2010.3/23
やることが決まっているのなら、迷っている時間がもったいない。
目下制作中でございます。
すべての皆様、暫くお待ちくださいませ。
廣田さんちの晩ごはん。
ごはん、アボカド納豆、温泉卵、桜の緑茶、食後にコーヒー。
お腹いっぱい、満足です。身も心も満たされ、制作に戻ります。
シフォンの布がもうなくなる。明日買いに行かないと。
最近はメリノウールばかり使って制作していたから、久し振りのコリデールに私の手のひらセンサー、ちょっと戸惑う。
2010.3/18
たまにはぼんやりと散歩でもしよう。
ストレッチをして丁寧に体をほぐして、一つでいいから欲しいものを買う。制作をしない日を作る。植物園か、詩仙堂に行く。何にも考えずに、スケッチブックに鉛筆を走らせる。好きな歌を歌う。素敵な部屋が沢山出てくる映画を観る。心と心で素直な会話を楽しむ。
自分はもっといろんなことができるんだと、もっと信じていたいから、それらのために大らかさと自由さを取り戻したいなあ。
するべき作品はもちろん創るし、創りたい。
毎日について「どうしてだろうか?どうしようか?」と考えてみても明確な答えは出ず、この世では定番の「正しい答えがないグレーの世界」を堪能しながら、うまく日誌を書けない日々が続いて、書きたいことがない訳でもないのに気持ちを言葉と文章に乗せられなくて、それが少しもどかしい。でも、自分のすべてを書く必要はない。ここを気ままに読んでくれる人がいて、楽しんでくれれば本望。言葉の力を信じているけれど、言葉はすべてではないと思うから、頼りすぎないようにしたい。
お知らせ更新しています。お届け先は大阪のSPACE N-SEATさん。洋梨モチーフの作品はコースターにしろティーマットにしろ、どれも作業工程が多く手間のかかる作品たちなのですが、毎回違う表情を見せてくれるので、そういう所が作っていて楽しい部分です。去年あたりからテーブルウェアの注文が(私的には)めっちゃ増えて、今もたくさん依頼していただいているので、がんばろう。 好きなんです、この生き方。
2010.3/13
お知らせ更新しています。デジカメケースお待ちの方々、関東方面の方々、お待たせいたしました。
自転車に乗れるようになりたいというのは現実的な願望で、自転車になりたいというのは非現実的な願望だと小林賢太郎さんがDROPで言ってましたっけ。
自転車になりたい、とは流石に思いませんが、欲求の多い私は、ああしたいとか、こうしたいとか、あれが欲しいとか、こうなりたいとか、そんなことをよく考えています。現実的な願いも、非現実的な願い
も、ごちゃまぜになっていて。どんな願望も、かなえられるものは、人より何倍時間がかかっても、自分のペースを保って、叶えていこう。自分の力ではどうにもならないことは、無理しないでいこう。そうしていたら、思うようにならない願望が、自然にどうでもよくなってくるのです。きっといい意味で。
一昨日は炊き込みごはんを作り、昨夜は知人のライブに行って来ました。
忙しくて、創る作品がいっぱいあって、創りたいものもあって、すごく嬉しくてありがたいのですが、家でごはんを炊くとか、お掃除や洗濯をするとか、違う人の作品(歌)に触れるとか、そういう時間も持っていないとどんどん自分が「何か」からずれていくような気がしているのです。
ベランダでぼーっとする時間、というのが不足しているので、次のお天気の良い日には、きっと。
人間だって光合成。
ひとりもいいけど、そういうのが好きそうな人と一緒に光合成するのも、いいかもね。
2010.3/5
2010.2/24
暖かくなったので、月下美人の鉢植えをベランダに出しました。また寒い日はありそうだけど、それでもだんだん、春が近づいてきている。流れていく日々に負けないように、がんばりすぎてへこたれないように、バランスを取って舟を漕ぐ。しかし体がだるいなあ。もうすぐ3月だから仕方がない。
次のお仕事はきっと長丁場。サンプルを制作して、見本を準備しなくては。参考作品の写真もいくつかあったほうがいいかな。とかいろいろ考えてみる。それから追加作品の制作があって、3月はお店さんからの注文作品があって。ありがたいです。作品を創ることと生きていくことが、精神的にも金銭的にもリンクしている。
私は人との別離や別れがとても苦手で、ゆえにどこか人と一線を置いて付き合っているような気がしているのですが、それでも京都に戻って6年以上(多分)が過ぎて、長い付き合いの人達が増えてきて、そうすると一線を置いてばかりではいられない状況になってきました。これはきっといいことなんだろうけど、苦手です。なのにさびしがりだから、ひとりでめそめそしていたりします。作品を創ってそれらと対峙して、いろんな場所に送り出す作業は、とても共生的で、だから大変なこともあるけれど安心します。
今日、思いもかけず、また観たいなあとずっと思っていたゴダールの「男と女のいる舗道」を貸してもらいました。今夜はそれを観ながら眠りにつきたいと思います。
お気に入りの薔薇の入浴剤でリラックスしたし。
さあ、また明日。
2010.2/23
garconniereさんのイベント、5eme anniversaireにあわせた作品が出来上がったのでお送りする。今回はリクエストのありました定番かご針山オブジェをこんな感じで。
2010.2/15
2010.2/14
お知らせ、更新しています。
たまには制作以外のことも書いてみようかとパソコンを立ち上げてはみたものの。私生活は紆余曲折、よく動揺しているので内容を書くのはちょっとはばかられます。今雨が降っていて、その音に耳を澄ますと心が洗われるよう。本当に洗われればいいのにな。妄想力、想像力のたくましさに定評のある私も、現実の強い力に圧倒されて打ちのめされる時があったりするのです。こんなときは、より丁寧にお仕事して、ちゃんと自分の心と向きあって、静かに、強く過ごしていくしかないなあと思うし、そうする努力をしています。こういうのが、プロ根性?だとしたら、一個人としては微妙。もちろん、こうやって生きていけてて、屋根がある家に住んで、ごはんも食べられて、作品が創れるという状況にはとってもとっても感謝しているのです。自分も努力したと思う。でも、そんな努力や小さな自尊心が、何の役にも立たないことだってあるのです。
今日はバレンタインデーだったので、たくさんチョコレートものを食べました。女子なのに、なぜ?モテモテ嬉しいけど。外国では男性が女性にお花を贈る所もあるそうだし、贈り合うのって素敵なことだから何でも良いのですが。数ある頂き物のなか、一番の衝撃はチョコレートコロッケでした。お腹いっぱい幸せいっぱい。
2010.2/12
夜中2時半過ぎです。鞄がほぼ仕上がって、あとはこの作品に似合う裏布を探さなければなりません。こうして形になっていくのは楽しいものです。さっきまではティーコゼを制作していました。sahanさんに向けての作品で、うちひとつはオーダーでした。注文を頂くのはほんとうに嬉しい。sahanさん分もお客様分もよい感じに仕上がって、嬉しくておかしなテンションになっています。着ぐるみを着たいくらいです。
たったひとりの人間の手から、いったいあとどれだけ作品を創ってお届けすることができるか分からないけれど、私はこれからも、限界までがんばります。特に、鞄とかティーコゼとか、立体的な作品を創るのが異様に楽しい。
「忙しい時ほど集中して、丁寧な仕事をせなあかん」 これはある人から教わった、私がいつも心に留めている言葉。自己流でいろんな言葉に置き換えています。「つらいときほど集中して丁寧な仕事を」「楽しい時ほど集中して丁寧な仕事を」。などなど。日々いろんなことがあって、いろんな感情が心の中を行き交う。だからこそ、集中して丁寧な仕事をしよう、と意識しています。そうしていると、だんだんと落ち着いてきて、不思議と穏やかな自分が取り戻せるのです。
これをお届けしたら次の制作が待っています。
またまた、暫しお待ちください・・・
2010.2/10
carbon10周年イベントにお越しくださった皆様、お買い上げくださった方々、本当にありがとうございました。無事無事、終了です。
会場になったホテルのスイートルーム。あんなリッチな場所に入るなんて、この先ないでしょうなあ・・・うちより広い!
そしてまた、日々の制作を進めています。各店舗さま、お客様、しばらくお待ちくださいね。
同時進行で、鞄も制作中。これはどこにお届けするかは決めていなくて、nouvelle vague.といえば鞄、という原点を思い出しながら制作している作品です。原点をしっかりやりつつ、次のステップへの準備も確実に進めつつ。創っていたいからやっているし、人とつながりたいから創っている気もします。案外、寂しがりなのです。
私はわがままなので、自分が創りたいものをつくって、それが認められたいという願望があります。やりたくないことをやっても楽しくないし、それは作品にもお客様にも伝わるから。でも、根強く人のことを考える自分もいます。作品に関しては、今は、その両方のバランスをうまく取るように努力して創っていて、多分、これは間違っていない気がします。こういう気持ちは、私自身にも言えることで、ありのままの私を認めてもらいたいという願望があるのに、やたら人のことを考えてしまって、言いたいことも言わずに無意味に神経すり減らしたりしています。ああややこしい。
まあ、わたしのせいだけではないだろう、とタカをくくっていたりもしていて。
立春も過ぎました。