思っていたのに、本当に嬉しい限りです。
気を引き締めて、作品を創っていきたいと思います。

さて、お知らせのページに、「うたうみずうみ」で出品する作品の
一部を少しずつご紹介していくことにしました。
遠くから来てくださる方もいらっしゃいますし、どんな作品を出すのか
情報があったほうがいいかしら??と考えたからです。
すべてはお見せできませんが、可能な限りご紹介したいと思います。
実際の展示もお楽しみに。

朝からぱたぱたとお洗濯をすませ、納豆パスタとサラダで朝兼お昼ご飯。
スニーカーも洗ってきれいにしました。

ベランダには濡れたスニーカーと陽に透けるブルーのストライプのシャツ。

納豆パスタは、私の定番料理・向田邦子さんのレシピ納豆チャーハンを
ちょっと洋風?にアレンジしたものです。これが以外と美味しいよ。
今日は昨夜から書いている個展の案内状の続きを書く予定です。
印刷だと楽なのでしょうが、私は出来る限り手書きで皆さんの住所を書き
お届けしたいと思っています。
手書きに勝るものはなし。

get up and dance

2008.8/11

※9月13日から始まる個展に出品・購入可能な作品については
 可能な限りご紹介していくことにしました。
 詳細はお知らせにて。

思考が回りにまわってひとまわりしてとりあえず反省。
個展の作品総数は更に増えて200点以上。です。
できんのか?ていうか、やりますよー。やってますよー。

今日も暑い一日。
外に出ると皮膚がひりひりと焦げます。暑いというより、痛い。
日焼けが苦手で、ほぼ家に閉じこもって過ごしています。
昨夜は寝付かれなかったのでお借りした身毒丸のDVDを観て
明るくなってからすこし眠って、そののち整骨院へ。
フルコースで施術してもらって随分すっきり。
それから家中の布もの一式をざぶざぶ洗濯。
サンキュー洗濯機君。

昨日、残暑お見舞いの紅茶類一式が届きました。
お気遣いあふれるお手紙も入っていて、嬉しく拝見いたしました。
おまけで大蒜も入っていました。
最近あみ出した豆乳カルボナーラに入れてみましょうか。

9月には個展もありますが、JAMPOTさんでの秋のイベントがあり
fooさんでも、恒例のイベント”くまつり”参加が決まっています。
やるべし、進むべし。

横溝的灰皿

2008.8/9

煙草は基本的に自宅のベランダだけでと決めている。
決めたのはここ数ヶ月の事。
気に入って買ったのに割ってしまった器を接着剤で修復して
そこに珈琲の殻を入れて灰皿代わりに使っている。
煙草を吸った後にそこに吸い殻を突っ込むと八ツ墓村を思い出す。
いつも。

もっさんが元気だ。
青々として、葉っぱなぞつやつやしている。
嬉しいのだけどちょっぴりムカつくのは何故だ?

手に入れたと思った瞬間にするりと抜けていくものたち
それさえも見送って生きていける
いつかその日が来たら
笑って手を振れるだろうか
そういう日々を過ごせたら
そういう日々ってどんな日々?
そういう日々の事をつらつら考えるこういう日々
暑さで頭がぐつぐつぐつ。

個展の案内状が出来上がりました。
今回はこのリニューアルサイトを作ってくれたデザイナーでもある
友人に作成をお願いしました。
シンプルながら美しいDMに仕立ててくれました。
さっき仕上がりの確認をとうちへ来てくれたのですが
お互いフリーランスで仕事をする間柄、いろんな話が出来て
面白かったです。
制作に没頭していると、集中する という 作品との濃密な時間を持てる
利点もあるのですが、視野が狭くなったりひきこもり状態になるという
欠点もあるので、こういう「話をする」時間を持つ事はとても大切。
「がんばらな〜」と、意欲もまた湧いてくる。
小心者なので、作品が出来てくる程、不安も増してくるのです。
張りつめる時間も増えていくし。
放っておくと内に内に向かってしまう意識を、たまには外へと向けて
バランスを取っています。

弱さを知って、受け止める。
そして努力する。いろいろ。

制作中は音楽を常にかけているのですが、
流石に手持ちの札が少なくなってきました。
あたらしい音楽、探さねば。

踝、今日も痛いです。打ち身でないことを祈りつつ・・・

夕方 左の踝を棚に思いっきりぶつけたが、人前だったので
「全然痛くないし〜、ていうかぶつけてないし〜」
と素知らぬ顔をする。
これが大人の対応ってやつか?
大人になると、大抵の事は我慢できるようになる。

実際の所、今も痛いので 後で冷やしてみようと思います。

今日は、制作した作品にニードルで仕上げのステッチを施し
ネームダグを縫い付ける作業。

作品が気に入った仕上がりになると、私はとても感動する。
作品と自分だけの濃密な時間は特別なものだ。
フェルト作業は計画も必要だし、色合いもすごく考えているけれど 
それでも最終的には素材の出方に委ねるのが私のやりかた。
想像を超えた仕上がりになるところに制作の面白さがある。
勿論、想像を悪く裏切って「これはあかんやろ〜」となる事もあり。
しかしどちらにしても面白い。
納得いかない仕上がりになるのは大抵、制作中の状態が良くなかった時。
気持ちがざわついていると絶対にだめなのだ。

深いみずうみの底に立つ

静寂

何故私は毎日文章を書くのだろうかと考える
きっと日々の記録を書き留めるためではない
沢山の事 感情 押し寄せてくるから
何かに残しておかないと流れていくような気がする

何処へも行かずに旅をする
あちこちへ
誰も行けない場所へ

君が居て
あなたたちが居てくれて
それでも人は一人だから
時に寄り添い 時に孤独の旅立ちをしなければならない

それでも寄り添い合うのは
人は弱くて寂しいものだから

白い闇はもう見えない
みずうみの底を覗き込む事もない
私はそこに立っているから
この足で

教えてくれたのは 誰だったっけ?

———————————————————————————–

友達から突然呼び出しを受けて近所まで出掛けていくと
陣中お見舞いにとGODIVAの箱を持って待っていてくれた。
日誌で珈琲と煙草のくだりを読んで、「チョコレートが合うだろう。」
と思ってくれた様で。
素敵な心遣いがとても嬉しい。忙しい中本当にありがとう。
以前も、展覧会にいつも来て下さる方からチョコレートを頂いた事を
思い出しました。あのときも嬉しかったなあ。
こういう大人の気遣い、私も見習わなくちゃな・・・。
人って一人ぽっちなんだけど一人じゃなくて、何だろう、人って。
この矛盾した感じをまた実感しつつ、脳内ハテナになりつつ、でも嬉しい
気持ちは満開で、まだまだがんばれそうです。

おはようございます

TMGEの「世界の終わり」を爆音で聴きながら制作。
CDよりライヴ版のほうが断然かっこいい。
テンポが半端なく速くてギターもベースもドラムも鬼ってます。
尖った音楽も大好きだ。ダイブしてぇ〜

私はこのテンションに入ると、煙草の量が増え珈琲をたくさん飲む。
しかし、決して荒れた生活を送っているわけではなく(笑)
むしろ真っ直ぐ家に帰って、制作して、限界が来たら眠って と
甚く真面目でシンプルな生活。
ペーパードリップでゆっくり丁寧に珈琲を落としていくとき、私は
とても集中していて、心が静かになる。いい気分転換。
制作の最中に入っているからこそ、小さな物事を丁寧にと心がけている。

体調のことで周りの人達が心配してくれて
「無理しすぎないようにね」と声を掛けてくれる。それは有り難い事で。
私は体調を崩すことが怖くておそるおそる過ごす。
平穏無事。でも何か足りない感覚。
ある時「倒れるまでやらないと伝わらないでしょ」と言われて
目から鱗が落ちた。
怖れることはきっと何もないのだと思った。
個展の作品点数は少なくとも100点は超えます。

甘苦一滴

2008.8/1

明け方まで作業して、そのまま仮眠していたら
朝からちょっとしたトラブルがあり 久し振りに憤慨する。
更に、困った依頼の電話があり閉口。
一旦はお引き受けしたものの「やっぱそれって違うくね?」と思い直し
お断りの電話。
気持ちを落ち着けようと、昼ご飯は時間をかけて豚ともやしときのこの
蒸ししゃぶを作ってしっかり栄養を摂った。すだちのぽん酢がおいしい。
デザートには桃。甘くて柔らかく、瑞々しく、相変わらずエロティック。
そしてThee michelle gun elephantを爆音で聴く。
やっぱり、かっこいいなー。

珈琲のフリーペーパー「甘苦一滴」新しいのが出たので熟読。
「なくても困らない。ないと物足りない。しばしば、何の役に立つか解ら
ないものこそ、何食わぬ顔でそこにいる。・・・」
の文章が良い。

人生は、甘くて苦いよね。(かっこいー)

陣中お見舞いのメール等、皆様ありがとうございます。
とても励みになっています。
よい展覧会になるように、精一杯がんばりますので是非ご高覧下さいませ。

おはようございます

朝です。もうすぐ5時。

あまりに美しい朝焼けに見とれてしまった。

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世界がきれいだなあ。

嬉しいことや悲しいことじゃなく
美しいものを見たときも
私は泣きたくなってしまう。
2008年7月最後の日。

朝焼けを見たのは 実は早起きをしたからではなく
作業をしていたら朝になっていたのでした。

一昨日と昨日の雨のお陰か、気温が上がり過ぎることなく
過ごしやすい一日でした。
先日制作した こども服の撮影用の帽子、ご依頼主の方に
気に入って頂けてほっとしています。
多少のアレンジを加えたのが良かった様。
自分に合う表現はないだろうかと探し続け、フェルトに出会って10年。
作業工程も含め、自分にとてもフィットする素材だなぁと感じています。
自然に私へと寄り添ってくれる。
それに応えるように 手のひらや指の感覚に耳を澄ませ 素材と対話して
作品へと仕上げていく。それはとても嬉しいことです。
表現することも人間関係も、真っ直ぐに向き合って深く付き合わなければ
本質はきっと見えない。それは言葉を超えた”何か”なのだろうな。
けれど何でも真剣に向き合うことがいいとは思わなくて、
かるく流してしまう事も必要なのだと思います。
全てに於いて全力を出してしまうと、生きていくことが大変になるから。

私が作品を創り続けることで、何が残るのかはわからない。
何も残らないかもしれない。
そもそも、何かを残してやろう だなんて奢りなのかもしれない。
けれど私は、永遠のさよならが来る日まで続けていたい。
活動を始めて8年とちょっと。まだまだだなあと思います。
まずは10年。
何かを始めることは簡単だけれど、続けることは本当に難しい。

edge

2008.7/29

案内状の意匠がだんだん出来上がってきました。
個展の特設ページでちらりとしかお見せしていない作品の実物が
案内状ではその全貌を現しております。
皆様にお届けできるまでもう少し。お待ち下さいませ。

これに使う撮影のためにすこし大きめの作品を創っていたので
今日は小作品をこつこつと創っていて、針山を延々と制作。
窓辺にずらり。圧巻ではありますが、もう少し数を創りたいところ。
作業中にかける音楽も、ハードなものが増えてきました。
個展の制作と平行して通常の制作もしていかなければ・・・
がんばりどきです。
蓋を開けてあらびっくり。 な仕事量。

夜はyugueさんまでお出かけ。
大切な人たちとの久し振りのお酒の席でした。
日頃はまったくお酒を飲まず外にも出歩かないのですが
今日は水のように飲んでしまいました。 
数名がすごく酔っぱらって、○(ピー)ネタ全開なのがとても面白かった。
正しい大人の酔っぱらいを久し振りに見たような気がします。素晴らしい。
そしてSちゃんの酔い姿はやばい。私、思わず惚れそうになりました。
いいね〜、美しい人は。 もう完全に男目線。
写メールを撮らなかったことを深く後悔しました。

私はと言えば、ちゃんと帰宅して、こうやってパソコンに向かって、
いつもの日課を繰り返す。
壁に貼り付けた「個展のための11ヶ条」も読み返して気合を入れました。
この部屋に帰ってくると、落ち着きます。
自分が一番、ありのままで居られる場所だからでしょうか。
沢山遊んで沢山制作。なんて贅沢な人生を過ごさせてもらっているんだろう。

昼から大雨が降ってきました。
雷の音には少しびっくりしましたが、大丈夫。
大雨が降っていると 傘をささずに外に出たくなるのは私だけだろうか?
天から降るものに身をまかせて 自分にくっついている余計なものを
ざあざあすべて流してしまいたい様な気持ちになります。

余計なものってなんだろう。

人によってその”余計なもの”は様々だと思うのですが
私は、余計なものの中にも
この世で生きていくのにあるとよいものが存在する気がします。
それまでは流してしまいたくないなあ、と思うのです。
人によっては「表現する事」が余計なものになる場合もあります。
表現する という作業の中には、感情の振り幅が大きいこと
正負の感情が豊かであること 時に非生産的であること が含まれていて 
私にとっては必要なものだけど、周りにとっては大変だろうな。
それでもこの”余計なもの”は、私にとっては必要なものだから
手放すわけにはいかず。
余計なものから豊かさが生まれる場合もある。
そしてその豊かさが、ほんとうは必要なものであると、私は信じたい。

そんなことを考えていた、雨降る日のお話。

体のあちこちがギシギシいっています。
好きな言葉ではないのですが、単純に「忙しい」からだと思います。
やらなければならないことが山積中。でも本当は
のんびりゆるゆる、だめ人間な自分のほうがどっちかというと好き。
でもこっちよりバリバリ働く私の方が人気者。
だめ人間はやっぱり不人気。

針山をつくるのに必要な籠を編み続ける。
この作業、好きだ。
フェルト作業がうまくいかない時、気分転換にもなる。
それでいて作業自体は進んでるから、一石二鳥。

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午後はDMの打ち合わせ。
紙質、文字の組みかた、DMによってどんな紙が適しているか・・・
その道の人に聞くといろいろあるのですね。
何も知らない私は
「へぇ〜〜」「ふぇ〜〜〜」と奇声を連発。

夜はスタイリストさまからのご依頼のものをつくる。
写真撮影に使う帽子だそうです。帽子つくるの久しぶり。
とても造形的な帽子の依頼で、型紙をおこすのに時間がかかったけれど
縮絨率の計算がうまくいったので、自画自賛タイムを満喫。

以上、本日はマートン演奏・The GodfatherのBGMでお送りしました。
ストラディヴァリウスの音色が脳内を駆ける駆ける。
これCDになってほしい。

Vague things

2008.7/24

夏です。

日焼け対策にまつわるあれこれ
具体的には二の腕まである長い手袋は有りか無しか、
日焼け止めの種類、
人それぞれの日焼けの仕方の違い、
「さすべえ」の存在について、
でっかいサンバイザーを被った自転車主婦集団が
前方からやってきた時の迫力あるいは宇宙的な感じなどを話し合う。

そんな私は昨日蚊にあちこち刺されてとてもかゆい。
虫に刺された肌を見るのが好きだという知人にまじまじと見られた。

そして髪をまっすぐなストレートにした。
無造作でアンニュイな髪が主流の時代に逆行中。
高校生の頃がおそらく一番裕福だったので
くせ毛が悩みだった私はよくストレートパーマをかけていた。
校則ではパーマ禁止だったが、ストレートパーマは
怒られないという矛盾に疑問を感じていたあの頃。
ウェーブじゃなければいいってことらしい。

おはよう
昨夜はぐっすり深い眠りに入れた様な気がします
いつもこうだといいのにな。

秋に富山で行われる個展のページを作って頂きました。
右上の白いメモをクリックしてくださいね。

久し振りにバレエの映像を観ていました。
プリンシバルが好きで、ウリアーナ・ロパートキナ 
ポリーナ・セミオノワ ダーシー・バッセル などが好きです。
それぞれに得意な作品があって面白い。
同じ演目でも演じるダンサーによって全然違うのも興味深いです。
でも、天才ダンサー・ギエムは別格。舞踏の神が降臨している感じ。
男性ではジョルジュ・ドンが好きです。
彼が物語のラストにエッフェル塔の前で踊るボレロが収録されている
クロード・ルルーシュの映画「愛と憎しみのボレロ」
Amazonで調べたらDVDの高騰っぷりに鼻血。 
(ていうかこの邦題、センスない...)

ニジンスキーのバレエにも興味を持ち始め こちらもよく観ています。
といっても、彼は自分の舞踏映像を残さなかったため
本人が演じる作品を観ることは叶いません。
ニジンスキーが振り付けしたものに近い復刻版の
「春の祭典」を観ましたが、凄い のひと言でした。
狂気を感じます。後のニジンスキーが精神を病んでいくことが
想像できてしまうくらいなのだけど、個人的にはとても好きな演目。
ストラヴィンスキーのオケとあまりに共鳴し合っています。
バレエの常識を覆されました。やばいよ〜。

あまりに疲れたので気分転換に夜の編み物。
単純な細編みを延々と繰り返し、小瓶をくるんだ。
RARI YOSHIOさんのフラワーベースのまね。
制作とはまったく関係ない趣味のものづくりは、単純にとても楽しい。
ドライにした銀丸葉のユーカリを生けたらさぞかし私好みだろう。

バックのオールドローズの絵と合わせてみたり

knittingbotlle.JPGのサムネール画像

ちなみに元はビタミンドリンクの空き瓶である。

今日、やっぱり私はお風呂が嫌いだ、と思った。
理由は ものすっっっごく面倒だから。
入浴前はつい本を読んだり パソコン触ったり 音楽聴いたり 編みものしたり
時には熱唱したりして現実逃避をしてしまう。
いや、毎日入ってますよ。ちゃんと。
入ったらすっきりするし。「入って良かった〜」って思うし。
というか夏真っ盛りだし。

日課=好きとは限らない というお話。

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自分の家は気分良く過ごせる場所。
作業場でもあるから時に追い詰められることもあるが
基本部屋にいるのが大好きだ。可能な限り家に居たい。

外出で一番好きなのは緑の多い所に行くこと、または水辺。

フレンドリーな私とまったくそうではない私。
人が好きな私と誰とも会いたくない私。
お喋り大好きな私とひと言も喋りたくない私。
現実的なものの考え方と妄想に耽る思考回路。
やわらかさと鋭さ。
外へ向かう心と内に向かう心。

今はどっちを向いている?

やわらかい心

2008.7/18

個展の概要をアップしました。
在廊を予定している日も追記いたしました。
詳細はお知らせをご覧くださいませ。

暑い一日でした。
夕方に作品の撮影のため外へ出たのですが
シャッターを切っているだけで汗がでてきます。
直ぐ現像して貰い確認。「いいな」と思える写真が数枚撮れてよかった。

最近作品に集中することで心が固くなっている気がしていました。
心を固くすることで脆弱な部分を守ろうとする いつもの悪い癖が
出ているような感覚もありました。
結果、いろんなことがおろそかになり 不注意で手を痛めたり
手入れを怠ってかさかさにしたり。
こういうときは きっと 集中の方法をまちがえているのです。
羊毛を並べるとき、手がかさかさだと羊毛が引っかかって
うまく並べられない。
ストイックさも必要、でも もっとゆるりとした心でいたい。
そんな気持ちになったからか、単なる食いしん坊からか
切干し大根を料理しました。
ひとつは煮物に、もうひとつはたたいた梅を和えて酢の物に。
集中して料理に取り組むとき、心はやわらかくなっています。
それは美味しくできるように、という
ただただシンプルな気持ちで作るからで
こんな風に作品を創れたら気持ちがいいのにと思いました。
おおらかにやわらかい心持ちで日々作品と向き合い
そして人を優しく包むことができるようになりたい。

描く日

2008.7/17

おはよう。
ベランダから見上げた空は高く。今日も暑くなりそうです。

京都の街中は祇園祭に染まっています。
今日はメインイベントの山鉾巡行で
あちこち交通規制をしているよう。

なんだか体が夏モードについて行けず、くったり。
それでも少しずつ、制作を進めていますよ。
鞄に糸で絵を描いている最中です。難しいな。

0:43AM
今日の制作は、納得いく所まで辿り着けました。
作品とまっすぐ対峙する時間を持てたと感じるのは久し振りでした。
鞄でありながら自分を表現する作品。
鞄だけど立体造形物として捉えています。
今は店舗用の作品を創る機会が増えたけれど
私の表現は空間を使って作品を見せる活動が原点で
その姿勢はこれからも変わりません。
いい空間との出会いと自分のタイミングが合う時しかできないので
頻繁ではないけれど、これがなくてはnouvelle vague.ははじまらない。

祇園祭、用事を済ませる道すがら、ちらりと山鉾を横目で見て通り過ぎ
夕方から出る八坂神社からの御神輿も見ることができました。
京都暮らしは長いけれど、ちゃんと(と言ってもいいのか?)見たのは
初めてかもしれません。
用事で街中に出ることがなければきっと見なかっただろうな。
富山育ちとしては、地元のお祭りの方が好きだー、なんて
郷土びいきを感じてしまいました。
秋の個展はちょうど地元のお祭り「麦や祭り」の期間と重なります。
お祭りを見がてら個展に来て頂くのもまた良いかもしれません。

個展の詳細、近日中にお知らせ致しますね。

あたらしい朝

2008.7/16

午前8時30分過ぎ
ベランダで一服しながら作りかけの鞄をじっと睨み
一人脳内会議をする
君をどんな作品に仕上げよう?

毎日同じように見えて 二度とやって来ない あたらしい朝
日々目の前を通り過ぎていく様々な出来事
大丈夫
ものを創り出している空間は 自分の宇宙だ

昨日の雨のおかげか気温が少し下がって過ごしやすい一日だった。

雑貨作家cotylifereまゆみんのアトリエに遊びに行く。

お土産には柳月堂のパン。

丁度お昼時に行ったので、ランチをご馳走になりました。
おうちにおじゃまして、作ってくれたごはんを食べるのは
とても楽しい。そしてとても美味しい。

テーブルセッティングが終わると食べることもそこそこに
撮影大会に入ってしまうのはもう定番。

mayumin.JPG

メニューは野菜沢山のトマト煮込み、サラダのアボカドディップ添え、
そしてパンたち。いれてくれた冷たい紅茶も美味でした。

DSCmayumin2.JPG

撮影するまゆみんをさらに撮る。

ものづくりを生業とする友人がまわりに多く彼女もその一人なのですが
作品に対する真摯な姿勢やこだわりにはいつも頭が下がる思いです。

ものづくりを生業としているからこそ見えてくる物事。
例えばものを大切にすること。
無駄のない暮らしでありながらも心のゆとりを忘れないこと。
日々を楽しむ努力。
穏やかでゆっくりとした時間を大切にしようとするには
並々ならぬ覚悟とこれまた並々ならぬ努力が要ること。

これらのことは私たちが共通する想いでもあります。
努力と勇気と覚悟の果てにあるものが
本当の意味での「ゆとりある、日々を楽しむ暮らし」なのだと。
ただのんびりしているだけでは
ほんとうのゆとりある暮らしは創ることはできない。
自分にとって何が無駄で何が無駄でないのかを日々見極めて
例えばテレビは要らなくてもテーブルクロスは必要であるとか
美しいものを部屋に置くことは必要だとか そういった
自分自身のものさしを創っていくことが大切なのではないかなあ。
世の中で「それは普通だろ」と思われている価値観(ものさし)って
案外脆いもの、根拠のないものであったりします。

そんな話や他のお話、あれこれ楽しい会話を楽しみつつ
制作のことも話しつつ、ゆっくり時間をかけて食事を頂きました。

また遊びに行くね。
そして今度は私の家で和食を食べましょう。

言葉にしなければならない物事があるような気がして
でもそれが一体なんなのかが分からない時もある。

今日は「うたうみずうみ」の象徴ともなる作品にとりかかる。
何回も絵に描いて、考えて、でも
実際に作業にとりかかるのは正直怖い部分もあった。
これは鞄の制作で、鞄となると使う人のことだとか
使い勝手だとか様々なことを考えなければならない。
また、作品は考えようと思えばどこまでも考えられるから
「果たしてこれでいいのだろうか」と自分に問いかけもする。
けれど時間は無限ではないから、どこかで線引きをしていかなければ
永遠に作品は出来ない。
この線引きにいつも苦労する。
夜になって決心がつき、じっくりと丁寧に作業を進めていった。
大体のフォルムは決まったから、明日はこれに模様を入れよう。
納得できる作品になりますように。
たったひとりでもいい、誰かに伝わりますように。
祈るような気持ち。

世の中に便利なものが増えると、一見生活が楽になるようにみえて
実はその分やることが増えて余計に忙しくなるような気がする。
私は忙しいのは好きではないから
自分に必要なもの いらないもの
がんばる時間、ぼけーっとする時間、眠る時間
いつも毎日を見つめながら暮らしていきたい。
なんだかそんなふうに思った今日でした。

DSC00013.JPG

DM用の写真が約50枚上がってきた。
さくさくと選んだのは5枚くらい。
DMにはならないにしても写真として気に入ったものも数枚あった。
これくらいの枚数を撮って使えそうなのはいつも1〜2枚。
今回はちょっと多いので嬉しい。
この5枚から更に推敲しなくては...
悩むー。

夜は夜でラーメンズの”プレオープン”での台詞
「おがくずで〜す」が脳内から離れず、これまた悩む。
世の中には同じ時代に生きてて良かったなーと思える人達が
何人かいるけれど、彼らはそのうちの二人。
そして昨夜アパートの玄関先で見たシュールな光景も頭を離れず。

DSC7.JPG

私のたんぱく源はほぼお豆腐。
元気の源は豆製品と甘いものと美味しい紅茶。
今日の夕ご飯は鰹節がけの冷や奴と、たたいた梅を乗せた冷や奴でした。

お豆腐、お醤油、塩、砂糖はなるべくよいものを選びますよ。

今日は仮写真撮影、事務仕事、作品のデッサン。
これをちゃんとやらないと制作には進めませんものね。
事務作業は苦手だけど、がんばってます。たぶん。 デッサンは好き。

夜は個展のために制作した立体作品の形を修正。
気に入ったフォルムができるまでスチームをあてていく。
DM用の作品でもあり、明日本撮影予定なのでおめかしです。
DMは人に展覧会のイメージを伝える大切なもの。気合いが入ります。
見た人にはよく大きな作品だと言われるのですが
私の創る立体の中では小さい方。
大きい作品はそれだけで目立つし、雄弁に語りやすい作品になる。
小さいサイズの作品でどれだけ人に伝わる空間構成ができるか・・・
良い課題をもらったと思っています。

こんばんは。
今日も暑い一日でしたね。
周りでは夏風邪が流行っているようです。くれぐれもご自愛下さいね。

先日納品したお店さんがたが、作品のご紹介をして下さいましたよ。
お知らせのページでご覧下さいませ。

暑くても移動手段は専ら のんびり自転車。
暑くたって、音楽を聴きながら川沿いを走れば気持ちがいいのです。
電車移動だと遠出は楽しいけれど、ちょっと四条まで という時
あっという間に着いてしまって、何だか風情が感じられない。

夜、外の気温は下がるのに、室内の気温はあまり下がりません。
北と南の窓を開けて風は通り道を確保しているはずなのに
建物そのものが熱を溜め込んでいるのでしょう。
それでも制作・掃除・料理をしていなければあまり暑いと感じないので
今年もなるべくエアコンなし生活で行きたいと思います。

こういう暮らしをしていると時々思うことなのですが、
友達の多くは結婚をし、出産をし母になり 父になり
会社勤めも長くなって昇進したり忙しくなったりと
私が思う「大人」になっているように感じます。
私自身は、会社勤めをしたこともあるけれど 
現在は もう何年も変わらず 制作をする日々。
いわゆる”普通の社会生活を送る”という能力が欠落している。
制作は私にとって自己表現手段であり、生業でもあるもの。
私がここに居てもいいという証。
たまに道楽で創る作品もあるけれど
ものづくりは遊びじゃあない。
隣の芝生は青く見えるもの。
私だって隣の芝生は青々と茂って見える。
だから、どっちも同じなんだと思います。
自分の選んだ道に責任を持って一生懸命歩いていくこと。
隣の芝生を羨む前に、やるべきことがあるはず。

Run

2008.7/9

実家から京都へ。
気持ちの切り替えがスムーズにできる人間ではないのですが
今回は割と早めに京都モードに戻ることができました。

富山での打ち合わせは実りあるものでした。
そして楽しさが増した分だけ、責任や気合も増しました。
スタッフ皆さんが良い方で
久し振りに訪れた織館の空気はやっぱりよくて
心配していた什器もいろいろと使えそうで、嬉しい。
心地いい空間にするために展示方法をしっかり考えなければ。
悩み所、考え所、頑張り所です。

乗り越えられない試練を天は与えないらしい。

無駄な力は抜いて
無駄のない力を作品に注ぎ込もう。

sleep and keep.

2008.7/8

近くなればなる程に、
人同士は本当の気持ちを話せなくなる気がする。
それがいいことなのかどうなのかはわからない。

DSC00024.JPG

穴はふさぐものではなく のぞき込むもの
(河岸忘日抄より。)

展覧会の打ち合わせを兼ねて富山へ行ってきました。

ike.JPG

夜になると蛍が集まってくる

DSC00025.JPG

何せこのような所です

DSC00042.JPG

帰り際に
庭の紫陽花を生けてきました

go to Toyama

2008.7/6

2008年7月6日、3:06AM
昼間は用事があって身動きとれず。真夜中になって、ようやく打ち合わせのために富山へ行く荷造りをする。作品ファイル、作品写真、参考作品、資料、会場の様子を撮るためのカメラ2台、スケッチブック、アトリエの更新書類、洋服、化粧品少し、洗面道具、常備薬、本。大きな荷物になり閉口する。持っていく作品が思いのほか大きいのだ。立体だし。実家から(勝手に)もらって帰るお土産を入れるスペースはあるのか? それからもっさんの水を多めにやっておく。洗い物もしておかないといけない。 はあ。 旅に出るのは好きだが、どうしても億劫になってしまうのは準備が苦手だからだ。それでも何とか荷造りを終えた。すごく疲れた。 そして明日の朝食で、冷蔵庫に入っているものを食べてしまわなければならない。すごく眠い。気を失いそうだ。明日起きられるか不安である。

Prose

2008.7/5

nuno.JPG

布 糸 素材 染める
そして羊毛で 私が観たいと思うものを創る

心に残し 刻みつけておかなければならないものたちを
ずっと在り続けるものを
淡いひかりで曖昧に優しく包む存在を
見えないもので包まれている事を
微かな切ない望みを

創るという行為はとても贅沢で我侭な事。

一本の道が、今なら見えるし
本当は以前からちゃんとその道に立っていた。

生きている限り終わることのない日常への
切なさと愛おしさを込めて

こんばんは。
今、作品に使う布を染めていました。
きれいに染め上がる事を願いつつ 嬉しいことがあったので
真夜中の書きもの。

sajiことサジマミキは、大学からの友人であり
2002年から始まった 参加型お手紙ユニット”クレイヨン郵便”の相方です。
彼女がsaji letterに私のリニューアルサイトのこと、作品のことを
書いてくれました。

ここに書いてくれている通り、
お馬鹿なことから真面目な話まで出来る最高の友人です。
私がどんなにへなちょこでも おまぬけでも
遠くで または近くで応援してくれる。

伸びやかに弧を描く絵筆が心地よくて、色づかいがふわりと楽しく
時々出てくる不思議なキャラクターたちが笑わせてくれる。
やわらかく幸せな気持ちになる世界を描きます。

大学で美術を学んでも、
卒業すると多くの人が表現者とは違う職業に就きます。
そんな中で、彼女はイラスト、私はフェルトを通して
時には立ち止まりながらも、互いにずっと表現の道を模索してきました。
だからこそ生まれた クレイヨン郵便。

・・・さて。

夜も更けてきました。
私もがんばらなくては。

こんばんは。
今日はとても蒸し暑い一日。

本日carbonさんに作品をお届けしました。
ここしかお取り扱いをしていないデジカメケース(縦型)です。
オーナーさんから合格印、頂きました。
褒めてもらえると素直に嬉しい。とても。
carbonさん、いつもゆっくり作品を待ってくださって 本当に感謝です。
詳細はお知らせをご覧下さいませ。

夕方、久し振りに整骨院へ。
日常的に左側を酷使していて、すごく歪みと張りが出ているなあと
感じてはいたのですが、限界まで耐える性格からか(耐えるなよ)
通院をさぼっていました。
・・・また通いづめになりそうな予感。
行くと必ずお腹がすいてきます。
体の歪みは内臓にも影響しているとのこと。
歪みを矯正していくと、内臓も活発に動きだすのでしょうか。
左手がキーボードを打つのもやっとの状態で、
更に昨日ベーグルを切る時に、ベーグルではなく
左の人差し指を勢い良く包丁で切ってしまいました。
仕事柄、手の怪我には気をつけねば。反省です。

Deep breathing

2008.7/2

おはよう。
今日は霞がかった晴れ模様です。

朝から発送の支度。
昨夜は眠りが浅く 起き抜けはぼんやりとしていたけれど
体が動いていると頭も動いてくる。
作品が送られてしまうと、私の手から離れて第三者のものになる。
数えきれないくらいそういった経験をしてきた。
昔はそれが少し辛かったのに 今は喜びを持って受け入れられる。
気に入った作品程、人の手に渡る事が嬉しい。
自分の所にあるだけでは
自己完結してしまう事を知ったからだろうか。
私にとって表現するという事は どんな意味を持つのだろう。
常に傍にあり、四六時中つきまとうもの。
とても苦しくてとても楽しいもの。
不器用な私の、表現手段。
言葉よりも饒舌。
生きる事とほぼ同等の価値を持つもの。
「いつも作品の事ばかりだね」と言われた苦い想い。

人を思いやる事とは?優しさとは?私にできる事は?

私にはまだまだ わからないことが沢山ある。

様々な想いは折り重なって
次の作品への足がかりとなる。

こんにちは。

今日はまるで夏のような空でした。
七月がやってきましたね。

予定より少し遅れましたが、carbonさんへの作品が出来上がり
心地いい気分です。
同時に、以前にオーダーいただいた作品も制作していて
(現在は新規の受注を控えさせて頂いています。)
それが思わぬ方向に進み、面白い出来上がりになって
見るたびに笑ってしまいます。
時々こういう作品が出来上がることがあって
その瞬間がとても好きだったりします。
自分の中にある、とても好きな部分でありながら
普段はあまり開けることのない引き出しを開けたような気持ち。
くすり、と笑ってくださるといいな、と
その方のことを考えながら制作していてとても楽しかった。
丁寧に、心を込めて仕事をすることを嬉しく思いました。

個展の準備も忙しくなってきました。
いろいろがんばらないといけません。既に胃が・・・
ボンソワ、プレッシャーに弱い私〜。

夜はコトコト、ジャムを煮ながら事務作業。
料理は苦手ですが、たまに思い立ってこういうことをしてしまいます。
何故だろう・・・気分転換?
なのでちょっと酸味が強そうな仕上がり。まあいいや。

納品のお知らせは明日いたします。

では、良い夜を。


今日も薄曇り、ときどき晴れ間あり。

朝からの予感は的中するものなのだろうか。
午前中からマイナスパワーにあてられてしまい
ゲームでいうならHPを大幅にうしなう。
用事は早く済ませ、自分の部屋へと急いで帰る。
好きな音楽をかけベランダで憩い、つめたい紅茶を飲み、眠った。
目が覚めると辺りは薄暗く、穏やかな空気が室内を包んでいた。
体温を計る。36.7度。
マイペースの速さをほんの少しだけ落とそう。
心を込めて、丁寧に作品を創るために。
そんな一日。

DSC0002.JPG ただ今

DSC0003.JPG 制作中・・・(色々と。)

こんばんは お元気ですか.
本日の京都 曇り 時折晴れ トータルでは曇り でした。
天気を読みながらその日の服を決め、出掛ける時はその方法を考える。
自然な流れとともに暮らすように気をつけていよう。
不自然さは、ざわざわを生みだします。

旬の李を食べました。
すもも と読むそうです。
漢字もひらがなも声に出した時の言葉の響きも きれい。
皮を剥けば濃厚で甘い香りが広がり、瑞々しい水分は指をつたう。
半透明な赤とキナリのグラデーションの実が現れる。
口に入れると甘く柔らかく、さっぱりとしていて、種の近くは酸味が強い。
これからやってくる夏を想いました。

サミットが始まるので、市内には警察の人達がたくさん。
あんドーナツをくれる優しい人と
何だか物々しくて落ち着かないねと会話を交わし、
日暮れの川沿いを音楽と一緒に自転車で走り抜けながら
水の色と風景 緑のトンネルを心地よく感じ、
そして私は自分の部屋へと帰ります。

周りの人々に、心からの感謝を。

Am I all right?

2008.6/24

河原町まで材料の買い出しに行きました。
晴れだし。今日は体調も良いし。不安だし。
体力もつけないと。
というわけで自転車で移動。
糸と羊毛を沢山買ってきました。
お気に入りの紅茶とおやつ、パンも買い込んで帰宅。
水出し紅茶を早速仕込んでおく。

夜中。
気づけば食事を忘れて制作していました。
個展の作品制作と通常作品制作との平行作業。
さっき出来上がった作品に不安があるのは、
展覧会に向けての様々な想いや緊張が全身を駆け巡る事による
気持ちのざわつきから来るものなのか。単に空腹のせいなのか?
どこかの部屋から大蒜の美味しそうな香りが漂ってきています。
食事を忘れるのは良くない癖なので、気をつけなければ。
不安定な体調を調整していきながら、ギリギリまで行きたい。
創りながら、やはり私はフェルトが大好きだ、という気持ちを再確認。
羊毛の一本一本の繊維を絡み合わせて、ひとつの造形物をつくる。
そこに様々な素材、布やガーゼ、糸を閉じ込めながら。
この楽しさを忘れない様に、丁寧に創っていきたい。

Office work ,work

2008.6/23

こんばんは。
一日、曇り空でした。
気温は昨日よりも下がり、過ごしやすいです。
体調は、ぼちぼち。

今日はずっとパソコンと向き合って、文章を書いていました。
展覧会をお知らせするための、オフィシャルな書面作り。
他のお仕事をされている方とかわりなく、
作品を創るだけではなくて様々な作業があります。
体を動かさなくとも、
頭を使うとお腹がすくものですね。
お気に入りの定食屋さんのごはんが食べたい。
飲み屋さん以外だったら、大抵どんなお店にも一人で入れます。
吉野家も平気です。

脱線。

懐かしく切ない気持ちにさせてくれる
Haruka Nakamuraの音楽を聴きながら、
ひたすら文を書いていました。
普段使わない頭を使ったせいか、
夕食の後、ちょっと眠ってしまいました。
その後復活して、制作。
マイペースがハイペース。
無理はいけないと言われていても、そう思っていても、
時には無理をすることも必要なのかもしれません。
ヒロタは甘やかすとろくなことがない・・・気がします。
なんとなく。

Dispersion

2008.6/22

こんばんは。
週末、みなさんは如何お過ごしでしたか?
ヒロタはさっき帰宅して、遅い夕食を食べ終わったところです。
眠い。だが、寝られない。
やることはたくさんあるのですが、
井山さんの展覧会に行きたくて堪らない。

昼に実家へ電話をかけ、
展覧会をすることが決まったと知らせました。
報告を聞いた父は、
「ああ〜、そうけ〜」(ああ、そうなんだ、の意)
と、なーんとものんびりした返事。
「そうなが、決まったが〜。また連絡するちゃ〜」
私もつられて、城端弁。
父が「うたうみずうみ」の意味を知ったら、きっと驚くと思います。
本人は既に忘れているかもしれないけれど。

どこかの部屋の人が、先程から熱唱しています。
あんまり上手じゃないところが面白く(失礼)
それがかわいらしくて思わず笑ってしまいました。

こんばんは。
今日も一日、梅雨空でしたね。
くせ毛はいよいよ楽しげにうねっています。(ちっ)

さて。昨夜遅くに、個展のお知らせを載せてみました。
三年振りです。会場は生まれ故郷。
様々な葛藤があったなかで
最終的に個展をやろうと思えたのは、皆さんの存在。

「”死ぬ気でやれ”
 はよく聞く言葉だが、
 ひとりぼっちではそんな力は湧いてこない。
 支えてくれる人が居るから、人は死ぬ気でがんばれるものなのだ。」

そんな文章を読む機会があり、まったくだ、と共感。
展覧会に足を運んでくださる人、お取り引き先の方々、
作品を好きだと言ってくださる人、批評してくれる人、
展覧会のお話をくださった方、友達、作家仲間、両親、等々の
「存在」そのものに、支えられています。
どんなに心強いことか。
個展をやるときは、いつだって、心身共に限界を超えます。
他の表現者さんもそうだと思います。
一人ではとても太刀打ちできません。

だから、
本当にありがとう。
ありがとう。

私はいつだって、人にいろんなものを頂いています。
お返しなんてできなくて、やれることは、表現しつづけることくらい。
だから、創ります。
こういうことは、面と向かってなかなか言えないような
こっぱずかしいことなのですが。

言える時に、伝えたいことを、ちゃんと伝えないと。

今日も雨が降っています。
ざあざあざあ、ぽたぽたぽた。
たまには音楽を消して、
雨音に耳を傾けてみましょうか。
紫陽花に見とれては、ああ六月だなあと思います。
雨に濡れるとなお美しい花。清純なエロティックさを感じます。

ゆうべ川沿いで蛍を見ました。
1匹だけですが、雨の中をゆらゆら飛んでいました。
この世には美しいもの、心打つものごとがたくさんあります。
自分の手の中は無限ではなくて、
すくい取れるものごとには限りがあるでしょう。
ただ、可能性はきっと無限。
今は、すくい取ったものを丁寧に観ていきたい。
そしてできるなら、なるべく大きな手のひらを持ちたい。

お知らせにも書きましたが、
fooさんにもかご針山をお送りしましたよ。
包んでいたら案の定お菓子のように見えてきて、
ジャケ買いしたクッキーの缶に入れて撮影。

すこしずつ、ではありますが、
なるべくいろんな作品を各お店さんにお送りしていきます。

もっさんは今日も元気です。
連れ帰った頃はうす緑だった若い葉っぱに段々と厚みがでてきて
色も濃くなってきました。
モンステラについて少し調べた所、
もっさんは、葉っぱに穴が空かない種類のモンステラか?と
最近思い始めました。
モンステラはすべて葉っぱに穴や切れ目が出てくるものだとばかり
思っていたので、ちょっと驚いています。
どんな種類でも、もっさんはもっさんなので変わらず愛でていく所存。

DSC00001.JPGのサムネール画像

OK!いただきます。

← ↓ ↑ ↓ → → ← ↑

ゲームのコマンドではありません。

いろんなことが、頭の中を行ったり来たり。
こんなときは?
メモしていくに限ります。

こんにちは。
梅雨の晴れ間、今日もいいお天気です。
皆さんの所は、どうでしょうか。

昨日のうちにお布団をすべて干し、
床も雑巾がけをしました。
我が家には掃除機というものがありません。
普段は和ほうきで掃き掃除。
そして時間のある時に雑巾がけをしています。
広くない部屋に掃除機があると場所もとりますし、
掃除機を仕舞う場所を考えるだけで、ゆううつになります。
他にもさまざまな理由で、普通ならばあるはずのものが
うちにはなかったりします。

テレビも見なくて、
今や本と書類、カゴ置き場と化しています。
カオスです。
処分する事も考えてはいるのですが、大学生になった時
一人暮らしをする際にアルバイトをして買ったものなので
なんとなく手放せません・・・懐かしのテレビデオ。
ラーメンズの公演の中には、DVD化されていない貴重なものもあり、
これを観るためにも、もう暫く居てもらおうかな・・・
どんだけラーメンズ好きやねん、とツッコミが入りそうですが、
そんだけラーメンズが好きやねんもん。

今晩は。

今宵の月が、とても美しく感じます。
夜風も心地よく、
自転車で、どこまでもゆけるよう。
先程恵文社さんまで納品に行ってきました。
かご針山を4点お届け。
色味は何だかフィンランド。←個人的イメージ

他の店舗さまに向けても、
少しずつ作品を準備しています。
暫しお待ち下さい。

こちらは制作途中の写真。
かご部分もしっかり、手編みでお作りしています。
ヒロタも6年程、この針山を愛用していますが、まだまだ現役。

Still

2008.6/16

昨夜の雨は深夜に上がり

外の空気を浄化して

からりと晴れました

泣きたいくらい、いいお天気

岩手・宮城内陸地震で被害に遭われた方々、
亡くなられた方々、ご遺族の方々、
心よりお見舞い申し上げます。
胸が痛みます。
気の利いた言葉など持ち合わせておらず、申し訳ないです。
連日救助作業をされている皆様、本当にお疲れ様です。

走る女

2008.6/15

DSC00012.JPGのサムネール画像

玄関の靴箱の上。
久し振りに中の絵を入れ替えました。
雨のいろと、好きな器とで構成されている絵。
松本洋子さんの作品です。
そして、はしっこしか写っていないけれど、
カレンダーがわりの佐々木美穂さんのポストカードも
側に置いてあります。
モノクロのドローイングのような絵。
月ごとに12枚あって、もう何年も、入れ替えては飾っています。
何度見ても、飽きないなあ。

DSC00003.JPG

額の下には、私のもとへ連れて来られた宝物。
四万十川、沖縄、名前も忘れた外国、いろいろ。

先ほどまで、この間失敗した写真の撮影をリベンジして、
パソコンで確認。(撮ったものがすぐに見られる、便利な世の中・・)
やっぱり昼の自然光で撮影したほうが、いいものが撮れますね。
今日は、連日フェルト化作業をした作品たちの仕上げをしようと
思っています。
体調は、まずまず。
しゃきっとさせてくれる、ローズマリーのアロマオイルを焚いて、
さあ、がんばりましょうか。

こんにちは。
今日はどんな一日ですか?
私は制作したり、のんびりしたりしておりました。

ゆうべ寝付きがよくなかったので眠りにつくのが遅くなり、
今朝、部屋の気温がぐんぐん上がって暑さで目が覚めて、
せっかく予約していた病院、寝過ごしてしまいました。

暑いけれど風はあって、とても清々しいので、
お盆を持ち出してベランダで朝ごはん。
先日買ったいちごのジャム、とても美味しいですよ。

精一杯生きている人。
毎日額に汗して仕事をしている人
やりたいことがみつからずにもがいている人
今日も何も出来なかったと嘆く人
やりたいのにできない事情をもつ人
心の中に穴っぽこがある人
彷徨う人
みんな、精一杯生きている。
それぞれ、いろんなものを抱えながら、それでも生きている。

明日も一緒に空を見ましょう。

I coexist

2008.6/12

お元気ですか?

昨日から、次の制作に取りかかっています。
いくつか出来上がったので撮影をしたのですが、
全然だめ。納得いかね〜。
えーい、全部撮り直しじゃ〜。

そんなこんなで夕刻。
窓から心地のいい風が部屋を通り抜けていきました。
ベランダに出てみると
透き通った空に月が出ていて、
鳥の群れが通り抜けていきました。
それは、生きているっていいもんだ、と思えた瞬間で。

お花畑でのんびり生きていたら、決して見られなかった景色。

また近いうちに、納品のお知らせができると思います。
どうぞどうぞ、よろしく。

A daily fragment

2008.6/11

こんにちは。

昨日、旬のものが食べたくて、茄子と胡瓜と、枇杷を買いました。
茄子は煮浸しに。
枇杷は食後のおやつにしました。
胡瓜は静かに出番待ちです。
気温も湿度も高いこの季節は、さっぱりと酢の物にしたら美味しいかな、
などと考えています。

今では一年を通してどんなものでも食べられるようになったけれど、
昔は季節ごとの旬があったのですね。
なんとなくですが、できるだけ旬のものを食べるようにしたいなと
思い始めました。

今日は気温が高くて、
ちょっと制作をしただけで暑い暑い。
あらためて、フェルトって体力仕事だなあと思いました。
でも、体調はまずまず。
がんばりすぎないように、がんばります。

きらきらとした欠片は、日々のほんの些細な所に転がっており。
それに気付けないときは、かなしいものです。
欠片を見つけて拾い上げられる自分自身で在るか否か。

Bicycle delivery

2008.6/10

本日、夕刻の空気が清々しい頃合いに、自転車にて
針山たちを恵文社さんまで届けてきました。
詳細は

DSC00022.JPG

色味もグラデーションも
  さまざま

ひとつとして、
同じものはありません

あなただけの”ひとつ”、ぜひ。

untitled

2008.6/8

いつもの様に、
いや正確には一日として同じ日は無いのだが、
今日も私は忙しいながらも、
大きな意味では「のほほん」と過ごしていた。

当たり前の、日常。

突然飛び込んできた、通り魔殺人事件のニュースに、
大きなショックを受けた。
今、テレビはそのニュースでもちきりなのだろうか。

ある日突然、
出掛けた先で、見ず知らずの人間に命を奪われる。
被害に遭われた方々、亡くなられた方々、ご遺族の方々の御心中
察するにあまりある。

今日、私たちが生きていることは、奇跡。
毎日が、奇跡の連続。
そしてこれを書いている私も例外ではない。
いつ、何処でどんな運命が待ち受けているかなんて、
誰にもわからない。

そのことを。

こんにちは。

今日はまるまる一日、制作日にすることが出来ました。

本日は午前中すこしの雨、午後からは晴れのち曇り。
湿度が高めのわりには、今日の調子はまずます。
昨日の天気予報で降水確率10パーセント、とあったので、さっそくお洗濯。
干していたら、太陽が雲に隠れ、雨雲がでてきたので
かなり不安になりましたが、何とか晴れ間は保ったようです。
毎日洗濯機を回したい人なので、梅雨時は天気読みが大切。
天気予報も、あんまり当てにならなかったりなのです。
参考程度に信じよう。

risutohariyama.JPG

昨夜仕上げたカゴ入り針山。
背後からは、何者かの視線。

このサイトでも、作品ページに他の色のものが載っています。

この針山をつくっていると、いつもトリュフを思い出し、
結果チョコレートが食べたくなります。
(特にこういうブラウン系の色味のとき)
2002年から作っているシリーズです。
羊毛の針山には、針が錆びにくいという特徴があります。

それぞれの家の中で、普通の顔をして、
長く使い続けられるものを創っていきたい。
飽きずにずっと使ってもらえるものを目指して創るのって
難しいけれど。
「日常」こそ、nouvelle vague.のトータルなテーマなのか。やはり。
そうじゃない表現は、本名名義の制作活動でやれるのです。

今、ようやく調子を戻しつつあり、かなりマイペースで制作しています。
あとすこしお時間をくださいませ。

石橋は、適度に叩いて渡りたい。(お、五・七・五。)

PA0_0016.JPG

作りかけの洋梨の下部分が口に見えてきたので、
ボタンで目を付けて遊びたくなった。

今日は久しぶりに料理らしい料理をしました。
先日かぼちゃを入手したので、
定番ではありますがかぼちゃの煮物。
でっかい焼きちくわも入れましたよ。
(もちろんちゃんと輪切りにしました。)
以前sajiから雑炊にちくわを入れると美味しいと習ったので
その応用編。
出汁がでておいしくできるのです。
ちくわ、えらい。
ネーミングも妙に可愛いぞ。

そして完璧に風邪を引きました。
風邪を引くのは、実は久しぶりです。
鼻の不具合とくしゃみと、咳と。
風邪ってこんなんやったなあ、と思い出しました。

夜中mixiをばいじっていたら、KKPの公演がまたあるとか!
また小林さんにお会いできる(かも)、とテンションが上がりました。
今度はチケット取れることを切に願います。

夕方から肌寒くなってきて、
今は強めの風が吹いています。
上着を着ず外に出たことを大後悔。・・・寒い。
喉は今日もイガイガしています。
塩水でうがいするといいんだったっけ?

今日の日暮れはとても好きな感じでした。
空は泣き出しそうなんだけど、きれいなブルーグレーで。
パウル・クレーの絵みたいな色。

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夕暮れというのは自分にとって不思議なもので、
それを「かなしい」と感じたり、「うれしい」と感じたり、
「きれいだ」「わくわくする」・・・いろいろで、
その時によって様々です。

もっさんは相変わらずで、今日も生きています。
植物って、すごいなー。
言葉はなくとも存在感バリバリ。
ただただ、生きている。

夕ご飯のあと、実家の薬箱からもらった風邪薬を飲んだら
喉の痛みがたちどころに良くなってきました。
さすがだぜ、富山の薬。

京都は梅雨入り。
皆さんの所は如何ですか?
この時期に、植物は水をぐんぐん吸い込んで、夏へ備えているのでしょうか。

午後になって雨は上がり、夕方には澄んだ空気が広がっていました。
夕方、あまりの眠気に2時間弱うたた寝。
朝寒かったせいか、喉が”いがいが”します。
風邪でも引いたのかと、内心ひやひや。
気のせいであることを祈ります。

サイトをリニューアルして3日、いろんな方からメッセージを頂きました。
ありがとうございます。
ひとつひとつ、ゆっくり読ませて頂いています。
メールをもらうと、その人の近況なんかも知れるので楽しいです。
それぞれがそれぞれの場所で、生きているんだなあと、
当たり前のことなのですが、その事実が何とも嬉しい。

夜に少し、制作できましたよ。

雨の日

2008.6/2

こんばんは。

今日は少し制作ができて、うれしい日でした。

昼間は雨が降ったり止んだりしていて、今は本格的に降っています。
明日の降水確率は30パーセント。
このまま梅雨になってしまうのか?
新緑の心地よい季節は、あっというまに駆け抜けていっちゃうのか??

ちなみに、ねえやんの「僕らが旅に出る理由」のカバーで
ゲストボーカルとして歌っていた男性は、
現スカパラ・フィッシュマンズの茂木欣一さんでした。

おはよう。
今朝の天気は薄曇り→ちょっと晴れてきました。

昨夜夢にオザケンが出てきました。
夢の中で彼はヘッドフォンをして、レコーディングしていました。
何故そんな夢を見たのだろうと顔を洗いながら考えていたわけですが、
安藤裕子さんがカバーした「僕らが旅に出る理由」をよく聴いているので
多分そのせいだろうと思われます。
途中男性のパートが入るのですが、それがオザケン本人のような気がして、
参加してるのか??という疑問が頭を離れません。

まあそれは置いておいて。

nouvelle vague.のリニューアルサイトへようこそお越しくださいました。

いろいろと伝えたいこと、思いは考え出したらきりがない訳ですが。。。

今までも、現在も、ありがとう。
皆さんに支えられて、nouvelle vague.はこうしてここに居ります。

これからも、
nouvelle vague.としてのヒロタをどうぞよろしくお願いいたします。

mossan

2008.5/30

先日我が家にやってきた、モンステラ。
モンステラなので、もっさん、と名前を付けた。

DSC00002.JPG もっさんは今日もおおらか。