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ヒロタが綴る日々の出来事

no title

2009.8/16

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実家に帰省する際には金沢に寄る、というのが恒例となっています。
最近の話ですが。

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二枚とも金沢21世紀美術館のもの。
多くの作品が無料で観られて(どちらも作品です)撮影も自由に出来る。
老若男女多くの人達が訪れて楽しんでいる。
美術館って、作品って、こういうのがいい。ライトな感じ。いい意味で。

今回の帰省で思ったことは、
案外みんないい加減なんだよねえということ。
私は真面目すぎらしいよ。
もっと適当に生きて大丈夫らしいよ。
だって皆案外適当だしね。

と、自分の周囲をぼんやり見渡しながら思ったのでした。

京都に戻って来た日、その足で同時代ギャラリーに行きました。
上海に住んでいる知人が京都で個展をしていて、
その最終日に滑り込み。
随分久し振りの再会でした。
住む場所でも技法でもなんでも、ずっと同じだと飽きてしまうらしく
色んな環境に身を置いているそうです。
今回は絵の展覧会でした。
彼女の作品は、ろうけつ染しか観ていなかったのでとても新鮮でした。
表現するって、いいなあ。やっぱり。
そんな世界の端っこに身を置いている自分は幸せもの。
たぶん。

自宅に帰ると帰省前に制作していた作品が私を迎えてくれました。

がんばろう。

米寿を迎えられた方のお誕生会に行ってきました
88才です すごいなあ

会の場所はとある素敵な居酒屋さん
日本酒や焼酎の種類が沢山ありました
器は古い染め付けの骨董品を多く使っていて
でも全然格式張っていなくて 良い雰囲気
私は楽しく食べて飲めるお店なら何処でも良いタイプですが
いいお店も勿論好きです
店主お手製の手打ち蕎麦も美味しかったですし
何と言っても今日の大きな出来事は
生まれて初めて鰻の肝煮を食べたこと。
以外に大丈夫でした
でもドキドキしましたよ、やはり。
(内臓系は苦手なのです)
私も大人になったなあ・・・

文字に関わるお仕事をされていた方で

活字離れが言われているが、活字は死なない。大丈夫。

人間は対になって初めて一人前になる。
形にこだわる必要はないから 人生を通して共に在る
対の存在に出会いなさい。

と仰っていたのが印象に残りました
ちょっとガラスの仮面を思い出しましたが
(分かる方だけわかってください)
なんとなくは理解出来ました
88才のこの方が 形にこだわる必要はないと仰っていたのが
なんかいいなあ、と思いました

7月さいごに

2009.7/31

20090803.JPGのサムネール画像

10月から11月にかけて個展をするので
本日はギャラリーの下見に行って来ました
大阪は堺市にあるama galleryさん
雑貨店でギャラリーを併設している 一軒家の素敵なお店です
昨年より、秋冬春先にかけて作品を置いて頂いています

お店の右奥に階段がありまして
上ると真っ白い空間があり、そこがギャラリーです
頭上に気をつけていないと
150cmの私でも頭をぶつけるくらい天井の低い、
でもとても素敵な屋根裏ギャラリー
この空間をどう使おうか
目下、作品と共に思案しています

ちょうどいらしていたお客様が以前
洋梨コースターをこちらで購入して下さったとかで
嬉しくお話しさせて頂きました
今回のテーマ「Kitchen」のバックグラウンドにあるお話を
ちょこっとさせてもらったり

帰りにはカレルチャペックの紅茶と
美味しいクッキーをお土産に頂いて帰宅
いつもすみません
・・・でもとってもうれしいです

夏の大人

2009.7/28

曇りの日
家中の窓を開けて風を通し
扇風機の風を受けて
蝉の声を聴きながら
ごろり、横になっていると
子供の頃の夏休みを思い出します

レモングラス
生姜
菩提樹の花
レモンピール
ブラックベリーの葉

が、ブレンドされたお茶を 最近よく飲みます
夏でもなるべくお茶は温かいもので

20090724.JPGのサムネール画像

自分が台所に立つのも以外と好きで
今日は来客があったので
ちゃんと料理を作りました

メニューは
・トマトと生ハム、バジルの冷製パスタ
・手抜きサラダ
・スモークチーズとオリーブ
・アイスワイン

野菜中心なイタリアン。

作品をつくることもそうだし こうやって
人をおもてなしするためにいろいろ考えを巡らせるのは
単純に楽しいし いいことなんだなあと思います

人のために自分ができる事を考える。
どんな作品が創れるのかも考える。
自分が生きることについて想う。
生きるために何をしようか そして
台所という場所について思いを巡らせる。

苦しい時ほど、強くありたいと思います。
笑いたいと思います。

それでもどうしても駄目な気分の時は
膝など抱えて丸くなり
わんわん泣けば、いいと思います

タイミング

2009.7/21

グラナダ版シャーロック・ホームズは
いつ観てもいいなあ。
ストーリーや映像もさることながら、
ジェレミー・ブレッドの演技が素晴らしい。
洋服の着こなしもとても素敵。

体全体がだいぶ悲鳴を上げて来出したので
しっかり整骨院へいってきました。
疲れが溜まってくると、集中が続かなくなって
普段ならやらない失敗や選択ミスをしてしまうものです。
しょんぼりしている場合ではない
自分のメンテナンスは自分で。
やらなきゃならないことが沢山あります。

ところで
ある作家さんのHPを拝見していて

人生で大切なのはタイミングらしい
だけど本当に大切なことはタイミングを外してやってくる
タイミング悪過ぎで犠牲なしにはそれを選べなくて
選ぶにはかなりの気合が要るんだけど
本当に大事だと思ったら
それでもそれを選択しなくてはいけない
その決意や覚悟をみるために
神様はあえてタイミングを外すのだ

といったくだりがあって
成る程なあ、と思ったのでした

生きる事への野心

心を晴らすことが出来るのはやっぱり
素直さと真っ直ぐな心

話は変わって
今日、絵に描いた様な「天井から水漏れ」を体験
いやはや、びっくりです
木目の天井の隙間から水が ざあ と漏れ出す
後始末やら掃除やらも面倒でしたが
ちょっとわくわくしました
そんな私は不謹慎かもしれません
ただただ平坦な日常の中でふいに起こる
こんな出来事のような
印象的な作品
・・・というのも、創ってみたくなります

no title

2009.7/16

今日はずっと自宅に居て、夕方から所用で出掛け、
帰宅後は今日届いた資料に目を通す。
作品を通して新たに素敵な出会いがありそう。

街は浴衣を着た女性が沢山歩いていました。
明日は祇園祭のハイライトでもある山鉾巡行。
あいにく天気予報は雨。
今まではまともに祇園祭を観ていなかったのですが
今年はちゃんと観たいなあなんて思ったり。
ここの所、微熱続きで体調がつらいので行けないかも。
もともと、人が多い所は得意ではないです。
最近は、出来る限り家に居たい。
夏バテかもしれません。むむ。
ちゃんとごはんを食べないと。
負けてなどいられませぬ。

6:00PM

2009.7/10

20090710.JPGのサムネール画像

資料が山積み。↑

無事に書き終えました、個展のプレスリリース。
今回のテーマは、個人的にかなり気に入っています。

「Kitchen.」

これがテーマです。
キッチン。つまり台所。
単純にテーブルウェア中心の作品展、
というわけではなくて、いろいろと想いがあり、
このテーマに至りました。

詳細はまた後日。

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2009.7/10

今日は祇園祭のお囃子が出ていました
河原町通りはたいそう賑やかで
通り過ぎたあとは静かで、少しさびしくなりました
街中の様子とはあまり縁のない日々を送る私は
ほぼ決まりかけていた個展のテーマをひっくり返して
ちがうテーマで進める事を決断しました
前のテーマが悪かった訳ではなくて
今日、音楽を聴いていた時に
自分が今本当にやりたいことや やるべきことや
思っている事が露になってきて
「これだな」と感じたからです

物事は思慮深く、けれど一度決めたら勢いよく進めよう。
そして本来、自己表現というものは恥ずかしいもの。

今日私が思った事です・・・