2016.12/27
King Harvest
今日の作業BGM
このしろくまのように自信を持ってお届けしたく、日々取り組んでいます。
詳細を楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
2016.12/25
「ふゆ」ってかわいい
JAMPOT天体観測展本日が最終日です。
冬至も過ぎて寒さ本番の今日このごろ、ウールのチャームやブローチを100%楽しめる季節です。ぜひ日々の中に加えてくださいね。
週明け発送の特別パッケージをデザインして印刷し、ラッピング完了。
明日はギフトラッピングを仕上げて梱包も終えたいところです。
受け取られたお客様が楽しい、自分もやっていて楽しいという状態がベストで、そうなるよう工夫をするのはまた楽しい。作業そのものもそうですが、手間や時間をかける細部に神は宿る。
ウェブショップもいろいろリクエストをいただいたのでまたつくっていきたいところながら、1月後半〜2月にまた大きな納品が控えています。スケジュール的にも体力的にも、「今ががんばりどき」が通常営業になるようにしていくのがさしあたって目指す場所です。
再来年春までのスケジュールがほぼ埋まりました。また各所にお世話になります。頑張るのでよろしくお願いいたします。
去年の12月は何をしていたか振り返ってみると、AVRILでのワークショップ、冬のおくりもの展(今年も参加することができました!感謝。)、carbonの16thイベントなど。先日旅立った友人に呼んでもらった集まりに初めて足を運んだのも去年の今頃。そして、全体的に何やら小難しいことを考えてんな〜というのが感想です。日誌を書いていていいなあと思うのは、何だか大変そうにしている当時の自分に「いや、それ全然大丈夫だから」と言えることです。
今年は孤軍奮闘する場面が多くあって、そんな中だからこそ周りの人に助けてもらった部分がたくさんありました。
2016.12/21
お正月の準備に追われています。
たくさん並んでいる様子を眺めるのはとてもいいものですね。
クリスマスにお正月、いろんな文化をイベント化するのは好きな方です。街中のきらきらを見ているだけで楽しくなってくる。私も楽しくするぞい、とテンションも密かに上がっているのです。(そうは見えないと思いますが)
極度の照れ屋だからかついテンション低めになってしまうようで、いい大人がそんなことでどうすると日々叱咤激励しています。今の所あまり効果はありません。今年の下半期は「素直な人になる」がキーワードだったので、あともうひといき素直にいろんなことを喜びたいもんです。
先月誌面に掲載していただいたクリスマスリースのサンプルも台所に飾ってみました。
久しぶりに本日の作業BGM。クリスマスなので楽しい音楽を。
Fantastic Mr. Fox (Soundtrack)
ウェス・アンダーソンの素敵なキツネ映画(そんなジャンルはない)のサントラです。
それではみなさん、Merry merry happy X’mas!
2016.12/18
複数注文で○個はギフトラッピングしてくださいという方がかなりいらっしゃいまして、確かにもらったら嬉しいだろうな〜、とみなさんのギフトアイデアに感動しております。学ぶことが本当に多いです。
ご予約は本日22時までですが、予定個数に達した時点で終了します。(ま、早期終了ってことはそうないと思います。)ヒロタが運営するヒツジフエルト縮絨室のみのスペシャルプライスですので、お見逃しなく。
また、友人知人から直接「欲しいんだけどいい?」という連絡もあったりするので、直接お渡し可能な友人知人は遠慮なくわたしまでご一報を。
大きなお鏡餅のオブジェや本物の立派なお鏡餅を飾る程じゃないし・・・
っていう方(わたしも含め)のために作ってみようかな?と思ったのがきっかけです。
個人的なことを言うと、ささやかなこと(単に季節ものを作るってことだけではなく)でも季節を楽しみたいと思っているし、そいうのってとっても大事なことなんだー!と、力強く自分に言いきかせていたりするのです。
2016.12/16
シンプルで飽きのこない形、グラデーションや点々模様がきれいなお品です。手触りの良い上質なメリノウールを使い、二倍のサイズの型紙からしっかりと縮めました。じっくりとご覧くださいませ。ご購入に際してご質問がございましたら、ヒツジフエルトのお問い合わせより承ります。実物が見られない分「ここはどんな感じなのかな?」という疑問が出てくることもあるかと思いますので、お買い物の際にお役立てくださいね。
北欧では、フェルトは工芸品としても有名です。そして北欧のインテリアは明るい鮮やかな色が特徴的で可愛いなあと思います。(そうではないインテリアもあるのかな?)
北欧の冬は、地域にもよりますが1分も太陽の昇らない「極夜」だそうで、昼も暗い。だからこそ室内には明るいきれいな色の家具やファブリックを使うのだと聞いたことがあります。そんなことを考えながら色あいをお作りしました。
2016.12/13
主に南半球で見られる南天の星座なので、知らない方も多いかと思います。私も星座を調べるまでは知りませんでした。ちょっと(だいぶ?)風変わりなブローチなのですが、シュッと細長いフォルムで小ぶりなのと、色味がシックなのとで意外に付けやすいと思います。まずはトートバッグやリュックに付けてみるといいかもしれません。
星座のブローチはどれもIAU星図に基づいて、星の配置をビーズ刺繍しています。カシミアやラメの糸を使って背びれや尾びれにも刺繍を施しています。
作品について「手触りの良さ」について言ってくださる方も多いので、素材のことと作品作りのコンセプトについて今一度書きたいと思います。よろしければお付き合いくださいね。
羊毛は主に手触りの良いメリノ種のウールを使っています。作品によってはざらりとした質感に仕上がるジャコブ種や、メリノでも比較的番手の大きい(毛が太い)南米やフランスメリノを使うこともありますが、いずれも質の良い羊毛を使っています。
刺繍には主にカシミアを使用しています。カシミアというだけあって繊維が細く、細かな模様をつけることが可能です。
そして触っていただくと分かりますが、かなり固くしっかりとフェルト化させています。そうすることで丈夫で長持ちします。洗濯してしまったという報告もちらほらありますが、お洗濯前と変わらないんだけど、と言っていただけます。そのくらい丈夫です。また、経年劣化によるお直しも承っています。(万が一洗濯でフォルムが変わった!という方がおられましたらその際もご連絡を。)
これは、現在から未来へと受け継がれて、アンティークになっていけるまでの作品を目指して制作しているからということに尽きます。
そのため、あまり流行を追うこともありません。
いずれお買い上げ頂いた方の手を離れても、飽きたからと捨てられることなく、誰かに譲られたり、アンティークショップにひっそりと佇んでいられたりするようなものになれば、人のために存在していることになるのかなあと思っております。
もう少しお話ししますと、若い頃に参加したワークショップでフェルトのパオ(モンゴルの移動式住居)を建てて、フェルトの小物を作って、そのそばでは羊の丸焼きが焼かれていてそれをみんなで食べる、というものがありました。それに参加した時、余すことなく命をいただくってこういうことなんだと衝撃を受けました。羊毛も大切な素材ですし、私の作るブローチで言えば裏に使っている本革も命を頂いているものです。そういうわけで、素材のためお客様のため、ちゃんと長く持つものを作らないとな、ということを実感しました。
とはいえまだまだ至らない点もあるかと思いますので、まだまだ勉強を続けていきたい、ということで、どうぞ天体観測展をよろしくお願いいたします!
2016.12/12
今日は、大根をおろす時は力を入れすぎず軽いタッチでおろすと荒すぎない大根おろしが出来上がるということを学びました。なんでも力任せにやればいいってもんじゃないのですな。
2016.12/2
落下するくまブローチ ※クリスマスにちょっと浮かれるバージョン
急に寒くなりました。
お風呂に入ることでようやく冷え冷えがぽかぽかになります。手足が紫色になるほどじゃないとはいえ、まあ冷えやすいこと。帰宅してもコートを脱げないという。着膨れするからコートのライナーを外しているのだけど、つけた方がいい気がしてきた。
山ボーイ山ガールさんがくまブローチをリュックにつけて、素晴らしい景色とともにくまを撮影してくれている写真を眺めるのが最近の楽しみです。ポーチの中からチラッとのぞいていたり青空に向かって仰向けに寝転んでいたりと本当に楽しそう。最高で、しあわせです。ありがとうございます。
web shopに新作をUPしました。
2016.12/1
ちゃんとしたアー写を撮ってもらいたいな…と思っていたタイミングで白灯さんにて写真家yayoiさんの撮影会がありましたので、参加してきました。後ろの靴下がなんかいい。白灯さん、yayoiさん、ありがとうございます。
先日39歳の誕生日を静かに迎えることができました。両親に感謝、周りの皆さんに感謝。そして39年生きてきた自分、君はよくやっているぞ。笑
歳を重ねていくたび変わっていく自分をこうして残していくのもいい記念になるなあと思いました。来年もお願いしたいな。
2016.10/12
かたむきくまのブローチ
フランスメリノを使った、ざらりとした質感
12/1(水)〜1/5(木)期間限定イベント
神保町いちのいち新百合ヶ丘店(神奈川) お知らせと作品ラインナップをUPしました。
1ヶ月に渡ってこちらで作品を展開させていただきます。ヒツジフエルトで人気の作品をたくさんお作りしてお届けしました。動物アイテムは関東でこれだけの量を展開するのは初めてですので、気になっておられる方がいらっしゃいましたらこの機会にぜひご覧ください。また、引き続き池袋ナチュラルヒストリエさん、いちのいち神保町本店さんでは宇宙モチーフの作品、カリストの羊を常設で展示販売中です。
天然石のくまブローチ
グリーンのアベンチュリンの瞳。もう一つピックアップしてみました。
1匹1匹、かたちも色合いも表情も違います。(1点ものと言っていい作品なので全てをここで紹介できないのですが…)
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「わたしドーナツこ」にまつわるイベントも無事終了しました。
井上コトリさんの制作日記でも紹介されていて、とても嬉しく拝読しました。実際にお会いした井上さんは、絵本同様とても素敵な方でした。実際足を運んでくれた知り合いがいて、井上さんの絵本の世界や創作背景を深く掘り下げて知ってもらえたようでうれしかったです。
ウェブショップでは限定のドーナツコースターセットを販売中です。
こちらもぜひ。
2016.10/11
すっかり涼しくなりましたね。みなさんは元気にお過ごしでしょうか。
今夜はおでんにしました。秋ですから。
(ていうかpienaのみちるさんがSNSにUPしていて食べたくなった)
さて。
頭の頂が赤いから”丹頂”なのだと初めて知った。この部分は羽ではなく皮膚が露出しているのだとか。他にも黒い羽は「風切」であるとか、鳥初心者には初めて知ることばかりで楽しい。つる座はこのような形をしているのでこのポーズになったのではあるが、オリジナルな部分も入れたくなり、「ドレスの裾を広げてお辞儀するお嬢」のイメージで制作した。
あたらしいモチーフについて勉強すると、この世界には数多の事柄があり、それを一生のうちで全て知ることは不可能だと思い知らされて感動する。また、知りたいと思うこと、新しいものがつくれたこと、まだまだいろんなものがつくれそうだという可能性はきらきらと眩しい。
わたしには開けたい扉がいくつもあって、物理的、時間的、金銭的に今開けられないものもたくさんある。そして、何かをつくればまたひとつ扉は増える。こんな調子だから生きているうちに全部開けられるかはわからない。でもそれは、死ぬまで退屈しないという希望のようにも思える。
2016.9/28
本日の作業BGM
第九交響曲-ベートーヴェン(リッカルド・ムーティ指揮,シカゴ交響楽団)
第九は年に何回か通しで聴きたくなって聴くのですが、最近リッカルド・ムーティ指揮の演奏がすごく好きになりました。今まではフルトヴェングラー指揮の「バイロイトの第九」一択でした。生オケ聴きに行きたい。
2016.9/4
外の世界に出て行けばいつも何かしている。タスクを一つ一つクリアして行くのはとても楽しい作業。また、それを離れて目的もなくただ風景を見て空気を感じるという時間も必要。
月曜の夜は自分にとって週末に当たるような日でだいたい早々に眠くなる。追い込み時は頑張るけれど、基本的には早めに眠るようにしている。体調を整えてもらって、ご飯を作って食べてできるだけリラックス。ただでさえ好奇心が強くていろんなものに目がいく性分だから、ある程度の決めごとは選択肢を減らせて楽になる。というわけで、おかげさまで昨夜も即寝。ほんま寝るのだけは面倒くさくないな。
今日は鳥と格闘中。前々から作っているものを更に展開させている。
この新作も「最近鳥ばっかりだー」とぼやけるくらいになりますように。
本日の作業BGM
・ベッドルームで飛びはねろ-H ZETT M
“わかるはずのない問題を解いてやる”
歌詞、声、音、ストレートで好き。
・ラフマニノフピアノ協奏曲第3番(ウィーンフィル,ピアノ/ブロンフマン)
2016.9/2
N-SEATさんへの納品がようやくひと段落(今回の最終便はお知らせにて紹介しています)。
何かをつくりだせることがとてもありがたい。マイペースにやっているつもりが、近頃は毎晩、就寝前にはフラフラで歯磨きをしている始末。ぼんやりのんびりの私にはこれくらいがちょうどいいだろう。
ひとりだがひとりでは何もできない。続けていられるのは、支えてくれるいろんな人たちのおかげだ(というか、私が勝手に支えてもらっていると思っている)。「ヒロタらしさ」は出来上がるものに自然と宿るものだから、そこは重要視せず、今向かい合っているもののことだけを考えるようにしている。そしてとにかく人の役に立てるようになりたい。
生きるには必要のないであろうものを、なぜ、こうも真剣に遊びながら続けたいんだろうな。
天文学によって星の運行を知ることはできても、「なぜ、星が運行するのか」は永遠に知ることができない。植物や動物の生態を知ることはできても、バラやライオンの存在理由を知ることはできない。(カント)
本日の作業BGM-Radiohead
トム・ヨークが素敵に歳を重ね過ぎておりもはや辛いレベル。
そして、Crepe.さんの「なんとなく気が沈み気味だったけどアイスの買い食いで全てが解決した」という投稿を見て、心が、とても、アイスへと動いている。気が沈んでいない自分が残念でならない。
2016.9/1
ようこそ9月。
いや。「お邪魔します」とコンコン扉をノックしてみる。
今日の作業BGM-Vashti Bunyan
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新しいお仕事の打ち合わせのスケジューリング(久しぶりの誌面だ)、メールの返信が数件、ウェブショップの事務作業と発送準備、合間に洗濯と掃除と植物の手入れ、ご飯を炊く用意。頭を働かせて、ひとつひとつやっていく。なんとなくいい気分でごきげんさん、明るい心持ち。明るいって一種類じゃなくて、テンションがひくくて、静かで、それでいて明るいというのはある。
いろんな人と関わってちょっとでも深く話すと、自分がいかに神経を使わないでぼんやり生きているかがよく分かる。自分以外の人は自分にはない感覚を持っているからみんなが先生で、私はそれを毎日学んでいるのだ。作業も生活も勉強もたくさんで、毎日が心地よく忙しい。
順調に生きるとするなら人生も半分近くに来た。ぼやぼやしてるとあっという間に寿命が尽きちゃうので、マジでいろいろがんばります。
2016.8/31
8月31日。
高校生の頃、31日の夜にバナナをデッサンしていたことを思い出す。
昨日今日ととても涼しくて過ごしやすくありがたい。空気もさらりとしているし、自転車に乗るのがとても楽しいです。
そんなわけで昨日の夕刻はコーヒー豆を買いに自転車をとばして夜長堂さんまで。高松のプシプシーナ珈琲さんのフェアに行ってきました。あちこち飛び回っている井上さんがタイミングよくお店にいて、久しぶりに会えて嬉しかった。数年ぶりの再会でも互いに「お〜、どうも〜。あ、そういえばさー」みたいな感じで普通に会話を始められる人。自分の周りには多い気がします。明るいローテンションと落ち着き、しんどくならないポジティブさ。
帰り際にプロの淹れるコーヒーを軽く一杯ひっかけに星霜珈琲店さんへ。最近完全ネルドリップ式に変えたことなど、コーヒーのことを静かに熱くお話ししてくれました。研究家気質で探究心あふれる人々は興味が尽きなくて面白い。
夜長堂さんの「ようこそ、プシプシーナ珈琲」は9/13まで。
※今夜ウェブショップに新作をUPします。内容は先日の日誌の通り、時間はメルマガ登録されている方に一番にお知らせいたします。お楽しみに。
2016.8/30
コーヒーだけの朝ごはん。
昨日の夜はハンバーグ(テンション上がるハイカロリー)だったので、朝お腹が空かなかったのだ。これは実にかなしい。なぜなら食いしん坊だから。
コーヒー豆がそろそろ切れそうなので買いに行かなくては。この地でもようやく好みのコーヒー豆に出会えたので嬉しい。
コーヒー豆、砂糖、トイレットペーパー、なんでもそうだけど、たくさんあったものが残りわずかになってくると妙に心細くなる。そわそわして落ち着かなくなる。(だがストックはしない)
定番のティーマットのデータ取り直しとマイナーチェンジを決める。デザインは変わらないけど、厚みなど微調整をしてより良い方向へ行くように。その関係でちょっとスケジュールが前後するので、光が良ければウェブショップの撮影ができるかもしれない。
2016.8/28
私はストリックランドのようなアーティストではないけれど、書いてあることは痛いほどわかる。とは思っているのです。言葉で表せないから絵にするのが画家で、それを題材にして言葉や物語で表現したサマセット・モームはすごい。金原さんの訳もいいんだと思う。すごい本に出会うことができました。
立体作品のサンプル、ひとまず完成。
自分にとって立体の作品制作は思いのほか体力を使う。いきものをモチーフにして、表情や立ち姿、自立させるという構造的なことも考え、経験とアイデアを総動員させるとてもやりがいのある仕事。
大きなタペストリーや立体ばかりつくることができた若い頃と比べて体力が落ちているぶん、根気よく思考することができるようになったのが今の強みだ。自分で引き受けるべきところ、人に助けてもらうところ、もたぶん選択できている。(個人作業であっても、ひとりでは作品はつくれない) そして、今はできるだけものをつくるペースを上げている時期でもある。ひとまずつくってみたことで、これをどんな風に展開していったら楽しんでもらえるかのアイデアも出てきた。これはきっと楽しい。
今日の作業BGM
・Den-en H ZETTRIO
・星野源 くせのうた
2016.8/26
羊毛と少しの道具、身ひとつ、そして静かな環境。
何かをこの手からつくりだすことができるというのは本当に楽しい。
もう一つつくってきましたが、そちらはまたいずれ。
2016.8/22
熱量の高い人間はおそらくそのぶん表面的なテンションが低く、それでバランスを取っているのだという仮説
自分という暴れ馬は時になだめすかし、からかい、びしばし働かせ、たまに可愛がってやり、そうして自分自身で乗りこなしていくものである
2016.8/21
調子をみながら行ったり来たり
カゴはりやまオブジェ、carbonにお届けしました。
その他店舗さまへの納品ラッシュももうしばらく続きます。
また、ウェブショップの更新が遅れておりますが、実店舗さまへの納品が落ち着きましたらUPしていきます。お待ちいただけますと幸いです。
・シープ鉱石ブローチ
・ねこ&くまキーケース
・天然石×どうぶつブローチ(再販売)
を予定しています。
———————-
本日の作業BGM
・安藤裕子-パラレル 疾走感。
・安藤裕子-問うてる ピアノで始まる、ゆったり力強い感じが好き。
この2曲は、音はもちろん、歌詞もいいなあと思っています。なんだか昨日から安藤裕子さんDAY。PVを見ていていつも思いますが、本当に美しい人で毎度驚愕します。
2016.8/18
Space N-SEATさんに納品のお知らせ、更新しました。
詳細はリンクをご覧ください。
Space N-SEATさんは現代作家の器を主に扱っているギャラリーショップ。私がお店のご近所に住んでいた頃に通りがかり、器が見たくて入ったのが出会いです。オーナーさんとお話をしているうちに「実はフェルト作家なんです・・・」と自分で打ち明け、作品を見てもらい、それから早10年くらいのお付き合いになります。営業活動らしいことをやらない(やれない?)自分が、そしてあの頃の自分がよく「作家です」と言えたなあと思います。ここで初めて買ったのが陶芸家の原田晴子さんのミルクピッチャーで、原田さんの作品とフェルトを合わせてみたら相性が良く、ここで二人展もさせていただきました。好きな作家さんとご一緒させていただけるのが光栄で、本当に嬉しかったのをよく覚えています。長くお付き合いいただき、感謝です。
なんというか、最近の日誌はどうにも生真面目で気恥ずかしいな。
さて、N-SEATさんにはまだまだ追加納品が続きます。日々こつこつと、楽しんで制作しておりますので、またチェックしていただけると嬉しいです。
2016.8/17
2016.8/16
阪急百貨店うめだ本店でのイベント、今日無事終了いたしました。
ご来店、お買い上げ、SNS等で告知にご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。作家の皆様、JAMPOT&Guignol店主のお二人、本当におつかれさまでした。そして、心から感謝いたします。たくさんのみなさまにお会いできて、とっても嬉しい1週間でした。
テーマカラーを決めてお送りしたミニ個展「ヒツジフエルト博物館-trois-」。楽しんで頂けていましたら幸いです。今回はブルーとイエローを中心に、ナチュラルグレーやブラウンを添えて展示しました。私自身もとても楽しんで制作していました。(次はどんなふうにしようかな・・・)
こちらで展示販売した作品やアイテムは、またJAMPOTさん、ウェブショップにて販売いたします。もうしばらくお待ちくださいませ。
他愛もないお喋りやお仕事の話、ちょっとまじめなお話、何気なく交わす挨拶。最近、いろいろな世界にいるいろいろな人と関わることが特に楽しい。わたしは「作品を通じて世界とコミュニケーションをとる」。それは確かにそうだ。でも、自分の中にずっとあった世界対私、の構図が緩やかになってきている。つくるものも緩やかにまた、変化していくんだと思う。いいことがあるから笑うのではない。笑っているから良いことがやってくるのだ。たぶん。
2016.8/16
今年は西瓜を食べていない
気づけば夏が終わり始めている・・・
本日の作業BGM
・Beirut-Elephant Gun いい声
・Bibio-The Ephemeral Bluebell PVに海辺の羊が…!
・シャンタル・ゴヤ-男性・女性 イントロでがっちり掴まれた
・H ZETTRIO-Dancing in the mood とにかくアガリます
音楽にはまったく詳しくない。でも、仕事柄耳に心地のいい音をいつも探している。自分で自分を「ご機嫌さん」状態にしてあげることは、とても大事。単純に元気が出ます。
さて、今日は阪急スークでのイベント最終日。17時までですのでご注意くださいね。完売・品切れ等ありますが、いつ来られても楽しんでいただけるようたくさんご用意しておりますので、よろしければお立ち寄り下さい。それではよい1日を。
2016.8/14
こだわりや守りたいものごとと、仕事としての側面とを丁寧に考えながらお店を開けていらっしゃるんだろうなということが垣間見えて、来てよかったなあと思いました。
あっという間の夏休み。
でもあと1日、予定を空けている日があるのだ…
2016.8/14
一乗寺駅から、結構長くて急な坂道をひたすら歩きます。信号待ちで「この辺で食事ができるところはある?」と聞かれ、(住んでないんだけど・・・)と思いながらとても愉快な気持ちになってきて、近所の定食屋さんを紹介。気に入ってくれてたらいいな。
ここは旅先でもあり、長い年月を過ごした場所でもあります。
秋の気配と倒れそうなくらいの暑さ
嘯月楼にて、時間をかけてぼんやりと庭園を眺め(後ろでぽつぽつとお話ししていたのはフランス人の女の子たち。日本とフランス語の音とのコラボレーション、なかなか楽しかった)、突如のセミ爆弾にビビりつつ、堪能しました。
お昼ご飯はcafe猫町。ここも久しぶりで、今もこうしてやってくれていることが何より嬉しかった。ご飯、とっても美味しかったです。(以前よりさらにパワーアップした?)
サマセット・モーム、ブコウスキー、宮下奈都。次に読む本も買って、あまり遅くならないうちに帰りましょう。
2016.8/12
ふんわりと落下中。
そしてなかなかの角度で傾いています。
阪急百貨店イベント3日目です。
私の工房は街中にありますが、古い家屋を活かしてリフォームしてもらったところなので、街中のエアポケットのような佇まい。蝉の声も良く聞こえます。「スローライフ」「のんびりとした暮らし」やらには程遠くあわただしいけれど、朝、それに耳を傾けて「今日も暑くなりそうだ・・・」と思いながらコーヒーを落としていると、「ま、いっか。」と、持ち前のお気楽さがひょっこりと顔を出す。
みなさま、今日も良い1日をお過ごしください。私もいい1日を過ごします。
本日の作業BGM
・Arco-Speak 静かな朝の佇まい。
・Electric Tickle Machine – Part Of Me 好き。
2016.8/10
“シープ鉱石のブローチ”
「鉱石」と「鉱物」は違うものだそうです。マジか。
世界は私が知らないことだらけで楽しい。
言葉の流れの語呂の良さをとって、うちのブローチは鉱石ということにしておきましょう。
羊毛で作った石だから、シープ鉱石。
いつもフェルトの新しい可能性を考える。羊毛の持つイメージと違う、異質なものを作るとどうなるのか。とか。
数をこなすうちに、こうしてみるとどうだろう、と考えるようになるのは自然なことで、初期の頃と比べてやはり変化してきています。今回いい鉱石が採掘できましたよ。
白いシャツなどシンプルな服にぽつりとひとつ付けてみてください。ブルー系の石のピアスやリング、ブレスレットなどと合わせても楽しそう。
こちらも阪急スークに並べています。お手にとって、その硬質な手触りや色合いを味わってみてくださいね。
2016.8/9
阪急百貨店のイベントが明日から始まります。
動物ブローチの中の「落下するくまブローチ」に関する説明をさせていただきます。
こちらは12日(金曜日)17:00にお届けいたしますので、申し訳ありませんがご了承くださいませ。
また、なるべく多くの落下くまをお届けしたいと思っておりますが、どうしても時間のかかるアイテムですので、万が一品切れの際は何卒ご了承ください。
スマホケースの裏、屋号のタグ
簡単に外せるよう、ラフに4隅だけ縫い止めています。
(とあるメゾンがこういうタグの付け方をしていて感動したのでその影響)
こちらも阪急用。
本日の作業BGM
・MAX RICHTER-SLEEP 延々と作業をするときなど、本当に心地よい。
・Marvin Gaye & Tammi Terrell – Aint No Mountain High Enough 幸せな気持ちになる。
今日夜、搬入に行ってきます。
来てよかったな、と感じていただけるような展示になればと思っています。
無事今日を超えたら、美味しいものでも食べて、気持ちが良くなるところでお散歩などしてみよう。
2016.8/7
あなたは誰だ、
私の詩をこれから百年後に読んでいる読者は
私はこの春の富の中のただ一つの花、
彼方の雲の黄金のただ一筋をも君に送ることができない
-タゴール-
さてさて、
阪急百貨店のイベント、はじまります。
ヒツジフエルト博物館-trois-
展示を観る
好きなものを探す
使う
秋支度
いろんな楽しみ、お届けいたします
何はともあれ、お越しくださいませ。
暑い夏、お仕事、勉強、夢、現実、妄想、楽しいこと、大変なこと。それぞれの日々の中でいろいろあるであろうこと。それらをわくわくで包むことができれば。
実際に手に取って見ていただき、色や手触りでお伝えしたいと思ってます。
今回の在店は、
・8/12(fri) 17:00-21:00
・8/15(mon) 17:00-20:00 です。
在店中は作品の説明やご質問もできる限りお受けいたします。
(レジ担当中や休憩中はご容赦くださいませ)
2016.8/5
好みの音に出会うと思わず涙ぐんでしまうほどの感動を覚えます。
音楽やアートがあってよかった。最近、好きな音楽に出会える確率が上がっている。
ウエットフェルトのローリングの際、目を瞑って手の感覚と音楽に集中してやるととてもいい感じです。
フェルトメイキングは感覚的なもの、手のセンサーが重要なので手元の感覚に集中できるというか。
さてさて、近々、阪急百貨店イベントのお知らせをUPします。今回もミニ個展をさせていただきますので、ぜひぜひ足をお運びいただけると嬉しいです。暑い日が続く中、来てくださった皆様に少しでも元気をお届けできるようなものになればと思っています。
作業はまだまだありますが、来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、私も精一杯楽しんでおります。
2016.7/24
阪急百貨店、そしてJAMPOT本店と続いた天体観測展。本日無事終了いたしました。お買い上げくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、JAMPOT&Guignolの店主さま、ご一緒させていただいた作家のみなさま、本当にありがとうございます。皆さま、おつかれさまでした!
正直に言うと、一般的に暑い時期は涼しげな素材感のもの、アクセサリーがよく売れます。また、人気作家さんも多く出品されましたので、この時期に百貨店でミニ個展をフェルトで行って大丈夫かな・・?と不安もありましたが、多くのお客様にご覧いただき、また手にとっていただけて嬉しい気持ちでいっぱいです。
私は本当にこの仕事が好きです。ずっと続けるために、今の生き方になっているようなところがあります。ものを創り出すのは身を削るようなところも多々あるけれど、気分が盛り上がっている時なんかは「身を削るくらいで少しでも良いものができるならかまわない」と思います。(いつも盛り上がってちゃ身が持ちませんので、普段は冷静に淡々と粛々と作業を進めております。また、定期的な身体のメンテナンスも必須です)
それらの作業の果てに、出来上がったものをお届けすることが天命だと思っています。
若い作家さんたちの作るもののパワー、勢いもひしひしと感じました。またまた正直に言うと、今まで樹脂素材のアイテムはそんなにピンときていなかったのですが、今回、いろんな工夫をされた樹脂の作品を実際にたくさん拝見して、クオリティの高さに驚きました。
素敵なものを見ることができて本当によかったなあと思います。私もぼんやりしていちゃいけませぬ。
次は8月のお盆の時期に阪急百貨店イベントにミニ個展で参加いたします。また詳細はお知らせいたしますので、今回見逃した方々にも来ていただけるよう、がんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
2016.7/12
阪急百貨店での天体観測展で知人が購入してくれた鳩座のブローチを、「洋服に付けたまま洗濯してしまった」と報告が(結構あります、これ)。
あらら、早速メンテナンスかしら?なんて考えていたら、
「しっかり脱水までしてしまったのに、全然大丈夫だった!」と。
ピンをつけている部分も、ビーズ刺繍の部分も、フェルトブローチ本体も、全く買った時のままだったと。びっくりしたので報告した!と話してくれました。
すっかり洗われ脱水までされてしまった鳩のことを想像して「大変だったろうな、鳩。」と笑みが浮かんでしまいましたが、嬉しい報告でした。
ヒツジフエルトのブローチは、触っていただくとわかる通りしっかりと固くフェルト化させています。そしてピーズ刺繍の繊細な部分は、特殊な糸を使用しております。本革にピンを縫い付けて(革細工の縫いの素材を使っています)いる裏は、水に濡れても取れにくい接着剤を使用しています。
「丈夫にお作りしています」とはアナウンスしていますが、具体的な部分はあまりお話ししていなかったな・・・と、その知人のアドバイスを受けて、ちょっとお話ししてみました。(教えてくれてありがとう!)
使うものは丈夫で長持ちすることが大事だと思うので、表面的に現れる作品の部分と同様に丈夫さには気を使っています。
飽きたからと捨てられてしまうのではなく、自分はもう身につけないけれど誰かに譲ったりなんかして、アンティークのアクセサリーやぬいぐるみのように、どこかのアンティークショップなんかにひっそりと佇んでいられる存在になったらいいなあ、なんて夢見ていたりもします。
日本を超えて海を渡っている作品たちもあるので、それこそ流れ流れて蚤の市にひっそりと出ていたり。
そんな想像が楽しい。
他にも「猫に戯れられて家具の後ろに行ってしまったけど最近発見した」とか、いろいろと受難も多いようですが、いろんな作品がそれぞれの場所で元気にしているようです。
(あ、もちろん、気をつけてお取り扱いいただけたなら何よりです。笑)
または、「ずっと使ってるよ」と10年もののキーケースとかコースターを見せていただくこともあったりします。続けてきてよかったなあと思える瞬間の一つです。作品が「ヒロタのもの」である時間はごくごくわずかで、皆さんの手に渡ったならそれはもうその方のものではありますが、その後のお話を聞けるのはやっぱり嬉しいものです。
阪急百貨店の天体観測展にお越しのみなさま、ご購入くださったみなさま、ありがとうございました。引き続き、現在JAMPOT本店での天体観測展に参加中です。どうぞよろしくお願いいたします。
2016.7/6
木星にはたくさんの衛星があります。その数53〜64。環の構造を保たせる役割を果たしている衛星もあるらしく、この環が拡散してしまうのを封じる働きをしている衛星を「羊飼い衛星」と呼ぶそうです。うまいし、いい名前だなあ。
宇宙が好きなのは小学生からですが、大人になってから宇宙の星々や地形に素敵な名前がいっぱい付いていることを知りました。
星本体の構成などについては台紙裏にまとめた説明文章を読んでいただけたらと思います。
さて、ヒツジフエルトの土星の本体はイエロー系の縞模様。糸も入れ込んでフェルト化させています。環はこのイエローと相性が良く、適度に環が目立ってくれるセージ色を選びました。
実在するものを作品にしていくとき、実際の部分とアレンジする部分とを考えて作品に落とし込んでいくのが楽しい。
次は天王星をご紹介します。
2016.5/31
縞模様が特徴的な星ですね。
明るい筋をゾーン、暗い筋をベルトと呼び、ゾーンでは東から西へ、ベルトでは西から東へと互い違いに風が吹いています。学校の授業でも習う重要語句「大赤斑」は大きな暴風の渦で、目玉のように表面に見えています。地球3つ分の大きさがあり、400年以上ずっと存在していると言われていますが、どのようにできて、なぜ長い間消えずに存在しているのかは明らかになっていません。
また、視認は難しいのですが、環もあるそうですよ。
不思議なこと、わからないことをこうやって知るたびにわくわくします。
印象的な筋模様な木星。私は射手座で、守護星が木星でもあるので特に気になる星です。筋模様や大赤斑を、木星に合うような糸をセレクトして表現しました。色合いも木星のイメージを大切にしてお作りしています。
ちなみに、私がよく作品名に使う「カリスト」は、木星の衛星カリストから取っています。
私が作ったパラレルワールドのような空想の世界では、カリストは星降る星。カリストの羊がたくさん住んでいます。(という、想像です)
カリストの羊は現在完売中ですが、カリストの雫ブローチは2点ほどウェブショップにございます。2013年のコレクションで数少ないので、気になった方はヒツジフエルト縮絨室を覗いてみてくださいね。
現在実店舗ではこちらのショップで販売中です。
また、ウェブショップのヒツジフエルト縮絨室のみで冥王星をプラスしたバージョンを限定販売しています。2006年に太陽系の惑星から外され、今は準惑星になっているのですが、占星術では重要なポジション。近年の調査で2015年に鮮明な画像が撮影・公開されたこともあり、制作しました。
それまでの写真はぼんやりしたアイスの実みたいなものしかなかったので、くっきりした画像にとても興奮したのを覚えています。
次は土星のコースターをご紹介します。
2016.5/17
この赤茶を表すために何色もの赤や茶の羊毛をミックスし、またマリネリス渓谷を中央付近に配置しています。点々はタルシス高地の火山群を表しています。この向こうに、かの有名なオリンポス山があります。
太陽とは違う赤茶系の色合いに仕上げました。火星の写真としては1980年にバイキングが撮影した画像が有名で、それだともっと黄土色っぽいですが、他の惑星コースターとの兼ね合いや火星が持つイメージ(火や赤、戦いの神など)を意識し、あえて赤っぽくしています。
火星にはキンメリアの海、子午線湾、アキダリアの海、シレーンの海などなど魅力的な名の場所がたくさんあり、名付けの由来や地形など調べていくのも楽しい。
これはどの星にも言えることではありますが・・・(月の地名なんて、かなりドキドキします。ちょっと厨二心をくすぐられます)
2016.5/13
青は、何色ものブルーをミックスさせており、白い雲は真綿の絹を使用しています。
今までご紹介した水星・金星と同じく地球にも絹素材を入れ込んでいます。絹と一言で言っても、使用する種類・部位によって多様な表現をすることができます。動物性なので、羊毛とも馴染みやすくよく扱う素材です。
一見桐箱にも似ているこの木箱は、ファルカタというマメ科の木を使用しています。マルク諸島・ニューブリテン・ソロモンに多く分布しています。清潔感があり軽くて丈夫、すっきりとした白であることから、こちらの素材を選びました。
ヒツジフエルトのオリジナルスタンプを捺印しています。
実店舗では一枚ずつのバラ売りもさせていただいていますが、箱入り標本箱の方はかなり割安にしております。ギフトとしても贈りやすい箱入りです。
2016.5/12
金星はとても分厚い大気の層に覆われており、その様子を表すために、様々な色とシルクスライバーをカーディング(ミックス)させています。金色と、羊毛との質感の違いでコースターの表面に変化をつけています。
グリーンがかったスモーキーなセージ色や生成りなど、気に入っている色をたくさん使って制作していることもあって、個人的に好きな作品に仕上がりました。
2010年にJAXAによって金星探査機あかつきが打ち上げられました。金星を調査することによって、地球がなぜ生命溢れる星となったか、その手がかりが得られると考えられます。地球を知る上でも、重要な星の一つです。
次は地球をご紹介します。
実店舗ではこちらのショップで販売中です。
また、ウェブショップのヒツジフエルト縮絨室のみで、冥王星をプラスしたバージョンを限定販売しています。
2016.5/12
というわけで、あまり詳細がわからない星なので、どのように仕立てようか悩みました。今までに撮影された画像や、無数のクレーター等の存在から想像を膨らませ、染められていないナチュラルグレーの羊毛に金に染めた絹の繭を入れ込みました。グレーだけという案も考えましたが、ちょっと地味かな?と。質感・色的に変化をもたせたいなと思い、このような仕上がりに。金の繭は硬めなので、ちょっとざらりとした質感になっている所と、グレーとゴールドの組み合わせが気に入っています。
まだまだわからないことだらけの星です。「計測されていない空白領域が多く探査が遅れている」なんて聞くと、余計に好奇心を刺激されます。
実店舗ではこちらのショップで販売中です。
また、ウェブショップのヒツジフエルト縮絨室のみで、冥王星をプラスしたバージョンを限定販売しています。2006年に太陽系の惑星から外され、現在では準惑星になっているのですが、占星術では重要なポジション。2015年に鮮明な画像が撮影・公開されたこともあり、制作しました。
次は金星のコースターをご紹介します。
2016.5/9
早々に行ってくださったとの報告やお買い上げのご報告もいただき、うれしく思っています。ありがとうございます。
行ってくれた友人曰く、ショップのスタッフさんにお話を尋ねると、各アイテムのことを詳しく話してくださるそうです。私も先日ご挨拶に伺い、気さくな皆さんにお会いしてここに置いていただけてよかったなあ、と改めて感じました。宮下奈都さんの書籍「羊と鋼の森」とカリストの羊を店頭でコラボしてくださったりも・・・。
羊と鋼の森は、ピアノの調律師を目指す男の子の物語です。週刊文春webのインタビュー記事で、宮下さんがご自身のピアノを調律してもらった時に「もう40年以上経っていますが大丈夫ですか」と聞いたら「まだまだ大丈夫ですよ。このピアノの中にはいい羊がいますから」と調律師さんがおっしゃった、というエピソードが好きです。ピアノはフェルトのハンマーで弦を叩いて音を出すので、そのフェルトのことを言われたのだとか。(昔の羊はいい草を食べて育ったから毛質がいいそうです。)
ここまで語っておきながらまだ拝読していないのがお恥ずかしいのですが、私も高校3年までピアノを習っていたので、何やら浅からぬご縁だなあ、と勝手に思っています。近いうちに読もう。
今はウェブショップに新作をUPするために目下制作中です。時間をかけてじっくり制作するものも作っていますので、今しばらくお待ちくださいませ。
2016.4/19
沖縄滞在中の知人から、先日富士山ブローチを沖縄のお店で見つけてびっくりした!と連絡をもらいました。いろいろな場で見てもらえる機会がふえて、時々こうして連絡をもらって、ありがたい限りです。
そして、その「場」がまた増えることになりました。(詳細はお知らせにて)
東京・池袋のナチュラルヒストリエさま、totoaさま、神保町いちのいちさまにて販売をスタートいたします。多くの方に手に取って頂けますように。
自分ができることは、毎日の物事。そういう身の回りのことを整えて、暮らし続けていこうと思います。
2016.4/5
玄米を買ったので、最近玄米ごはんを炊いている。
こだわっている訳ではまったくなくて、気分で。
(というか、夜遅くにお米を買いに行ったので、2kgの白米がもうなかった。)
ずぼらでめんどくさがりな所が多々ある。白米は浸水もせずに弱火でじっくり炊いて(土鍋で、蒸らし含めて30分くらいで炊ける)いる。玄米を炊くときはさすがにちゃんと一晩置く。食べるときも、歯ごたえの関係上必然的によく噛む。私はご飯好きで、炊きたてが一番美味しいし、炊飯器も保温器もレンジもないので、暖かい炊きたてのうちに食べたい、といつもいっぺんにたくさん食べてしまうのだけど、玄米だとよく噛むので自然とそれがなくなる。あと、チャーハンもぱらぱらに仕上がりやすい。
結果的によかったなあと思っている。
それでも、いりことアーモンドとオリーブオイルで炊く弓田式ごはんを毎回炊いていた時期もあったりする。それは弓田式に好奇心が湧いたからで、実際にすこぶる美味しかったので。
自分の強い意志で食事の量や質をコントロールできる人というのはいる。私にはそういう強い意志みたいなものはないので、その時々の流れや好奇心の赴くままの炊き方をその時々でやって、結果的に良い感じでした、くらいがちょうどいいみたい。
2016.3/14
ウェブショップを始めて丸3年、時にはアドバイスをもらいながら、手探りで続けてきました。撮影をして、画像を編集し、文章を考えて、メールマガジンで時折小さなコラムを書いたりして皆様にお届けし、ご注文があったらいそいそとラッピング。ウェブショップとイベントの際に不定期でお配りする手書きの「ヒツジフエルト通信」も書きます。アイテムを並び替えたり、売り切れたらカテゴリーを移動したり、細かくて地道な作業が本当に多いです。ようやくそれにも少し慣れてきて、楽しくなってきました。(もちろん、まだまだ至らない点もありますが。)
作品ができあがった時の充足感や喜びと同種のものを、アイテムをひとつ登録して実際にアップロードしたページを見る時にも感じます。
今まではずっと「つくる人」で、苦労も含めてつくることが楽しくてやってきたので、ウェブショップの運営は大変さの方が勝っていたように思います。お客さまにお届けするのはほとんどお店の皆様にまかせっきりだったなあ。
今は、ウェブショップで皆さんとのつながりが広がるのを感じていて、それが一番のパワーになっています。また、実店舗で人気のものでもウェブショップだとそうでもなかったり、意外な(?)アイテムがぽろっと旅立っていったり、そういう意外性も面白いです。
そういえば、今日はホワイトデーでしたね。
男性の皆様は、どんなプレゼントを選ばれたのでしょうか。
「ホワイトデーの贈り物にもどうぞ」とどこかに書けば良かった…
…と、あとで気づくこともしばしば。
2016.3/13
オーダーの室内履き。
近頃はあまり使わない色だけど、こうして見てみるといい色だなあ。赤と臙脂のぽってり感。
台湾のCicadaの曲”Over the Sea”が素敵。2分30秒辺りの半音の変化が、はっとする。環境問題という、一見かたいイメージのテーマをきれいな音楽にしている。
全ての芸術は音楽に嫉妬するって誰の言葉だったっけ…と調べたらニーチェだった。便利な世の中だ。
あとはSNSで教えてもらった、パリのカフェの音を聴けるサイト。お喋りや食器のふれあう音に重ねて、雨や車の通る音がカスタマイズできるのがお気に入り。
2016.3/11
ウェブショップの準備中。
撮影、加工、サイズの計測、文章を考える。
昨日は梅田まで出て、案の定迷った。
梅田で行く画材屋が、ちょっとわかりにくい所にあるのだ(ということにしておこう)。
画材屋などでふいに見つける便箋や封筒、カードといったものが好きで、ウェブショップのアイテムに対応するようなモチーフの紙ものを見つけたら買っておくようにしている。ギフトラッピングでなくても、包みを開けた時に、そういうもので一筆書いてあったらちょっとわくわくしてもらえるかなあ、なんて考えながら。全部のアイテムに対応している訳ではないので、どのアイテムなのかはお楽しみ。
最近、夕方になると20分くらい視界がわるくなる。チカチカとノイズのようなものが見えて、どうも目が見えにくい。PC用眼鏡がいよいよ要るのか…
2016.3/10
これしか取り柄がなかったもので、と、続けてきた理由を後ろ向きに考えればきりがない。でも、表現する事で生計を立てようとするなんて、根が楽観的で前向きでなければ続けていられないだろう。
(あるいは単純に、引き返せないところまできてしまったからか)
本当は後ろ向きでネガティブ、でも本当は楽観的。本当は自信がない、でも本当は自信がある。本当に才能ないなあと思う、でも本当は才能があると思う。そんな風にいくつもの「本当は」をミルフィーユ状に重ねながら、ふとしたきっかけでサクサク崩れてしまいそうな、でも案外簡単にくずれなさそうな、そんな中で生きている。重なった思いの中にいるままでも続けていけばそれなりにどっしりしていく。
2016.3/8
ヌクヌクな2月展(柏市 うつわ萬器)
京阪神zakkaマルシェ(阪神百貨店)
ワークショップ(foo,kocka)
いずれも無事終了いたしました。
ご参加下さった皆様、お買い上げ下さった皆様、告知にご協力下さった皆様、誠にありがとうございます。
いくつかのイベントはこちらに告知する前に満席になったり、制作スケジュールが逼迫で事前お知らせができず、申し訳ありません。
移動の合間に投稿できるSNSでは随時お知らせをUPしていますので、もし宜しければこの機会にご覧・ご登録頂けますと幸いです。
twitter(Ryoko Hirota)
instagram
facebook
ここを長く読んでくれている方にはおなじみの話題かもですが、比較的ハードワークな職業なので、整骨院通いは命綱。
引っ越しなどで環境が変わると新しい整骨院を見つけるのが恒例行事です。
いろんな先生がいる中、今の先生は「やれるところまで無理して無茶してやってきなさい。そのあとのメンテナンスをするのがこっちの仕事」と言ってくれるので、私の性格に合っています。
最近は浮腫が笑えるくらいハンパなく、昨日はアンパンマン状態の顔をゴリゴリしていただきました。
顔も凝るらしいです。顔の凝りが首や肩の凝りにもつながっているとか。
体力はあまりないけれど元が丈夫なので、おかげさまで風邪やインフルエンザで寝込む事もなく、元気に過ごしています。
あとは田口くんが脱退するという話題になってから気になりだしたKAT-TUNに癒される毎日。
田口くん、あんなにダンスがかっこいいのにもったいない・・・
男女問わずのアイドル好きですが、その時々でブームがあり、今は若めのジャニーズの魅力にとりつかれています。その仕事への姿勢を見て自分の仕事の参考にすることも、あるのですよ。
変化することに、どうしても寂しさを感じてしまいます。「あのグループにいるあの人」が抜けるというのはいろんな意味で大きい。私も、周囲のお世話になっている皆さんの人事異動や業務形態の変化へのさびしさを感じる事も多いです。でも、変わらないものはないからなあ、仕方ないものは仕方ないしなあ、とも思います。こういうことは今までにもいくつもあったし、これからもそうだろうし、そういうものなのだ、と。
寂しさに慣れていくことについて、ちょっと考えてみようかな。
2016.1/21
1月1日で、活動16年を迎えました。
作品を通じて支えて下さっているみなさん、周りの人々に支えられての16年。
いつもありがとうございます。
阪急百貨店でのミニ個展は無事終了いたしました。
たくさんのアイテムが旅立ちました。お越しのみなさま、告知に協力してくださったみなさまには、感謝の気持ちしかありません。ありがとうございます。
また、アヴリル梅田店でのバッグワークショップも無事終了いたしました。
こちらで告知を行う前、12月のうちに満席となり、キャンセル待ちのお客さまもおられたとのことで、参加頂けなかったみなさま、申し訳ありません。
みなさん、それぞれに素敵なバッグを仕上げていかれました。
アヴリルさんでのバッグワークショップは3回行いました。毎回、おひとりおひとり個性あふれるバッグができるので、私も毎回楽しみにしています。
さて、現在は2月の各イベント準備中です。
・うつわ萬器 グループ展(2/13~27)
・京阪神zakkaマルシェ(2/8~14)
・fooさんにてワークショップ(2/27)
を予定しています。
2016年、始まってまだ1ヶ月もたっていないのに、世の中ではさまざまなニュースが毎日のように流れてきて、すでにお腹いっぱいになっている感もあります。
いろいろと目移りしてしまいがちですが、気持ちを落ち着けて、目の前にある、日々やるべきことに向かって、すごしていけたらと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。