Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

緊張と緩和と

2020.12/31

ゆっくりめに起きて、雪かき2回、大掃除2日目、制作をやって晩ごはんを終えました。田舎の夕食は早い。

ヒロタは元々が根っからのインドア、だいたい引きこもって制作と、コロナ禍にあっても生活自体はあまり変わらない一年でした。とはいえ家族には基礎疾患のある高齢者がいますので、緊張感のある暮らしだったように思います。家族はもちろん、自分も健康に気をつけて過ごさなくては…と。
その分実店舗さまにいつもお世話になっているのですが、今年は大変な中イベントを開催してくださったり、通販でも購入できるように工夫してくださったりとお店の皆さまへの感謝をより強く感じる一年でした。本当にありがとうございます。
そして作品を手に取ってくださった皆さま、ありがとうございます。皆さまに支えられてヒツジフエルト縮絨室が在ります。
「どんな時でもものづくりをし、届ける」という流れを止めないようにしていきたいです。

来年はいよいよ作品集出版という大きなイベントが待ち構えています。ご予約くださっている皆さまに楽しんで頂けるようがんばります✨
目標達成も現段階でまさかの50%超え、びっくりしています。作品集ご予約クラファンの記事をシェアしてくださったり、ご予約下さったり、応援本当にありがとうございます!

特典付きご予約の締め切りまで残りわずかとなったプロジェクトページは文章が多いのですが、これまでのことやこれからのこと、感謝の気持ちなども含めて一生懸命書きました。お時間ありましたらぜひ読んで頂きたいです。あらためて、よろしくお願いいたします。 

 

作品集ご予約プロジェクトページへはこちらから

https://www.creema-springs.jp/projects/hitsuji-felt

Creemaの通常受注頂いている皆さまも、その他納品をお待ちの皆さまも、お受けした順番におつくりしていますので、どうぞお待ち下さいませ!

あるく年末

2020.12/30

こんばんは。年末感が漂ってきましたね。

仕事納めをされた方も、まだまだお仕事が続く方も、お身体気をつけてお過ごしくださいね。のんびりされる方も、ゴロゴロまたは横になって過ごされる方も、仕事や家のことで忙しい方も、どんな方も、皆様が無事に過ごしていただければ何よりです。

1/8からの神保町いちのいち神保町店出店の納品は済ませましたが、すでに第二便めの追加制作にあたっています。同時に、creemaサイトでの通常受注の制作も続いています。creemaSPRINGSのクラウドファンディングを進行中なこともあり、受注が増えて嬉しい悲鳴を上げております。

正直なところ、作品を手に取っていただける機会がクラファンきっかけで増えるとは思っていませんでした。これもクラファンで認知してもらえる機会が増えたおかげですね…。作品に出会ってくださった皆さま、ここまでクラファンでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。みなさまからのご支援を頂くたびに、今回の作品集作りという取り組みへのさらなる勇気が湧いてきます。皆様からいただいた大切なご支援・時間・資金をしっかり使って、いい作品集をお届けできるように精進いたします。

「家で楽しんでいただけるものを届けたい」+「自分がつくりたい本を作りたい」のハイブリッドが今回の取り組みです。

とはいえ、連日の制作で大切な器具のひとつ、右肘の使いすぎで肘が痛み出したので、今夜はこの辺で休むことにして続きはまた明日にしようと思います。

制作漬けの毎日は髪の毛が逆立つほどの大変さも含めて至上の喜びですが、その他のことも楽しんでいます。今年は毎週の大河ドラマに癒され(考察&新説&ドラマ上の解釈含めて歴史好き)、少し前からは進撃の巨人のファイナルシーズンが始まり、素晴らしいエンターテインメントに勇気をいただきながら過ごしています。進撃の巨人、今回のOP曲がめっちゃ中毒性があってお気に入りです。今までのOP曲とまったく違うけれど、物語の舞台も今回大きく変わっているのでいい感じだなと思ったりしています。

寒波がやってくるそうで、雪国でもあるこちらの地域では多めに買い出しをしたり、融雪装置として私道に水を流す支度もしつつ、少し目を離すと落ち葉で庭が荒れるから手入れしないといけないし、家の掃除もしないと…と脳がめまぐるしく動いています。生活することそのものもやるべきことがたくさんあって、それもまた幸せなことだと思っています。生きていくことにまっすぐに向かう一本道。

ともあれ寒くなりそうなので、みなさまくれぐれも体調に気をつけてお過ごし下さいね。私も色々気をつけて過ごします。

そしてもしよろしければ、年末年始お時間ありましたらクラウドファンディングの文章をお読みいただけると幸いです。これまでの歩みと、作品集を作るに至る道が感じとれるような内容になっているかと思います。知っていただける機会になれば嬉しいです。

作品集のご予約クラウドファンディング「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」

どうぞ素敵な年末年始をお過ごし下さいね。

ではでは。

まずはお知らせです。

1/8-2/4 神保町いちのいち神保町店単独出店

年明け初の催事の情報が解禁となりました。今回は動物モチーフに重点を置いてみなさまに楽しんでいただけるようたくさんお届けしています。神保町いちのいちさまでの催事ももう4年とか5年?くらいになりました。関東方面で実際に手に取ってご覧頂ける貴重な機会となっています。フェルトアイテムたちが皆様のお越しをお待ちしております。

そして、作品集のクラウドファンデイングも締め切りまであと約2週間となりました。

まずはご予約いただいている皆様に深く感謝申し上げます。

そして、まだ迷っている方もこの機会にぜひ、ぜひ、ご支援いただけると嬉しいです。目標達成に何卒お力をお貸し下さい!「楽しい!」をお届けできたらうれしいですし、寝っ転がりながらぱらぱらとめくって「なんとなく楽しいかも〜」もお届けできたらいいなと思っています。

【ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」】

怒涛の納品第一弾を終え、すぐに年内の納品作品の制作、追加納品用の制作に入っています。また、creemaの受注も引き続きありがとうございます。順次おつくりしていますので、もうしばらくお待ちくださいませ。年明けからは作品集づくり、リターン品づくりも本格的に始まります。作品集のご予約特典付きはクラウドファンデイング期間のみですのでこの機会をお見逃しなく!年末年始も休みなく、ものづくりに携わっていられることの幸せを感じています。

2020年の仕事納めをもう済ませられた方もこちらにいらっしゃるのかな。今年もおつかれさまでした。そしてまだまだお仕事が続くみなさま、一緒にこつこつやっていきましょう。そして人生ひと休み中のみなさまは、ゆっくりゴロゴロ過ごしてくださいね。

そして、もしよろしければクラウドファンディングのご支援を宜しくお願いいたします。

毎回作品集のお知らせしてますな、と思っている方もおられるかもしれませんが、きちんと告知を続けていけば「届く」方が毎回必ずと言っていいほどいらっしゃいます。わたしのような1人のちいさな工房作家は、何度もなんども繰り返して丁寧に文章を綴り届け続けなければ届かないことをわかっているからです。今日ここを読んでくださった方の中からお一人でも、また届いてくれたらいいなと願いつつ、制作がんばります。

ではでは。

ゆきぐに

2020.12/21

本格的な雪が続いています。子供の頃にくらべれば積雪はずいぶん減り、雪かきも楽にはなっていますがそれでも毎朝大変。放っておくと埋もれて自宅に閉じ込められるので、道に出るルートと納屋へ行くルートを雪かきします。家庭用除雪機欲しいな〜。

夕方に天気予報をチェックして「今夜の積雪は山間部で15cmか、それならたいしたことないね」なんていう会話が交わされたりします。

催事の追い込み引き続き、creemaの受注も順に進めています。お問い合わせ等も順に返信していきますので、何卒お待ちくださいませ。

作品集づくりも3月の出版に向けて進行中です。雪降る工房から全国、海外へ向けて発信できることがうれしい。1月11日いっぱいまでクラウドファンディングにて予約を受付しております。

ご予約はこちらから!↓↓

【ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」】

 
 
 購入数が36となりました。とにかくうれしい!ありがとうございます。引き続き気にかけて下さっている方、FB等で投稿をシェアして下さっている方も本当にありがとうございます。
目標金額の63万円は、出版にかかる費用の半分であることは以前にも書かせていただきました。また、「集まっている金額」がどんと前に出ているのでそこが目立つのですが、やっぱりご予約をいただいている購入数、ご予約(ご支援)下さったおひとりおひとりのお気持ちが1番大切です。おひとりおひとりに感謝申し上げます。
CreemaSPRINGSという新しいプラットフォームに登録をし、お支払いの登録をするって手間がかかることだと思うのです。貴重なお時間を割いていただいていることがとても嬉しいです。
 
今日も1月の催事に向けての制作の追い込み真っ最中です。なるべくたくさんの作品をつくってお届けするべく奮闘していますが、あらためて「1人の作家がつくれる数の身体的・物理的限界」ももちろん感じています。作品集は「作品を集めた本」ではあるけれど、みなさんご存知の通り本づくりはただの総集編ではないし、作品集という新しい形の作品です。しっかりデザイン・構成・装丁をつくってたくさん刷ってお届けできる新しい作品。こういった形態の作品の大切さをより感じることができます。やっぱり作品集を作ることに決めて良かったな、と。
 
本をなるべくたくさん刷ってたくさんの方にお届けしたいなと思っています。引き続きかんばりたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いいたします。
 

冬仕事

2020.12/16

 
 
現在¥280410のご予約をいただいております。温かいご支援ありがとうございます。
ですが、目標達成率は43%。まだまだこれからです。残り日数あと24日、ヒツジフエルト縮絨室の新しい取り組みへのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
 
そんな現在は、クラウドファンディングのプロジェクトも進行しつつ、年明けの東京での催事のために制作の追い込み真っ最中です。
昨日あたりから雪も積もり始めて、雪かきをして首を痛めつつも筋トレのおかげかぎっくり腰にはならず、なんとか頑張っております。

本日は雨の1日。次の催事と冬のおくりもの展の追加の制作をしています。冬のおくりもの展の追加分は完売していた溜まるブローチで、5色を各1つずつ明日には発送できると思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

わたしは大学卒業後、京都のアヴリルという糸の会社で働いていました。当時は社員も少なく、前社長の出張によく同行させてもらったりしてかなり薫陶を受けたように思います。教えてもらったことで今もよく覚えていることのひとつが「原料が素材になり、製品になる」ということでした。それは当たり前のことですが、自分は今以上にボンヤリすぎていてまったく意識していなかったことでした。「廣田さんが今着ているそのチェックの服の生地も、原料は誰かが時間をかけて育てた綿花で、それをよりあわせて糸にし、染め、縦と横の糸を織り上げて布になっている」。何気なく買っているものが手元に届くまでには気の遠くなるような行程がある。

わたしが扱っている羊毛もそうです。大切に育てられた羊から毛を刈り取り、部位を選別し、洗って染めてスライバーという線維の束になってイギリスから送られてくる。(私が主に使っているのはイギリスのメリノウールです)そこから自分が色を混ぜ、作品の意匠を考え、制作し、できたものを届ける。

ものにはすべて物語があるということ。自分の制作物だって、制作した年齢、時期、今注目しているものによって様々です。「これをつくって欲しい」というお声があってつくるものもあれば、お声があっても自分の中に落とし込めなければつくらない。そして、暗い話ではないけれど、「わたしは永遠には生きていない」。チャンスは自分の手で掴みに行かないといけない。だからこそ作品集をつくろう。そう思っています。

今つくっている作品集も、これまでのわたしの歩みと、作品集づくりに携わってもらっているいろんな方々の物語と力が合わさっています。

ものが手元に届くまでのことを「自分はボンヤリしていて意識していなかった」と書きましたが、日頃から意識して暮らしている人はまだまだ少ないのかもしれない、とも感じています。日々の生活はあまりにあわただしいから。私のつくっている作品や本は、生きるには必要のないものだけど、人はパンのみに生きるにあらず、バラの花も必要であると思っています。なぜなら自分は本に、映画に、アートにとても救われているからです。受け手としてもです。

今の時代だからこそアートの力を発揮したい。

作品集をつくる理由は、何個でも出てきます。皆さんが家でも楽しめるものをつくろう!という意味もあれば、仕事を残すという意味もあれば、国内外にお届けして知ってもらうどー、今後もつくっていくどー!という意味もあります。そんなことも日々考え、今ここを読んでくださっているお一人お一人に作品集が届けばいいなと思っています。

 

作品集のご予約クラウドファンディングはこちら↓

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」

何卒ご支援を宜しくお願い致します!

いききりたい

2020.12/7

まずは、今開催中の冬のおくりもの展。この最中にあって様々な作品がお客様のお手元に旅立っているご報告をいただいています。本当にありがとうございます。

「楽しい、わくわく」を作品でお届けできていたら嬉しいです。

素敵な作家さんのアイテムもたくさんあります。会場のKockaさんのInstagramで気になったアイテムがありましたら、kockaさんまでお問い合わせ頂ければ通販も対応いただけるようです。

そして作品集の予約クラウドファンディング【ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」】

も引き続きご支援いただきありがとうございます。完売していた人気のリターン品も追加していますのでどうぞご覧下さいね。

※ご予約クラファンへは画像をクリック!

先日ある方と作品集のお話をしていて、「作品集を見てカタログみたいに注文できるのじゃないと大変なんじゃない?」と言われました。なるほど確かに、と思いました。しかしながら、「これまでのいろんな作品と新作を見ることができ、作品のストーリーを含めて本という形にちゃんと残す」のが今回の作品集のコンセプトなので、そこはブレずに行こうと改めて思いました。考えの違う方の意見を聞くのはとても面白くて、自分がやりたいことがよりくっきりと見えてくる。そしてどちらも間違いではないということ。作品単品で見てもらえることはいつもめちゃくちゃ嬉しいですが、今回の作品集のようにバックストーリーや変遷も見てもらえると作り手としてより嬉しいです。むずかしいことしてるのは重々承知ですが、43歳だしやりたいことを思いっきりやりたい。ちょっとわがままにやってみたい、せっかくだから生き切りたいみたいな気持ちです。

おはようございます。こちらは本日も制作日和です。

現在、初めての作品集ご予約をクラウドファンディングで行っています。1月11日までの期間限定で、特典ポストカード3点セットが付くのはこのクラウドファンディングでの予約のみとなっています。また、フェルトのアイテムとセットになったものも今回のみ、いつもより割引でご提供しています。

ご予約頂いているみなさま、ありがとうございます。これに伴い売り切れているリターン品(購入品)も出てきていたので、昨晩リターン品を追加しました。

【追加しました】ねこと一緒に読書セット/フェルトのクロネコしおり付き

作品集にフェルトでおつくりする黒猫のしおりが付いているセットです。本にはさむと顔がぴょこっと出るのがポイント。

 

【即完売につき追加】作品集+猫のファマド(15cm)

作品集と、ヒツジフエルト縮絨室オリジナルキャラクター「猫のファマド」人形(15cm)のセットです。

「猫のファマド」はヒツジフエルト縮絨室はじめての名前をつけた猫です。ぶち模様とブルーとイエローのオッドアイが特徴です。このファマドがティーカップを持ったおもてなしバージョンを、全長15cmのちいさな人形に仕立ててお届けします。
※画像のファマドは参考画像です。一つ一つ手作業のため、仕上がりには若干の違いが出てまいります。
※人形の制作には時間がかかるため、追加分のこちらのファマドは5月のお届けとなりますことをご了承ください。

 

【即完売につき追加】作品集+猫のファマド(21cm)

作品集に猫のファマド(21cm)をお付けしたセットです。
 
以上の3種類を追加しました。
ご覧いただけましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!

おはようございます。

通常受注と年始から始まる催事の制作で毎日あわただしく過ごさせてもらっています。

晴れているとそれだけで気持ちが良い。

作品集のクラファン、ご予約頂いている皆さまありがとうございます。
本のご予約クラウドファンディングの文章は、沢山沢山書いて、そこから削って削って推敲してcreemaの担当者さんに何度もチェックしてもらいながら仕上げました。今でもちょいちょい読み返しています。正直に書いた上で、今の自分はちゃんとできているか?とか、これからもっと良いものをつくるにはやはり数をつくることだな、とかいろいろ考えます。そして行動。確かに1人では信じられない量の作品を作っているけれど、果たしてこれは自分のマックス値叩いてるか?とか。
 
試してみなければ分からないので、例えば今年から筋トレをはじめました。成果が少しずつ出てきて、作品のクオリティーアップや集中力、体力・胆力に良い影響が出ています。
文字に起こしたことや、作品集を作っているという事が、自分のこの仕事、つまりは生き方について考えを深めていく事に繋がっています。
 
シンプルにいうと、お家でも楽しめる作品集を作りたいと思いました。
お出かけが自由になった時、フェルト作品の実物も見ていただけたら嬉しいですし、フェルトメイキングの世界を知るきっかけにもなったらいいなと思っています。今だからこその特別な本。とはいえ、こういった作者の気合いみたいなものなんてどうだって良くて、ただただ元気になってもらえる本を目指したい。
2021年3月下旬発売、順次発送予定です。特典付きご予約はクラウドファンディングのみです。毎日お待ちしております!
 

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」

おはようございます。

今週もスタートしましたね。ヒツジフエルト縮絨室の近況としては、催事・受注制作が続いています。

◆ご予約ページへは画像をクリックして下さい◆

初めての作品集ご予約クラウドファンディングの経過です。11/30現在、前回のご報告より増えまして、¥234,465のご予約を頂いております。ありがとうございます!

クラウドファンディング内の文章もこれまでを知る方、知らない方、いろんな方に向けて一生懸命書きました。読んで頂けると嬉しいです。

今回のご予約に限り、ポストカード3種セットがついてきます。ヒロタの作品をプロの方にポストカードへと落とし込んでもらい、送ってよし、飾ってよし、記念品としてよしのアイテムへと仕上げていただいているので、楽しみにしていてくださいね。

また、PR特別企画の動画も多くの反響を頂いていて「自分が当たり前のようにやっていることも、まだまだ知られていない。できるかぎり紹介していこう」と気づく機会になりました。

これまでの記念本としての側面もありつつ、国内外の方たちへもヒツジフエルトを知っていただく機会としても良い本になるよう、進めていきます。ヒツジフエルト縮絨室という小さな小さな船だから、自分から声をあげてアピールしていかないとと思っています。「ここにいます」と。今更かっこつけている場合でも斜に構えている場合でもないというか…。かっこつけているから若い頃は苦しかったような。今は素直に言いたい。「良い本つくるからみんな見てー!」って。

ご予約という形で熱意をかっていただけていると信じて、コツコツ制作する日々を信じて、今日も制作スタートします。

11/28(Sat)-12/20(Sun) 冬のおくりもの展 Kocka(Osaka)

本日初日です。

作品ラインナップは上記リンク先で紹介していますのでご覧くださいませ。

繁忙期でかなり慌ただしくしています。このようなときこそいつも通りに、ひとつひとつの作品に丁寧に。皆様の元へお届けしていきたいと思っています。受注の皆様、もうしばらくお待ちくださいませ!

そして、

 

 

こちらも温かいご支援(本のご予約)ありがとうございます。あらためて御礼申し上げます。

あと44日、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!

こんばんは。昨日冬のおくりもの展の発送を無事済ませて、今日は受注アイテムをひたすら進めていました。

さて、現在公開中「ヒツジフエルト縮絨室の作品集づくりプロジェクト」PR特別企画として、Instagramでウェットフェルトの制作過程を動画で特別公開しています。ストーリー「Wet felt 1」で見ることができます。

ヒツジフエルト縮絨室instagram

短く編集していますが一連の流れがよくわかるようで、今までになく「ずっと見ていられる」「興味深い」などなどたくさんのメッセージを頂いています。UPしてよかった〜。ウェットフェルトはこんな風につくられているんですよ。面白いでしょ?

そして、目下ご支援募集中の、

 
に、ご支援よろしくお願いいたします。気合いの入ったバナーでアピールいたします。
動画の後編はまたストーリーにUPしますのでお楽しみに。
 

湯気の種類

2020.11/23

おはようございます。冬はストーブでお湯を沸かしながらフェルト作業ができるので便利です。お湯を使うことでフェルト化をよりスムーズに進めることができます。繊維って不思議だ。

クラウドファンディングのあれこれをやりつつ催事の追い込みをしつつ受注制作をしつつ。ここのところcreemaの受注が増えていて、ありがとうございます。クラウドファンディングで見つけやすくなっているのもあると思いますし、何よりギフトシーズンですものね。丁寧におつくりして受注順にお送りしています。お待ちの皆さま宜しくお願いいたします。

毎日の制作もまた作品集の制作につながっていきます。作品集もまたひとつの作品。このあらたな取り組みにお力添えいただけると嬉しいです。みなさまの温かいご支援の気持ちを乗せて、海外にも本をお届けいたします。

 

11月の誕生石が注がれたkonductさんのティーカップペンダント、自分のためにお迎えしました。惚れ惚れ…癒される…

繁忙期であわただしいからこそ、「年に一度は自分に贈り物をプロジェクト」を遂行してみました。これでまたがんばれそうです。

クラウドファンディングも引き続きご支援いただいています。本当にありがとうございます。先日書いていた追加リワード品、UPされたらまたお知らせしますね。

 

土曜日の朝

2020.11/21

おはようございます。今日は気温が下がって少し寒さを感じる朝。

作品集のクラウドファンディングが始まってちょうど10日が経ちました。ページの文章を考え、creemaスタッフさんとリモート打ち合わせを重ね、リワード品をつくって写真を撮り…2ヶ月の準備期間から始まり、今は1月11日までの長いマラソンをしている感じです。心を込めて文章を書きました。お読みいただけると嬉しいです。

近々完売リワード品を追加しますのでお楽しみに。

本づくりの方も進めています。昨日はSNSのストーリーなどで全ページ構成の第1稿の様子をUPしました。ここからどんどん推敲をしていきますね。

◆作品集のクラファンページへはこちらをクリック◆

Wool Talk

2020.11/20

京都文化博物館のひつじパレットに参加していたときに会った羊殿。美人。
 
フェルト、毛糸、セーターの材料であるウール(羊毛)。私が作品のメインに使っている美しいウールのお話です。
 
犬や猫と同じように羊にもいろんな種類がいます。メリノ、コリデール、フィン、リンカーン、ブルーフェイス、あたりが私のよく使う品種です。扱いやすいものもあれば、むずかしいものもあります。
昨日、ヒツジフエルトのアイテムを買って下さったお客さまからメッセージを頂きました。
 
「生地の柔らかさに癒される。気持ちいい」
 
と。
ヒツジフエルトではいろんな品種のウールを使っていますが、メインで使うのは「メリノウール」です。そのメリノを使用した作品のご感想でした。
 
無印やユニクロでも、メリノと名を付けた肌触りの良いきめ細やかなニットを販売しています。そのメリノウールです。
 
現在挑戦中の作品集クラウドファンディング【ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」】でのリワード品も、イギリスの上質なメリノウールを使っておつくりしています。
こちらのロイヤルブルーのしおりもメリノウール。
 
※ネオンピンクのしおり、グレーとグリーンのもみの木ポーチは違います。理由は、カラーを優先したからです。
 
繊維から縫い目のない布に仕立てた美しいメリノのフェルトを、この機会に一度ぜひ触ってみてほしい、と思います。使うものとしての機能を考えて、時間をかけしっかり縮めて丈夫なフェルトにしているので「かたい」感じはありますが、それでもきめ細やかな手触りは味わえるはず。
 
お客さまからの感想はいつも嬉しく拝読しています。ありがとうございます。
 
褒めて頂けるのは羊のおかげ。
羊殿には感謝しかありません。
 
近々、即完売してしまったリワード品のうち3種類の追加を予定しています。
楽しみにお待ちください。
 
【ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」】はこちらから
 
 

today’s work

2020.11/19

奥から手前へ

【Creema SPRINGS1週間めご報告】
現在、集まっている金額 ¥200,660
   目標達成率 31%
となっております。
作品集のご予約、誠にありがとうございます。みなさまのおかげで良いスタートを切ることができて本当に嬉しいです。ご予約、投稿のシェアも誠にありがとうございます。
友人・知人からの応援やメッセージも。
 
ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」
 

作品集にフェルトのブックケース

作品集づくりプロジェクトのリワード品から、今日はフェルトのブックケース付き作品集のご紹介です。

紙製のしっかりした化粧箱に入った本ってありますよね。

あれのフェルト版を作りたいなと思っておつくりしました。

使う羊毛の色選び、かなり迷いました。たくさんの候補の中から今回はグリーンがかったブルーの羊毛をセレクト。A5サイズ(148×210mm)が入る大きさです。特別豪華版の書籍のようでわくわくします。

このまま作品集を収めておくケースにしてもいいですし、タブレット類も入るサイズなのでタブレットケースにしていただいても良いと思います。

ここぞというときに選ぶ色、大学生時代前半の頃よく作品制作に使っていた色で、「良ちゃんぽい色やな」と友達に言われた事を思い出しました。変わらないところは変わらないんだな…

ちょっと懐かしさも覚えつつ。

今日はこんなお話でした。最後までお読みいただきありがとうございます。そして、何卒ご支援のほど宜しくお願いいたします!

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」
 
また記事のシェアも引き続き大歓迎です。
このプロジェクトのシェアに関してはリンク、プロジェクト内の画像などお使い頂いて構いません。

 

さて、引き続き日々の制作に戻ります。みなさまも良い1日を(もう午後だ)。

電子書籍花盛り、便利で手軽でとても素晴らしいけれど、形あるものは楽しくて良いです。子供たちから大人まで、わしわし触って読んでほしい。ぱらぱらめくって写真を楽しんでもらえたらうれしいし、フェルトってこんなこともできるんだと知って頂けるきっかけになれば嬉しいし、ものづくりをする人にとっては参考のひとかけらになってくれたなら嬉しい。

みなさんにご自宅でも楽しんでいただけるものを+やりたかったこと=今回の作品集づくりプロジェクト、となりました。

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集をを出版したい!」

https://www.creema-springs.jp/projects/hitsuji-felt

「FELT FULLING LAB」(仮)作品集+限定ポストカード3種セット

・3670円(消費税,送料込) 作品集3300円,送料370円

・作品集1冊 A5サイズ(148×210mm)/ハードカバー/約70ページ/オフセット印刷/シリアルナンバー入り/日本語・英語併記
・限定ポストカード3種セット(デザインは届いてからのお楽しみ)

お届けは2021年3月下旬予定です。

仮タイトル「FELT FULLING LAB」は、フェルト作品を創り出すわたしの工房のことです。

程良くコンパクトでありつつ、ページをめくると広がりのあるサイズをと考え、A5の横長にしました。

膨大なアーカイブの中から写真をセレクトして掲載するだけでなく新たに撮影も行い、今回のために新作をつくり掲載いたします。

また30作前後のフェルト作品を掲載し、それぞれの作品についての作者コメントやアイデアスケッチもご紹介します。文章は日本語と英語を併記し、海外の方にも読んでいただける本に仕上げたいと考えています。現在ご予約を承っているクラウドファンディングでは海外に向けてのアナウンスは難しいとのことだったので、出版後に海外向けサイトを開設いたします。

出版社はパレードブックスさまにご依頼する予定です。何社もの出版社さまから資料を取り寄せ、見積もりをお願いし、やりとりを重ねて決めました。とても丁寧に対応して下さっています。クラウドファンディングの支援として画像にある見本カバーを作っていただきました!

また、今回クラウドファンディングでご支援いただいた方限定で、早期ご予約特典として作品のポストカード3種セットをお付けします。

 

*******

子供の頃どこかに出かけた時、本屋に行くとときどき好きな絵本を買ってもらいました。図書館にもよく通っていました。友達と遊ぶことも、ひとりで過ごすことも大好きでした。しょんぼりした日でも、本の中に逃げ込めばそこはもう別の世界でした。

そして表紙を見た時のわくわく感、紙の手触り、ページをめくる楽しさ。本棚にしまった時の背表紙のデザイン。何冊も並んでいる感じ。形あるものはやっぱり楽しい。

 

わたしの好きなもの、作品集&写真集コレクションの一部を紹介します。

羊の写真集「BEAUTIFUL SHEEP」、英国王立美術大学出身のデザイナー・アーティスト等で結成されたJANFAMILYの作品集「PLANS FOR OTHER DAYS」、敬愛するアーティスト内藤礼の作品集「地上にひとつの場所を」。何年たっても折に触れてページをめくる大切な本です。

それぞれの本のコンセプトや中身のデザイン、文章…自分自身日々慌ただしくしているからこそ、本の中に広がる世界観にゆっくり浸る時間をつくることを大事にしています。そもそも英語だったり、アート本の場合よく意味がわかんなかったりすることもしばしばですが(笑)、わからないからこそ面白いなあと思うし、「なんか好きだな」と感じる心地よさが楽しいです。

そのような素晴らしい本に近づけられるよう、日々の制作と本づくりに邁進いたします。何卒ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

 

 

おはようございます。

月曜日。1週間が始まりました。

 

クラウドファンディング開始から5日、目標達成率は現在31%になっています。

みなさまありがとうございます。一件一件の大切なご支援(ご予約)、めちゃくちゃうれしいです。それぞれに日々の暮らしがある中、貴重なお時間とご支援を頂けていることに心より感謝いたします!

今回設定している目標金額63万円は出版費用の半分弱です。海外に届けるということと、本のクオリティを上げるために必要なことを含めて出版社さまに見積もりをしていただき、その上で決めました。目標額達成する・しないに関わらず出版はすると決め、ご支援がなければ全て自分でまかなうという覚悟で、腹をくくってスタートしました。ひとりでやっている作家にするとなかなかの額でもうたいへんです。

「がんばってる自慢」ではありません。

ご支援(ご予約)いただいたお金の使い道は正直にきちんと書いておこうと思いました。儲けるための、またはタダで本をつくりたいがための挑戦ではない、ということをご理解いただけるとうれしいです。万が一多くのご支援を頂けた場合は、その分はご支援者さまに還元ということで、作品集のクオリティアップに回させていただきます。

わたしのようなクリエイター仕事や自費出版は、「稼ぎたい」と思っている方には基本的には向きません。たぶん。届けたいものがあるというどうしようもない気持ちがあったり、つくること=生きることになってしまったからできることなんだろうなと思います。

それでも生業としていくために、長年工夫をしながらやってきました。なんとか食べていけるにはどうやったらいいんだろう?という挑戦と工夫の日々。それはもちろん今も続いています。シンプルにつくるものに対しての向き合いはもちろん、仕事上の工夫もありますし、治るまでにトータル10年ほどかかった病気の経験から、筋トレと体のメンテナンスをして体力をつけるといった事までいろいろです。その中でも大切なのは創作活動の「バランスをとる」ことです。食べていくための工夫に偏ると、クリエイティブさがへって「商品」に偏りすぎてしまうので、クリエイティビティと生業とのバランスはいつも意識しています。うまくいったり、失敗したり、こればかりは繰り返しです。

というわけで、今日はこんなお話でした。最後までお読み頂きありがとうございます。そして、もしよろしければご支援いただけるとうれしいです。何卒よろしくお願いいたします!

CreemaSPRINGS-ヒツジフエルト縮絨室

あと58日

2020.11/14

 

おはようございます。

晴れたので午前中は庭の落ち葉集めをしていました。木が多いので毎日の落葉がはんぱないです。何せ寒がりで、これからの季節は外に出るのも勇気がいります。でも、天気のいい日に陽を浴びて庭仕事をしているとだんだん体も動いてきて気持ちも明るくなってきます。

 

作品集のご予約クラウドファンディング、引き続きご支援いただきありがとうございます。たくさんの作品があるとはいえ、中身を製作中の作品集にご支援(ご予約)頂けていることを心より御礼申し上げます。みなさまの温かさに私の心も温かくなります。

フェルト作品はひとつひとつ私の手から創り出されています。お客様の元へ届けば、そこからはお客様と作品との物語が始まります。それが何よりの喜びでありつつ、私の手元には残らないという点では儚い仕事でもあります。同時にその儚さが好きです。やっぱりつくるものは誰かのためでありたい。時々修理のご依頼を頂いたりして嬉しい再会の喜びもあります。

私がなぜ本を作るのか。それは、儚いものを残すことかもしれません。たくさんのこれまでの仕事を、全てではないけれど1冊の中にちゃんと残しておく。そして本づくりのプロジェクトを、クラウドファンディングを通して皆さまと一緒に共有すること。それはとても特別なできごとになると思いました。

「それだけじゃふつうに記念本じゃない?」

そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、そういう側面もあります。けれど、今回の作品集は構成・校正・翻訳・デザインも各分野のプロの方に入っていただく「作品集」というひとつの作品です。わたしもがっつりその中に入りつつ、客観的な視点、ツッコミを入れていただきちゃんと仕上げたいなと思いました。「みんなに楽しんでもらえる作品集」という言葉にはそういう意味も含まれています。

今日はこんなお話でした。

ではでは、いい1日をお過ごしくださいませ。

 

CreemaSPRINGS-ヒツジフエルト縮絨室

おはようございます。

昨夜はインスタライブ配信ありがとうございました!

 

生まれて初めての生配信はたいへん緊張しましたが、視聴者のみなさんがやさしく見守ってくださりとても心強かったです。作品集とリワード品であるフェルト作品の雰囲気が少しでも伝わっていたら幸いです。

即完売のセットもいくつかあって…本当にありがとうございます。来春のお届けを楽しみにお待ちください。

一晩寝て(というか気絶して)、起きたらいいお天気です。今日も毎年恒例の冬のおくりもの展制作や、creemaサイト通常のご注文品制作を引き続きやっていく予定です。もうしばらくお待ちくださいね。

 

作品集のご予約は

CreemaSPRINGS-ヒツジフエルト縮絨室

をご覧下さい。あらためましてのご挨拶、これまでのこと、これからのことなども書いているので、ヒツジフエルトを知ってもらえる機会にもなれば嬉しいです。

手に触れて、ページを捲りながらゆっくり読む作品集がひとりでも多くの皆さまの元に届きますように。

それではいい1日を〜

CreemaSPRINGSのプロジェクト、

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」

昨日の22時に始まりました。早速ご購入いただいていて本当に嬉しいです。ありがとうございます!

そして、22時開始直後のわちゃわちゃしたトラブルをご覧になったみなさま、購入できるようになるまで待っていて下さったみなさま、本当にすみませんでした!そしてありがとうございます。人のやさしさがめちゃくちゃ心に沁みました。(事の仔細はtwitterでお分かりになると思います)

現在、無事に復旧し、問題なく購入していただけるようになっておりますのでどうぞご安心下さいませ。

実質ご予約販売とはいえクラウドファンディングですので、そこは当然のごとく目標金額・集まっている金額・購入数がリアルに可視化されています。ドキドキするものですね。

小さい船でえっちらおっちら(これはこっちの方言か?)漕いでいるのがヒツジフエルト縮絨室です。たいへん小さい船ですが、メンテナンスをまめにしているので丈夫です。あとは「工夫する力」もあります。この丈夫さと工夫を重ねて、皆さまに楽しんでもらえるようないい作品集に仕上げていきます。何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします。

わちゃわちゃがあったのでここでお詫びしなければ、と思い取り急ぎ綴りました。一晩寝て起きて、切り替えていきます。それではおやすみなさい…

 

11月11日(水)いよいよスタート!『ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり』プロジェクト

お知らせをUPしました。

覚えやすい日、11/11(水)〜1/11(月)までの期間限定ご予約販売です。

活動20年。

2020年。

初めての作品集。

なんだかスペシャル尽くしです。

なので、クラウドファンディングでのご予約販売限定の特典をお付けしました。明日の22時にぜひプロジェクトページをご覧下さい!

作品集を多くの皆さんにお届けしたくて、以前より水面下でチャプチャプと準備をしてきました。本の中身は目下制作中で、今は全ページの構成をつくってみた所です。これからさらにさらに推敲を重ねていきます。その過程も含めて、SNSやここで適宜お知らせしながらみなさんと一緒に作品集を作っていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!

通常の受注・制作も順次仕上げていますので、こちらも引き続き楽しみにお待ち頂けますと幸いです。

ヒツジフエルト縮絨室の作品集クラウドファンディング開始まであと少し。

「クラウドファンディング」と銘打ってはいますが、作品集は必ず出版しますので実質ご予約販売です。作品集だけでも買えますし、フェルトアイテムとセットになったものもあるので、お好きなリワード品を選んでいただけます。今回ご予約(=ご支援)頂いた金額は、出版費用に充てさせて頂きます。早く皆さまにプロジェクトページを見て頂きたいな〜、とむずむずしております…。もうちょっとお待ち下さいね。

さて、そんな中。

20年前に梅田のセレクトショップで販売させてもらっていた猫バッグは、長らくnenneさんの元で過ごしておりました。それが今、私の元へお直しの旅に来ています。

ようやく修理が終わりました。

めっちゃ良い。すっかりきれいになりました。

うちに到着した時はこのような感じでした。

長く使って頂いて持ち手がかなりモケモケしていたので、ここをメインに修理して、あとは表面を軽くメンテナンスしました。バッグ部分は20年経ってもしっかり丈夫なままでした。

長く持って頂いて、修理もさせてもらえるって作家冥利に尽きます。また作品に会える事もめちゃくちゃ嬉しいです。

催事の制作と同時に、先日お知らせしたcreemaの黒猫スマホケースもお受けした順に進めております。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

乾き待ち

2020.11/2

今日もバッグ修理です。いい感じに仕上がりました。乾燥中なので、乾いてからまたご紹介しますね。大きくて厚みもあるので乾くの何日かかるかな…

「11月23日に雪が降っているか否かで、この冬はよく降るか暖冬かの目安にしている」と地元の人に聞きました。車のタイヤを交換する目安にもしているらしい。

 

【お知らせ】

creema storeの特集真っ黒な可愛いもの&かっこいいもの、集めました!に黒ネコスマートフォンケースを掲載していただきました。(受注ですのでお日にちをいただきます)

 

今日は修理のお仕事をしています。20年前の作品がまた見られるとは、そして一生物としてお付き合いしたいからとお直しをご依頼いただけるとは…。しっかりお直しさせていただきます。

届いたバッグを拝見した所、本体は20年経ってもほぼ当時のまま。持ち手はよく触れるのでどうしても「モケモケ」してきます。

中に仕込んでいた黄色も見えてきていましたので、まずは裏側から白をニードルフェルトで刺して足していきます。このとき深く刺し込み過ぎてニードル針が貫通するとオモテ面に白が出てきてしまうので、オモテに出ない程度に浅く刺します。地味なのですが、職人仕事。

持ち手にかかっている猫の模様も消えかけていたので、線を追加して直します。

ニードル針の作業完了。「モケモケ」おさまりました。見た目にはなんとなく整ったように見えますが、これだけだとまだ弱い。

ので、ここからウェットフェルトに切り替え縮絨させて、仕上げます。今日は下準備、ウェットフェルトが本作業といった感じです。続きはまた明日…

 

作品は正直。

2020.10/31

昨日は、作品集の告知をふわっとさせて頂きました。クラウドファンディング(ご予約)のページ解禁はもうしばらくお待ちくださいませ。

…と、事前のお知らせもしつつ、いろいろな催事や告知も控えていたり、毎日制作をしたりしています。

 

夜の博物館展アイテムWEB SHOP販売スタート(11/4までの期間限定)

まずは、期間中にお越しいただいた皆さま、SNS等で告知にご協力下さった皆さま、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

先日無事終了した夜の博物館展のアイテムを、JAMPOT・Guignolさんのウェブショップでも販売してもらえることになりました。完売の作品もございますが、あと数点ありますのでこの機会に手に取って頂けると嬉しいです。11/4までの期間限定です。

 

丑年 2021年賀状受付スタート(11/23までのご注文は40%OFF!)

来年の年賀状も引き続き受付中です。カラーリングのおかげかモチーフのおかげか、今年はちょい渋めデザインあり、ポップあり、家族写真と組み合わせられるものもあり、バリエーション豊かな仕上がりになっています。年末はバタバタしがちなので、早めの年賀状準備にお役立て頂ければ幸いです。デザインは全部で10種類あります。

どうぞよろしくお願い致します。

 

近頃は動きがある作品がやりたくなっていて、踊る動物たちをつくっています。InstagramtwitterでUPしているのですが、作り手の欲望が作品に現れている気が…。運動神経はないけれど、集団競技以外で多少体を動かすのは好きになっている今日この頃です。めんどくさいけどね。楽しいとめんどくさいは表裏一体。

ヒツジフエルト縮絨室、初めての本づくり。「みんなに楽しんでもらえるフェルト作品集を出版したい!」

 

この度、受注作品の販売で利用させていただいているcreemaが運営するクリエイター向けクラウドファンディング「creema SPRINGS」にて、作品集を出版するプロジェクトを立ち上げることになりました。

20年の作家活動の中から厳選に厳選を重ねて選んだ代表作を載せた作品集をつくります。また、この作品集のために創り下ろす新作も掲載いたします。

プロジェクトの開始は11月第2週を予定しています。詳しい日時、プロジェクトページはまた追ってお知らせしますのでもうしばらくお待ちくださいませ。

なぜ作品集をつくるのかや、これまでの道のり、フェルトメイキングのお話などもプロジェクトページにしっかりと書きましたので、じっくりお読みいただけると嬉しいです。何卒お力をお貸し下さい。カミングスーン!

丑年 2021年賀状受付スタートのお知らせ(早期割引40%OFF)←UPしました。

今回で4回目になるのかな?年始初に届く葉書がHAPPYで楽しいものになるように、担当者さんと毎年うんうんアイデアを出し合いながら作り上げている年賀状たちです。

バッファロー、ホルスタイン、ラーチ、ハイランドキャトル…牛にはいろんな種類がいてつくるのが楽しかったです。ハイランドキャトルは植毛フェルトという技法を使っていて、この技法で干支を作るのは初めてです。(前髪のあるイケメン牛です)

あとは猫が乗ったホルスタインのお鼻にはブチ模様を入れたり、キラキラビーズ刺繍を施した牡牛座をつくったり、牛のお乳をモチーフにした攻めデザインもつくったりしました。挨拶状ドットコムさんの社内でも友人の間でもざわついたとか…。ピンクの色味やグラデーション、フォルムなどなど、かわいらしいお乳になるように工夫しました。下に敷いている牛柄もフェルトでつくっています。

みなさんに楽しんでもらえたらいいなあと思っています。11/23までのご注文はなんと早期割引40%OFFですので、お早めのご注文がおすすめです。よろしければご覧くださいませ〜!

10/10(Sat)-25(Sun) 夜の博物館展 at JAMPOTいよいよ始まりました。

ヒロタの作品は、”肺に絡まる花の家” ”肺に咲く花” がいずれもSOLD OUTとなりました。ありがとうございます!心臓ブローチ、肺ブローチは店頭にございますので、機会がありましたらご覧くださいませ。開店前にお並び頂いた方、2日続けてお越し下さった方、初めてご来店下さった方…みなさま本当にありがとうございます。

画像は10/11に送って頂いた現在の様子です。月・火はお休みで水曜日よりOPENいたします。

わたしのサイトでもなるべくスムーズにお買い物いただけるよう詳しく作品紹介をしておりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

所変わって工房では、今日もオーダーアイテムと新作のフェルト作業が静かに続いています。

ここ数日PCに向かってテキストを書き続ける作業が続いていて、そろそろ制作がしたい。Get Wildをループでかけながら工房から退勤できない。でも文章をああでもないこうでもないと考えて書いていると、頭の中が整理されていくような感覚もするのでとてもいい。そしてさっき止まったしゃっくりがまた復活した。(書いているものの詳細はまた近いうちにお知らせできると思います。)

今年も冬のおくりもの展、神保町いちのいち単独出店が決まっております。詳細はまた会期が近づきましたらお知らせしますね。また、フェルト作品の修理、creemaのオーダーも引き続き行ってまいりますので楽しみにお待ち下さいませ。

そして、10/10(Sat)-25(Sun) 夜の博物館展 at JAMPOTいよいよ今週土曜日から始まります。どうぞよろしくお願いいたします!

Outside Inside

2020.10/3

やっぱり立体物が向いているかもしれないと思った2020年の秋

2020.10/10(Sat)-25(Sun) 夜の博物館展 at JAMPOT1週間前となりました。

 

落葉のシーズン、今は毎朝大量に落ちた柿の木の葉を掃除するのが日課です。今日は久しぶりに午前中庭の草刈りをしていい汗をかきました。1メートルぐらいにまで雑草が伸びていましたが、ミニバラは放っておいても綺麗に咲いていました。種が服にくっつく通称「どろぼう」が花を咲かせていたので、せめてこれだけは種ができる前に刈り取らねばと彼らの生存戦略に抗います。やっぱり体を動かして汗をかくとすっきりするなあ。夏だとただただ暑い。大勢の人に会わない、家と庭の手入れに奮闘し、フェルトの仕事をし、よく寝る。それが自分の心身を健やかに保つ方法なのだと思ったりしました。

今季あと2つあるイベント用制作とともに新しいプロジェクトも進行しています。お知らせはもう少し先になりますが、気にかけていてくださるとうれしいです。

ホームページというものを始めてから随分経ち、その間でホームページのあり方も変わってきました。日記やブログは当初からずっと続けているもので、これをお目当てに見に来てくださっていた方も多かったように思います。けれど今はSNSでの発信が中心となり、催事や作品をポイントを絞ってチェックしていくのがお客さまの主流になってきました。作家さんも増えたし、この界隈が盛り上がっているのは嬉しいです。盛り上がればいい緊張感が出るし、若くて勢いのあるクリエイターの方々にも引っ張られ刺激を受けてこちらもがんばろうと思えます。その一方で、ブログで好きに書いているのも楽しいのでこれはこれでまだまだ続いていきそうです。

心臓ブローチ

(1番右はスペシャルバージョン”滲む赤の心臓ブローチ”)

2020.10/10(Sat)-25(Sun) 夜の博物館展作品ラインナップ追加しました。大変お待たせしました。

今回はいつもよりしっかり画像を載せたため少々長くなりましたが、ご覧いただけると幸いです。昨年は工房引っ越しと重なり少ししかお届けできなかった分、今年は新作も含めていろいろつくりました。

ところで、ボックスフレームに納めた作品は初めてです。とても気に入っていて、やや上ずったテンションで撮影しました。どちらもガラス又はクリアカバーがついたフレームなので、ほこりなどもあまり気にせず飾っていただけるのではないかと思います。かわいい。”肺に咲く花”は白いフレームで白い肺に穴が開いていて、ラベンダーカラーの睡蓮が…とビジュアル重視でつくった感じです。”肺に絡まる花の家”は、小さなお家にキュッと納まった肺というイメージが、表現したいテーマの雰囲気に合ってよかったのかしら…?と個人的に思っています。どうだろう?

あとは”滲む赤の心臓ブローチ”も楽しかった。心臓ブローチはもともと細かいパーツがいろいろあって時間がかかるのに、さらに器官を追加しグラデーションまでかけ、時間を費やして作業ができました。年齢を重ねていくとやりたいことと集中力とのたたかいになっていくので(集中力が切れやすい)、この結果をみなさまにご覧いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

わたしはドラマ「アンナチュラル」の主人公の性格や行動が好きで、さまざまなことがあってもしっかりご飯を食べて仕事をするところがすごくいいなあと思います。世の中ではいろんなことがあって、いろんなニュースに心が痛むこともありますが、明日もしっかり食べて過ごせたらいいな。

Have a nice day

2020.9/25

おはようございます。こちらは朝から雨降り。天気予報では数日続くようです。

秋になると、道すがら蕎麦の花が畑一面咲く光景を見る事ができます。白くて小さな花がシニャックの絵画みたいでとてもきれいです。

今日はもう土曜日だと思い込んでいて、納期までギリギリじゃん!と少々焦っていたのですが金曜日でした。得した気分。午前は所用で出かけて今からお仕事です。さて今日も1日。

羊毛の現場

2020.9/24

おはようございます。空は高く気温は心地よく、過ごしやすくなってまいりました。

デジタルスケール、マドレーヌやパウンドケーキの型、ジャムの空き瓶、バット。お菓子作りのようですがフェルトをつくる現場です。マドレーヌの型はできたものを差し当り入れておいたり、ビーズなど細かいパーツを入れたり、できたものからぴょこぴょこ出ている羊毛をカットして中に落としたりと非常に活躍しています。作られた目的とは違う使い方で彼らはどう思っているのかわかりませんが…

夜の博物館展の制作も佳境に。心臓のブローチは今年も出品しますので、ご覧いただけたら嬉しいです。(作品ラインナップは10月に入ってからのご紹介になると思います。)

またcreema等オーダーをお待ちのお客さま、フェルト作品の修理のお客さま、お待たせしております。順次進めてまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

今日は朝から家族の通院付き添いをして、誕生日も近いので前から食べたいねぇと話していたパフェを食べに行きました。病院の診察やら栄養指導の話やらがスムーズに行ったので昼には帰宅できて、午後からは仕事に入りました。夜の博物館展の心臓ブローチ制作、creemaの受注制作、できたアイテムの発送準備をして新しいプロジェクトの資料をチェックしました。その間には晩ごはんとお風呂も入る。今日は割と充実していたので満足しています。よい1日だった。

20年前の猫バッグが修理のためお客様の元からうちへ一時帰宅中なので、それのお直しも始めねば。お直し、本当に嬉しい仕事です。

仕事道具

2020.9/17

ニードルフェルトで使うニードル針は用途によって太針〜細針まであり、メーカーもいろいろあります。わたしは4種類使っており、消耗品なので多めにストックを買っておきます。

専用のホルダーもありますが、わたしはこのまま直接手に持って使う方がやりやすいです。手元が狂いにくいから。

秋めいてきてフェルトの本シーズンになってきました。今季は10月から来年2月まで3つ、イベントがあります。ひとつめは夜の博物館展で、あとはまたイベント近くになりましたらお知らせいたしますね。

creemaの受注アイテムもご注文順にひとつひとつ制作しております。楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。

ステーション10月号 フェルトボールの鍋敷きレシピ掲載のお知らせをUPしました。

誌面では写真付きでお家で作る時の手順やきれいなボールに仕上げるのに役立ちそうなポイント、そして編集部の方々によって素敵なスタイリングと撮影をしてくださった写真を掲載して頂いています。

石鹸水で濡らしてつくるウェットフェルトの基本はフェルトボールを作ること、みたいなものがなんとなくあると思っています。わたしも初心に戻った気持ちで、64個×2枚分、計128個のボールを今回ひたすらに作りました。改めて、ボールを綺麗に作るコツってどんな風に伝えたらわかりやすいのかなあと考えるいい機会にもなりました。一見簡単なのですが奥深い。羊毛を計りで計ったり、各工程で直径を数値化したりと目安になりやすいように担当の方と何度もやり取りをして作ったページです。コープこうべ系列のお店と定期購読での販売なのですが、機会がありましたらぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

普通の今日

2020.9/4

ある日の作業中にふと窓の外を見やると、コダヌキ3匹がきゃっきゃと飛び跳ねて遊んでいた。今朝は1匹裏庭でなにやらごそごそしていた。完全に遊び場にしている。毎朝池に新鮮な水が来ているか確認するのが日課、抜いても抜いても伸びる雑草におそれおののきつつ毎日午前中は草刈りにあてる、雨が降ると気温が下がるぞと喜ぶ、しかしこれでまた雑草が生えるぜと白目になる。蝉はいつも羽のみが落ちていてからだはない、ちゃんと食物連鎖している。「完全なインドア派、虫が嫌い」を気取っていようが、容赦なく押し寄せる自然環境とともに毎日を過ごしていかざるを得ないからそれはそれで楽しんでいくのが肝要。さぼることも肝要。十数年ぶりにテレビがある生活になり、2つ3つ気に入っている番組とドラマがある。一話から見逃さずにみているMIU404は毎週放送時間前に仕事を終え飲み物などを用意して楽しんでいる。今夜は最終回だ。存分に楽しもう…

”肺に咲く花”

2020.10/10(Sat)-25(Sun) 夜の博物館展 にて展示販売を予定しています。

個人的な記憶としてはCUTIEで連載していた漫画「うたかたの日々」を読み(原作は未だ読んでいないという体たらく)、そこから映画版の「ムード・インディゴ」を観、さらに月日が経って今現在、米津玄師の「感電」の歌詞を読んでいて思い出したモチーフ。シャルル・ベルモン監督版のうたかたの日々を観たいのですが、DVDになっていないようで見るのが困難。大学生の時にレンタル店で見た(気がする…)VHSを借りておけば良かったと少々後悔しています。気になったものは逃さないほうがいい、次にまた出会えるとは限らないから。

8/27にお届けした猫のファマドシリーズは完売しました。ありがとうございます!このシリーズは今後も大切につくっていきますので、楽しみにお待ちいただけるとうれしいです。今日はJAMPOT店主さんとメールのやり取りをしていてお店のオープン当初からの作家は私1人なのだということを教えてもらい、もう15年経っているのかとちょっとした眩暈を覚えました。マイペースに無理なくこの仕事を続けていけたらいいなとあらためて思いました。

そしてcreemaでのオーダーをお待ちのみなさま、来週には順次配送できる予定です。どうぞよろしくお願い致します。

こちらは全国ニュースにも取り上げられる日があるくらい暑い毎日です。でも夜になると鈴虫たちが鳴き風は涼しくなる。暑さとの我慢比べももうしばらく、しっかり食べてしっかり寝よう。

集めて広げる

2020.8/27

猫のファマド/魔法使い猫ワッフル 展示販売 at JAMPOT(Osaka)

新作のお届けと販売のご案内をUPしました。全アイテム1点ずつでございます。29日(土)からはJAMPOTさんのウェブショップでも販売していただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

ファマドのシリーズは今後もつくり続けていきたい作品です。得意なこととやれることとやりたいことを集めて、好きな世界観をつくりながら広げていきたい。登場動物たちも増えていくことでしょう。

ねこ・くまスマートフォンケースやキーケースの受注販売をメインにしているcreemaのショップも引き続き、オーダーいただいた順に制作しております。お待ちいただいているみなさま、もうしばらくお待ちくださいね。

対価

2020.8/25

TOPページに新作のビジュアルをUPしました。今回は猫のファマドシリーズです。ブローチもあるのだけど、まずはメイン作品の人形を公開してみました。ファマドの友達、グレー猫の魔法使いワッフルが登場です。展示販売の詳細は近日中にUPしますので、ぜひチェックいただけると嬉しいです。

繰り返しですみませんが、制作はほぼ大変なことしかなく、毎日工房に引きこもりで非常に地味であります。しかし、手のひらから新しいものを世界に呼び出すことができる瞬間を感じられるのはやっぱり嬉しいです。1日汗かいて働いて帰ってきて、シャワーを浴びてさっぱりしてプシュッと缶を開けて飲むビールの一口目、みたいな感じ。お酒はほとんど飲まなくなって久しいですがその記憶はなんとなくある気がする。

頭の中のごちゃっとしたイメージを整えるかのように手を動かして、つくりながら作品のビジュアル面を整理する。羊毛の生の素材感がなくなるように、フェルト化をしっかりさせて作品の質感や表面をできるだけ美しく整えていく。今現在の自分の仕事は、表現とかクリエイトするというよりも整理する・整えるという言葉がしっくりくる。仕事の仕方は時期によって変化する。忙しさにかまけずに、じっくり仕事の仕方をみていくと今はそんな感覚だ。きちんとしたものをお届けしたいと思う。

朝親戚がやってきて実家のお墓の草刈りをしてくれた。近いが山の麓にあるお墓は手入れに行くのも気合いが必要だ。家の周りと麓とでは虫の強さが全然違う。虫刺されに肌が弱く山で刺されると直径10cm弱に赤く腫れ上がってしまうので、それならば完全防備したるがな、とイケイケで養蜂場みたいな草刈りコスチュームを頼もうとしていた所だった。だから感謝しきりだった。とはいえ今後のために草刈りコスチュームは注文せねば。生まれも育ちも田舎なのに、恨めしい体質である。母方の実家は他県なので今年は行けず、お盆前にお墓のある方角に向かってお参りをして、今日は午前いっぱいかけて家の仏壇を綺麗に掃除した。仏具は繊細だし古い調度が多いので子供の頃は触ることなく、そのまま進学で実家を出てしまったので恥ずかしながら自分が掃除をしたことがなかった。掃除を終えると体も心なしか軽い。

注文していた新しいシャンプーとコンディショナーが届いた。梅雨から夏が終わるまでの悩みの種、髪のうねりを少しでも軽減させたくて以前使ったことがあって、正直その効果はあまりわからなかったがローズ系の香りがとても気に入りまた使いたいと密かに思っていた。同じ種類のシャンプーとコンディショナーをセットで使う贅沢さと喜びよ。(ボトルもかわいい。)同ブランドで揃えて買ってもいつもシャンプーの方が減りが早く、またいろんなメーカーのものを試してみたくなるたちで、ゆえに同ブランドで使うのが良いという話は聞いていつつも残ったコンディショナーと違う銘柄のシャンプーをつい買ってしまいちぐはぐになることがよくあるのでお揃いで使えるのが嬉しい。好きな香りに囲まれると多幸感が増し増しになる。湿度と暑さがつらいこの時期、お気に入りの香りで気分を上げたいものだ。

そういえば高校生の時に友達が香水を買いに行くのに付き合ったことがあって、そのとき嗅がせてもらったラルフローレンの香りはすごく好きだった。絵が上手く、流行に敏感で成績の良かった憧れのあの子。今も元気にしてるといいな。

本日、少し寝坊。コーヒーとトーストで朝ごはんにする。身支度を整えてゴシップな番組をぼやっと見る。外はうっすらと晴れている。梅雨が明けたらしい。

家中に掃除機をかけてからオーダー作品の制作。今日はフェルト化まで完了、夏の制作はやっぱり暑いねえ。その代わり気温が高いとフェルト化がスムーズなので助かる。その後は筋トレをして楽しみにしていた7月場所の千秋楽を見ながら晩ご飯を食べる。(我が家の夕食は早い)遠藤がギリで勝ち越す。今回も相撲楽しかったなぁ。贔屓の力士さんは何人もいるけど結局のところ全員好きになる。次の場所までちょっと寂しい。こんなに楽しませてもらって本当に嬉しかった。わたしも作品と組み合い続けていきましょう。

フラ猫(ファマド)ブローチをつくりました こちらもJAMPOTさんお届け用です

真顔になりました。表情、最近は事前に決めないでつくることが多くてつくっていきながら決まっていくことに興味があります。ポーズさえもライブ感にまかせているところがあり、動きのあるポーズは楽しいな…。海にもハワイにも無縁な人生を送っていても漠然とした憧れがあります。作品は自由に世界を旅することができるし何にでもなれる。若くて勢いのあった頃とは違う作品のつくり方、仕事の仕方、手を動かしながら目下研究中です。

昨日今日と久しぶりに太陽が1日顔を出してくれて風もあり、気温も高かったので寝具のお洗濯に勤しみました。寝具が清潔であることが好き。

そしてcreemaサイトでのオーダーいただいているお客さま、ありがとうございます。こちらも順次制作を進めてまいりますので楽しみにお待ちくださいね。

猫のファマドの小さいブローチを創り始めました。

画像は昨日のもので、今日にはファマドお気に入りの魚ぬいぐるみを抱えたバージョンに変化しています。

人形をつくる途中の段階で動きやポーズを変えたりして遊びます。これは通称どすこい猫で、毎日7月場所を観戦しているので影響を受けたと思われます。遊んでいるうちに新しいポーズのアイデアがでてくることもしばしばありますし、作品が変化していくための課題も見つかります。「学び(学問)はすべて愛につながる」という一言を読みました。勉強不足にはなりたくないなあ。

今回のファマドは種類が揃ったらJAMPOTさんにお届けする予定です。(決まりましたらまたお知らせいたします。)

こちら北陸も雨続き。ほんとうに毎日良く降る。とうとう庭先に名も知らぬキノコが生えてきた。

2、3日ほどストックアイテムのメンテナンスに時間を費やしている。フェルトは自然素材なので、保管しておいても髪の毛同様モケモケが出てきたりもする。定期的にニードルとプレスをし直しておく。オンライン注文がある時も梱包前に必ずチェックをし必要に応じてメンテナンスをして送り出します。家も庭もお肌や髪も作品も、長く美しく保つには何事もメンテナンスが必要。

ヒツジフエルト縮絨室・フェルトのお手入れ方法

ご自宅でもできるメンテナンス、ご参考ください。使わない季節はニットと同じく、防虫剤を。ドラッグストア等で色んな種類のものが売っていますし、無印良品のウッドシダーブロックは香りが良いです。香りが消えてきたら付属のやすりで削り出せば復活します。

(プロの手でのメンテナンスや修理をご希望の方は有料で承っています。その場合はコンタクトからどうぞ。アイテムとその症状、やってほしいことを書いていただけましたらお見積もりさせていただきます。状態によりますが、ちいさなものは1000円〜、バッグやマフラー、大きめの人形などは2000円〜承ります。)

 

手抜き草刈り

2020.6/30

1日雨が降ったり止んだりの1日。縁側から手を伸ばして濡れない程度の雑草を抜くだけ。仕事の続きは1日かけて進んだ。

思考して思考したことを言葉に置き換えてみたいことがたくさんあるような気がするけど、なかなかできていない。思考しても答えが出るものはほとんどないと思うけど考えるということをしたい。感情のひとつひとつを放っておきたくないというか。

食べる猫のブローチ

不思議な瞳はタイガーアイの天然石で、角度によって猫目の表情が変わるのがきれいです。

こちらのブローチも、眠れる羊を数える夜店に追加しています。秋冬に向けた制作も始まって少々慌ただしいため、また折を見て少しずつUPしていきたいと思っております。

裏庭は苔庭になっていて湿り気があるので、沢ガニをちょいちょい見かけます。庭にカニがいると結構びっくりします。苔庭は後年父が整えたもので、子供の頃はただの裏庭だったのでカニは居ませんでした。ほかにはオタマジャクシからカエルになったばっかりのちびっこもいたりして、彼らも湿気のあるところがお好み。ちいさいとかわいい。付かず離れず適度な距離で、それなりに仲良く暮らしています。

今やっているお仕事をちゃんと納品してから髪を切りに行く、あとは内藤礼さんの展示も観に行こう。内藤さんの作品はわたしにとって難しい部類に入りますが、いつも空間は美しい緊張感の中にあって、同時にふわっとした感じもします。そして広くて余白に満たされている。この表現が適しているかは自信がないですが、変わらずずっと好きなのです。

内藤礼 うつしあう創造(金沢21世紀美術館)

 

 

いきている

2020.6/15

大雨警報が解除され、雨の上がった月曜日。地面が少し緩んでいるおかげか雨で伸びた雑草が抜きやすい。雑草という名の植物はないと誰かが言っていたのには全く同意であり、いきものを土から引っこ抜くのは心苦しいのだけど放っておくと庭が緑で埋まりぼさぼさになるし虫も増えるので致し方がない。というか心苦しいとか言っていられない、おそろしや緑の浸食。鎌を手にしながら小さなアリやダンゴムシがせせこましくしているのを見る。生きている。

眠れる羊を数える夜店、今夜もオープンしました。今宵は羊のブローチです。

お店の名前に羊を冠したのだから羊のブローチは初日にしたら良かったな…と今更ながら思いました。また、夜らしい室礼にすれば良かったな…とも。反省に基づいてまた改良していきます。あと1点分撮影済みの作品があるので、以降に改良をしていきます。

みなさま、どうぞ良き夜を。

本日深夜0時に「眠れる羊を数える夜店」をオンラインストア内にオープンいたします。
ここでは毎回1点ずつ作品をオンラインストアにUPしていこうと思っています。あえて夜遅くにオープンする真夜中のための場所があるといいなと思いました。

早寝早起きも好きです。真夜中も夜更かしも好きです。特に静かに1人の時間を過ごす真夜中が。仕事をしたり映画を見たり日記を書いたりという自由な時間。それこそ羊を数えて眠ってもいい。眠りたくて眠れない人も、夜更かししたくて起きている人も、誰でもひっそりと訪れることができる場所のようなものを。と、そんなことを考えていました。

めばちこ、って関西の方言だっけ。こちらではふつうにものもらいと言います、おそらく。ものもらいができています。子供の頃以来じゃなかろうか。

ざあざあ降りの雨は久しぶりでした。昨日までの暑さは何処へやら、すっかり涼しくなって半袖だと風邪をひきそうです。気候が不安定なのでみなさんも気をつけてくださいね。わたしは夏に弱いので、冷やして体調を崩さないように温かいものを食べるようにしたり白湯を飲んだりしています。それでもお風呂上がりのハーゲンダッツはやめられず、数日おきにしたり食べた後に白湯を飲んだりしています。そんなこんなで今日は作品の梱包と発送、そして羊毛を注文しました。次のオンラインストア販売スケジュールも考えつつ、新しい作品作りにもアンテナが向いてきたようです。

もはや夏

2020.6/10

そう、夏めいてまいりました。洗濯物の乾く速さ、風の温度、空気の匂い、食べたくなるもの、裸足。外に(というか庭に)出たくなります。いい匂いがするから。冬はしんとしていて夏はにぎやかな庭。際限なく生えてくる緑の草らの侵食を食い止めながら。日焼け止めは必須。

6月に入ってからは受注アイテムの制作が引き続き続いています。あとは久しぶりに誌面のお仕事をいただいたのでこちらの準備も。情報解禁となりましたらまたお知らせいたしますね。楽しんでいただける誌面になるようにがんばります〜。creemaのサイトでも、新しくねこくまスマートフォンケースをUPしております。そのうち黒猫のスマートフォンケースは大小共に受注でお作りできますので、ぜひご覧くださいね。

雨が降ると屋根から水が落ちる。その水はけを良くするために庭の一部に白い砂利が敷いてあり、長年の放置で茶とグレーと苔の緑が混じったような色になってしまった。造園屋さんに砂利を入れ替えてもらうのが定石だけど、「自分で磨けばある程度きれいになるんじゃね?」と思い時間を見つけては一個一個ブラシで磨いている。水だけでも結構きれいになるがウタマロ洗剤を吹いて磨くとさらに白くなる。砂利のスペースは1メートル前後の円の中だけなので楽勝だろうとタカをくくっていたが、ちいさな砂利をちまちまと擦る作業はなかなか進まないし腰が痛くなるしで難儀。それでも無心で磨いていると妙な心の穏やかさが生まれるのだ。これはセラピーだな。そうして誰もいない庭で風が吹いてそばでは小川が流れていて、よい。いつになったら終わるんだろう…と気が遠くなりながら。そんなこんなで5月も終わり。

今月の山を越えて時間のゆとりができガラス面の割れたiPhoneを修理にようやく出し、それが帰ってきた。おかえりー。思ったより早く帰ってきてくれたので椅子に座り損ねて太ももを打った。

代替機で初めてiPhone以外のスマートフォンを数日使ってみてiPhoneは使いやすいなというのが正直な感想だった。他の機種をまったく使ったことがないせいもあるだろうけれど…。それでも仲良くなろうと代替機をいろいろ触ってみていた中、ちょっぴり仲良くなってきた矢先に帰ってきたので代替機とは早くもお別れとなった。彼の記憶は私の目の前で消去されてしまった。それはそれで寂しい。ただ画面が大きいのは見やすくて良いなと感じたので、次に機種変更するときは参考にしよう。(近頃小さい画面が見にくい)数日の修理とはいえ手元に愛機がないのは心もとなかった。これからもよろしくね。

creemaの受注オーダーをお待ちの方々、ありがとうございます。もうすぐ発送できるよう支度を進めていますのであと少しだけお待ちくださいね。

ヒツジフエルト縮絨室オンラインストアにて、くま/ねこスマートフォンケース大小2サイズの販売をスタートしました。スマートフォンの種類は沢山あってきりがないので、サイズはiPhoneをベースにしています。スマートフォンによってはサイズが合えばお使いいただくことができますので、アイテムページにある内寸などをご参考にしてみてください。

お買い上げいただいているみなさまありがとうございます。ご入金確認後に順次発送をさせていただきますね。これから、というみなさまも、よろしければ遊びにいらしてくださいませ。カラーバリエーションも表情もいろいろありますので楽しんでいただけるといいなあと思っています。(こちらでのご購入が落ち着いてきたところでcreemaに今回のアイテムをUP予定です。)

5月が好きだ

2020.5/26

朝の日課、件の用水草取りに出向くと川底に手頃な石が数個並べられてあり、水の流れを変えることで池へゆく水が滞るのを防いでくれているようだった。実際、草は溜まってはいたが水はちゃんと小川を通って池に流れていた。多分近所の方がやってくれたのだと思う。私などよりもうちのことをよく知っている。あの人かな、と何人かの顔が浮かぶ。

今日は午前に撮影と編集作業をすませて軽く洗車をし(こんなに頻繁に車を洗わなければならぬものだとは思わなかった)、携帯の修理を頼みに出掛けた。スタッフの方はもちろんマスクで、それゆえに担当してくれた若い女性の美しく塗られたほんのりすくみピンクブラウンのアイシャドウや丁寧に塗られた上下の睫毛をきれいだな、と惚れ惚れ見つめながら滞りなく済んだ。親しい友人だったら手放しで素敵だと褒めた気がする。スマートフォンはiPhoneしか使ったことがなく、これしかお貸しできないんです、と渡されたAndroidの代替機は勝手が分からず今もたいへん苦労している。

5月の晴れの日は爽やかな気候だ。庭の木や花々が一斉に枝葉を伸ばして庭が緑の毛むくじゃらになり風が吹けばざわざわと揺れる。そして草むしりの仕事が増える。5月の草花が生え出す。がっちり根を張るどくだみは早めに刈るに限る。オオバコなど地面に近く平たく生える草は取りにくく、スズメノテッポウやハルジオンなど背の高い草花は根ごと抜きやすい。タンポポの時期はすっかり過ぎてしまった。田舎に住み始めて案外草花の名前を覚えているもんだなあと思う。うちは裕福ではなかったが本はたくさん買ってくれた。その中に子供向けの図鑑があって、草花の図鑑はよく読んでいた気がする。学校でも習ったんだろうか、忘れてしまった。海の図鑑は深海の絵がこわくて宇宙の図鑑はリアルな月の写真がこわくてあまり開けなかった。果てしなくて暗くて深いものがこわいのだと思う。畏怖である。好きなんだけどね。

農業用水を庭に引いた池で鯉を1匹飼っている。上流から刈った草が用水に流れてきてパイプにしょっちゅう引っかかり水の流れがよく止まる(特に草刈りシーズン)ので、1日1回は引っかかった草を取りに行くのも仕事だ。都市暮らしと田舎暮らし、どっちみちいそがしいものだなと腑に落ちるのだった。自分で決めたいそがしさはいやなストレスを生まない。

こちら、ねこスマートフォンケース

どうぶつスマートフォンケースを5月中にオンラインストアへUPします。今回はねこ、くまの2種類でそれぞれ大小2サイズを揃えてお届けするべく準備中。美しい色に染められたメリノやコリデールのウールトップをセレクトし、繊維の状態からローリングして縫い目のないケースにまで仕立てています。顔はニードルフェルトを使いフリーハンドで描きながら表情を決めています。真顔やちょっぴりだけの笑顔が好きなためこのような仕上がりになっています。スマートフォンのモデルやサイズはたくさんあってきりがないので、iPhoneをベースにして樹脂カバーをつけたままでもそのままでも入るようなゆったりサイズ。クリアな樹脂カバー装着か何も装着せずにiPhoneを持つのが好きで、それをぽいっとラフに入れられるポケットとしてのフェルトケースがいいなとこのようなサイズ感にしています。

販売日時についてはSNSでもお知らせしますがオンラインストアの無料メールマガジンにご登録いただくのが確実です。よろしければご利用くださいね。

ヒツジフエルト縮絨室オンラインストアに動物たちのキーケースをUPしました。新しく加わったうさぎと定番アイテムのねこ、くまもお届けしています。

手のひらにしっくり馴染むこのサイズとかたちをお楽しみくださいね。

※複数ご購入の際はレターパックライト、レターパックプラス、ゆうパックいずれかをお選びください。(スマートレターは大きさ制限があるため複数封入ができませんので、何卒ご了承ください)

また、itemに「猫のファマド」を追加しました。このページは定番のアイテムや特別な作品を掲載しているページです。本物のねこサイズの人形を作れてとても楽しかった。サイズ感を上げて制作していきたいなと改めて思えた作品です。

ボタニカルフォレスト展web shop、無事会期を終了いたしました。期間中のたくさんのお越し誠にありがとうございます。告知にご協力くださった皆様もありがとうございました。

ヒロタリョウコのアイテムはJAMPOTさまのウェブサイトでも販売しております。白鳥座・つる座の作品や地球バッグチャームなどのアイテムもお届けしていますので、楽しんでいただけますと幸いです。今回のボタニカルフォレスト展は、店舗開催の予定からウェブショップ開催へと変更になりました。いつもとは違う状況の中開催してくださり、JAMPOT及び姉妹店のGuignolの店主さまがたに深く感謝しております。

近頃は上記イベントのほか通常の制作ラッシュがひと段落つき、creemaのオーダー制作を順次すすめながらやっとわたしのオンラインストアにも取りかかれそうな雰囲気です。ねこスマートフォンケース・キーケース等々をUPしていきたいと思っておりますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。

角が付き全体に植毛が完了しました

毛並みを整えたりとまだまだやることはあるけれど一通り造形はできたので、一晩寝かせて明日の朝もう一度見て手直しをします。

昨夜star warsのキャラクターに似ているのではと不安になり調べたら、ウィケットという名前でした。似ていませんでしたね…

心配に思ったりささくれだったり普段通りだったり様々なものが混じり合う日々の中を網でさらって、心配やささくれじゃない部分を使って作品をつくっているように思います。ちょうどボタニカルフォレスト展がWEB SHOPで開催中です。祈りのような作品が届いて欲しい。

今日の牛

2020.4/27

仕事場の進捗 

もこもこに毛が生えてきました。こういうキャラクターstar warsにいなかったっけ。今のところ熊のようで不安。植毛フェルトの技法は遅々としてしか進まないものです。ですが楽しいです。(普段はやらないので…)研ぎに出して切れ味の良くなった大きなハサミと、切れ味の良い先の細い小さなハサミで植毛しながら整えていきます。

あるSNSで今我慢していることはありますか?と聞かれて美容院、と答えました。髪を整えるっていいものですよね。それがままならずにいる方も多いでしょう。すっきり整えたいよね。でも自分で決めたことだから、差しあたってはこの作品の毛並みをカットしながら整えますか。

 

まだまだ途中のハイランドキャトルと年季の入ったニードルフェルト台座

彼らの特徴であるイケメン前髪は仮置きしているだけで、耳の植毛を刈り込むのもまだまだこれから(ヘアカットは難しい)、かっこいい立派な角もつけてあげなければならない。前髪(仮)に隠れた黒い瞳はつぶらでかわいらしいのだけど。

 

さて、いよいよ明日の正午からボタニカルフォレスト展WEB SHOP販売開始です。遠方の皆さまにも催事のための新作を手に取っていただける機会になっております。ぜひお越しくださいね。

*ボタニカルフォレスト展 WEB SHOP TOPページ

*ヒロタリョウコの作品販売ページ

 

最高の前髪

2020.4/24

受注制作と、あとは丑年のモチーフ制作が始まっています。寡聞にして牛というと白と黒のあの柄の牛しか知らなくて、今回いろいろな種類の牛リクエスト「牛リク」を頂いてその豊富さに驚いています。

特にハイランドキャトル最高。(名前がまず良い)いつか会いに行きたい。

新劇場版のエヴァが公式YouTubeで公開されたので個人的アガるシーンを観るのが日々のささやかなお楽しみです。(ストーリーは二の次)

 

夜通し、そして朝からも大降りの雨。ベッドをふわもこ(ボアと羽毛で挟み込まれる)&シャリッ(ピローケースがリネン)にさせていただいており、毎朝離れがたくまた眠るのが楽しみで仕方がない。でも起きる。今日の掃除、今日の制作、今日の運動、発送はポスト投函。お昼ご飯に焼き飯を作る。お客様がたの状況はわからない。けれど自分にこうしてコンタクトを取ってくれて作品をオーダーしてくださっている。それがとてもうれしい。だから作品で応えたいと思う。

Today’s BGM:クソ野郎★ALL STARS/新しい詩

 

今日とて

2020.4/14

曇りのち、晴れた。今日は羊毛を包む型紙を作る。中に入れるものの実寸模型を作る。アイテムごとに材料を計量していきトレイに並べてフェルト化作業の下準備をする。作業の合間に日光を浴びる。ついでに雑草取りをちょっと。あと庭でスキップする。散歩と筋トレとストレッチは日課。21時を過ぎると順調に眠たくなるけれど、ベッドにもぐりこんでからのネットタイムはやめられない。住んでいる地域の時事チェックは毎日まめにするが、好きな文章や愉快な写真を見つけたり、歴史を学べるゆっくり解説で夜更ける。そのうち寝る。(まさか引きこもり推奨の世界が来るとは思わなかった)

Spring Garden

2020.4/13

ねことお花

4/25〜5/10 ボタニカルフォレスト展 Webshop

↑お知らせと作品ラインナップをUPしました。どうぞご覧くださいませ。

今日は1日雨と風の日です。外は暗く灰色で、年季の入った日本家屋の中は更に暗め、コレハイタシカタナシ。居間と寝室と工房の掃除をして上記イベントの作品発送をし、アスパラガスを茹でたり画像の編集をしたり室内で軽い運動をして息が上がったりしています。ボタニカルフォレスト展の締め切りがひと段落ついたのでcreemaオーダーの方を順に仕上げてまいります。ご注文くださっている皆さま、もうしばらくお待ちくださいませ。がんばります!

裏側と余白

2020.4/11

お花のブローチの裏 

ヒツジフエルトのブローチは革に蝋引き糸で縫い付けた真鍮ピンをしっかりと付け、うっかりお洗濯にも強い仕上げをしています。革の色やかたちはいろいろ。今日も粛々と丁寧に。

本日から撮影と編集作業が続いております。表側は近日中に、ボタニカルフォレスト展(ウェブ販売)のお知らせと作品ラインナップをUPしますのでよろしければそちらでご覧くださいね。今回、台紙も新しく作りました!自分の好きを優先したので分かりやすいデザインには全くなっていませんが、好き。気に入っていただける方がいるといいな…

 

好きなもの

2020.4/9

本日も作業です。野花のブローチ。

茎と葉っぱとキラキラが付いているかっちりとしたブローチがつくりたいなと思って形にしました。シンプルだしデザイン的にはよくあるものなのかもしれませんが、不器用なのかこれに行き着くまで長い道のりでした。茎と葉っぱの色のミックスがすごく気に入っています。ネイビーと濃いグリーンは好きな組み合わせで、伝統的なブラックウォッチの色合いを参考にしました。

粛々と花を

2020.4/7

撮影ののち、つけ忘れた尻尾は無事に装着しました。

4/25〜のボタニカルフォレスト展のウェブショップで販売していただきます。詳細はまたUPしますね。

全身タイプの猫ブローチで今までよりも小さなものができるかなと挑戦中です。小振りで細かくきちんとつくられているものがつくりたくなりました。大きなものをつくるのも楽しいのですが、小さな世界に集中するのもよいです。(米粒にお経を書くみたいな?ちょっとちがうか…)

4月はじめ

2020.4/6

お米作りの農業が始まりました。工房は周囲を田んぼに囲まれており、トラクターが動く音を聞きながらの制作です。うちの田んぼは米作りを委託しているので大変なお仕事はその方々がしてくださっています。ありがたい。今は土手の補強がされている段階でした。水が入ればカエルの合唱も聞こえてくることでしょう。毎年おいしいお米を食卓に届けてくださる皆さんが元気に作業できますように。わたしは色鉛筆を削り、新作のエスキースをしています。

タニカルフォレスト展 WEB SHOP
4月25日昼12時~5月10日夜19時 OPEN

花と植物の雑貨イベント「ボタニカルフォレスト展」をJAM POTとギニョールで開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、実店舗での販売を見送り、今回はWEB SHOPでのみの販売とさせていただくことにいたしました。
実際の展示風景も掲載いたしますので、展示の雰囲気をウェブでお楽しみいただけますと幸いです。

4月25日昼12時~5月10日夜19時にオープンいたします。
※実店舗での販売はありません。

(以上、JAMPOT,Guignolさまサイトより転載)

 

この度、上記の通りボタニカルフォレスト展が店舗さまのウェブショップでの販売に変更となりました。店舗での販売はございませんが、通常イベント開催通り店内に各作家さんの作品を実際にディスプレイしていただき、それをウェブ上でご覧頂けるとのことです。

このような時節ではありますが、少しでもみなさまに楽しんでいただけるような作品をお届けできればと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。

花を創る

2020.3/30

桜が満開になりました。春の雪はあっという間に解けてゆきました。

今日は少し晴れ間があったので庭の手入れと落ち葉焼き。家には樹齢何十年か?という太い欅の木が植わっており、時折落ちてくる枝が太すぎて枝というより細い木が落ちてくる感じです。重いし長いのでノコギリで持てるくらいまでカットしてから焼き場に運ぶのです。一仕事。すみれの可憐な花が咲き始めてちょっと嬉しい。ぽこぽこともぐらが掘った穴の跡があったり、夕方には狸の若いカップルが庭を横切るのを目撃したりと子供の頃よりも田舎っぷりが増している気がしています。ぽんぽこみたいでめっちゃかわいかったけどな。

現在は4月22日から大阪のJAMPOTさんで行われるボタニカルフォレスト展に向けて制作をしています。わたしはきれいな色のお花の作品をたくさんお届けしたくて工房にお籠もり中。時節柄、足をお運びいただけないお客様や遠方のお客様にも楽しんでいただけるようにいろいろな準備をしてくださっています。詳細は会期中にJAMPOTさんからSNS等でお知らせがあるかと思いますので、発表があるまでお待ちいただけますよう宜しくお願いいたします。わたしのほうからもこのサイト、twitter,instagramなどで随時お知らせしていきたいと思います。

手洗い、うがい、美味しいものを食べてよく眠りましょうね。

家の庭にはクローバー(シロツメクサ)地帯がいくつかあって、その中の一箇所が四つ葉五つ葉クローバー発見率高しエリアだ。新作作りのスケッチと参考のために何本かの四つ葉のクローバーを摘み、工房に活けている。野の花は摘んで活けるとすぐにしおれてしまうものも多いけれど、クローバーは生命力が強くて三日ほど経った今も元気にしていてくれる。そして夜になると若干葉を閉じるのだと知った。蝶が羽根をたたむかのようにぱたりぱたりとおやすみする。

思案のなか

2020.3/15

4月のボタニカルフォレスト展おおいに思索中。定番のアイテムをお届けすることは決めているが、新作をつくりたいのだ。これが難儀、毎度難儀である。あたらしいものを世界に呼び出すべく、通常のcreemaオーダーをやりつつうむうむと唸っている。思考があっちに行ったりこっちに行ったり。毎日の散歩の中から題材はないかと探ってみたりもする。何かに気づきたいなあ。

Today’sBGM:break in the parking-satohyoh

暖かい春の陽気がやってきたかと思うと、冷え込んで雪男みたいなパジャマが要るような夜もある。けれど真冬の寒さとは違ってどこか少し緩く、3月なのだなと思う。確定申告の作業も終わり。

エビスの天然毛歯ブラシをこちらでも見つけて迷わず買った。大きいので口の中に入れて磨くのは慣れがいるけれど、マッサージされているような気持ち良さとよく磨けている感覚がいつも気持ちいい。

毎朝散歩している。余裕があれば夕方にも。土筆、ふきのとうが土手ににょきにょきと生え、さっぱりとした白梅やふくよかな猫柳が咲き、花が咲くまでもうちょっとの水仙はすらっとした葉を伸ばしている。そしてわたしは春でありながらお鏡餅を毎日つくっている。creemaのオーダーもつくっている。玄関のインターホンを新しく付けた。近頃では電池不要のワイヤレスチャイムなんてものがあって配線しなくても手軽に付けることができるのね。

とはいえ北陸山間部の夜は冷える。朝は部屋の中の息が白いこともある。昔のように起き抜けの室内気温がマイナスになることはないが。雪男みたいな無印良品のパジャマを着て、毛布、羽毛布団、毛布の三枚重ねで寝る。元気に過ごすための死活問題としての散歩でありストレッチであり筋トレである。暖かい春が待ち遠しいなぁ。

 

2/21(Fri)-3/1(Sun) 人形とぬいぐるみの展覧会 「Poupée」プウペ展 at JAMPOT

好評開催中です。わたしが出品した猫のファマドは完売いたしました!ありがとうございます。なのでわたしのアイテムは通常販売のアイテムしかございませんが、何人もの作家さまがさまざまなジャンルの素敵なお人形やぬいぐるみを出品されていて、どれも渾身の作品に仕上がっております。みなさんにお越しいただけるとうれしいです。

 

2/7(Fri)~3/5(Thu)神保町いちのいち神保町店催事

こちらも好評開催中です。いろいろと気持ちもざわつくニュースもある中、プウペ展もこちらの催事も足をお運びいただいてお買い上げくださり感謝の気持ちでいっぱいです。こちらは約1ヶ月間の単独出店ということもあり、たくさんのアイテムをお届けしています。ご予定に入れてくださっている方いらっしゃいましたら、どうぞお気をつけてお越しくださいね。

ここ何日か旅立っているお花のブローチも出品しています。ピンクやラベンダー色もございますよ。

今日も今日とてオーダー制作。せっせと作業。オンラインストアもcreemaも新作をUPしたいなと思っている。繁忙期がひと段落ついてオーダーも落ち着いてきたようなので来月できるようにしよう。3月はオンラインの新作と4月の催事の制作とショップさんからの受注分制作で埋まりそう。4月〜5月は毎年好例の干支仕事で終始しそうだし、あっという間に梅雨になり夏になる気がする…

肉じゃがのお肉がおいしかった。母はお肉を買う時ケチらないところが美しい。ちょっといいお肉はやっぱりおいしい。ポテトチップスコンソメ味を一袋まるっとおやつに食べた。ときどきやりたくなる。

晴れの庭

2020.2/19

天気の良い日だった。雨、曇り、雪と続けば晴れただけで心躍るのが人情というもの。本日の制作をし、合間に積雪・落ち葉・土砂の積もりで流れの悪くなった裏庭の小川をスコップで掻き出して水を流れやすくした。もっと念入りにやりたいが腰が痛くなるのだ程ほどに。この水は池に流れる。池にはじっとしている鯉がいる。冬だから。融雪のため私道に流している水のバルブも一旦閉めた。何かしたら何か良くなる、変化する。暮らしの小さいことだけどそれはうれしい。

creemaのオーダーがパタパタと入っております。ありがとうございます!お受けした順番にしっかり仕上げてまいりますので、楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。

むかしむかし

2020.2/16

保育所に通っていた頃、お昼に脱脂粉乳がよく出ました。甘くて人肌で皮が張っていてどうにも美味しくないそれがなかなか飲めなくていたら、ある時先生に無理やり器を口に当てられて飲まされました。そのことは今でもはっきりと覚えています。当時のわたしはショックのあまりそれを頭の中で理解することができず、大人になってからようやく、苦しかった、嫌なことをされた、あれは怒っても良かったし泣けば良かったし親に言いつければ良かったのだと気づきました。いつでも理解が追いつかない、信じられないことが起こったら思考が止まりがちになるし、飲めなかった自分こそが悪いのではないか、とだけ思ってしまいます。これは思考のくせ毛で好きではない部分であり、大人になってもその性格はあまり変わらなくて嫌だなと思っていたので、ある時からなるべくすぐに頭をフル回転させて嫌いなものは嫌いだと素直に思うようにしています。自分の事情(脱脂粉乳が嫌い)も先生の事情(栄養のあるものを飲ませないといけない、嫌なものでも我慢して飲むことを覚えさせなくてはいけない←断固否定する、飲まないことにイライラした、プライベートで嫌なことがあったなど)も関係ない。すぐに言うのはなかなかできないことも多いし言い方を考えないといけないし、感情的な言葉は角だけが立つので、まずはせめて自分の心だけは自分に正直にいようと思っています。

別段嫌なことがあったわけでもないのですが、なにかにぶち当たった時、自責だけもよろしくないし自分以外のせいにするだけでもなくて自分が改善できることはないかと探してアップデートするのって大事だよなあ、と考えたのと、「やっぱ脱脂粉乳の件は腹が立つわ」(笑)とふと思い出したのでなんとなく。急に記憶の引き出しが開くことってままある。

猫のファマド

2020.2/11

2/7(Fri)~3/5(Thu)神保町いちのいち神保町店催事始まっております。連日のご来店、お買い上げ誠にありがとうございます。ヒツジフエルトの様々なアイテムが一堂に会する催事は今冬シーズンこのイベントがラストとなりますので、この機会に足をお運びいただけると嬉しいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします!

そして、矢継ぎ早ではありますが2/21から始まるプウペ展のご紹介を。

2/21-3/1 人形とぬいぐるみの展覧会 「Poupée」プウペ展 at JAMPOT

”ファマド”と名付けたぶち模様とオッドアイの猫の人形を2点制作しました。こうやって固有名詞を付けたのはおそらく初めてだと思います。詳細は上記リンクをご覧いただけたらと思います。

ブローチやスマートフォンケース、キーケースなど小さな猫はたくさんつくってきましたが、こういう猫もつくりたいと思っていました。まずは近年制作してきた人形たちよりも大きなものがつくりたいという。それは猫で、そして名前を付けたいという。ファマドは私個人にとって内なる家族の集合体ともいえる存在です。子供の頃から長いこと猫と一緒に暮らさせてもらったことも大きいです。(今も一緒に暮らしたいと思うこともあるけれどなかなか難しく。)

普段の制作とはパワーの使い方が全然ちがう感じでした。それは人形だからでしょうか、がりがりとMPが消費されていく感覚でした。そしてこれは自分が今求めていた充実でした。ぜひぜひ実物をご覧になっていただけると嬉しいです。

イベントの納品と告知までできましたので、オーダー制作をまた引き続き進めさせていただきます。ご注文いただいているみなさま、もうしばらくお待ちくださいませ〜。

大きな納品が完了した。手が痛いので休めなければならないが、どうしてもタイピングしたい。

最近気になっているのが杉田玄白である。急に?

歴史の授業で江戸時代の蘭学医として習ったのを覚えている人もいるだろうか。杉田玄白といえばターヘルアナトミア、解体新書。オランダ語の医学書を前野良沢らとともに日本語に訳して出版し、それまで日本では薄ぼんやりとしていた人の体の中の詳細を広く日本に広めようとした人だ。この解体新書を訳していく過程や、オタク気質でありまじめで完璧主義のために自分たちの訳がまだ不完全と思える解体新書をそのまま出版することを止めようとした前野良沢とのやりとりが興味深くて脳がふつふつとした。完璧な状態で本を世に出したいという気持ちと、完璧ではないかもしれないがやれることをやり切り今出す意味があるのだと思う気持ち、両方ともよく分かる。昔も今も、同じように考え悩みながら生きているんだなということを知るととても頼もしい気持ちになる。自分が日本史好きで得意科目だった理由がちょっとわかった気がした。歴史を学ぶと今を学ぶことができる。ちいさな自分というものを大きな過去から見つめ直すことができる。兎にも角にもオーダー作品をお客さまにお届けして次の締め切りまで制作に耽り、解体新書界隈の本など読んでみなければ。もうしばしお待ちを。

2020年。

次の催事のため、ねこブローチをずっとつくっています。自分の中での軛を解放して動物モチーフを積極的につくるようになってずいぶん経ちました。初期のものとくらべてみるとだんだん変化しているのがよくわかります。ある種の成長、シンプルには変化、というものがまだ自分にもあるのかもしれない、と思えることは原動力の一つです。つくるという行為そのものと、締め切りまでに数を揃えること、事務作業とのせめぎ合いの中で今年も始まりました。