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ヒロタが綴る日々の出来事

Initial impulse

2008.10/19



おはようございます 今日もこちらはいいお天気です
秋が空気を満たしています

制作をしながらずっと心に引っかかっていたことは
初めてフェルトに出会った頃の衝撃とか喜びとか
自分の手からものが出来ていく事の喜びとか
何よりも自分のやりたいことをやりたいようにやっていくこととか
そういったものがどんどん薄れていっている事でした
私の事なんて誰も知らなくて、だからこそ思いっきり出来ていた事が
できなくなっているような窮屈さをずっと感じていました
数を「こなさなくちゃならない」とか
「求められているからつくらなくちゃならない」とか
思うようになってきていて
そういうことを見ないようにしてきたけれど
もう気持ちをごまかすことなんてできないくらい
ちゃんと真っ正面から見つめないとだめになってしまうくらい
気付かないうちに自分で自分を追い詰めていたんだなあと
ここ半月程いろいろと考えて、思いました

こういうことをここで書くと 多方面で
様々な誤解が生じるだろうなあと危惧していて
なかなか書けないでいたけれど
やっぱり私は自分に正直にしか生きられないし
そうでないと、死んでしまいそうな気持ちになる
「そういうことをうまくやり過ごして生きていくのが大人なんだよ」と
言われる事も承知で、でもそれでも私は、
「それが大人なのなら、大人になれなくてかまわない」
そう思います。
最大級のわがままを貫いて生きていきたい。
今、自分がやりたいことをやる。
それが人に受け入れられなくても。
自分と自分の作品に対して一番素直で正直でいようと思います


そうでなきゃ、表現してる意味なんてないじゃない?