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ヒロタが綴る日々の出来事

コトノハナミダ

2008.11/22



今日はゆっくりめに起きて、ごはんを食べて家事をして、
お買い物に出かけて、それから制作。
店舗さま用の作品をつくったり、
ティーマットの新柄を試行錯誤したり、
色合わせを決めたり、いろいろと。
紅茶を沸かしてベランダで北風ピープーに吹かれながら一服した。
ふいに涙が出てきて、私は子供みたいに泣いた。
うまく答えられない種類の。
いろんな気持ちが一緒になって混ざり合って、でてきたような感じ。
だからって、ネガティブになっているわけでは決してなく、
むしろとても前向きであるような気がしてくる。
言葉にならない感情のための、自分自身に対してとても素直な涙。
へっちゃらなふりなんて、しないと決めたら楽になる。

歳は重ねてゆくけれど、大人になっていない部分が
私にはたくさんあって、そういう人は私だけじゃなくて
他にも居て、「世間一般の大人」と「大人じゃない自分」との
バランスを取りながら日々生きているんだと思う。
こういう気持ちををわかり合える人とわかり合えない人とがいて
わかり合える人との会話は心地よい。
皆みたいな速さで人生を歩く事は出来なかったし、
皆がどんどん超えていくハードルのようなものをうまく飛べなくて
飛ぼうとしてもこれがなかなか難しい。
でも、いいのだ。これで。

ずっと制作を続けてきて本当によかった。
みんなががんばって生きていて、それが嬉しい。
何にも出来ないかもしれないけれど、
誰かの暮らしが幸せになるような作品を目指して創り続けたい。
まだまだ甘っちょろい私だけど、がんばる。そう思いました。