Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

ÉCHIRÉ

2019.10/13

フランスのエシレバターのお菓子をいただきました。エシレがお菓子を作っていることを初めて知ったのと同時に懐かしくなりました。

田舎で生まれ育った私は、オリーブという雑誌で木のカゴに入ったバターというものがあることを知りました。十代の終わり頃だったでしょうか。「こんな可愛らしい感じで?バターが?」あるらしい。田舎にエシレバターを置いているお店はそうそうなく、大学進学で引っ越してきた京都の明治屋でエシレバターの実物を見て芸能人に会ったときのごとく興奮したのを思い出します。見た目よく味も良くたまげました。田舎になかったものが現実にあるんだというドキドキは年齢とともに随分と落ち着き、それは少し寂しくもありますが、ここからは引き算と選択が進んでいくのかなという予感がしています。でも、街で欲しかったものでも手に入れられなかったものはたくさんあってそれが悔しいという思いも強く残っています。力及ばないとか、タイミングとか。いろいろな悔しさをバネにしてまた10年ギラギラとしてみたい気持ちもあります。どうなるかはさっぱりわかりませんが、わかりませんと言い切りたい。

白い秋

2019.10/11

実家に行くと、庭には白い花が咲き乱れていた。名前もわからないその花は、私が何年か前に母の誕生日に贈った鉢植えを地植えしたものだそうだ。根を下ろし、増えてゆき、毎年秋になると咲くようになったらしい。
居間から見えるその風景に、切り花にして玄関に活けるのも勿体ないような気がしてそのまま風に揺れ雨に降られている白い花を見ていた。
先だっての台風で落ちに落ちた柿の葉を竹箒でてみに集め庭の草木が植わる場所に肥料として撒く。腐葉土となり栄養となっていくだろう。
わたしは自分を守るためなのか真面目な話になるのが照れくさいのか時に道化のように茶化すことがある。大人はやさしいのでここ何年もその事を指摘してはもらえないし、されたくなさ過ぎて何年もわたしはそれをなるべく避けてきた。気まずい。しかし家族は家族なのでそれを忌憚なく指摘する。

此処にもわたしが住まいを変える意味があるのかもしれない。白い花は変わらず揺れている。

夜の博物館

2019.10/11

夜の博物館展開催中です。赤の心臓ブローチは完売しました。ありがとうございます!その他のアイテムはまだございますのでじっくり見ていただけると嬉しいです。

※明日12日は台風接近のため臨時休業となります。13日は営業予定とのことですのでお気をつけ下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

心臓のブローチは3年ほど前にデビューさせて現在に至ります。ショパンの心臓がワルシャワの教会に眠っているということを知り、また「心臓ってすごいよ、こんな風なしくみで動いている。臓器ってよくできてる」というお話を聞いてむくむくと興味が湧き、つくろうと思いました。画像や写真はたくさんあれど、立体感がよくわからなかったので理科模型を入手して研究。ブローチにした時のサイズ感や立体感、色などあれこれ考えて3色展開となりました。静脈・動脈のパーツを5つつくり、ベースの心臓に取り付けてバランスや形を見ながら良い感じに仕上げます。

そして肺のブローチは今回初出しの新作です。臓器シリーズ第二弾がやりたいなあというのが最初の動機でした。肺の表面は段々になっていて、上葉・中葉・下葉とそれぞれ名前が付いています。

画像だとちょっと見えにくいですが、実物を見ていただくとうっすら段々がついているのがわかるかと思います。

体内では両肺のあいだ辺りに心臓があります。心臓は左に寄っているのでその関係で右肺に比べて左肺がちょっと小さくへこんでおり、そこも意識してつくりました。

あと、心臓・肺ともに言えるポイントとして「静脈・動脈・気管支の切り口」という地味ポイントがあります。ここの色もぜひご覧いただけるとうれしい。

ヒツジフエルト縮絨室のくま・ねこスマートフォンケースはポケットが付いているだけ。そのかわり(?)、フェルトの動物たちが前面に主張しています。これは正直に言うと自分自身がファスナーとかボタンとか付いていないシンプルなほうが出し入れしやすい、というズボラな精神から来ているのだろうなと思います。このアイテムはスマートフォンのお家というか、居場所というイメージ。作りはしっかりと長持ち仕様で、付属のメンテナンス書をご参考にお手入れすれば更に長く使うことができます。

・超シンプル

・でもなんか目立つ

・作りはしっかり

というこだわり。

スマートフォンケースから始まって、今ではサイズを変えてiPadケースやMacBookケースのオーダーもよくいただくようになりました。今はcreemaだけでオーダーをお受けしていますが、工房引っ越しと繁忙期が落ち着いたらヒツジフエルトのウェブショップでも出していきたいなあと思っています。

(もちろん蓋つきハンドル付き、ポシェットタイプなどご依頼があればそういったタイプを作ることはあります)

そんな(作家が)ズボラなスマートフォンケースは神保町いちのいち 神保町店催事にて期間限定で展示販売中です。10月3日までですので、よろしければぜひぜひ遊びにいらしてくださいませ。

羊の庭

2019.8/31

実家で仕上げ作業をしたので、いつもと違う撮影ができました。

今日の晩御飯は何を食べましたか?わたしは心太と梅ひじきのご飯、そして麦茶を飲みました。今日は野菜の日だったそう。次の制作に向けてあれこれご連絡と新作のモチーフをリサーチ、オーダーの内容をノートにまとめて今日はぼちぼちと進みました。ネットを見ていたら「ミルクコールドブリュー」なるものの作り方が載っていたので今夜仕込んで寝るとします。

八月下旬

2019.8/23

2019.9/6-10/3 神保町いちのいち 神保町店出店のお知らせをUPしました。今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。いっぱいつくったよー。

お引越しの準備もしなければ、その前にただでさえ少ない持ち物をさらに減らしてからだわと作業の合間にリフレッシュをするかのようにものを処分して片付けをしています。新居にも不要なものがたくさんあるので行っては片付け行っては片付け。お引越し、いざ決めてみると気に入って決めたこの真っ白なお部屋を離れるのはさびしいなと思ったり。ものも部屋も結局は生き物というか、愛着がわくものなのでものを入れるのも出すのも勇気がいります。とはいえ、次のステップに進むためにもやらねばならぬよ。繁忙期と重なってしまったので無理せず制作の合間に少しずつやろう。

ハロー

2019.8/16

自分は買うよりつくるほうが好きだ。そして発信するのが好きだ。作品をつくるのには時間がかかる。がんばる。

8月に入り、お盆ですね。こちらは今風はあまりなく雨が降っています。台風の心配があるとはいえ、ずっと雨が降らなかったので恵の雨といった趣。昔から自宅で聴く雨の音が好きです。今日はめずらしく少しお昼寝をして、すわり猫をひとつ完成させました。工房と実家との往復の日々は続いていて、毎日正解のない物事に向き合ったり休んだりしています。どうしたって考えてしまうことはいろいろあれど、毎日目の前にある「やること」をひとつひとつ積み重ねていくことが最善策であるといつも思い至ります。どこかに行きたいとか遊びたいとかそういう欲があまりなく、基本的に掃除が行き届いたお部屋にいることが好きなので、そこはありがたく思っています。

今日のこと

2019.7/17

食べる猫をつくりふと顔を上げれば七月も半ばを過ぎていました。いかがお過ごしでしょうか。

こちらは秋冬の催事に向けた制作がスタートしています。たくさんつくるのでまだまだこれから、登山は始まったばかり。作品のこと、ディスプレイのことで頭の中は賑やかです。でも今はなぜだか金沢のブックカフェでひと休みしています。休息は不可欠です。とても懐かしい友達に偶然再会した場所で、近くに来た時に寄っています。何事もご縁。

電車で長距離移動をするときイヤホンで音楽を聴くことが多いです。わたしの耳の穴って大きさか形が変なのか、イヤホンがすぐに外れてしまいます。特に右耳。しかたが悪いのか、はたまた外れにくいイヤホンというものがあるのか…。今はワイヤレスのものが主流なのでしょうか。街中でよく見かけます。ぽろっと落ちて無くしそうで心配になりますが、街中のみなさんは上手にイヤホンをつけておられます。

母と喋っていてふと着ているTシャツが気になりました。サイズ感やフォルム、そして何より特徴的なちょっとセクシーな女性のプリント。もしかしてと思ってタグを見せてもらったらヒステリックスのTシャツでした。やっぱり。というのは、わたしが1番ファッションに興味があった若かりし頃憧れていたブランドだったからです。しかも着ている本人はブランドの名前も何も知らず偶然買ったとのこと。この人はこういうところがあります。

虹色

2019.7/8

先週から副鼻腔の調子がよくなかったので早め受診をしてお薬をもらう。お薬手帳を見てみたら去年もこの時期に行ったようだ。先生もスタッフの方も皆てきぱきと無駄がなく、カメラを入れての診察とレントゲンもしてくれるし、例のごとく「副鼻腔炎にはなっていない」との診断。鼻が敏感なのはおそらく母譲りで、それと関連するのか強い香水も苦手だ。夏場は外に出ると香水をつけている人が増えるのでちょっと難儀する。(ときたまマスクをしても匂ってくるので困ったものだ)お昼ご飯を食べて、ピクルスを仕込んで、お薬も飲んだので調子がよくなるまで昨日気になっていたハワイの記事が載った雑誌を探そう。レインボーブレッドが気になっている。