2013.12/30
くんくんしちゃいます。
——————
お知らせ更新しました。
お年始にぜひ、あたらしいテーブルウェアを揃えてみてくださいね。
1月4日からは、JAMPOTさんの初売り・JAMPOT蚤の市がスタートします。わたしはサンプル作品をすこしと、手芸材料をいろいろと出品します。毎年賑わう人気のイベント、ぜひお越しください。
2月5日〜11日は、京阪神ZAKKAマルシェ、2月19日〜3月4日は大阪三越伊勢丹でJAMPOTさんの出店があり、いずれも参加させて頂きます!こちらもお楽しみに。
——————–
年内にお受けした受注をすべて終える、という目標をたてて、年末は走ってきました。そして昨日、完走。絶対に無理だと思っていた大掃除もすることができホッとしています。
三重のHOME plus SPICEさん主催の展に何度も関わってきて、毎回かならず私の作品を購入してくださるお客様がいらっしゃるときいて、とても嬉しい出来事でした。
惜しむらくは、今年はウェブショップがなかなかUPできなかったこと。
ひとりきりでやるには物理的に限界があることも知りました。とはいえ、もっといろんな試みをしていきたいと思います。
廣田の作品はつくりが丁寧だと言ってくださることが多いのですが、その分人一倍時間がかかっています。もともとゆっくり気質な性格ではありますが、品質は落とさず、さらに出来る事を増やしていくために、まだまだ無駄な動きを削ぎ落せるのではないかと思っていて、そこがクリアになればもっとウェブショップを楽しくしていけるんじゃないかなー?と。
ただ、本当に、仕事が速い人とくらべて私はゆっくりで、出来る事も多くはないのだなと言う事も身をもって知った一年でもありました。速い人、たくさんお金を動かせる人はいて、そういうのにはやはり憧れもありつつも、自分の性格や気質をもっと知ってそれに合った手仕事ができるように・・・来年からはそうなります。
かつての友人たちはいわゆる、会社で働いている人、主婦業をしている人、がほとんどで、年々遊べたり話があう友達が少なくなっています。ただでさえ友達が少ないので、これは深刻なのではないかと時々奇妙な不安感にとらわれたりします。遊びに行くとしても、通常は飲みに行ったりご飯を食べに行ったりするのがデフォルトなのでしょうか・・・?それも楽しいけれど、宇宙や空想や量子力学や、ガンダムの話、DVD鑑賞会ができる友達がいないので深刻です。そして、時間があれば自分の事に没頭しがちな自分が一番の原因なのだろうな。。。数少ない友達たち、呆れずに来年も変わらぬおつきあいを。
2013.12/27
撮影をしてみました。
フェルトというと、「針でチクチクするドライフェルト(ニードルフェルト)?」とよく聞かれますが、私はどちらもやります。
濡らしてつくる、ウェットフェルトです。
フリンジになる糸を置く。石けん水をかけながら、配置。
石けん水を全体にかけ、下のプチプチと一緒に巻く。
そして、筒状になったものをゴロゴロと転がして(ローリング)縮めるながらフェルト化させていきます。
シフォンの布は薄いので、布の間に羊毛が入り込み、入り込んだ羊毛同士がさらに絡み合いながら縮んで行くので、布と羊毛が一体化します。綿や麻のシフォンでもできますが、シルクは羊毛と同じ動物性のものなので、より相性がよく、絡みやすい。
はい、縮みました。約25×113cmにします。
下のプチプチで、縮んでいるのがより分かるかな?
羊毛を置いていない所はシフォンの布だけなので透け、周りは縮んでいるのでくしゅっとしわが寄って、いい雰囲気になります。
ここから形をもっと整えて、乾燥させますよ。
流れだけをさくっと載せてみましたが、実際の所は細かなコツや、ポイントが色々あります。
マフラーの場合、最初のサイズが大きいし、フリンジや羊毛を配置するのが一番大変。ここをいかに手早く無駄なく美しくやるかが大切になってきます。
2013.12/27
JAMPOTさんでのクリスマスイベント、無事終了致しました。
クリスマスくまブローチは完売いたしました。たくさんの皆様に観に行っていただけて、とっても嬉しいです。ほんとうにありがとうございます!
なお、うさぎブローチとマウンテンブローチ、お菓子なブローチはまだ若干ございます。またお年始に、JAMPOTさんまでいらしてくださいね。
くまブローチは、山口の あ・でゅまん さんにもお届けしています。通販も可能との事ですので、気になる方はお問い合わせくださいませ。
透けているのはシルクのシフォン部分。ランダムな水玉で、こちらは別注オーダーのオレンジ系です。
展示されている作品を購入も出来ますし、売約済みの場合はオーダーも承っています。実物をご覧いただけるのが展覧会のいい所。色を別注する事も可能です(受注内容によっては、オーダー料金を頂く場合もございます)。
こちらも色を別注でオーダーいただいて制作したネックレスです。
2013.12/26
ごっくんロウルとセトコーヒーの出張カフェに行ってきました。twitterでお知り合いになり、いつも近くで出張カフェをされているのでいつか行ってみたいなあと思っていたのです。
ひとが丁寧につくってくれた食べ物や、丁寧に淹れてくれた珈琲をいただくって、なんて贅沢なんでしょう。
またかんばろう。
2013.12/25
ささやかに、毎日を満たそう。
よいクリスマスをお過ごしくださいね。
2013.12/16
地球と月のオーナメント。
carbonオーナーに「月に愛犬ムゥさんの毛を入れ込んで欲しい」という素敵なリクエストがあり、制作しました。
月は金色に染まった絹の繭を入れ込んで質感を出し、地球は何色もブルーをミックスして、シルクを雲に見立て、模様を創りました。
お知らせ更新しました。
山口の器ギャラリー あ・でゅまん さんに作品をお届けします。
いろんな作品をつくるなあと、自分で思っています。
オーダーでつくる事も多いけれど、できないものはできないし、好きになれないものはつくれないので(気持ち的にどうしてもつくれない、無理にやろうとすると体調不良がおこります。笑)、オーダーであっても、好きなものをつくらせて頂いています。オーダーされる方も、皆さん明確なビジョンがあって、それと廣田の作風を照らし合わせて考えてくださる事が多いので、感謝しています。
「アニメを見てアニメを作るな」と、以前某ガンダムの監督が発言したと聞きました。
私は、作家仲間でもジャンルの違う人との交流がほとんどです。映画やアニメーション、宇宙のこと、アートなどなど、ちがうもので興味あるものがちょこちょこあるから、それが作品の振り幅に関係しているのかもしれません。
2013.12/15
JAMPOTさんでのクリスマス展も好評開催中です。
お届けしたくまブローチも好評頂いていて、期間の初期に半分旅立ったとの事でした。
他にも、うさぎブローチやマウンテンブローチもお届けしていますので、この機会にぜひ、実際に手に取ってご覧くださいね。
今日はcarbonでお店番でした。
立ち寄られたお客様が、あとひとつになっていたてるてる坊主をとっても気に入ってくださり、星を標本に見立てた作品というコンセプトの「土星、スピカ、月の標本ブローチ」も褒めてくださって、嬉しい日でした。
冬は寒いけれど、私が好きなものたちは冬にまつわるものが多いです。
今はcarbonにもウールブランケットやリスのぬいぐるみドアストッパー(しっぽがファーなのがたまらない)などなど、個人的にもツボをくすぐるアイテムがいろいろ入荷していてとてもわくわくしています。心くすぐるものが変わらず存在していることは、とても嬉しいです。
2013.12/2
もともと喫茶店を通じて知り合った方で、今もコーヒーに関わるお仕事をされています。
コーヒーにまつわる作品をとのお話で、ティーカップとソーサーの形に。そして、京都の六曜社珈琲店オマージュで、スプーンにのった角砂糖。
角砂糖にも絹を混ぜ込んだ羊毛でつくりました。
大きさはこんな感じ。
けっこう大きめで、存在感があります。
リングピローは初めてだったので、リングピローの由来などを調べたりして、いろいろと勉強にもなりました。結婚式という、大切な場で使って頂けるものを創れるのはとてもありがたく、何より嬉しい。
2013.11/30
お知らせ更新しました。
マウンテンブローチ、追加でお届けしています。
お問い合わせが多い作品。ぜひ店頭でごらんくださいね。
先日、誕生日を迎えました。
carbonのオーナーから、お店で新しく取り扱っているチャイティーミックスをプレゼントにいただきました。添加物なしの素材がパウダー状になっていて、お湯に溶かすだけで本格的なジンジャーチャイができあがります。これが、すごく美味しい。冷えやすいので体調によってシナモンパウダーを振ったりして、楽しんでいます。
友達にお祝いメールをもらったり、毎年思いがけず嬉しいのがお誕生日。
生んでくれた両親に感謝する日でもありますし、大人になれば、一年がんばって生きられた自分を一日くらい褒めてあげてもいいのかな?という気持ちになります。
“ふゆをいろどるこものたち”にお越しくださった皆様、ありがとうございます。
オーダーも頂き、感謝です。
12月もこつこつと、ひとつずつ作品を仕上げていきますので、お待ちくださいね。
2013.11/25
お知らせ3件、更新しました。
“ふゆをいろどるこものたち”作品ラインナップ
うさぎブローチお届け→JAMPOT
JAMPOTクリスマスイベント参加
HOME plus SPICEのオーナーさんは、もう10年くらい前からのお知り合いだろうか。
今回もたくさん、あらたな意匠の作品をつくったけれど、カードケースは2004年の作品で、オーナーさんが気に入ってオーダーしてくれたもの。それをずっと使っていてくださっていて、今回久しぶりに「つくってくれませんか?」とご依頼があった。すっかり「どんなだっけ」状態だったのでお願いして画像を送ってもらって見たとき、「ああ、これ作ったな〜」とみるみる思い出した。嬉しい再会だった。
フェルトのマフラーも、いろんな試行錯誤をして出来上がった新作。
床にブルーシートを敷き、180cm×55cmのサイズでウールトップを広げ、113cm×25cmのマフラーサイズになるまで縮める。
昔制作していた2mのタピストリーにはほど遠いけれど、大きな作品と格闘していた頃の自分を思い出した。
JAMPOTさんではブローチが好評をいただいていて、先日にじいろジーンという番組ではるな愛さんに紹介されてちらっと(小さくですが)映ったそう。JAMPOTの店主さんもぴょんぴょんとアピールしてくださったそうで、本当にありがたかった。引っ越しのときに、長年つけていなかったテレビを手放して、すでに10年近くテレビなし生活なので観る事はかなわなかったが、うれしい出来事だった。
つくる回数を重ねるうちに、造形に幅が出来たりあたらしい表情が出て来たりする。何年たっても変化して、技術をみがいて、ずんずんと歩いていくことが大変であり、何より楽しく、ときに苦しい。
それを含めたものを選んで生きているんだから、ALL OKである。
今回はひたすらまどマギ新劇と風立ちぬを観に行くんだー、という思いで制作していた。
どちらも狂ってて最高との話なので、わくわくしている。
2013.11/3
JAMPOTさんのお店番、無事二日間終了しました。
お越し下さった皆様、ありがとうございます。
福田工務店&carbonの新築邸見学会も、来てくださった皆様ありがとうございました。今回はこちらには行けませんでしたが、carbonで扱って頂いている作品をいくつか持って行って頂きました。
本業・創り手でありながら、いろんなお店と関われて、恵まれているなあと感じます。
————–
普段とちがう日々が一息ついて、流石に肩がカチカチに凝ってしまいました。
作業の日々はまた続くので(いろいろたくさん)、今夜は内藤礼さんの作品集「地上にひとつの場所を」をゆっくり観てリラックスしようと思います。
内藤さんの作品が大好きで、でもなかなか画集が売っていなくてあきらめかけていたとき、プレゼントしてもらった宝物。
一見色が少なくて(実際はそんなことはないのだけど)、繊細で、たっぷりと空間がある作品たちを見ると、心底満たされます。
空間っていいな。
仕事のかたわらに制作しているのではなく、主婦というわけでもなく、本業・作家として生きています。つくったものが皆さんの手に届いてこそ、生きていける毎日です。体調を崩したからといって休むわけもなく。いや、いたって健康だと思いますが、怪我した足が未だに痛むのはどうにかならないものか・・・。全治2週間ではなかったのか。余裕がなくて通院をやめたからなのか?「安静が一番」とか言われても、休んではいられないし、作業するし、仕入れも行くしで、なんやかんやで動いてしまっているからなのか。
最近、本当にいろいろと考えすぎて、感情がうまくいかないです。
若い頃と違って、それでもちゃんと手は動くし、日常を送れているので、そこは成長したと実感しています。
2013.11/2
話す、人と過ごす、打ち合わせする。
外で動くと、どうしても、どうしようもなく帰りたくなるのである。
家でご飯を食べ、Macと戯れ、ひきこもって作業がしたくてたまらなくなるのだ。もともとオタクだしね。
いろんな人に良くしてもらって、carbonさんやJAMPOTさんに行かせてもらい、いろいろと学べて楽しいなと感じながら、やっぱり根っこは創り手なんだなあと実感する。
集中して、創りだすもののしっぽを捕まえて、形にするのが本職である。
2013.10/30
言葉はあまりにストレートで、心の奥底に響きすぎて参ってしまう。
フォイル・アワード、どんなふうだろう。
繁忙期はまだまだ続く。
足の怪我でお世話になった皆へのお礼もままならない。はがゆい。
—————–
さてさて。それはそれ、これはこれ。
お知らせ更新しています。
アクセサリーなどを作っているcotylifereさんに素材提供をさせて頂きました。彼女の作品がもつ世界が好きなので、新鮮でわくわくします。
そして、carbonで”ヒツジフエルトのブローチ展”をした時に出会ったお客様に、オーダーで猫のブローチを作らせて頂きました。こちらのブログで、すごく丁寧にご紹介してくださっています。
このサイトのTOPページの言葉「作品を通じて外の世界とコミュニケーションをとること」が、私にはとても大切なこと。
人との会話は、話していくとだいたい、本当に言いたい事と微細にずれていくような気がしている。
ここに「作品」を介すると、私にはとてもスムーズに感じられる。
2013.10/29
2013.10/27
シーズンということもあり、毎日フル回転で制作中。
こんなときこそ早起きです。
今期は動物モチーフを多くつくっています。
ブローチも鞄もポーチも、大きなものから小さなものまで、質の良い羊毛を使ってしっかり固くフェルト化させ、大人の方が身に付けていいポイントになるような作品をと心がけています。
例えば大人の女性が持っている上質なバッグの中から、ふいに猫のポーチが出て来たり。シンプルなジャケットに、ワンポイントでブローチをつけていたり・・・。
そういう可愛らしさがいいなあと、想像しながら。
carbonのオーナーと「大人の可愛いアイテム」について話したり、今日お会いしたお客様がヒロタ作の猫ブローチを付けていらした雰囲気を観て、より思いました。
撮影させて頂きました!
ピントが「・・・」になってしまった。ああ。
各店舗さんのお話でも、若い方からご年配の方まで、自分が想像していたより幅広い層の方が気に入ってくださっているようです。
これはすごく、嬉しい。
とっても励みになります。
思えば、14年前に活動を始めた時も、最初は鞄からで、「シンプルな着こなしのポイントになるようなものを」という思いがありました。
それプラス、長く使える事。飽きずに使える事。
そしてもっと綺麗なかたちをつくりたい。もっと綺麗な色を出したい。
次は阪神百貨店さんでのzakkaマルシェです。
毎回たくさんの方でにぎわうこのイベント、今回もJAMPOTさんのブースでいろんな種類の作品を展開します。目下超準備中ですので、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいませ。
2013.10/19
11月いっぱいまで、制作スケジュールは埋まっていますので、新規のご依頼はそれ以降にお願いいたします。
2013.10/12
猫モチーフ、くま、ふっくらしたフォルム。同じものではあるけれど、違いがあるし、それぞれの表情に何かを感じる人もきっといるだろう。
twitterより、こちらで文章を書き綴っていく方が向いているなあと思う。とはいえ、twitterの利点もあるから続けていくと思う。
twitter独特のテンションがあり、人に気に留めてもらって、作品を知ってもらうきっかけになるような呟き方というのが(私なりに)あって、それはオフィシャルというか、ふだんのテンションより高く、やや人見知りしない感じ。
twitterという場所は、「本音吐き出し系」 「インフォメーション系」 「これいいでしょ?系」(←苦手)etc、いろんなスタンスの人がいて混沌としている。
2013.10/11
そういえば、10月。
引きこもって制作をし、どうしても外出しなければならないとき、つまり歩かなければならないとき(主に仕入れなので大切なお仕事だけど)以外は足を休める=制作みたいな、休めているのかそうでないのかの日々。
でも、週末には1件納品が出来るのでとても嬉しい。
足は良くなって来ているがやはり痛く、不安を感じる。来週からはテーピングしよう。固定したら多少動けるだろう。
そして、こういうピンチな時にこそ声をかけてくれたり、駆けつけてくれたり、助けてくれたりする人こそ、信用できる人だし、大切にしたいなあと思う。
余裕が無いと人生を観るフレームがどんどん小さくなって、目先のことにとらわれすぎるようになり、心の豊かさがなくなっていくようだ。怪我をして余計にスケジュールが詰まっているのは事実だが、物理的に動けないので、結果としてこの機会にいろいろと考える時間が持てた。パソコンでいろんなジャンルの評論を聞いて「ふむふむ」となったり、ものの考え方を学んだりしている。特に面白かったのは、岡田さんのマドカマギカ劇場版と、風立ちぬの評論だった。評論を聞くという事は、ひとつの事柄をいろんな角度から見たり考えたりするトレーニングになる。小さくなっていた私のフレームを大きく広げて、ものごとをいろんな角度から捉え直す時間。
2013.10/7
今日は作品の撮影。
場所を変えたら、光の具合が今までと違う青になり、あたらしい作品の持つ空気と相性が良いように感じた。また撮影ボックスも作ろう。
今日は一日ひきこもり。明日は入荷した材料を取りに行こうと思うが、自転車にはまだ乗れないし、電車を使ってもまあまあ歩くし、また腫れるの嫌だなあとちょっと憂鬱だったり・・・。長引くと周りにも自分にも迷惑がかかるし、でも仕上げなければならないものがあるし。うらはら。
2013.10/6
こんな表現と出会えることがあるから、作品を観る行為は楽しい。
「ヒツジフエルトのブローチ展」at carbon、無事終了。
お客様に、きれいな花束のお見舞いをいただきました(!)。とっても嬉しかったです。
ありがとうございました。
昨日の仕入れで無理に歩いたからか、若干痛みが強め。少しずつ腫れは引いているよう。昨日から、紐をゆるくしてスニーカーが履けるようになった。それでも長い時間は履けない。まだ引き摺って歩く。午前中は引きこもって「ドライヴ」「007 スカイフォール」を鑑賞。どちらも好みな映画だった。ドライヴは、主人公の”ドライバー”が非常に魅力的で、鑑賞中「かっこいい〜」を連発。カースタントマンであり、裏では逃し屋家業を行っている無口で孤独なドライバー、そのプロフェッショナルな仕事っぷり、孤独感、幸せ、人生は後戻りできないのだという切なさ、がっつりバイオレンス。心がひりひりとした。ライアン・ゴズリングの佇まいがとにかくかっこいい。007 スカイフォールは、派手なアクションはがっつりとありながら、長い間親しまれて来た007シリーズの「もう時代遅れなのかな・・・?」感と、ボンドの老い感が重なる作りになっていて、それでもシリーズを続けることの意味を模索し続けるかのような物語。個人的にも自分の作家活動と重ねて観ていた。ほんと、他人事ではない。
Qには勿論、心から萌えさせてもらいました。
キンケイドの「スコットランドへようこそ!」には笑わせてもらった。
いろんなジャンルの作品を観ることは単純に楽しいことだし、作家としても必要なことでありながら、つくることに追われ、また「そんな暇があったら作れ」と自分で自分の首を絞めていることがよくある。これはおそろしいことだ。こんなにしっかりと映画を観る事が出来たのは、怪我の功名というやつか。
2013.10/5
朝から半身浴。薬で痛みを抑えるより、まじめに冷えとりをして足を治す試み。買い物や家事などの日常生活もままならないので、母から届いた荷物をありがたく開封。お叱りの手紙もついていて、とても身にしみた。動きがゆっくりなので早めに病院に行き、そのまま材料の仕入れに行く。怪我で納期を伸ばして頂いる作品のための追加材料と、オーダーでリングピローをお受けしているので、それに使えそうなものを探す。素材を見ると更にイメージが膨らむ。午後からはcarbonへ。ブローチ展、素敵なお客様との出会いがあった。珊瑚色の猫ブローチをお買い上げいただき、その方は猫と暮らしていているので猫のお話などを。私も実家で猫と暮らしていたから、猫をモチーフにする事が多い。実際にお話をして作品を気に入って頂けるのは、本当に嬉しい。
今回の怪我で、自分の生き方、生活など、いろいろと考えざるをえない。反省の多い人生。さらに風邪ぎみだし、いろいろと見直さないとな。
温かにみえる食卓の風景をみると、せつなくなる。
2013.10/3
大阪は谷町六丁目の雑貨店carbonで、6日(日)までです。
動物ブローチもたくさんいて、りんごやキノコもある。
カリストの雫シリーズもあります。
秋だし、森の中をイメージして展示しました。楽しげ。
お知らせも合わせてご覧ください。そして、ぜひぜひ、遊びにいらして下さいね。
私は毎日、15〜18時ごろ店頭にいます。
というか、twitterをご覧の方はご存知の通り、先日足を怪我してしまい、あまり元気に動けないので、14時ぐらいからお店に居りますよ。
松葉杖でちょっと移動したり段差をのぼるだけで一苦労。
病院から怪我した左足のためのサンダルを借りたはいいけれど、なぜか右足しかなくて先生も看護師さんも爆笑。左足に右足用のサンダルを履くというお間抜けな感じ。
クリームパンのごとくふっくら、パンパンに腫れた足(しかし色は悪いのでまずそう)の痛みとともに作業に明け暮れていました。
作業効率が下がる中、あちこちに納品延期やらお休みのお詫びの連絡。
作りながらぽろぽろと泣けてくるヘタレっぷり。
お仕事なので、納期が遅れるということはダイレクトに生活に影響してくるのですよ〜。
でも、そんな中だからこそ、作品に表れる猫やクマの表情にぐっと心がフォーカスされました。
carbonオーナー、友人、隣人、歩けない私をおんぶしてくれたタクシーの運転手さん(!)。人のありがたみも感じました。
これだけ痛くて、不意に左足落下したのに(筋肉が準備をしていない状態の怪我)、骨の靭帯も無事だとは・・・なんて丈夫なんだ!両親にも感謝せざるを得ない。
電話したら「どんくさい!」とめっちゃおこられましたけど(笑)
今日は足を付けて歩けるようになり、徐々に良くなって来ています。
夕べしっかりと半身浴したら、かなり楽になりましたよ。
怪我というアクシデントを乗り越えて作られた作品(まさかそんな台詞がつくとは・・・)をぜひ観に来てくださーい。
皆さんの笑顔に会えたなら、超元気になれるでしょう(笑)
2013.9/23
魅力あふれるハードスケジュールがおわり、帰宅してどっと疲れが出た。
ラジオをつけたまま記憶をなくし、床でひと眠り。
目が覚めたらちょっと元気になったので、小松菜の人参の煮浸しをささっとつくる。
残っていたワインとで、ささやかなおつかれさま会。
お出汁とお醤油の味はすごく落ち着く。
生姜、すりゴマも入れたのは自分アレンジ。
年取ると、いろいろ頑固&偏屈になってきていけないや。
自分のことでも思うし、人を見ていても思う。
もっとふにゃふにゃに。
空を見上げることを忘れないように。
2013.9/23
福田工務店+carbon 2day shop、終了いたしました。
お越し下さったみなさま、ありがとうございます。
ともすれば同じ毎日の繰り返しになりがちな日々。新築のお家で作品をみていただき、いろんな方と直接お話できて、リフレッシュできました。
2013.9/10
お知らせに、追加画像を入れて再UPしました。
ごめんよ、くま。
お客様の手元に行き、胸元などに付けられたら、ほんとうに完成となる。
秋になり、いろいろと受注がやってきています。
その中でも新しいのは、ウェディングのリングピロー。
どんな風に仕立てようか、思案中。
2013.9/9
お知らせ更新しました。
JAMPOTさんにブローチをいろいろ、お届けします。
撮影スタンバイ中。
久しぶりのいいお天気。
雨が降ると、やっぱり撮影がむずかしいです。
ニードル針をチクチク刺していたり、ひとつひとつの表情をつくっていると、ぐーっと自分の中に入って行く感じがします。
小難しいことを考えず、感情を言葉にもせず、感覚にフォーカスされるようなイメージ。
自分の感情にフォーカスしたり、言葉に変換しようとしたりすることにはあまり興味がわかなくなりました。
つくるという行為でうまれる”感覚”を体感する事に興味があります。
マウンテンブローチは、ちょっと変わっているけど「これはぜったいにかわいい!」という思いがあったので、こうしてロングランの人気作品になって行くのはとてもうれしい。
何年もかかって定番作品になっていくもの、すぐに反応が返ってくるもの、いろいろあっておもしろい。
2013.8/24
4年前、我が家にやってきたモンステラ(通称もっさん)が葉焼けしてしまったらしい。
ふちが黒くなっている。
ハイドロカルチャーで育てていることもあり成長はゆっくりだけど、順調に生きていた。今までこんな症状はなかったので、焦っていろいろ調べたら、うちの場合はどうやらエアコンの風が原因のよう。
さっそく場所を移動させ、根っこを調べたら、白くて元気な根が伸びていたので安心した。
茎からは次の葉が出てくる様子が見て取れる。
きっと大丈夫。
2013.8/22
お知らせ 更新しました。
—
ごくごく個人的に、好きな映画というのがあって、自分の場合は”珈琲時光”。
派手なアクションがある訳でなく、わかりやすく感動する場面がある訳でなく、話があるようでないような脚本で、言ってしまえば地味な作品なのだけど、とっても好きで、時折観てしまう。
一青窈さん、また映画に出てくれないかな。
2013.8/20
すこし前、インダストリアルなマグカップをいただいた。
典型的な形とサイズだ。
使ってみると、とっても使いやすい。
正直、作家ものより使いやすい。
参ったなあとおもう。
作家がつくると(私もふくめて)、自分ならではの形とか、色とかを作品に入れこみたくなってしまって、その行為がもう無意識のレベルになってくる。
2013.8/18
iPhotoをのぞいていたら、以前オーダーでお作りした色味のキノコブローチが出てきた。
—————————–
萬屋錦之介さんの演技を観るにつけ、「ラ行」の発声がキュートな方だなあと思う。
アヲハタのまるごと果実ジャムのパッケージは良いなあ、と思う。
瓶の蓋がブルーと白の斜めボーダーで、ラベルも剥がしやすく、いろいろと考えられているなあと。
今年は夏休みという名の帰省をしないで、こちらにいる。
何があるということもなく、変わらずの日々。
今年の秋冬は、鞄をいろいろとつくっていきたい。
2013.8/14
・お知らせ更新しました。
・阪神百貨店さんでお出しした作品は、引き続きJAMPOTさんでも展示いたします。
———————–
海外の料理動画をよくみている。
きれいな画質で、手際よくお洒落に編集されて、BGMも良くて、気持ちがいいので、ぼうっとみている。
みていて気持ちがいいのは、アングルや、撮影や、音楽、編集などに工夫がされて作られているから。
短い時間の動画の中に、たくさんの工夫が凝らされているんだなあと思う。
かんたんにすぐにできる、価格も抑えたものをつくってください。
という言葉は、
理屈としてはよくわかるし、ある意味正しい事だ。
しかし、かんたんに言葉にして言うものではないと思う。
どんなものも、程度の差こそあれ、てまひまかけてつくられているのだから。
そして私は、法外な価格で作品を提供している訳ではない。
生きて、ご飯を食べて行くために、材料費と、工賃と、デザイン料を考えて出している。
昔言われて、今も時折思い出す、心にちくりと刺さり続けている小さな棘だ。
正しく言えば、言われた事に対して、「わたしは嫌だなと感じています」というのを伝えられなかったのが、棘なのである。
回り回って結局は自分が可愛いので、人に対して言えない事が多い。
そんな自分に心底嫌になる時があるけれど、無理して「言える自分になろう」とは思わない。
何だかんだで、言うべきときは、言っているはずだ。
わたしはそういう人間だ。
子供の頃は、料理番組をみるのが好きだった。
それを見て何か作るわけではないのだが、行程をただみているのが楽しかったのだ。
それはあまりにも無知で、とても幸せな時間だったと思う。
2013.8/9
お取り扱いいただいているJAMPOTさんの阪神百貨店出店イベントが、始まっています。
人気の定番作品に加えて、イベントの際は何か新作をと考えていて、今回はクマ&猫ブローチをあたらしくお届けしました。
猫ブローチはJAMPOTさんで先日まで開催されていた”ブレーメンの音楽隊”のときにデビューしたもの。
毎回、表情がちがってくるんです。
そこがつくっていて飽きないところでもあります。
ぜひ、足をお運びくださいませ。
昨日は所用で久しぶりに京都まで足を運び、帰りに羊毛を仕入れたり(やっと、すこし仕入れができました〜〜)、以前とってもとってもお世話になった、ニットウェアデザイナーの先生の新しいショップ兼アトリエにお邪魔させていただいて、ワインをごちそうになり、他にもいらした先輩たちとお話したりしました。
お世話になった当時、私は22〜23才で、あの頃は本当に世間知らずのどうしようもない生意気な子供でした。あのときは子供すぎてすみませんでした的なことを、(お酒の席ではありますが)ようやくお話できた気がしています。
京都の町家を改装した、とっても素敵なアトリエショップでした。
また遊びに行かせてもらって、お話ができるように、こつこつと活動して行こうと思います。
努力するとか、がんばるとかいうのは、大前提で当たり前のこと。
そこから先、どんな事をして行くかが大切なんだなあと、最近特に感じています。
恥ずかしながら「がんばってるオレ」で自分を酔わせていた時間が長かっただけに・・・
ほんと、ふんばりどきです。
2013.7/29
こちらは展示作品のようす。
今回は撮影をしていただいたので、ワークショップのようすや展示風景など、いつものようにパタパタとあわてて?自分で撮影するよりも、落ち着いた写真がたくさんあって、よかったです。
2013.7/29
みなさんのいい笑顔が印象的なワークショップでした。
ご参加、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています。
2013.7/29
手織り作品展、そして手織りワークショップ、無事終了いたしました。
お越しくださったり、告知してくださったり、空間を使わせてもらったり・・・いろいろな方のご参加、ご協力のおかげです。
独りでこつこつやる時間が多い分、人の温かさが身にしみます。
ほんとうにありがとうございます!
会場の様子、今回はワークショップの様子も含めいろいろと撮影していただいたので、届き次第またUPします。
織りの世界は奥深く、頭を使い計算し、表現したいものと技術を練り合わせ、途方もない時間をかけて織り上げる作品もたくさんあります。
織りの作家として活動される方はまさにそんな世界に身を置いて、日々制作に向かわれているんだと思います。
(織るための糸を紡ぐところから始めている方も多くいらっしゃいます。)
今回は、私が以前からずっとやっていた、つづれ織り・平織りというベーシック中のベーシックな方法で制作し、ワークショップでもそれをしていただきました。
みなさんで賑やかにおしゃべりをしながら進むワークショップも楽しいですが、もくもくと穏やかに作業をするというのもすごくいいなあと感じました。
今日はしっかり休んで、明日は家事にいそしみます。笑。
次の制作もやっていこう。
2013.7/25
ああだこうだと言葉をつくして、いろいろと告知をしているが、根っこにあるのはいつも「こんなのができたよ、見てみて!」というごくシンプルなものだ。
フリーランスでやりたいこと、すきなことで生きていこうと決めた。
つくりたいものを探り、かたちにしていく。
その結果を、ひとりでも多くの人に見てもらえるように、今日も言葉をつくすのだ。
自分で自分の作品の事をああだこうだというのはやっぱり苦手だけど(しばしばクラクラする)、必要とあらばがんばるのであります。
2013.7/24
27,28日のワークショップ参加者さんにお渡しする、手織りのレシピを制作。
今回は手描きです。
教室だけでは覚えきれないかもしれないちょっとしたコツも書いてみました。
段ボール織りなので、やりかたを覚えればお家でもつくれるようになります。
段ボール織り機といっしょにお持ち帰りくださいね〜。
carbonの入り口付近の空間は、ちょっとお庭的で自然光もきれい。
今回の展の作品を撮影しました。
細部は、いろんな素材&色の糸で織り上げています。
色の変化もじっくりみていただけるとうれしいです。
もちろん、裂き織りのコースターやポットマット(お知らせページや以前の日誌を観てみてくださいね)など、普段使いしやすい作品もいろいろご用意しています。
水・木はお休みですので、26日(金)〜最終日の28日(日)まであと3日間。
ぜひ、廣田の手織り作品を観にいらしてください。
通常のフェルト作品では限定のてるてる坊主、ご好評いただいている富士山ブローチをちょっとだけご用意できましたので、置いています。
会場の8HATI空間は、carbonの姉妹店。
すこーんと天井が高くて、とっても気持ちのいい空間ですよ〜。
2013.7/8
1 〈物が〉光を通す, 透き通る, 透明な
transparent quartz
透き通った水晶
(as) transparent as air
空気のように透明な.
2 〈織物などが〉透き通るほど薄い;ガーゼ状の
transparent fabric
透けて見える布地.
3 〈人・性格が〉気どらない, 率直な, ありのままの.
4 〈口実・意図が〉明白な, 見え透いた, すぐわかる
a transparent falsehood
見え透いたうそ.
5 ((形式))〈文体が〉平明[明快]な, わかりやすい.
goo英和辞書より
実際に透けているというよりは、織る、という行為についての
“transparent”。
織る事で、ざわざわとする心が穏やかに。心が透明に。空に、無心になっていく感覚。
大人になると、無心で何かをつくるということが少なくなっていく、のかもしれないけれど、やっぱり、作るという行為で、透明な気持ちになることっていいなあと、思うのです。
ワークショップも開催いたします。
参加者さん、募集中です!
一緒に手織りコースターを作りましょう〜。
2013.6/29
廣田良子 手織り作品展&ワークショップのお知らせを書きました。
昔から日誌(ART OF DAYSの頃から)を読んでくださっている方にはおなじみのお話ですが、ありがたいことに新しいお客様も増えてきたので、「何故に織り?」と感じる方もいらっしゃると思い、久々に改めて経歴をお話したいと思います。
もともと、大学で染織を専攻していました。
学んだのは主にろうけつ染、型染、シルクスクリーン、織り。
3回生からは織りを専攻して、そこからファイバーアートへ。ファイバーアートとは、織りにこだわらず、繊維を使っていろんな表現をする分野です。この分野でフェルトメイキングを知りました。
卒業後、オリジナルの糸をつくる会社に就職して、糸の販売や糸を使った編み物、織物、手紬ぎなどをし、学び、お教室もさせてもらいました。(フェルトも扱っていました。)
働きながらいろんな技術を学ぶ事ができた場所でした。
何気なく着ている服も、もともとはすべて1本の糸で、その糸も、元々は綿花だったり羊毛だったり、工場で作られていたりする。大変な手間ひまがかかっています。
その「もともと」を辿ることで、自分の見える世界が変わったのを今でもよく覚えています。
食べるものがどこから来て、どんなふうに育てられ、加工されて、口に運ばれるのかを考えるように、身につけるものについても、考えることができました。
物が物として私の手に届くまでの道のりを知る事で、物を大切にするということや、何を選び何を買うか、何を買わないのかの本質が、すこしわかったような気がしています。
というわけで、織りをやるのも講師も久しぶりではありますが、糸から何かが作れる楽しさを、ワークショップを通じてぜひ、知っていただけたらなと思っています。
フェルト作品以外の私のものづくりを知っていただけるいい機会になれば、とも。
毎日新鮮な気持ちで制作しています。
教授に教わった言葉をふと思い出したり。
「材料の”生”の感じが残るものではなく、材料を使ってひとつの作品へと仕上げることが大切だ」という言葉。
料理でいうなら、材料を適切な大きさに切り、丁寧に調理し適切な味付けをして、「素材」ではなく「食べ物」にちゃんとなる、という感じ?でしょうか。
素材の恩恵は充分に受けていますが、そこに頼りっきりになることなく、その素材を使ってどんな作品へと仕上げていくのか、の行程が、ものづくりをする人間にとってとても大切な事だと私は思っています。
もちろん、今も学びの最中です。きっと、ずっと。
2013.6/27
ブレーメンの音楽隊 at JAMPOT好評開催中です。
山モチーフは、冬ごろに「なんだか気になる」ようになり、カラーバリエーションいろいろで作ってきました。
おかげさまでご好評いただいていて、とてもうれしいです。
偶然にも、富士山の世界遺産登録のインフォメーションが流れて、これはぜひ作ろう!と、楽しんで制作しました。
裾野に向かって広がり、てっぺんはスマート。夏でも雪が残っていて、見た目にも美しいです。
連邦になっている山も魅力的。
私の故郷には、袴に似た形をしている事で知られる袴腰山や、立山連峰があります。帰省すると、いつも眺めては「きれいだなあ・・・」と、うっとり。
2013.6/16
お知らせ更新しました。
“ブレーメンの音楽隊”at JAMPOTをどうぞご覧ください。
ブレーメンワールド、楽しんでいただけるとうれしい。
今年も、夏らしくなってきました。
今日は強面?メンがやっているらしいドーナツ屋さんに行こうと決めていましたが、売り切れで残念。
楽しみは、とっておきましょう。
ウェブショップでも店頭でも、ブルー系のマウンテンブローチが人気です。やっぱり富士山を思い浮かべるからかな?ブルーの羊毛のストックを見たら、あとすこし作れそうなので、作ってみました。
近々ウェブショップにUP予定です。
縦長な意匠のマウンテンブローチ、だけど、横長めの富士山のようなブローチも作っています。
そして7月には8HATIさんで初の手織りの小作品展をやります。
期間中はワークショップをしますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。
2013.6/9
fripon-friponneさんのイベント”うれしいもの・おいしいもの市”無事終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。
気になる作家さん、食べ物、コーヒー・・・私も行きたい気持ちいっぱいでした。きっとすてきな市だったのだろうなあ。
遠方で作品を観ていただける機会をくださったfripon-friponneさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今は、19日からはじまるJAMPOTさん企画の”ブレーメンの音楽隊”に向けて作品をつくっています。
最近は従来のウェットフェルト(石鹸水をかけローリングで作品を作る)に加えニードルフェルト(刻みのついた専用のニードル針を刺して作品を作る)の技法を使う機会も増えてきて、毎回学ぶ事が多い日々です。ニードルフェルトは何時間も同じ姿勢で、ひたすら針を刺し続けるので、首と肩がガチガチになりやすく、鍼に通うことにならないよう気をつけながら制作しています。
針は刺しても鍼はささない方向で。
やりだすと針を刺していく感触に夢中になるのです。
ブレーメンの音楽隊がモチーフということで、ロバ、犬、猫、ニワトリという、初めてつくるものが多くて新鮮な気分。
以前お客様から、ヒロタの動物モチーフは良いとほめていただいたことがありました。
その言葉を聞いたことや、個人的に思い入れのある猫や羊(ときどきクマ)といった限定的なものしか作っていなかったこともあって、けっこう積極的にあたらしい動物に取り組んでいます。
作品に興味を持ってくださる方やお店の方、そして今回いいきっかけをくださったJAMPOTさんに感謝です。
あ、でも、二回目の個展のときにニワトリと卵(しかも何気にでかかった)つくったっけ。
思いつくとちょこちょこつくるので、すっかり忘れていました。
とにかく一生懸命、魅力的だなと自分が感じるような作品をつくっていくことが大切なんだなあと身を以て感じています。
ブレーメンの音楽隊のお話を読みましたが、けっこうツッコミどころ満載でまた面白い。
太陽系セットもさっそくご注文いただいていてありがたいです。
初回限定バージョンはあと1点となりました。
素敵な特設ウェブデザインも作っていただいたので、ウェブショップも楽しんでくださいね。
2013.6/4
一つずつ惑星をパッケージして、標本のように飾ってもお使いいただける仕様にしました。標本の裏面には、惑星の情報を調べて編集し、載せています。
標本箱をイメージした木箱に入れてお届けいたします。
だいたい本気ですが、これこそヒロタの本気。
テーブルの上に太陽系が広がっている様子を想像するのはとてもわくわくして楽しいですし、単純に、ぜひ手に取っていただきたいアートでもあります。
詳細はヒツジフエルトにお越し頂き、ご覧下さいませ。
2013.5/26
ここを見てくださる皆様に、ささやかなお礼やご挨拶をかねて。
大阪のアトリエにて、こっそりセールをやりたいなあと思っていました。
ヒロタの作品を30〜50パーセントオフにて展示・販売させていただきますよ。
アトリエでおこなうので、DMも告知も大々的にはやりません。こちらをみてくださっている方だけにお知らせです。
アイテムは、スマートフォンポシェット、スマートフォンケース、ブローチ、トートバッグ、ルームシューズなど。細かなものもあわせると、いろいろあるかと思います。
期日は5月28日(火)、午後3時から午後8時までです。
場所は大阪市営地下鉄・谷町六丁目駅からすぐ。
アトリエでの催しなので、場所の詳細はメールにてお返事させていただきます。
お問い合わせフォームにて、”ひみつの宵市希望”とお書きいただき、お名前、お電話番号(できるだけ当日ご連絡のつく番号でお願いいたします)、来られる人数、来られるお時間をお知らせください。
一日だけで、しかもすぐの開催(笑)なので、きっとゆっくりお話して見ていただけるかな?
もし、展覧会やイベント等でお会いした方などでしたら、その旨を記載していただけると嬉しいです。
今回、直接の作品オーダーは、今アトリエにある羊毛のストックのなかからでしたらお受けいたします。
なので色味に限りはありますが、直接ご希望をお聞きしてお作りできる機会になりますので、ぜひご相談ください。
2013.5/25
今日は一日、せかいのこもの展のお店番と接客でした。
とてもくたくただけれど、たくさんの人たちに出会えていい一日でした。
ファンの革作家さんとお会いできて、有名な最中もいただいて・・・ありがとうございます〜(涙)
今回展示をしてくださったHOME plus SPICEさん、お手伝いのみなさんの笑顔に助けられています。
明日はieieさんの絵付けワークショップがありますよ。
予約なしで参加できるので、ご自分で絵付けしたブローチを楽しみにぜひいらしてくださいませ。
そのほかたくさんのものたちがわんさか。ヒロタのてるてるぼうずもたくさんございます。
季節を感じるって、大切ですね。
そんなことをしみじみと感じながら、日々走っています。
2013.5/14
ヒツジフエルト縮絨室に新カテゴリ“宇宙の標本箱”をつくりました。
ここにUPした新作がこちら、太陽系の標本箱という作品です。
微妙な色あいのミックスやシルクなどをふんだんに入れた、凝った作品をお出しするのはなかなかなく、貴重です。
アンティーク仕様の標本台紙に、それぞれの天体のデータと、裏には説明文を記載しました。
説明文は、さまざまな文献をもとに作成してあります。読み応えありますよ。
天体名の表記は、日本語、英語、ラテン語(つづりがちがうもののみ表記)です。
これは、学問の分野ではラテン語がよく使われるということに由来しています。
標本箱をイメージして、木箱に入れてお届けいたします。
使う前に飾っても楽しいかなと考えて、ハトメをつけて柿渋染めの糸を付け、ひとつずつラッピングしました。
今回の色味は完全数量限定販売となります。
そしてそして。
制作過程の様子をすこしだけ撮影しましたので、ちょろっとご紹介したいと思います。
こちらは海王星制作のようす。
何色ものブルーの羊毛を、ハンドカーダーで混ぜ合わせています。丸く作ってある模様は、大暗斑。
細長く数個分作って、フェルト化させた後で丸くカットします。
海王星の大気が薄い部分と言われている箇所です。現在は消滅しているとの情報ですが、今回は入れてみました。出たり消えたりするようです。
作家が何かを表現するとき、手段はさまざま。
私は絵の具よりもパソコンで描くよりも、フェルトで描く方法が一番しっくりきます。
ロケットや探査機が宇宙に行き、地球からでも望遠鏡で観察が出来るようになったとはいえ、わたしたちは宇宙の事を何も知らない。
なぜ宇宙はできたのか?宇宙に果てはあるのか?果てがあるとしたら、その先には?わたしたちはなぜこうして命があって、生きているのか?
おそらく、仮説は立てられても真実を答えられる人は未来永劫いないでしょう。宇宙は人間にとっては絶望的に広大。
わけがわからない場所に存在して生きている、それがわたしたち。
知らないからこそ、科学者は観測し、調べ、学者は理論を立てる。
でも、今でもわからないことがほとんどだと言ってもいいと思います。
今回この作品をつくるにあたって、いろんな資料を読み、ネットも調べ、思ったのは、「ああ、ほんとうにわたしたちは何も知らない中に立っているのだなあ」ということ。
人智を超えたものがあり、自分もそのなかにあるということを感じ取ったとき、深い感動を覚えました。
私は、学校で「木星はこういう成分で出来ていてこういう大きさなのだ」などと”わかっていること”を学び、それが目くらましになって、単純にも「人類は技術が進歩していろんなことを知れるようになったんだなあ〜」なんて考えていました。「それでも、ほとんどの事がわかっていないのだ」ということはそのとき学ばなかったように思います。
「知らないんだ」ということに気づけたとき、より宇宙に興味がわくようになりました。
そんな経緯があって、宇宙の本や番組、ひも理論の本まで読んで、個人的に興味を持って接してきました。
それでもわからないことばかり。だからこそ知りたい。
そんな想いもあるので、今回は「コースター」というよりは、より「作品」に近い作品だと考えています。
使えるアート、使うアート。
それぞれの星を調べ、わからないことの多さに驚き感動し、さてこの星をどう作品として出そうかと試行錯誤しました。
テーブルに太陽系をひろげて使うも良し、飾って標本にするもよし。
そんなふうにしたかったのだと思います。
2013.5/9
お知らせ更新です。
ウェブショップに新アイテム、スマートフォンポシェットをUPしました!
このポシェット(のデザイン違い)を使って頂いている画像が、HOME plus SPICEさんから届きました。
こういう画像が届くの、嬉しいです。
オレンジにブルーのポシェットが素敵です。
アウトドアのときはカラフルな服装がいいですよね(山だしね)。
山でも、最近はみなさん携帯で道を調べたりするし、キャンプでも便利なのだそうです。同じ色あいのものをご夫婦で使ってくださっています。男女問わず使えるデザインもありますので、いろんな方に使って頂けたらうれしいです。
どれも1点ずつですので、気に入ったものがありましたらお早めに〜。
2013.5/4
fogリネンウェア受注会、無事終了致しました。
お越し頂き、ありがとうございます。
そして、twitterやDM等で告知にご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
この受注会は、17〜19日にcarbonの姉妹店8HATIで行うとの事ですので、そちらもぜひ。(詳細はこちらをどうぞ)
マウンテンブローチを発表してしばらく経って、偶然に富士山がニュースになりました。お客様にもよく言われます。富士山、きれいな山です。このブローチも確かに富士山に似ていますね。
先日、放ったらかしにしていた花壇の草むしりをして、そこにスズランが咲いているのをみつけました。以前の借り主さんがスズランを植えていたそうで、その種?が残っていて咲いたようです。花をつけているのは今ふたつ。
フランスでは5月1日にスズランを愛する人に贈る習慣があります。この日が近づくと、スズラン売りがあちこちに現れるそう。
参加した事はありませんが、わたしの業界でもこのスズランの日をテーマにしたイベントをする所が増えてきていますよ。鈴のように白くて小さな花が咲いている様子は可愛らしいですね。
2013.4/28
夜、受注作品の制作。
ありがたく、取り組ませて頂いている。
受注のものをつくる、という話はここにはよく書いていることであるが、めちゃくちゃ沢山受注があるわけではない。
どこかに属さず作品をつくって生活することは、不安定そのもの。
また、請け負って作品をつくることは多いが、それとは別に、自分がやりたい作品に取り組むというのも作り手としてはとても大切なことである。こちらももちろん、不安定なもの。
つくりたいものをつくることと、それがたくさんの人に観て頂けて、買って頂けるかとは別物だからだ。
ここでいう不安定とは、これでご飯を食べていくこと、というものだ。
不安定は精神的な不安定を生む材料にもなりうる。
しかし、作品をつくっているときは心が安らかになる。
羊毛という素材に触れて、作業に入っているときはいろんなことを忘れる。
完成に向けて、ただただ手を動かしていく時間は素晴らしい瞬間と継続の、連なりだ。
制作に逃げているような気がしなくもないが、心が安らかになるというのは生きていく上で重要な事である。
2013.4/26
・お知らせ1 マウンテンブローチ、店頭分のお届けを更新しました。
お店で実際に見てご購入したいお客様、ぜひいらしてくださいね。
・お知らせ2 遠方の方には、私が運営しているウェブショップもございます。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ゆで卵と珈琲のみで動いた一日でした。
野菜が足りぬよ廣田。
今、新作にとりかかっています。
ふだん使っていなかった技法を総動員してつくりました。卒制以来のオリジナル技も駆使して、近年にはお目にかけていないであろう凝りに凝ったテクスチャーです。
(美術作家気質が顔を出した次第。)
手間ひまかかるし脳が総動員。だけど、すごくすごく充実。
セーブをかけないで作品をつくることって素晴らしいなぁ。
作品は無事出来まして、現在パッケージのデザインをしているところです。
分からないながらも、画像を加工するのを教えてもらったのをきっかけに、以前よりパッケージをデザインする事が出来るようになりました。わからなくなったらネットで調べたり。調べたら、やり方ってわかるようになるんですね。
LaboのDMつくったりもしていて、パソコン作業も格段に増え、先日とうとう首肩の持病がきてしまい、痛みのため寝返りがうてなくなり、眠れない夜を過ごしました。
気持ちと体のバランスってむずかしいな。
観念して整骨院に行ったので、今は元気です。
今回のパッケージ案、調べてみると個人ではむずかしいらしい。
うーんどうしよう。
もうちょっと絞り出してみよう。
2013.4/21
ご存知の方も多いだろう夏目友人帳に、今更ながらハマっています。
今更でほんとすいません。
夏目友人帳は4期まであるアニメシリーズ、原作は緑川ゆきさんの漫画です。
自然溢れる地方が舞台。
幼い頃に両親をなくしたこと、また他の人には見えない妖怪が見えることから、いろんな場所をたらい回しにされながら生きてきた主人公。
祖母の遺品「友人帳」を見つけ、祖母を知る妖怪と知り合い、物語ははじまります。
透明感あふれ、優しく繊細で不器用な主人公。マスコットキャラクターのような存在でもあり、普段のキュートな招き猫姿と本来の妖怪の姿とのギャップに萌え禿げるニャンコ先生、彼らを取り巻く魅力的な妖怪や人びと、人間と妖怪、それぞれの心の機微描写が素晴らしく、結構な割合で号泣してしまいます。現実にはそんな心根が見える事は困難じゃい、と思いながらも、見ているこちらの心がスレないという不思議。
ニャンコ先生役の声優さんの、招き猫のときの声と斑(ニャンコ先生本来の姿)のときの声との演じ分けもすごいですね。まさにギャップ萌え。
主人公の声優さんも素晴らしい。特に爆笑するときの声の演技、うまいなあと思います。
個人的に露神のお話が好きです。
明確な舞台設定はないとしながらも、原作者の緑川さんの在住地熊本県がモデルになっているよう。
田舎が舞台というのは自分にとってはけっこう新鮮です。
季節の移り変わりの描写も丁寧に描かれていて素晴らしい。
たらい回しにされ、辛い思いをし続けてきた主人公の過去にまつわるお話は正直、見ていて辛すぎるのですが、ニャンコ先生の明るさ(ひょうひょうとしていて、陽気で食い意地が張っているなど)、まわりの妖怪の明るさ、主人公の今の家族や友人たちの素敵さが大きく存在していて、バランスが取れているような気がします。
恋愛ものでないのも好きなところです。
きっと主人公を男の子にしたからですね。もし女の子だったら、恋愛がらみにもなりかねなくて、いろいろノイズが出てきそう。
それぞれの事情、思い、心づかい、優しさや厳しさ。
そういったものが描かれていて、胸に来ます。
毎度起こるいろんな事態を、収束にむかわせるのではなく、なるようになる場所へと導くような話運びも好みであります。
胸に仕舞った記憶を揺り動かされながらもしあわせな気持ちになる作品。
次は原作も読もうと思います。
2013.4/21
お知らせを更新しました。
ウェブショップ”ヒツジフエルト縮絨室”に新作マウンテンブローチをUPしています
そして、廣田が運営に関わっている、レンタルスペース&ギャラリーcarbon Laboのイベントが5/3、4の二日間開催されます。今回DM制作をさせて頂きました。
fogのウェア受注会です
二会場で開催。
こちらもお楽しみに。
2013.4/16
春の展示がひとつ終わって、次の作品へと歩みを進めています。
ここ数日、なぜか電波?が調子わるいみたいで、メールがくるのが遅かったり、アンテナはちゃんとしているのにスマートフォンのつながりがわるかったりしています。
そういうときはそういうときなので、あんまりぴりぴりしないように、流れに任せていきますね。
私は田舎生まれの田舎育ちで、刻々と変わる風景やその色合いの恵みを意識せずに受けて育ってきたように思います。
どこかにわざわざ見にゆかなくとも、美しい景色はそこかしこにあり、当たり前のように存在していました。
ものをつくるということの根底には、それらの色が染み付いているのだと思います。決して特別な事ではなく、自分はあくまでも普通の人間で、育ってきた環境の結果なのだと思います。
あとは、今もそうですが、人見知りな所があって、器用に人付き合いができる質ではありません。
日常の生活、制作、お金の事、人とのお付き合い、つながり・・・それらがバランスよくあればいいけれど、そんなにバランスをとれるほうではなく、お酒を飲みにいったりして息抜きをするということも、ほとんどしません。
(年に一、二度行ければ十分満足。)
大人になり、様々な転機で住む所を移し、ものをつくることをおぼえ、それがしたくて毎日を過ごしています。
うまくいかない事ももちろんあります。
自分のキャパシティを自分で制限しないようにしつつ、いつの間にか超えていたりして、周りの方にたくさんご心配をおかけしていたり。
自分の余裕のなさが、人を傷つけてしまったりすることもあるのでしょう。
気づいて反省をしても、またやってしまったり、学習ができないものですね。
それでも、日々手を動かします。
今日は、先日の展で初めて作ったマウンテンブローチを、色を増やしていろいろつくっていました。
見てくださった方からは通称「富士山ブローチ」。
まずはウェブショップで、披露しますね。
思い描く場所はどこかよくわからないし、帰る場所とかいわれてもよくわからないし、わかったとしても辿り着けるかわからないけれど。
それでも闇雲に歩き回っているわけではないから、歩きつづける事はできると思います。
とにかく毎日お店を開けるように、作品に向かう。
実際にウェブショップもしているから、ご注文をいただいたら即動く。
365日、開けています。
なんだろうな。
どうにもとりとめのない文章。
今日はこのへんで。
2013.4/14
お越し頂き、ありがとうございました。
本日最終日、一日在廊させていただきました。
広い空間での展示は、単純に気持ちがよくて好きです。
作家さんの器、ieieさんのブローチとポストカード、mayumiさんのお菓子、手作りのこども服・・・HOME plus SPICEさんのお人柄で集まったさまざまなものたちがちりばめられていて、とても贅沢な空間でした。
フェルトのこともいろんな方が聞いてくださって(手順や技法、カリストシリーズのテーマなど)、嬉しかったです。ブローチはテーマがあってそれにあわせた台紙を作ったので、興味を持ってくださったのかもしれません。細かい所まできちんと気を配って工夫する事が大事なのだなあと思いました。
カリストという衛星やカテナ、ヴァルハラなどクレーターの名前がついたブローチ・・・たしかに不思議ですよね。
夢のような想像、妄想を作品で形にして気に入っていただけるのは、大げさに言うと「生きていてよかった」「このままの自分でいてよかった」と思えます。
次の展開のお話もでき、挑戦してみたいこともできました。
あたらしいことを、勇気を持って発信していかないと。
2013.4/8
4月11〜14日
春色のお散歩展 at calme
open 11:00〜17:00
こちらにお届けする作品ラインナップを一部UPしました。
新作たくさんそろえてお待ちしています。
大きめバッグや猫バッグ、雫ポーチ、洋梨コースターなど定番作品も取り揃えておりますよ。
ラインナップその1 ブローチいろいろ
毎回、撮影はだいたい100〜200枚していますが、使うのってほんの数枚。
選ぶのがたいへんでもあり、楽しい所でもあり。。
企画をいただいて、意匠をおこして型紙を制作して、材料を揃えて試作、制作、撮影、タグなどの紙もののデザイン、プライス付け、撮影、発送。
今回は、何度かご一緒させていただいているHOME plus SPICEさんの企画で、DM制作や展示はおまかせですが、ふだんはこれに展示作業が入ります。
たくさんの行程があってようやくみなさんにお目にかける事が出来ます。
観に来てくださった方に楽しんで頂くために、また自分が観たいものをつくりだすために、こつこつこもってあれこれやるのが、作り手の日々。
企画くださったかた、楽しみにしてくれている方、twitterなどで告知を協力くださっている方、DMを置いてくださっているお店の方。大切な素材たち、材料屋さん、ほかにもいろいろな方の協力があってできること。
感謝の気持ちを込めて、11日よりスタート致します。
14日はわたしもcalmeさんに伺う予定です。素敵な出会いがある事を楽しみにしています。会うとみんながファンになる、素敵な企画者のHOME plus SPICEさんもいらっしゃいますよ。ぜひ、お越しくださいね!
2013.4/2
春なのですね〜。
春をみなさんに楽しんで頂きたくてHOME plus SPICEさんと企画させて頂いている展覧会、春色のお散歩展の詳細をUPしました。
フェルトは冬っぽいもの・・・という固定概念を覆すような、持って使って楽しくなるような作品をたくさんご用意しています。
春は外にお出かけしたくなる季節。わたしはこもって作業、そのかわりに皆さんに春を楽しんで頂ければなあ、と思っています。
羊毛には色んな品種があるので、素材を知り工夫して作ればこれからの季節でも全然OK、じゅうぶんお使いいただけますよ。
作品のラインナップはまたUPしますね。
からだと心はつながっているものだけど、調子がわるいときってこの二つがばらばらになりがち。私はそうなりやすいので、ふだんから気を使っていますが、それでもよくないときがあります。
でも、ふだんから気を使っていなければもっとしんどかっただろうなあと考えると、ちょっとは気が楽になったり。
2013.4/1
お知らせ更新しました。
ウェブショップに新作をUPしています。今回の作品の詳しいお話を載せていますのでぜひご覧くださいませ。
直接わたしが運営している事、送料がかかってしまうこともあって、価格は店頭よりもお求めやすくなっています。
作品そのものについてはもちろん、フェルトメイキングの技法で、時間をかけてフェルト化させているのでどれもしっかりと丈夫におつくりしています。
ここでしかない作品も揃えていますので、気になった作品はお早めにどうぞ。
calmeさんでの展覧会に向けて、制作は佳境を迎えています。羊毛は、きめ細かいメリノウールをメインに使って質感をすっきり春らしく。新しい柄もあり、数量も取り揃えて・・・と、やることは尽きません。沢山の種類から選んで頂きたいから、1点1点ちがうものを作っていて、意匠もくふうして。
桜が咲き始めている事も知らなかった、ヒロタリョウコ14年めの春。
2013.3/21
あきらかに無理ですが、見たいなー。
四月の展に向けた作品を試作しつつ、こつこつ作り溜めながら、新作の準備のために&趣味で、Newton別冊”大宇宙ー完全版ー”をみています。
宇宙のことを考えるのが好きなので、オールトの雲とか、ベテルギウスとか、カイパーベルト天体とか、ついついいろんな記事を読み込んでしまう。宇宙にまつわる言葉そのものの響きも好きなのです。
春らしい意匠を工夫したり、みなさんが気に入ってくださるような作品をつくることはとてもわくわくするし、自分がやってみたい作品に取り組むのもわくわくします。
定番のポシェットも、改良を加えたりしています。せっかく”縫い目のない立体をつくれる”のがフェルトなのだから、それを活かしたものづくりを。昨日試作をつくり修正して、今朝乾いたのを見てみたら、けっこう良い感じになったのでは?と思っています。地味な部分なのですが、とっても大事なところ。
2013.3/19
先日のイベント、ハレノヒさんでHOME plus SPICEの画像が届きましたので、引き続きすこしだけご紹介いたします。
外に作品を展示するというのはほとんどない事なので、新鮮。
ポシェットタイプはほぼ完売いたしました。
お買い上げ、ありがとうございます。
みなさんのおかげで生きていけているのだなあと、感謝の気持ちでいっぱいです。
2013.3/18
“ハレノヒさんでHOME plus SPICE”たくさんの方にお越し頂き、ありがとうございます。HOME plus SPICEさんから画像が届きましたので、コーディネート例をすこしだけご紹介。
春の装いにスマートフォンポシェット。軽さと暖かさがいいバランスです。このスタイルに横長のかごバッグを持ったら、よりいい感じになりそう。
2013.3/12
昨日お届けした作品、さっそくこちら(HOME plus SPICEさんのウェブサイト)でご紹介いただきました。
イベントは16日(sat)です。
今日はひたすら計算して、ひたすら確定申告の書類を書いていました。
晩ごはんには、今更の”食べるラー油”初体験。ブームが落ち着いてから手を出すあたりが相変わらず。
ごはんが進むお味でおいしかったです。炊きたてごはんが大好きなので、食べ過ぎに注意しなくては・・・
デニムのシャツを引っ張り出して着るのがマイブーム。UESのシャツは昨日で(試着しないと買えないシステムは相変わらずなのだろうか)、今日はフルカウントのを。
どちらも10年選手、長く愛用しています。
2013.3/11
お知らせを更新しました。
ハレノヒさんでの展の作品(一部)ラインナップです。
マイブームが反映された新テキスタイルになっています。太めのボーダーとか、赤の大柄チェックとか。春はあかるい色がやっぱり気になるし、ふだんのシンプルな服装のポイントになるような鞄(今回はポシェット)をつくるというのが、13年前からの変わらないテーマです。
昨夜は深夜まで作業をして、今朝も作業をして、午前中に無事発送。
確定申告を仕上げないといけないと思いつつ、めずらしく昼寝をしました。
家の改造もまだまだ、ペイントできていないところがあります。
作品もやりたいことがいろいろあって、やはり作品優先です。
家事をある程度はちゃんとやって、ごはんを家で炊いたり、朝は自宅でコーヒー淹れたりしたい派で、ふだんの生活と制作が最優先で大事。
が、完璧は目指さないようにしています。
さて、明日は確定申告だ。
2013.3/8
このところ、ずっともやもやしている「ある事」があって、めずらしく母に話を聞いてもらったら、「それは向こうがおかしいね」との返事。
私の主張は、言ってもいいことなのだろうか。
仕事のことでモヤモヤすることってほとんどないから、自分の思考にいまひとつ自信が持てない。
もうすこし、色んな方の意見を聞いてみようと思います。
2013.3/5
先週のおはなし。
生まれて初めての大阪城。
お城の前に埋められているタイムカプセルが気になりました。
わたしがいなくなってずいぶんたったころ、開けられるようです。
本日は京都まで材料の仕入れに行って、ほかの大切な用事も済ませてきました。帰宅してからはPC作業。印刷物のデータづくりです。
明日は制作の続きを。ハレノヒさんでHOME plus SPICE展まであとわずか。タイトなスケジュールだったので、数はつくれるだけで大丈夫ですよと言ってくださったけれど、できるだけの数はつくりたい。
お出汁のきいたうどんが昨日から食べたかったのでした。
うどんの代わりに家にあるお蕎麦を茹で、お出汁を作って頂きました。
業務用の荒削り節と昆布で出汁を取って、お醤油とお酒と粗糖で味付け。今日はうまく出来ました。これまた家にある梅干しをいれて梅蕎麦にしたら美味しかったこと。贅沢ができる日はここに海老天など入れて食したい。出汁と保存食の文化って素晴らしいな。
2013.2/28
お知らせ更新しました。
今日はぽかぽかあたたかく、いい日でした。
映画とかみにいきたいな、もしくはレンタルでも。
裏切りのサーカスとかみたい。
2013.2/27
本日23:30から、ヒツジフエルト縮絨室に新作のスマートフォン&iPhone5ケースをUPいたします。
どうぞごらんくださいませ。
———
型取り&撮影用のためにiPhone4とiPhone5の模型を購入したら、時々自分のiPhoneがどれか分からなくなります。
健康保険に光熱費、年金に家賃。
人生は大変でございます。
がんばろう。
今日も寒い。
フェルト用の石鹸入りお湯もすぐに冷たくなるので、エアコンをつける。
ごはんにお味噌と細かく刻んだ人参を入れて雑炊にしたら、思いのほか美味しくできた。仕上げに海苔を散らして、梅干しもちょっとのせた。
2013.2/23
お知らせ更新しました。
3月に、名張のマクロビカフェでの展に参加いたします。
ここのブログのおいしそうな定食の画像をみると、お腹に来ますね。
(目下、空腹中)
(やよい軒のカツ丼、美味しいんだよな〜。)
女性アイドル好きとして、個人的に聞き逃せないストリーミング放送をききながら作業しつつ、リアルタイムな日誌を書いています。
(わたしは東京女子流派ですが)
今日も寒い、なれど、足もとヒーターのみで凌げるくらい。
2013.2/21
さて、おもむろに、iPhoneケースです。
ヨーゼフ・ボイスとか好きだしなー。
きちんとiPhoneの型に合わせてつくっています。心地よいフィット感。
窓部分は糸でかがり縫いしてあります。シンプルでありながらじつは手間ひまかけた作品。
そしてこれからは、ウェブショップのメールマガジン登録者の方にいち早く入荷をお知らせいたします。
メールマガジンではウェブショップの新作UP情報を一番早くお届けするほか、ミニコラム的な読み物もお届けしていきます。日誌のぶっちゃけ版、暮らしのこと、たべもののこと、ひつじのお話、ものをつくって生活することのあれこれ、などなど、徒然に。
もちろん無料ですので、お気軽にご登録くださいませ。
なかしましほさんレシピのスマイルビスケットが好きで、ときどきオーブントースターで(!)焼いてはもぐもぐ食べています。
粉は全粒粉と薄力粉のミックスで、お腹に軽くて材料もとってもシンプルだし、かんたんでおいしい。
フォークなどで顔の模様を入れるのが正式?ですが、お腹が空いているときはのっぺらぼう。
2013.2/21
すこし前、京都時代にお世話になった方からWalkersのショートブレッド・限定の黒テリア缶に入ったテリア型ショートブレッドをいただきました。
テンションが上がって、大切に使っている青木亮さんのお皿にのせる。
実は赤テリア缶バージョン(こちらは四角)もあって、お引越祝いに同じ方にいただいていたのですが、「黒いバージョンがあったよ」と、更にいただいたのでした・・・
本当にありがとうございます。
お手紙を書こう。どんな封筒と便箋にしようかな。
最近、カリストの羊飼い市まつりです。
2013.2/20
ウェブショップ”ヒツジフエルト縮絨室”に新アイテムをUPしました。
品切れ中だったカリストの羊が4匹。
ふっくらしたマチを取ってあるのでたくさん入ります。
ふたのふち部分をちょっとめくれた仕上りにするのが最近好み。
3月は三重のマクロビカフェに一日だけの(作品)出張イベントがあります。
また詳細はお知らせ等でUPいたします。
2013.2/16
zakkaマルシェ in 阪神百貨店にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございます。
無事終了いたしました。
こちらにお出ししていた作品たちは、JAMPOTさんで巡回展をしています。
ドーナツコースターは完売で、カリストの羊があと数匹とiPhoneケース少しがあります。マルシェには出さなかったカリストの雫ブローチもすこし置いていただいています。
carbon Laboの羊飼いとチョコレート、そしてお取り扱いいただいているJAMPOTさんの阪神百貨店の搬入とお店番と、2月前半は1月に準備していたものの本番が同時でありました。
そしてHOME plus SPICEさん経由でオーダーをお取りしているので、それの制作があったり。
さらに、carbon Laboの運営に関わることになり、それに伴って本店(?)のcarbonでも、毎週木・金はお昼から数時間お店番をしていたり。
大阪での暮らしが本格的に動いている感じです。
住み慣れた京都を離れて大阪へ、まさに身ひとつでやってきました。
不安になることもあるけれど、まあ後がないと言うか、崖っぷちというか、「やるしかねえし」といった感です。
それから、「京都在住の作家」というイメージが良かったのに、という意見も複数の方からいただいたりして、おもしろいなあと思いました。(実は私もちらっと思っていたことだったり)
私としては、富山以外では自分は異邦人だと思っていて、それを面白がっている所があるので、あんまり関係がないのです。ここ数年、関西地区は大阪での活動が多くなってきた事もあり、工房として使える家に引っ越したいと思っていたときだったのでいいタイミングでした。
“おもしろいことをやろうとしているか、腰を据えた作品が創れているか”こそが肝なのですなあ。
羊飼いとチョコレートでは昔からの顧客さまが何人も来てくださって、やっぱり自分主催の展やイベントっていいなあと改めて感じました。
zakkaマルシェでは、百貨店でのイベントをお店番という形で体験できて(ほんとうに、すごい沢山の方に来ていただきました)よい勉強になりました。
作品については、とにかく手を動かしていろいろと創りながら、気づきがあって、また創って、気づきがあっての繰り返しです。
これだけ作家が増えて、暮らしにまつわるものや雑貨が溢れかえって、ものに溢れていて、そんな世の中でも必要とされるものとはいったい何なのだろう、ものを創り買っていただいてそれでお野菜を買い、お米を買い、家賃を払って生活することとは何だろう、というハテナを抱えながら、遊ばせて(考え込まない)、ただ手を動かすという行為でしか、その答えは出ないのだろうなという思いに至ります。
一生かかっても答えは出ないかもしれません。
その答えは必要ないのかもしれません。
とにかく、愉快なことをしよう。
最近のBGMは女の子アイドルが多いです。
特に東京女子流はいいですな〜。LierのPVが素晴らしく好みであります。℃-uteとperfumeはコンスタントによいですし、プラチナ期からのモーニング娘。も好きです。
2013.2/14
六曜社地下店さん、喫茶 fe カフェっささんの珈琲豆。
喫茶かわたれさんのオリジナル焼き菓子は羊の形!
ギフトに使える本やカード、封筒やノートなど
昭和時代のデッドストック食器たち
カリストの羊飼い市
美しい羊の洋書や羊毛のサンプルも観ていただきました
carbon Laboの運営にかかわることになり、初めてのイベント。不安もありましたが、六曜社さん、カフェっささん、喫茶かわたれさん、初日にライブをしてくださった安藤明子さん、carbonオーナー、そしてそして、来てくださったみなさんの心地よくあたたかい気持ちに助けられて、素敵な3日間でした。
carbon Labo(カーボンラボ)
使用規定
carbon Labo twitter
メールはこちらまで carbon_labo@kjsystem.net
2013.2/6
阪神百貨店梅田本店にて、本日から12日まで京阪神zakkaマルシェに参加しています。iPhone&スマートフォンケース、お披露目です。
期間中は9日と11日、12〜18時の間こちらでお店番させていただきます。
羊飼いとチョコレートは10日が最終日です。こちらもぜひ、遊びにいらしてくださいね。
バレンタインがテーマでもあるこのイベント。
・・・とはいえ、それにかこつけて自家焙煎の珈琲とお手製お菓子、素敵な雑貨たちと、家のような空間を楽しむ展、でもあります。
初日は安藤明子さんのライブがありました!
とってもいいライブでした!
みなさんの珈琲を淹れながらひっそり泣きました。
わたしはさかなのうたが好きで、それも歌ってくれたのでよりうれしかったです。
CD、ずっとBGMとしてかけていますよ〜。
2013.2/3
イベントは後一日、やらせて頂きます。10日(日)が最終日です。
この日は助っ人がいないので、すこしお待たせすることもあるかもしれませんが、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね。
2013.2/2
carbon Laboでのイベント“羊飼いとチョコレート”、スタートいたしました。
足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます!
実は、最初はかなりヒマしていて、猫が覗きに来て、互いに見つめ合うくらいで(笑)とてつもなく不安でしたが、ライブからクローズまでたくさんの方にきていただけて良かったです。
2013.1/29
2013.1/24
今回、企画したイベント”羊飼いとチョコレート”でそれが叶ってうれしい。
2013.1/21
喫茶 fe カフェっささんのブログに、羊飼いとチョコレートをご紹介頂きました。
2013.1/18
イベント”羊飼いとチョコレート”UPしました。
2013.1/15
2013.1/15