2014.12/24
佐々木美穂さんの12ヶ月のポストカード
月だけが変わる、我が家のカレンダーがわりです
5年以上飾っていますが、イラストと言葉が粋で、まったく飽きません
怒濤のスケジュールでご報告が遅くなりましたが、堺市のKockaさんでの”冬のおくりもの展”12月14日に終了いたしました。お越しくださった方、お買い上げくださった方、本当にありがとうございます。
今回、会期の早い内に完売したとのことで、とてもびっくりしましたし、とても嬉しかったです。この機会をくださったKockaさんに心より感謝いたします。
Kockaさんのサイトinfomationにて、ご紹介していただきました。ずいぶん前に作品と出会ってくださっていたのだと思うと、感慨もひとしおです。またよろしくお願いいたします!
そして先日のワークショップの様子を、AVRILさんがUPしてくださっています。よろしければご覧くださいね。
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仕方ないこととはいえ、どうしても冬の時期に納品や展示、イベントが重なります。
最近は遅くても半年前にはお話をいただけているので、スケジュールが辛くならないように予定を立てるのですが、結局なんやかんやで恐ろしいスケジュールになってしまいます。風邪で倒れないようにマスクをして過ごし、作って送って仕入れてまた作って送って。すべて制作中心の生活。そんな時期があってもいいのですが、このままでは創り出したい世界を創り出すことがままならなくなる。
まだ表に出していない新作を、いい形で出したいと思う。
今期はとにかく、3月までいただいた仕事をやり遂げよう。
来期からは、いろいろとやり方を変えていく予定です。
また、今後はヒツジフエルト縮絨室として活動していこうと思っています。
納得するしかないけれど納得できないこともいくつも出てきていて、それをひとつずつ変えていきたい。
作り手が、贅沢はできなくても、生業としていけるような体制をもっと模索していこうと思っています。
周りから与えていただくものをただ受け取るだけではなくて、自分からもちゃんと働きかけていけるように。
2014.12/22
AVRILさんの素材を使ったワークショップ、第一弾が無事おわりました。
模様を置く所しか撮影する暇がなく・・・
おそらく、AVRILさんのサイトで近々レポートがUPされると思います。
皆さんそれぞれ、個性あるフェルトバッグが完成しましたー!
同じ型を使っても、ひとつひとつ微妙に形がちがってきます。
ちょっと横長にしたい、とか、偶然できてきたこのフォルムがおもしろいからそれを生かして仕上げよう、とか、意外に融通のきく素材です。
美しくしあげるための最後のひと手間ポイントまで、思いつく限りお教えしました。
至らぬ部分もあったと思いますが、しっかりと丈夫に仕上がった皆さんの作品を観られてとっても嬉しかったです。
本当におつかれさまでした!
ぜひご自宅でもつくってみてくださいね。
そして、ワークショップ第二弾やらせていただきます!
AVRIL×ヒツジフェルト縮絨室ワークショップ vol.2″布フェルトのマフラー”
こちらは作業に広いスペースを使うため、定員が少なめとなっております。
みなさんのご参加、お待ちしております。
次は1月にお会いしましょう。
2014.12/12
今週はバッグをつくっています。
AVRIL×ヒロタリョウコ ワークショップの際、この日一日限定のバッグミニ展示会をします。
12月に入り、冷え込みもきびしくなってきた今日このごろ、寒い日のお出かけに連れて行けるようなバッグをお届けいたします。
①型紙はワークショップで使うものと同じ。
②AVRILさんの糸をどこかに使う。
③その中で、いろんな表現を試みる。
そんなバッグたちです。
ワークショップに参加されないかたも気軽に観に来て頂けますので、よろしければAVRIL三条店まで遊びに来てくださいね。
AVRILさんの営業時間内は展示販売しています。
バッグがメインですが、ブローチなど小さな作品も少々お出しできると思います。
9年前、今みたいな冬の時期に展覧会をしました。
そのときにつくったバッグをすごく気に入ってくださったお客さまに、偶然再会しました。今もそのバッグを気に入っていて冬になると使う、と話してくださり、とても心が温かくなりました。現在のほうが技術は上がっているのだろうけど、あの頃のバッグがすごく好きなのだと。
きっと、今はつくれない作品なのだろうな。
変わっていくことは、自分にとっては本当におもしろい。
過去の自分が、お会いした事のある方やお会いした事のない方のもとにあるんだな。
2014.12/8
身に付けやすいベーシックな色、でもふつうのマフラーとは違う感じ、というのを意識して制作しております。
絹の布ときめ細かい羊毛を一緒に重ねて縮絨していて、軽く丈夫で柔らかなマフラーに仕上がります。
好きな作品だから、現物が手元にあるときはいろんな方に見て頂いています。ほとんどの方がオーダーくださるので嬉しいです。(男性からのオーダーもよくあります)
人見知りで「営業?なにそれ美味しいの?」な私だけど、作品を持っていって体感してもらうことは出来る。
ベースに使っている絹の仕入れ状況が特殊なこともあり、今までウェブショップでは出して来なかったアイテムです。期間と数量限定ならできるかなと思い、受注をすることにいたしました。
(前述の通りの仕入れ状況なので次回の受注は未定です)
どうぞよろしくお願いいたします。
「布フェルト」のテクニックで、素材や色合わせ、足し算引き算のバランス、巻いたときのボリュームを考えてみる。ヒツジフエルトならではの何かが出てくればいいなと思います。
「重いマフラーは肩が凝ってだめなのよー」と言っていた方の意見も、超参考になりました。
もっといろんなマフラーをやっていきたいので、腰をいためないうちに大きな作業台をなんとかせねば。
(普通に高い)
2014.11/30
人と話していて、その人が今Django Reinhardtを聴いてるよと言っていて、そのときは「そうか」と思っただけだったのですが、そういえば京都でコーヒーを運んでいた時代によくお店でかかっていた曲でした。
音楽は、不意にそのときの時間へとタイムスリップするような時があります。
妙におもしろく思いつつ、楽しむコツはあんまりどっぷり浸らないこと。
さらりといきたい。
はやぶさ2のロケット打ち上げが延期になり、カウントを聴きながら仕事しようと思って生放送をタイムシフト予約していたので、ちょっと残念。でも、天候は大事。
3日は、無事打ち上げとなりますように。
2014.11/29
失神ベアはつっこみをおぼえた
Kockaさんで行われるイベント”冬のおくりもの展”への発送を無事済ませて、夕方は大掃除。ほっと一息つき、また明日から次の制作スケジュールに向かいます。
予定がつまっているので、計画を立てて進めていかないと橋から落っこちそうです。本当にありがたいこと。出し惜しみなしでアウトプットしていきます。
Kockaさんでお披露目となる、瞳に天然石をつかったブローチ。
今回はグリーンのジェイド(翡翠)とカーネリアンを使いました。カーネリアンを使った”カルセドニーの白うさぎブローチ”は、つけた作品名もとても気に入っています。
確か石にはそれぞれ意味があるのではなかったかと思い、ちょっと調べてみました。
ジェイド(翡翠)
ヒーリング、冷静な判断力、守護力、想像力、頭脳
カーネリアン
勇気・友情・連帯・喜び・落ち着き・精神バランス
いろいろあるようです。
2014.11/24
イベントのお知らせ、続々と更新しております。
2014.11/20
糸素材のAVRILの羊毛や糸を使ったワークショップ第一弾、詳細情報が解禁になりました。定員8名様ですので、お申し込みはお早めに!どうぞよろしくお願いいたします。
AVRILは、実は私が働いていた場所です。
当時募集をしているかどうかもわからなかったのですが、大学の専攻でテキスタイルを学んでいたこともあり、大学4回生のときにお手紙を書きました。その後連絡を頂き、本社(当時は京都・北山にありました・・・なつかしい。)でアルバイトをしていました。
そして現在のAVRIL三条店の前身でもあったAVRIL藤井大丸店に勤務し、学校だけでは学びきれなかった手織り、編み物、(もちろんフェルトも)などを学びながら日々を過ごしていました。社長から教えて頂いたこと、かけてもらった言葉は、今も私の制作活動を支えてくれているもののひとつです。
働きながらフェルトでの活動も続けていて、恵文社さんで個展をしていたとき、ひとりの女の子が私に話しかけてきてくれました。
私がAVRILに居ることを話したら、その子は「AVRILで働きたいんだけど募集していますか?」と。
私は、「わからないけど、社長にお手紙を書いてみたら?」と答えました。
そのときの彼女は、今やAVRILのトップスタッフさんに。
人に歴史あり、です。
素材の仕入れに立ち寄ったとき、今回のワークショップのお話を頂きました。
フェルトは今、ニードルフェルトが全盛(?)だけど、あえて基本のしっかりとしたフェルトメイキングの教室をやりたい、というお話でした。その気持ちに後押しされて、このワークショップを行うことができます。AVRILの皆さんに、心から感謝いたします。
そして、ワークショップで皆さんにお会いするのを心から楽しみにしています。ご参加お待ちしております。
2014.11/20
お花モチーフのブローチ、おそらく10年ぶりくらいです。
作り方も意匠もリニューアル。
茎も葉っぱも付けず、何かまるい花のようないきもの、を目指しました。
クリップピンもついているので、コートの襟などに気軽に留めて使っても良いと思います。
クリスマスイベントその1、JAMPOTさんでのBotanical Christmas に、作品ラインナップを載せました。このブローチもお届けいたします。
植物と花と動物のコラボレーションなど、ほかにもいろいろありますので、お気に入りを見つけてお越し頂けると嬉しいです。
2014.11/12
こちらは堺のクリスマスイベントに向かう予定。新規の店舗さまでの企画展用。
お知らせ更新しました。恒例のJAMPOTさんでのクリスマス展に今年も参加させて頂きます。
今年のテーマはBotanical Christmas。楽しみです!
(堺のほうでのイベント詳細はまた後日UPいたします。)
また、以前にもおしらせしましたが、2015年2月までは制作スケジュールは埋まっており、新規の制作・納品はそれ以降になります。どうぞよろしくお願いいたします。
原毛屋の会報のコラムを読んでいて、あらためて思うことがありました。
基本的に、手作りは量産には向かないと思う。
それでも、ひとつでも多くの作品を届けようと、日々作業に向かっています。作業効率を考え、手の速度を上げ、どんどんつくろうという意思を持って。
いつも、あたらしい何かをつくり出したいという気持ちがあります。作業に向かえばアイデアも出てくるし、もっといいものをつくろうという意思も生まれてくるもの。単純に、数をこなしていくと自然と技術も上がっていったりもするでしょう。もっと丁寧に、もっと精度の高いものを・・・と、欲も出てくる。
同時に、精度を上げようとすれば手間ひまもかかってきます。手間ひまがかかれば価格も上がる。でも、いいものを届けたい。ならば、価格はどうするか。なるべく手の届きやすい値段にしたいけれど、こちらも生業なのである程度は頂かなくてはならない。
理想と現実との鬩ぎ合いの中で、やっぱり良い作品(良い作品とは何なのか、というのは人ぞれぞれ答えが違うけれど)をつくりたいという想いがどうしても勝つのです。
こういう気持ちは、作家活動を始めた15年前からぼんやりと有り続けていて、仕事を続けていく限りずっと鬩ぎ合い続けることです。
2014.11/9
イギリスのアーティスト、Mister Finch氏の作品に惚れ惚れとしています。
うさぎ、キツネ、きのこ、鳥など、動物や植物をモチーフに作品を創っているアーティスト。かわいい系になりがちなモチーフを実に格好良く作品へと落とし込んでいて、本当に大好き。そのセンスを尊敬しています。Etsyにも登録しているようなので観に行ったのですが、現在は買えないみたいで、やっぱり人気なんだなあ、いつかは欲しいなあ、と画像を眺める日々。
同じモチーフでも、人によってぜんぜん違う。よくあるモチーフでも、本人次第でどんなふうにもなれる。それが、小さな勇気となっています。
たとえば、くまにクローバーを持たせる。
どんな表情のくまが、どんなポーズで持っているのか。
そういう細かい所が、私に取っての肝、大切な部分です。
2014.11/1
この待ち針は、夏に帰省した時に母に連れて行ってもらったお店で仕入れてきたもの。
肌寒くなってくると、家でちくちく針仕事。
私のまわりでもそんな友人の声を聞きます。
お知らせ更新しました。
かご針山、たくさんfooさんにお届けいたします。
納品は11/5ですので、並ぶのはそれ以降になります。
今回は今までつくってきた意匠のものに加えて、あたらしくボーダー柄やツートーンのものをつくりました。思えば2002年から長くつくり続けているアイテムですが、あたらしい試みはどんどん取り入れていきたいと思います。
2014.10/28
肌寒くなってきた。
店舗さま納品分の制作、受注品、12月に京都で行うワークショップの準備、クリスマス、年明けから2月までの準備をしながら毎日を過ごしている。
ワークショップサンプル作品をようやく完成させて、他の納品とともに本日無事発送した。次々とやることはあっても、こうやって作品を送り出すと一段落つく気がする。
ワークショップの際は、同時にミニ展示会も予定している。どんな作品をつくろうかと思案していて、今日、ようやくその方向性が見えてきた感じだ。せっかくだから、ワークショップと同時開催にする意味のある展示にしようと思う。
今は依頼をいただいたときだけワークショップを行っている。今回は「ニードルフェルトが人気で定着しつつある中、あえて骨太のウェットフェルトのワークショップを」というご依頼だったので、喜んでお引き受けした。私もニードルフェルトで動物シリーズをつくっていて、その楽しさも理解しているけれど、基本のウェットフェルトをワークショップでやるのは意味があると思う。しっかりフェルト化させるものにしたので、参加者さまにとってはなかなかの体力仕事になる。そのぶん、やりがいもあるはず。ワークショップで毎回作成してお配りする、オリジナルレシピも楽しいものにしよう。
年齢を重ねるうち、無駄なことをだんだんと考えなくなってきた。
目の前にある仕事をどんなふうに行おうかなとか、よりよくするにはどうしようかとか、効率的に仕事をするにはどうしたらいいかなとか、実践的な(?)ことしか考えなくなっていく。
くるしいことも時にはあれど、うじうじしている時間がもったいなくなってくるのだ。
そう思えば、年を重ねるのもわるくない気がする。よ。
2014.10/22
zakkaマルシェ、無事終了しました。
お越しくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、JAMPOTさん、ありがとうございます。今回は初日に在店しました。お買い上げくださった方達とお話ができて本当に嬉しかったです。この日、私は白うさぎのブローチをつけていて、その様子を見てお買い上げくださった方が多くいらっしゃったことも嬉しかった。ヒロタ作のブローチのいい感じの着け方の参考になればいいな、と思います。
ここ数日は納品分の制作をしたり、12月のワークショップのサンプル作品を創ったりしています。
ワークショップでは、しっかりとしたフェルトに仕上げていただくことをモットーにしていて、初めてフェルト作品を創る方には大変かもしれません。フェルトワークは体力仕事です(男性の方が向いているかもしれない・・・)。だとしても、羊毛がしっかりとした生地になっていくウールの魔法をしっかりと堪能して頂こう、と思って準備を進めています。
ワークショップの際は、ミニ展示会も併せて開催いたします。詳しいお知らせはまた、お知らせに書きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、次のイベントまではあと1ヶ月弱。同時に2つのイベントの制作です。
毎日やることがあるというのは幸せです。
2014.10/19
来年は15周年。刻々と時は刻まれていくものですね。
正念場。
イベントは2月まで5つ。がんばりどきですな。
zakkaマルシェも、たくさんの方にお越し頂いているようです。
本当にありがたい限りです。
昨日、ようやく愛用の自転車のチェーンを交換しました。
もう限界と言われていながら余裕がなく換えられないままで、応急処置をしてもらいながらお茶を濁していたので、とにかく嬉しい。乗るたびに「ガチガチ」と音がしていて、いつチェーンが切れるかヒヤヒヤしていました。近場での仕入れや発送に行くのも、これで快適になります。
ひとつひとつの仕事が生活を支えています。
体調を崩したり怪我をすると、仕事が止まり、フリーランスにとっては死活問題です。白湯を取り入れること、半身浴、朝晩の瞑想やオイルマッサージも大切な日課。4年前から、冷えとりとアーユルヴェーダの知識を取り入れて日々過ごしています。
(夏はいつも体調を崩して、これらのことができなくなるのが課題。仕事はできていますが、夏は、体調が乱れてるな〜と実感しながら生きている・・・)
日々作業をして、体調を整えて、ひとつでも多くの作品がつくれるように。
2014.10/15
zakkaマルシェが本日からはじまります。
動物のかたちや表情をつくるのは、毎回本当に楽しい。
また、三日月猫のブローチは、稲垣足穂の本の中の文章からインスピレーションを受けて制作した作品。その一文を、こちらに載せさせて頂きますね。
“あいつはふだんは三日月に腰かけて休息しているらしいが、霧の深い晩がたは友だちのうしろで私の話に聴耳を立てていたり、横丁のバーで一杯やっているけはいを覚えさせたりするものだ。”
みなさまに、秋を楽しんでいただけますように。
2014.9/23
つくるものによっては、机や椅子を移動させて広いスペースを確保しています。
今日は2m以上の天板がある作業テーブルを観に行きました。これがあれば、マフラーの作業がぐっとやりやすくなります。このテーブルを買うためにも、もっともっと仕事しよう。
2014.9/20
“私は本当に酷い貧乏人だったが、貧乏が創作の役に立った事など一度たりともない。貧乏は人の想像力をどんどん衰弱させる最悪の状況だ”
チャップリン
自分の技術を自分で値踏みするのは本当にむずかしいことです。
それでも、生業として続けていくためにしっかりと、なるべく客観的な視点を持つようにしようと思います。勇気を持って。
来年は制作活動15周年で、それ合わせでイベントに参加します。
繊維業界のプロがひしめく場所での展示なので、緊張感が半端ないけれど、やれる事をしっかりやって、多くの方に観て頂き、それこそしっかり値踏みして頂こう、と気持ちを引き締めています。
また、12月・1月は展示会とワークショップを予定しております。こちらはアパレル寄りのものを企画していています。
詳細はまたいずれお知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
2014.9/17
お知らせ更新しました。
ウェブショップ”ヒツジフエルト縮絨室”に新作UPしました。どうぞよろしくお願いいたします。猫モチーフの新しい意匠、たべる猫シリーズとふてぶて猫シリーズ、なかなか気に入っています。
夏よりも冬の方が元気で、毎年8月は夏バテ気味です。涼しくなってきて、ようやく実家に帰省することもでき、元気が戻ってきました。エアコンがいらなくなる気候の素晴らしさよ。
2月まで、ノンストップで制作がつまっています。スケジュールがごっちゃになってきたので、作業場にカレンダーを貼って目に見えるようにしました。
池波正太郎さんの本を映像化したものは、物語の面白さもさることながら食のシーンが楽しく、日々の癒しとして見ています。家で用意するごはんもそれに影響されたり。ご飯とたくあん、お味噌汁は心からほっとします。(根深は苦手だけど…)このご飯にたくあん、根深のお味噌汁というラインナップは、「剣客商売」に出てくるある登場人物の、腕は確かなのだけどお商売が不得手で道場の門下生がいない故のメニューということになっています。が、シンプルでとても贅沢な献立だなあと思うのです。
2014.8/29
ウェブショップの受注ラインにご注文ありがとうございます。
リピーターさんが複数いらっしゃることが、大きな励みになっています。
お店に納品したりイベントにお出ししたりする際、売り切れてしまったときに申し訳ないなあと思っていました。
また、遠方の方に手に取って頂ける機会を増やしたいなあとも思っていました。
現在、受注ラインを受け付けておりますので、ご注文お待ちしております。(期間限定の予定です)
受注ラインは006〜008も新しくUPしました。
ドローイング猫ブローチと、かごはりやまオブジェ2種です。かごはりやまは、以前通常でUPしていて品切れとなっていたものを、今回2種類だけ受注ラインとしてUPいたしました。
ちょっとした贈り物にされたり、お知り合いの布もの作家さん方・ショップの方に長く使って頂いたりしているロングセラーです。この機会にぜひ。
ヒロタの作品は男性にも楽しんで頂いています。以前知人の男性宅の棚の上で、針と糸がささったこのはりやまを見つけて、なんだかいいなあと思いました。お裁縫箱にしまわれていないラフな佇まいもよかったし、ちゃんと使ってもらっているんだなあと感じられて嬉しかったです。使えるものは、使ってもらってなんぼですね。
また、お買い上げくださった方からメールをいただいたりTwitterで言葉をいただいたりするのも、本当に励みになっています。いつもありがとうございます!
2014.8/25
このシャツはUESのもので、学生の頃から愛用しているお洋服です。
「必ず試着してから買って頂く」ということをモットーにしているメーカーだと聞いて、まだ二十歳そこそこの子供だった私は緊張しながらお店に出かけたものでした。
写っていないディテールも凝っていて渋くて格好よくて、大好きな服。
流行に惑わされる事なく、最後にはウエス(工場などで機械の汚れを取る雑巾)になるまで使ってもらいたいという作り手の想いも心に響きます。
2014.8/23
羊増えると、ヒツジフエルト
それはフェルトメイキングの魔法の呪文
さてさて
web shop“ヒツジフエルト縮絨室”にて、受注ラインを始めました。
ぜひぜひ、この機会にチェックしてください!
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8月に帰省しそびれ、9月に帰るためにがんばって仕事しています。
山と田畑に囲まれ、車がないとスーパーにも行けないような場所で、ボーッとリフレッシュしたいです。
文章や本を読むのは好きだけど、時々いくら読んでも内容がまったく頭に入って来ないことがあって、それはまあまあオツカレモードになっているからだ、と自己分析しています。
そういうときは、必要な物事のみにパワーを使い、他はオフモードにして日々をしっかりと過ごす。
制作第一。
長く使える品質のものをつくる、というのをモットーの1つにしています。また、経年修理も承っております。初めての方もぜひ一度、お手に取って頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
2014.8/21
今回は期間中に少しだけ追加納品もでき、ポーチや洋梨コースター、strange plantsなどもお届けできて良かったです。いろんな作品をつくっているので、それらを一人でも多くの方に知って頂けるいい機会になったかな…と。
お越しくださった皆様、告知にご協力くださった方々、JAMPOTさん、本当にありがとうございます。
期間中はたくさんのお客さまにお越し頂き、終日賑わっていたそうです。私が追加納品に伺ったときもレジにはお客さまの列が出来ていました。
また、JAMPOTさんが百貨店に出店されたイベントの中では1番広いスペースでした。精力的にイベント準備をしてくださったJAMPOTさん、一緒にディスプレイした作家さんと空間を埋めていく作業には大きな楽しさがありました。
嬉しかったのは、イベント初日に一番乗りで旅立ったのがヒロタの作品だったということ。
本当にありがとうございます。
もっともっといろんな作品をつくって、見に来られる方に楽しんで頂きたいと更に想いを強くしました。
イベント準備から作品の制作、搬入に搬出。
ひとりではなかなかできないことがたくさんの人の協力でできるようになる。そういうことを実感しました。
2014.8/12
参加させて頂きます。
ブローチは、ひとつひとつが小さな世界です。
その中に、単純に色合わせや混色、フェルトメイキングの技術や、表情への取り組みなど様々なものを惜しみなく閉じ込め、皆さんに楽しんで頂けたらなあと思い制作しています。
洋梨コースターもお届けしています
しっかりした厚みとウェットフェルトによる縮絨。重なっている上下でリバーシブルです。
猫の瞳をオッドアイにしようとか、シマシマ尻尾とか、リボンをつけてみようとか、そういう細かい部分はたくさん数を作っていくうちに思うアイデアだったりします。突飛でもない単純なアイデアだけど、手を動かさないと見つからないことは多い。
かわいすぎる(私が考えるファンシーなイメージ)ものにはしたくないというのがあるので、そことの兼ね合いも考えます。
他にも、うさぎブローチやマウンテンブローチなど、いろいろお届けしています。
また、秋物としてポーチをお出しします。こちらはシンプルな意匠で、長くお使い頂けるものです。
明日から約1週間、阪急百貨店10階まで、どうぞお越しくださいませ。
2014.7/30
JAMPOT in 阪神百貨店梅田本店イベント始まりました。
JAMPOTさんと姉妹店のGuignolさんが、期間限定で阪神百貨店に出店します。こちらに今回も参加させて頂きます。
そのとき使いたい色、出したい形、理想の表情、出来てくる表情。
そういうキーワードを大切にして制作しています。
webにのせているのは一部で、ほかにも色々な表情の作品が居ます。また、数年ぶりに制作したstrange plantsも展示しています。
ぜひ阪神百貨店3階までお越しくださいね。
2014.7/19
strange plantsの撮影は楽しい
そして、ひたすらの芽推し
carbon×stoloのイベント、明日から始まります。
芦屋のカフェ・雑貨・ギャラリーの複合ショップ「スペースR」で、”グリーンと暮らす、リノベーション”をテーマに、6軒の店舗&住宅・新築マンションのリフォームを手掛けた雑貨店carbonのオーナーと、多肉植物やエアプランツ、観葉植物などを扱うgreen works stoloによるトークイベントと苔玉のワークショップです。期間中はcarbonの雑貨とstoloの植物も販売します。
これに合わせ、ヒロタはstrange plantsと、富士山ブローチをお出しします。
本日19日(土)は私が会場に居ります。
この作品は、実物をぜひ見て頂きたいです…
たくさんの方に観に来て頂けますよう。ふらりとでも、どうぞお越しくださいね。
私も今回並ぶアイテムや植物をとても楽しみにしています。
メンズライクでかっこいい感じは、すごく好みなのです。
2014.7/16
シトロネラの香りが清々しいアロマキャンドル。
こういうものを暮らしに取り入れる日々というのは、心に少しゆとりができているということで、それはとても嬉しい事です。
お知らせ更新しました。器ギャラリーのSpace N-SEATさんに明日到着予定です。
2014.7/10
毎日作業が出来る事は、注文があるということ。
生業にしている者にとってそれはとてもありがたいことです。
休みをとることが苦手です。
どこかに出かける、お買い物をする。そういったものは自分にとっては贅沢な事です。ふいに休日のような時間ができたとしても、やっぱり作業を入れる。
そんな日々を、良いとも悪いとも思いません。ただただそういう日常が存在している。
注文やイベントがあってものをつくることが制作のメインとなる中、そうではない作品づくりの時間を取る事が課題というか…取るぞ、というか。
こつこつとやっております。
2014.7/9
カレーに湯むきトマトをざく切りにして入れると美味しいことを確認。今日は晩ご飯の支度の合間に浸し豆ならぬ浸し胡瓜を仕込んでみました。明日にはきっと食べごろ。あとは茄子のオイル漬けも作ってみたいな。
野菜が豊富で安くて、暑いとはいえいい季節です。
“口紅から機関車まで”だったっけ?
高校の時に習った言葉を思い出しました。
2014.7/6
楕円コースター
まん丸じゃなくて、ちょっぴり楕円にしています
そのことにより、コースターとのバランスで使えるカップのサイズが増える
2014.7/2
気づけばいつもそこに居る
不思議な植物
こちらのイベントで久し振りにカムバック。
2014.6/23
気分転換は草むしりと剪定。
個人でいろんな展示会を開催されているイベント工房さんのための作品制作中です。
慌ただしい時に限ってビーズケースをぶちまけます。
定番で買い続けているコンバースがぼろぼろになりました。
10年使っている作業椅子が壊れました。
などなど
こういうのは立て続けに起こるものです。
で、身の回りのこういう出来事は、案外転換期と重なっていたりするので、わるい事でもない気がしています。
直して使うか、無理して使い続けるか、さっぱりと新しいものにするか。
ひとつひとつに答えを出していくのは案外楽しかったりします。
今回壊れた椅子が、そもそもうちにやってきた経緯には、ちょっとエピソードもくっついてはいるけれど、この機会に手放すのもいいのかもしれません。
(いや、でもなー・・・笑)
停滞、溜め込む、しまい込むのが苦手な一方、物がいったん自分のもとに来たら長く使いたい。だから半端に何かを買うくらいならないほうがまし…という性分。ゆえに、おそらく普通より物がない家で暮らし、羊毛を扱っていることもありまめに掃除をします。無精なところが沢山あるぶん、これで少しはバランスがとれているのかも。
2014.6/22
お知らせ更新しました。
オープン当初からおつきあいさせて頂いているJAMPOTさんの記念すべき10周年イベントです。
丸くて大きな満月の夜に、がやがやとサーカスが繰り広げられている…そんな想像と妄想。
モビールは、お部屋に吊るして楽しむもの。
ブローチなど身に付けて楽しむものも好きな一方、ふだん人からは見えない家の中、お部屋を彩ることも同じくらい大切な気がしています。
実物を観て頂ければ、ゆらゆら揺れてくるくるまわるモビールの面白さが伝わる、と、思います。
今回、「これが知り合いの所に旅立ったら、私もまたこの子に会えるのになあ」なんて、ずいぶん珍しいことを思ってびっくりしました。
ものをつくっている以上、お会いした事のない方の元へ旅立つことも多く、それは大きな喜びです。そして、旅立った分またあたらしいものがつくれる喜びも知っているのに、不思議です。
美術館や博物館にあこがれるのは、私の中にそういう気持ちがあるからかもしれません。
今回のタイトルタグを付けたものがお店に並びます。この台紙も、それぞれ言葉を変えて添えていますので、楽しんで頂けると幸いです。
2014.6/16
もうちょっと減らせたらいいなあと思いはするが、食べないと体力が持たなくなり電池が切れるので、もぐもぐとご飯を食べるヒロタです。おはようございます。(朝はパン)
食べると力が湧いてくる。
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数日前、納品間近の作品たちについて思う所があって、ギリギリになってプランをひっくり返しました。若い頃から土壇場のときに発揮していた「でもやるんだよ精神」。体力・気力ともについていかなくなり、思っていたより負荷がかかっていたよう。おそらくぎりぎりの所で整骨院にて体の歪みと凝りをとりにいきました。
やれそうです。
(自分に合う先生に出会ったことも大きい.)
とはいえ、二十代の頃と同じやり方で制作していたのでは立ち行かなくなるだろうな、とも痛感しました。
これから更に年齢を重ねていけば、もっと大変になるだろう。
はてさて、この先どう日々の制作と向かっていくか…。
こればかりは自分で見つけるしかない。
2014.6/13
昨日から今日にかけて手入れした羊毛を大切に作品へと生かしていこう。
2014.6/13
こちらは昨シーズンにターコイズカラーでお披露目した絹とメリノウールのマフラーの、別注オーダーメイド品。絹の薄い布と羊毛を絡ませて一緒にフェルト化させています。フリンジもウールで、一緒に絡ませてフェルト化させています。温かく、着け心地がとても軽い。
今期はどんな色合いにしようか、想いを巡らせています。
※こちらの作品は、ベースとなる絹の布が廃盤になってしまったものも多く、今期は仕様が少々変わると思います。正式な2014年版のものはまたご案内いたします。
2014.6/10
ヒツジフエルト縮絨室に、Earth Key Ring”地球のキーホルダー”UPしました。
丸いフェルトボールをつくっていると毎回、基本は大事だなあと思う。
JR大阪三越伊勢丹さんでのJAM POT&Guignol出店にお越しくださったみなさま、ありがとうございます。本日最終日を迎えました。twitterでもやりとりをさせていただきましたが、ここで改めて。
来てくださった方、お買い上げくださった方、告知に協力してくださった方、期間中フォローやお気に入り登録してくださった方、一緒に搬入をした作家さん方、参加された作家さん方、搬出してくださっている皆さん、JAMPOTオーナーご夫妻、友人知人そして両親。全員に感謝いたします。
またいろいろやってくよ!
2014.6/8
猫はよい
やわらかい
気まぐれに甘える
野生をちゃんともっている
いろんな表情
雑種の模様
小さい前歯と鋭い牙
ときおり面倒そうに尻尾を振る
でも、愛と信頼はちゃんと生まれる
今回は全身猫をあたらしくお披露目しました
2014.6/7
山は好きだ
見るのが好きだ
写真で観るのも好きだ
登るのはちょっとアレだ
富士山ですか?と聞かれることもよくある。(決まっていない)
切りっぱなしでシャープなマウンテンブローチ
ふっくらしたツインマウンテンもお目見えしてみた
全ての山好きに捧げます
2014.6/6
言葉が対になっている二羽
くちばし、羽、翼。飛んだりもする。
獣脚類恐竜(オルニソポーダ)または鳥盤類恐竜(オルニスキア)が祖先だといわれるが、そうではないとする研究者もいる
つよく恐竜をイメージさせられる
リアルすぎず、かといって可愛らしすぎないようにとこの意匠へ落とし込んだ。
羽の模様はカシミアで
眼は大きさ、カット、色を吟味したもので
わたしにとっては奇妙な共存者ではあるが
その分 興味の対象でもある
2014.6/5
ヒロタの白うさぎ
無表情にも表情がある
耳の形と付ける位置、顔とのバランスに特に気をつかう
ただつくり続ける中で見つかるものはたくさんあります
2014.6/4
あー、鮭捕りたいわあ
眠たいだけかもしれん
キリッ。
シロクマ界
期待の星です
4649
熊は眼光鋭い。
熊が出たといって集団下校になるくらいの田舎で育った
木彫りになっちゃう鮭を捕る熊(ザバァー)
できた表情が何だか眠そう(私も眠かったのか)
キリリとドヤ顔(ドヤッちゃうんだよなあ)
シロクマもシロクマで、白いけどやっぱり熊だな
つらつらと連想ゲームのように言葉を浮かべて
ひとつひとつ出来上がったものが
誰かのもとへきっと届く
熊が家まで襲って来るのではないかと
裏庭の竹林が風でざわめくたびにめそめそと
家族の帰りを待っていたのは
昔のお話
2014.6/3
ピーナッツ・ブローチ/甘美で甘美な落花生
殻に包まれたままのピーナッツは、ひとつひとつ形が様々だ。
くびれもふっくら具合もすべて違う。
そこが重要だ。
黄色い色目でつくったらきっと好いだろう
(Tシャツやボタンダウンのシャツの胸元に付けたい)
Tシャツなら、腰あたりに付けてもいいかもしれない
紺色のトートバッグに付けてもかわいいだろう
(紺色と黄色系の相性は個人的に最高)
そして、男の子が付けてもすごくいいだろう
だったら台紙はいつもと違うフォントを使ってみようか
そんな想像や妄想
紺色のトートバッグをいまだ持っていないことが悔やまれる
こちらのイベントにて初お披露目します。
2014.6/3
“小さな立体作品”をコンセプトに制作。おさめるフレームの台紙にはつくられたものに合わせ、またその時の心象を言葉にして書き加えている。
裏にはリサイクルレザーを使用。真鍮ピンは蝋引きした麻糸で付けられている。
ニードルフェルトの技法で、しっかり固くフェルト化。経年による修理可。
一部、解禁しました。(倍以上は並びます)
明日からJR大阪三越伊勢丹3階”JAM POT&Guignol出店はじまります。
初日の明日のみ、16−19時に在店いたしますのでよろしければお声など掛けてくださいませ。
今は、雑貨とか工芸とか美術とか、そんな括りなんて取り払ってそれぞれが表現するものや技術をひたすら切磋琢磨しあったらいいなと想う。
2014.6/1
風待ち月。
夜風が恋しい。
昨日ちらっと書いていた強さというのは、どんなジャンルの表現でも、”圧倒的な強度”を感じるもののことです。有名無名うまいへた関係なく、この人の、この人達のつくりだすものには言葉にしがたい強いパワーがある、と感じることがあります。たとえるなら、山の中で圧倒的な自然を感じる時や、空が広いなあと思う時に近い感覚です。個人的な感覚かもしれませんが。
私は今、そういうものに触れたい。
2014.5/31
なんてタイトルを思いついてから、「31日であってるよね?」と確認する程度のボンヤリ。
今朝はコーヒーを切らしていたのでルピシアの紅茶。こちらもまたまた頂き物で、どんな味かは想像つかなかった。淹れてみるとなんとも甘い香りがしました。甘い香りのフレーバーティーも、ミルクティにするのが好きです。
伊勢丹さんでのイベント制作もおそらく山を越え、あとは仕上げかなといった所。日々の制作をtwitterであげているので、気になった方は見てみてくださいませ。
ピーナッツ・ブローチに付ける台紙が思いのほか気に入った意匠になり、付けた言葉も良いかもと思えたので、今日は良い日。
フォントをつくる人はすごいなあ。尊敬します。ありがとう。
最近は強さについてよく考えている。
人がつくり出す作品の圧倒的な強さについて。
2014.5/30
白ご飯でおにぎりを作っておく。
お味噌を塗ってコンロの魚焼きグリルで焼く。
あれば海苔を巻く。
なんだこれ、美味しい。
2014.5/29
更に短い髪は案外好評なようです。
Tシャツにジーンズで、男の人のような格好がしたくなります。鞄もカゴからポーターに変更。
今日は夏のような気候でしたし。
いただいた新芽の紅茶は、ホットよりアイスミルクティにしたほうが好みだということを発見。
ゆで卵の黄身にポン酢を、こぼさないよう地味〜に染み込ませて食べると美味しいことを発見。
一昨日くらいから、とあるアーティストの曲を聴きながら仕事をしています。知人がいいよと言っていて、初めて聴いたときはよくわからなかったのだけど、人がここまで言うのなら何かがあるのではないかと思ったから。英語だから歌詞はよくわからない。そのうち、訳をみてみよう。
2014.5/27
表面を整える作業はまだなので、すこしモケモケ。
奥のピーナッツは1段階めの整えをしたので、少し表面が滑らかです。
男の子がシャツのポケットに付けたりバッグに付けたりしてもかわいいと思う。紺色のトートバッグとか。個人的に青系と黄色系の組み合わせが好きです。そしてメンズライクな服装も好きなので、自分も付けたいなあと思ってつくりました。ピーナッツの殻かわいい。
もうじき伊勢丹のイベントでちょっとだけ店頭に立たせていただくので、今日は髪を整えにいってきました。割引チケットありがたや。大人になってから一番短くしたかもしれない。白髪も目立っちゃうけど、まあいいや。
今日は一日中眠たくて困りましたが、ピーナッツの予定数達成。
2014.5/26
朝にサイトの更新をするのも久しぶり。
静かで集中してできてなかなか良い。
気持ちにゆとりもでてくるのか、改めてこのサイトを見て「やっぱりいいなあ」と思う。このHPは2008年にリニューアルした時に作ってもらったデザインで、シンプルさが落ち着くのだ。プロの方に依頼してつくってもらったもので、シンプルなだけではない箇所があちらこちらにあるので飽きないのだと思う。手書き文字を入れたいとか、フォントは明朝体がいいとか、こちらのお願いも聞いてもらって完成した。(safari以外だとゴシックになってしまうみたい)
—————–
大人だって傷つくこともあるというおはなし。
イベントがあると、ここのお知らせページとtwitterで告知をする。それきっかけで作品を知っていただけることも多く、みなさんがリツイートしてくれてフォロワーさんが増えたりもする。ささやかな交流もうまれ、いいコンテンツだと思う。
いっぽう、イベントがおわるとぱらぱらフォロワーさんがへったりもする。私はフォロー返しをしないからというのもあるだろうし、twitterというコンテンツはそういう自由なものだとも理解している。誰にも罪はないし、いいのだ。ただ、そのことに少なからず傷ついてしまう。せつない、というか。けっこうへこむんだ。
(タイムライン上でも実際でも、その方と交流がうまれてお知り合いになればフォローをすることもある。)
だからこそ、私の活動を見続けてくれる人たちが居ることの幸せを想う。作業は一人だし、ものづくりは孤独な仕事だ。でも、一人じゃ続けてこられなかった。そういう意味では運のいい人間と言える。
身に付けてくれたり、家に置いてくれたり、褒めてくれたり、愛のある厳しい意見をくれたり、どれもが大切な人との関わりです。
——————
だからここは私のホームとして、これからも大切に、時には正直に素直な気持ちを書きながら(笑)続けていこう。
2014.5/25
夕刻に日誌を書くのは久しぶりな気がします。
ちょっと暑いと感じる位の気候で、自宅では半袖。ちなみに今日はTシャツで、確か大学一回生の天神祭の頃に大阪の古着屋さんで買ったものだ。HanesのTシャツにアメリカーンで且つキワキワな蜂の絵と、”We’ve got it..together”という言葉がプリントされている。右袖には買ったときからラメの入ったペンキ?のようなものがくっついていて、洗っても取れない。 自分があまり選ばないような紫色で、今更ながら「なんで買ったんだろうな…」と思い出してみたら、背の低い私にちょうどいいサイズだったから。ということは、外国の子供が着ていたのかな?ペンキもその子が付けたのかな?と想像は膨らむ。
To make interesting an otherwise boring world.
2014.5/24
私の鉱物好きはおそらく中学の頃に遡る。
理科室で見せてもらった、古い木箱に入った地質をつくる鉱物の標本。石って綺麗だなあと思った。カクカクした形や透明感、色。時には中に太古の水や植物が閉じ込められていたり。
初めて買ったのは確か修学旅行で訪れた大きな水族館のお土産売り場だった。紙の箱に貼付けてあった鉱物標本。その後も気軽に買える石を見つけては、気に入った形のものを少しずつ集めている。
鉱物好きのひとは意外に多いようだから、一度皆で自慢のコレクションを持ち寄って見せ合いたいものだ。
2014.5/22
2014.5/21
一息ついて夜のコーヒーを淹れたところです。
西宮阪急さんのイベント無事終了いたしました。お越し下さったみなさま、告知してくださったみなさま、本当にありがとうございます。
来月は梅田の伊勢丹さんイベントがあります。初日にちょこっとだけ店頭に立ちます。(詳細はまた近いうちに・・・)
そんな今日指を負傷しました。作業はできる状態。
ピーラー、マジ危険。
多少の絵心があれば、数を重ねればそれなりに作れるようにはなる。
そこから先に行こうと、同じモチーフでもあれこれ工夫したり変えてみたりする。一生のうちに終わるかどうかもわからない、長い道のりです。
「落ち着いたら蟲師を読破するんだ…」「旅をするんだ…」なんて死亡フラグをたてながら、今日も作業は続くのでありました。
2014.5/19
仕事してくたくたになったとき、しゅんとしたとき、炊きたてのご飯を食べると元気がでます。
お米があると、それだけで安心感がハンパない。
あると安心、ないとこまるもの。
お米、コーヒー豆、牛乳、ライ麦か全粒粉のパン、ケント。
ないときはなく、あるときはあるもの。
今日はJAMPOTさんでお店番の日で、スーツにネクタイの男性が颯爽と入ってきてマウンテンブローチを買っていかれた。
いい日だ。
2014.5/18
得られているかい。
そして渡せている?
いろいろと制作中。
同じモチーフも数を重ねるうちに新しいアイデアが出てくる。
アイデアの泉というのは、湧くときは急に際限なく湧く。とてもいいことであると同時に、頭の中が忙しくなってテンパることも屡々。
こういう時こそ冷静に。
今受けている仕事を大切にコツコツとやる。息抜きとして、新作にとりかかりスケッチを描いて、受けているもの意外の作業をする。
そういえば昨日は”tori”ブローチの時間のかかる新しいアイデアに取り組んでしまい、今日中に終わらない、えらいことやってもうたなと苦笑いした。
2014.5/15
今夜の晩ご飯はブロッコリーと小松菜でクリームパスタでした。
昨日はどうも味が薄かったのでリベンジです。
作品をつくっては写真を撮る。
散らばったものの欠片がまとまりだすか。
初摘みの紅茶葉をいただいた。
普段は茶こし付きの鉄瓶でぱぱっと淹れる。
これはティーポットできちんと淹れよう。
先月、母がこちらに来ていました。
朝起きてご飯の支度をし、一緒に出かけたりお風呂の段取りや翌日の予定などを考えたり、ふだんとちょっとちがう日々。
こういうの、大事なんだな。
2014.5/13
あたらしい羊毛屋から全色の少量セットを仕入れたので、使いながら最後のひとつまみを台紙に留め色見本をつくっている。(色見本も買うと結構高い…)
繊維が細く毛足が若干短めで、私にはなかなか質の良いメリノ種。
明日から西宮阪急イベントが始まります。
ぜひ遊びにいらしてください!
2014.5/11
ブローチのミニ展示会にお越し頂いたみなさま、告知してくださったみなさま、ありがとうございました!
10・11日の2日間は、ちょうど谷六界隈が”ぶら空堀まつり”開催中でもあり、あちこちのお店でもワークショップを開催したりイベントをしていたりと、いつもよりも人が多く賑わっていました。
午前中は家事を済ませて次の制作に向けてスケジューリングとラフスケッチなど。午後からはcarbonに。いつもと違う慌ただしさ?もありました。
帰りに絶品のパン屋さんでおいしいパンとキッシュを買って、ささやかなおつかれさま会をしました。チキンと野菜のグリルがのっかったオープンサンドのパンやキッシュなど、きちんと温めてお気に入りのプレートに盛れば、ちょっとしたごちそうになるくらいのクオリティです。
やっぱり、ナイフとフォークのセットほしいな。
まずは難しいことを考えないで自由にラフスケッチを描き、そこから作品に仕立て、そのうちまた新しいアイデアがやってきて、また描いて…そのループが心地いい。以前と比べて、ラフに起こしてから実際作品になるまでの時間的距離が短くなっている。出し惜しみしない、やれることは全部やる。代謝が良くなりアイデアも思いつきやすいと気づいた。
次は14日からの西宮阪急イベントにて、作品たちがみなさんのお目にかかります。たくさんお届けしていますので、どうぞ遊びにいらしてください!
2014.5/10
行きたい!
向こうに見えるのはjouerさんの真鍮アクセサリー。絶妙な甘辛バランスで素敵です。雲のブローチなど、可愛いモチーフを真鍮という素材にしている事で、大人の可愛らしさへと落とし込んでいてすごいなあと思います。
今日はjouerさんがお店(carbon)にも来てくださって、ようやくご挨拶できました。作家話もできました。かわいらしい方だったので、思わず食い気味に話してしまった…?と反省もしつつ…
ブローチの台紙や名刺のデザインなどの細かな所にも気づいてくださるのは作家さんならでは。もともとグラフィックデザイナー志望で大学受験をしていて、受かったのがテキスタイルデザインで、紆余曲折あってフェルト作家になった身としては、紙もののデザインって技術的なことも含め本当に難しくて時間がかかります。外注した場合にデザイン料がかかるのもよく理解できる。
とはいえささやかでも紙のデザインに関わる事ができているので、フェルト作家でよかったなぁ。
紅茶のワークショップがメインのイベントながら、たくさんの作品が旅立ち嬉しい気持ちでいっぱいです。関わってくれて応援してくれている人達にも心より感謝を。
まだまだ作品はありますので、ぜひお立ち寄り下さいませ。明日が最終日です!
2014.5/9
美しいものに気づける日はいい日。
明日のブローチミニ展示会の搬入は、ぎりぎりで電気を付けなくていい時間に終わりました。前回とディスプレイも変え、今回投入のマウンテンブローチも映えるようにして、二度目ましての人にも楽しんでもらえるように。気に入っていただけるといいな。
2014.5/8
楽しい旅の夢 繋いでる
carbon Laboでの展示会は、マウンテンブローチに合いそうなので以前創った彫刻フェルトの廣田良子作品をディスプレイに使ってみようと思います。
身に付けて使うものとは違う造形技法を駆使した作品。複雑なフォルムをニードルフェルトではなくウェットフェルトでつくったものです。
気に入っている色の羊毛が廃盤になる事もあり、こういう色味がほしいなーというものを求めて新たな原毛屋を開拓中です。とりあえずサンプルとして全色買って使ってみて、色と品質を確認。今後多く仕入れる予定の色も決まってきました。今回、新しい色もちょこちょこ使っています。
お店で指サックを見つけて迷ったあげく見送りました。
お風呂上がりにグレープフルーツジュースを飲みました。
美味しかった。
読書しない日が続くと、気取った文章が書けなくなるなー。
2014.5/6
来週からはじまる西宮阪急のイベント追い込み中です。ブローチをたくさんつくるルートに入ると、細かな作業でニードル針を酷使するので、どうやっても左手の指先が傷だらけになる。指に填めるキャップとかあるのかな。
本音は、いくら刺さっても直接の手の感覚でつくりたい。血が出ても気持ち的には割と平気だったりする。私にはおかしなところがあって、布などを手洗いするときもゴム手袋をしたくない。手の感覚で確かめながら洗えないから。微量なら漂白剤入りのつけ置きでもじゃぶじゃぶ素手で洗ってしまう。とはいえ、手のセンサーが重要な職業だからもっといたわってあげたほうがいいのかもしれないな・・・。
2014.5/5
形は二種類です。色違いで2つ付けるのもいいのでは?と発見。
平たくしてピンを小さめにしてあり、存在感がありつつも出しゃばりすぎずにシャツのワンポイント刺繍の様なイメージ。
アウトドアなリュックやトートバッグにつけるのも楽しい。
山と空、湖がそばにある場所を想像する。
そこに佇んでいれば、きっと素晴らしいだろう。
2014.5/3
風が心地よくて本当に爽やかな季節。風が体にも心にも吹いてくるかのようで、襟足を短くしてよかったと思う。
材料もなくなってきたからそろそろ買い出しに行かないと。いつも使っているブローチピンはたしか100個入りだったと思う。お、買い足しか〜と気づくと、妙な達成感があるものですな。
はやぶさ2は今年打ち上げ予定だと聞いていたけれど、どうなっているんだろう。検索したいのをぐっと我慢。
最近の作業用BGMは梶浦由記さんです。曲はもちろんライブMCでお見受けする人柄も素敵。語りが落ち着いていて、お茶目で、自分のお仕事を真剣に楽しんでいるのがすごく伝わります。アニメのOSTをよくつくっているひとで、戦闘用BGMはテンションが上がるので助かる。作業とは戦闘ですよ!
2014.5/2
1日に2種類のしごとをするのが限度だと思っていたけれど、3種類も可能。
とはいえ、毎日は無理かな。
イベントに向けて、たくさんブローチをつくっています。
新緑の育つこの季節に出るマウンテンブローチの2014年バージョンは、西宮阪急さんでのJAMPOT出店と、carbon Laboで5月10日・11日に行うブローチのミニ展示会でお披露目します。たくさん種類が揃っているこの機会にぜひ、お越しくださいね。
自分用にも欲しいところです。色違いで2個付けしたい!
作業のヘルプさんを頼もうかとも考えて・・・
「・・・いや、できる。」と思い直す。
工房を変え生活を変え、1年ちょっと。まだまだゆとりはありません。
お仕事をしてくれた人にはちゃんと見合った対価をお渡ししたいから、その日のためにもがんばろう。
そしてやっぱり私は、つくることが大好きなんだ。
2014.5/1
創りたいものは何か?創るという事は何か?
作業をしているといろんな問いかけがやってきます。
15年やそこらでは、かんたんに答えはみつからない。
なかなか答えをくれないからこそ、創り続けていられる事のしあわせ。
2014.4/30
今日はひたすらマウンテンブローチの雪化粧を施す作業。
水色やターコイズ、橙に緑と、去年よりも明るい色合いになっている。
このブローチは、今の季節につくるのがしっくりくるなあ。
空の青色、新緑の緑色、菜の花の黄色。きれいな明るい色を沢山使おう。
2014.4/29
これからの季節らしい色合い。
グラデーションの入れ方を変えたりもしてみた。
こちらは三重のイベントに並びます。
きれいな色に染められた羊毛を観て、どの色とどの色をミックスさせたらいいかな、こんな風になるかな、と想いを巡らせて、つくる。
心躍る色遊び。
-ある日食べたパンのメモ-
パストラミビーフ・ゴルゴンゾーラ・くるみ・ブルーベリーのカスクートが絶品だった。
ブルーベリージャムのほんのりした甘さがいいアクセント。
2014.4/27
次は5/10(Sat)・11(Sun)です。紅茶のワークショップを受けながら、またはふらりとお気軽に。ぜひお立ち寄り下さいませ。
2014.4/26
いよいよ明日です。
新作ブローチのミ二展示会→carbon Labo
今日はこちらの搬入をしました。
実際の植物に鳥ブローチを合わせたり、先日仕入れたスタイリング用の雑貨を加えたり、船のオブジェに洋梨を入れたり。最近はちょっと慣れて来たのか、作業時間も速くなりました。
自分で作品を展示するときは、来てくださるお客さまに楽しんでいただけるといいな、と思いながらディスプレイをしています。あとは、どんなディスプレイにしたら伝わるかな?とか。
ハコ(ギャラリー)での個展とは展示のスタンスも手法も違って、面白いなと感じています。
明日は紅茶のワークショップをやるcarbon Laboでの展示です。ワークショップに参加されない方もお気軽にふらり、お立ち寄り下さいね。私はcarbonに居て、carbon Laboまでの道のりをご案内させていただきます。
2014.4/25
あわただしい日々の癒しはありますか?
私には、その時々でマイブームがあります。
今は、いわゆる乙女ゲームの薄桜鬼に夢中。
新撰組をモチーフにした作品で、もともと司馬遼太郎が新撰組を描いた「燃えよ剣」「新撰組血風録」が好きなこともあいまってハマりました。(ゲームはまったくやらないのに)
原画絵師のカズキヨネさんの絵の美しさ、男の生き様を描いている所、乙女ゲームならではのツッコミ所、もろもろ含めて楽しいです。
斎藤さんと沖田さんが手合わせしていたのは、壬生寺の前であってたっけ?
幕末の京都には、時代の大きな転換期という独特の緊張感があったと想像でき、佐幕派・攘夷派それぞれの人々の考えや行動に興味があります。新撰組もこの時期だからこそ活動できた人達で、その特異な部分に惹かれます。実際の歴史とフィクションは大きく違うことも含めて、それぞれを単なる好奇心と趣味で勝手に考察しています。
その後は四条河原町までてくてく歩き、作品の撮影に使うスタイリング用の雑貨も仕入れて、いい気分転換になりました。
今日は、次のオーダー作品にとりかかっていました。
数が多めなので気を引き締めて。いい色味、出すぞー。
2014.4/24
新作ブローチミニ展示会のお知らせをUPしました。
ちょうどこの日はからほり軒先フリーマーケットの日でもあります。谷六界隈のまち歩きがてら、ぜひぜひお越しくださいませ。
私は当日、carbonに居ります。こちらよりcarbon Laboまでの道順をご案内させていただきます。
先日すっかり髪を短く切り、美容院でシャンプーのお試しボトルをもらいました。これがすごく好い香りで、髪を洗うのが楽しみです。香りで気分が良くなることは、おおいにある。
制作しごとの毎日、こういうささやかな楽しみがいいリフレッシュ。
IN MY BASKETさんにお届けしたコースターとポットマットも、オーナーさんに気に入っていただけたようで、嬉しいメールを頂きました。こういうことが本当に励みになります。丁寧なしごとを心がけて、こつこつとがんばろう。
怒濤です。
2014.4/23
好きな作家さんのカップと小皿と木のお盆。我が家のヘビーユーズたちと合わせてみました。
銀の羊もゲストとして登場です。
羊グッズは、見かけるとやっぱり気になって手に入れたくなります。リアル仕様のものが好き。
他にも撮影に使えそうなアイテムをちょこちょこ見つけたので、これからウェブショップの写真にも使っていきますね。
お知らせ更新しました。
怒濤の仕事はまだまだ続くよ!
お仕事をもらえるのはとっても嬉しい。
落ち着いたら温泉に行きたい。(いつも言ってる)
2014.4/20
便利な機械がなかったからこそ、人はあれこれ工夫して考え、いろんなものを生み出してきた。
無いものを数えるんじゃなくて、あるものを観て、工夫する。そこから何かが生み出される。
羊毛×ヒロタリョウコ=何か。
そこに”何か”がある、という気持ちで続けています。
その”何か”は、作品で見せるよりほかないということは明白で、普段の制作をしながら、色々とディープな部分を探っている最中。ラフスケッチは始めてる。
悩んでるんじゃなく、探っている。
フェルトの歴史や技術を勉強し直していると、フェルトが古来どんなものに使われてどんな用途を持っていたかということに改めて触れることが出来ます。
基本に立ち返って、ぼんやりと見えてきました。
宇宙やら歴史やらアニメやら、私には好きなものがたくさんあります。それらを好きになる理由として、どんなジャンルでも、作り手の熱意があることがかなり重要なんだなあと気づきました。
2014.4/18
量子学はやはり興味深い。
わかりやすい物理の本を読んだりドキュメンタリーを観るのが好きなこと、田中久重に興味が湧くこと、失われた日本の古代建築の技術を研究して復元する様子を知るのが楽しいこと。面白いことって沢山あります。
特に今は田中久重のからくり時計に夢中。
あれ、本当にすごい。
コースターとポットマットがいい感じに出来上がってきています。
定番のクロス柄+リングのシリーズは、シンプルでちょっとの遊び心がある、大人の雰囲気を持ちます。陶磁器どちらにも合うようにデザインしている、お気に入り作品の1つ。シックなものづくりが特に気になっていた頃に出来たものです。最近は動物をたくさんつくっていたので、また新鮮な気持ちで作業に向かえて楽しい。ニードル針をサクサクと刺してかたちづくる動物シリーズも楽しいのですが。手さえ痛くならないなら、いつまでも作業していたい心地です。ふわりとした羊毛がだんだんと固くなっていく刺し心地には、堪らないものがあります。
フェルトでものづくりをする作業の際の、手の感覚が好きなのかもしれません。
詳細はまたお知らせいたしますがこちらは東京へ旅立ちます。
2014.4/17
今日は午後からcarbonへ。
新作の鳥や飛び跳ねるうさぎ、くま、うさぎ、猫などのブローチをどうディスプレイしたらいいか、いろいろと場所を変えながら探る。一発で味付けがパシッと決まる場合もあるし、試行錯誤するときもある。
ここ最近では一番多く、種類と数をお届けしています。ちいさな彫刻作品たち、選び放題のうちに?ぜひぜひ、お越しくださいませ。
思いついたものをじっくり寝かすより、すぐにアウトプットする(作品にしていく)ようになった。そういうスピードっていいなあと感じる昨今です。
2014.4/16
お店向けのご注文依頼がぱたぱたと入り、来月は西宮阪急さんイベント、再来月はJR三越伊勢丹さんイベントです。ありがたく毎日作業しています。
音を消して、ぼーっと空なんて見上げるほんの5分の時間が、頭が空っぽになれるかのようでありがたい。貴重な休憩時間。あとは半身浴の1時間が貴重。
落ち着いたら、素敵なお店に、とびきり美味しい紅茶を飲みに行きたい。
2014.4/14
最近サイトに新しい訪問者さまがじわじわ来てくださっているようで、嬉し恥ずかしです。ありがとうございます。
こちらのHPはヒロタリョウコのメインサイトです。
今は主に店舗さまへのお届け情報やイベント参加のお知らせ・ブログを更新していて、過去の作品も観ることが出来ます。
そしてヒロタ本人が運営しているウェブショップはヒツジフエルト縮絨室です。こちらもよろしくお願いいたします!
carbonのイベントと納品が一息ついて、今日は次の制作のために羊毛を注文したり、制作スケジュールを練ったり、ラフスケッチを起こしたりしていました。
新色や、新しい羊毛屋さんのサンプルも注文。
絵描きさんにとっての絵の具のように、羊毛のいろんな色を使って作品を創ります。きっちりプランを立てて色を使うのも好きだし、そのときあるストックの中から選んで使うのも好き。
作品のことを考えるのは吝かではない。
ちらりちらりと気になるのは、伸び始めてきたドクダミの草むしりをせねばー、という(やり始めると楽しいがやっぱり面倒くさい)気持ち。せっかくロータスクレティクスを植えたし、楓の木も剪定したしな〜。
お風呂で温まって、寝て、好きなアニメを観たら、だいたい元気になります。デュラララ!!2期も決まりましたし、いいですな〜。
2014.4/13
春の陽気に誘われる。
こちらも陽気になってくる。
天気と気候と気分の関係は深い。
お知らせ更新しました。2014*Springバージョン*の新作が揃っております。
今日は若干落ち込むことがありました。
ゆっくりお風呂に浸かって、少し持ち直したようです。
それでも世界は美しい筈、だ。
2014.4/12
新作いろいろあります。こちら、しあわせを呼ぶ青い鳥。
フェルトだからといって、冬だけではもったいない。
春も楽しんでいただければと思います。
しっかりと固くフェルト化させるようにしているのは、長持ちするようにというのもありますが、冬っぽすぎないようにするためでもあるのです。
固くして、更に秘密のひと工夫をして、”もけもけ感”があまりしないように気をつけています。
——————————–
2014.4/7
男女問わず気に入って頂けると、うれしいものです。
喜び小躍りで思わず撮影させていただきました。
ちなみに、
4/13の完成見学会で”carbon、春の遠足”←こちらは新デザインも!
にて、ご覧頂けます。男性も女性も、ちいさなお子様から大人の方まで、楽しんでもらえたらうれしいです。
実は男性からのご注文も多く、また店頭でも彼女へのプレゼントに、と連れ帰ってくださる方がいるという話も聞きます。比率としては男性:女性=4:6くらいかも?
———————
毎日の食事を考えるのが面倒な昨今。
何が食べたいか分からなくなる時ってありませんか?
そういう時ってついつい、パンとかおにぎりとか炭水化物に頼りがちになって、いかんなーとは思うのです。が。。。
現状打破って、打破しようとするとむずかしくなるので、打破しようとしないでゆるゆる行こうと思います。
さっと出来る、簡単なメニュー募集中。
2014.4/6
兎って、けっこう手足伸びるよね。逃げ足もめちゃ速い。
お知らせ更新しました。
作品談義は楽しい。
長く作家活動をしている人たちにはいろんな人がいて、変わらない雰囲気の作品を創り続ける人、著しく変化していく人、の2種類がいるのかな?という話をしました。
私はどちらかというと、変わる方だと思います。もともと飽きっぽい所もあるし、”理想のもの”を追いかけながら制作し続けている所もあります。
ぼんやりとした”理想のようなもの”を、実際の作業でクリアにしていく。が、「もっともっと」とも思うから、「ここでやめよう」とならないのでしょう。
昨年デビューした動物シリーズのブローチも、たった1年弱の間に変化している。初期と今との写真を比べると一目瞭然で、面白い。単純に数をこなしていって上手になっているとか、表情のバリエーションに幅が出来ているとか、いろいろと気づきます。
2014.4/4
撮れた作品の写真をチェックしては、まだOKが出せないでいる。
載せてもそこそこにはなるだろうけど、ちょっと違うんだよなあ。
熱しやすく冷めやすい私は、いろんなものにハマっては、また次に行く。
今は完全に二次元の住人です。
あり得ない展開やツッコミ所も含めて楽しい、空想の物語。
さて、作業に戻りましょう。
2014.4/4
●WEB SHOP “ヒツジフエルト縮絨室”に新作UPしました。
●JAMPOTさんに納品いたしました。
早速品切れもありまして、本当にありがたいです。気に入ってくださった方はお早めに!同じ色味でつくっても、同じ表情はなかなか再現できないのです。目の色とか、細かい所もついつい変えたくなっちゃう。
ところで、毎回ブローチ台紙に印刷している短い文章。今自分がハマっているものを如実に表しているものも多く、過去の台紙を見てみると笑える。作品は私以外の誰かのためにあるものだけど、作家の密かな楽しみとしてお許し下さい。笑
ちなみに最近のお気に入りは「弾丸論破」。
お客さまも笑顔になれて、創り手も楽しいというのが何よりだ。
2014.4/1
今回は、お店のロゴマーク入りをリクエストしていただきました。
同じ意匠でも細かな部分が違ってくるので、その方だけの一品になります。
コーヒーが好きな方、珈琲店を営まれる方に好評のリングピローはインパクトも抜群です。立体的で大きめのカップは、私もつくるのが楽しいです。型紙はありますが、細かな部分やフォルムの調整は、粘土で造形するかのようなイメージでつくっていくので彫刻のようでもあり、そこが楽しいのです。
ご依頼者さまにも気に入って頂けて何よりです。素敵なお式の一端を担う事が出来たなら、嬉しい。
(美味しいコーヒーまで頂き、ありがとうございます!)
2014.3/29
表情や色、かたち。冬なら帽子、春は・・・
ブローチにも小さな物語を込められる。ひとつひとつ制作しています。
春限定の新作も含めて、JAMPOTさん、フクダロングライフデザイン×carbon 1day shopの新築邸見学会(4月13日)、ウェブショップにて近日販売予定です。carbon 1day shopでは「carbon、春の遠足」をテーマに、いろいろな動物ブローチをご用意いたします。
詳細はまたお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!
2014.3/25
草むしりをして、落ち葉を集めて、土を耕して、ロータスクレティクスを植えました。育てた事のない種類なので、まずは一株だけお試しです。
風でゆらゆら揺れる銀葉が可愛らしく、耐寒性があるので見た目より丈夫なのだそうです。
まだまだ場所が空いているから、次は何を植えようかな。
今は3カ所の納品に向けて追い込み中。
こちらも春にふさわしいものをつくっていますので、お知らせをお楽しみに。
2014.3/2
まずはお知らせを。
いろいろ更新しています。
くまポーチお届け→carbon ※soldoutしました!
JAMPOT&Guignol in 伊勢丹 追加納品!
雑誌掲載のお知らせ
WEBSHOP”ヒツジフエルト縮絨室”UPしました
carbonにお届けしたくまポーチは速攻で旅立っていきました。
気になっている方も多いようで、なかなか数をお届けできず申し訳ないです。またおつくりしますので、入荷情報をこのサイトやtwitterでチェックして頂けると幸いです。
私はとても単純な性格で、つくったものを褒められるとすごく嬉しい。
carbonで店頭に立つようになって、私という人物に会って、その上で買って頂けるとより嬉しいということに気づいた。お客様の顔を知ることが出来るのも嬉しいし、大げさに言うと、この生き方を肯定されるような気がして嬉しいのかもしれない。
素直に喜べることに感謝を覚えつつ、そこに依存(期待?)せずに、制作はこつこつと続けていくべし。
そう考えると、全くもって人生というのは綱渡りで、微細なものだなあ。
たとえば、人、物、お金、食べ物、娯楽。これらはとても素敵なもので、好きなもの。だけど、一歩まちがえると寄りかかる対象にもなってしまう。
悩むのと考えるのは似ているようで違う。
悩むのはたぶん混乱しているからで、物事をより複雑にしてしまう。
考えることは、逆に物事をシンプルにしていくことだと思う。
日常生活や制作というものは、ある意味タスクリストにコツコツと取り組むこと。
目に見える形に向かってつくり出したいものがあって、それに向けて一歩一歩踏み出してみる。
個人の感情、心の機微といったものの本質はそことはすこし違う場所にあるようだ。
・・・今日は何だか固くなっちゃった。
またまたマフラーとリングピローのオーダーを頂いたので、本格的にそれに取りかかっている。
暫しお待ちを。
2014.2/18
2つめのオリーブの苗を入手しました。
ここを長く見ていてくださっている方はご存知かも?の、モンステラの”もっさん”。実は昨年寿命を迎えてしまいました・・・。しばらく悲しみの中にいて、最近ようやく新しい子を育ててみようと言う気持ちになりました。
植物と一緒に暮らすことは、私のささやかな楽しみです。成長を喜んだり、植え替えをしたり、栄養をあげたりと、やっぱり自分以外の人や生き物と暮らすのがいいなあ。中でもオリーブは水やりをうっかり忘れていても、とにかく丈夫。
大きなオリーブはかっこいいし憧れますがお値段が高いので、苗を買って小さい時から少しずつ楽しみます。
さてさて、次の参加イベントJAMPOT&Guignol in 伊勢丹がいよいよ19日から始まります。
くま、ねこ、うさぎのブローチいろいろお届けしていますよ。その時々の表情、色合わせ、意匠を楽しみにぜひぜひお越しくださいね!
2014.2/15
ウェブショップ“ヒツジフエルト縮絨室”に新作をUPしました。
弦月のポーチです。
動物のブローチやポーチなど、パッと見てわかりやすく、キャッチーな作品は皆さんの目に止めて頂けることが多くて、もちろん私も創るのは大好きなアイテムです。一方で、自分自身は普段ベーシックなものを好んで身に付けることが多いです。シンプルなcamperのブーツ、H&Mのモッズコート、ドレステリアのデニムやパーカーなどなど、ほんとうに定番なものが変わらず好き。何しろ背が低くてサイズが合うものを探すのは結構苦労します。つくりのしっかりした定番を買って、長く愛用する身としては、ぱっと見のインパクトはないかもしれないけれど、長く飽きずに使えるものを創り続けたいです。
今回名付けた”弦月”(げんげつ)とは、ハーフムーン、半月のこと。
底に向かって緩やかにカーブを描くこの形をずっと創りたかった。
マチもあるので、たくさんものが入り、使いやすいと思います。
鞄の中の細かいものたちをすっきりとまとめて整理したり、コンデジ入れにしたり・・・。
贈り物にしてもきっと喜んで頂けると思いますよ。
毎回即sold out頂いている、くまポーチ。こちらもまた制作いたしますので、HPやtwitterをチェックしていてくださいね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2014.2/14
時折、「これは」と思える表情に出会えることがある。
お知らせ更新しました。
そしてそして、京阪神zakkaマルシェ無事終了いたしました。お越しくださった皆様、告知に協力してくださったみなさま、ありがとうございます。
今回、ほぼ完売とのご報告をいただき、とても嬉しかったです。
ブローチのシリーズもずいぶん数をつくってきたことで、作業的に手が慣れたり、いろんなアイデアを加えたり・足したり・引いたり、とブラッシュアップが出来てきているのかもしれません。
いいなと思える表情、フォルムに出会うために旅するのが、この道なのかも。
2014.2/5
今回の”あたらしいこと”は、ブローチの台紙の意匠を変えてみたことです。作品がひとつひとつ違うように、ひとつひとつ添えられた言葉が違います。毎回言葉(文章?)を考えるのはけっこう大変。楽しい作業でもあります。
くまポーチも今期の新作です。第一回目の制作から微妙に型紙をブラッシュアップし、また変化しています。
毎回このイベントの搬入をお手伝いさせて頂いています。昨日はいつもよりたくさんの人数の作家さんが集まり、賑やかな搬入となりました。たくさんの荷物なのでぱっと見、旅行中の集団のよう(なぜか脚立もあるので、ふつうの旅行者とはあきらかに違いますが)。いつも終電ぎりぎりまで作業をし、それでも完全にとはいかなくてJAMPOTさんに後を託させてもらっての帰宅です。
今回もたくさんの作品がみなさまをお待ちしています。ぜひ、遊びにいらしてくださいね。
2014.1/25
ちょっと年末まで時間は巻き戻り。
CHARKHAさんが谷六にお引っ越し!オープニングパーティーにお邪魔しました。
2014.1/24
ウェブショップ、zakkaマルシェの準備中。
こちらはブローチに仕上がります。まだピン付け作業前の段階で、ここをチェックしてくださっている方だけにチラリ見せ。
あたらしいデザインが仕上がると、早くお見せしたくてたまらなくなっちゃう堪え性のない性格です。
今回は、バレンタインとくまのコラボレーションなんてどうかな?と考えています。もちろん、従来の顔だけバージョンも目下制作中。
2014.1/20
年末ここに書いた来年の目標的なこと。
考えてみた結果、とにかくひとつでも、新しい作品が出来たらヒツジフエルトに載せていこう、と思っています。
現状でできるいろんなことをやってみよう。
おつきあいいただければ、幸いです。
2014.1/18
前の家には通称「奇跡の一角」があって、そこで撮影すれば自然にいい感じになりましたが、今の作業場では苦戦しております。
もっと良いカメラがあればなあという思いはあります。
が、カメラを買うには予算がかかる。
では今現状で可能なことは何か??
三脚でがっちりホールドして物撮りだ!
と、いろんな三脚をインターネッツで見ていて、価格、素材をいくつもチェックしていたらゲシュタルト崩壊。どれをどう選べばいいかわからなくなったとぼやいていたら、使っていない三脚がありますよと思いがけずご連絡をいただきました。
大感謝。ありがとうございます。
これでもっと写真がんばれるかな〜?
せっかくいいものをお譲り頂いたので、いろいろ使いこんでみよう。
ひとりでやっててすごいですねなんていろんな方に言われますが、ぜんぜんです。
いろんな方のご好意で成り立っているのです。