Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

よい仕事とは

2008.12/9


IMG_6820.JPGのサムネール画像
作品の撮影日。
撮影のために前日から作業テーブルを塗り替え、手順を何度も確認。
本気と書いてマジと読んじゃう5秒前。(古っ)
あるフライヤーに使う作品の写真撮影で、
今回は写真を生業としている友人O氏に撮影を依頼。
半端ないくらい久し振りの再会&その割には急なお願いを、
快く引き受けてくれました。大感謝です。

作品制作の過程も撮影することになっていて、私は
まったく喋らず黙々と作業、友人も黙々と撮り続ける、なのでした。
集中して、互いに良い仕事をしようとする時間は
なかなか有意義でした。(最初は緊張しましたが)
こういう形のコミュニケーションというのもあるのですね。
真剣に取り組めば、人に伝わる。それがいい仕事に繋がっていく。

撮れた写真、すごくよかったです。
「作業工程を写真に残すってあんまりないことだし、せっかくだから」と
いろんな写真を撮って頂きました。
制作中の私が被写体になっている写真もあり、
私ってこんな顔して制作しているんだなあ・・・と発見したりも。
5年ほど前に撮ってもらった制作風景よりも、表情が柔らかい。
単に歳を重ねてまるくなった、というのもあるだろう。
・・・いろんな意味でな。物理的にとかな。

写真は数百枚に及び、その中から更に厳選して何十枚か選んで
次はフライヤー担当のデザイナーS氏にバトンタッチ。
「いい感じの写真ですよ〜。楽しみにしててね。」とのこと。 
う〜ん、楽しみ。


ここ数日、ある出来事ですこし気が滅入っていたのですが、
それとこれ(仕事)は別物。
自分のやりたい事・やるべき仕事に真剣に取り組んでいると
気持ちも自然に仕事へシフトしていく。
仕事を逃げ場にしてはいけないが、仕事にまっすぐ向き合って挑戦すれば
結果として仕事に救われることって大いにあるものです。
私は様々な形で表現をしていくことを、とてもとても大切にしていて、
ここで文章を綴る事も表現のひとつ。
表現する自由は誰にも侵されない。

「いい仕事」は、愉快でないことも吹き飛ぶくらいの大きな風を持つ。
大きな風に、やりたいことの風に乗っていくのだ。(か〜っこい〜)


IMG_6704.JPGのサムネール画像