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ヒロタが綴る日々の出来事

昼から大雨が降ってきました。
雷の音には少しびっくりしましたが、大丈夫。
大雨が降っていると 傘をささずに外に出たくなるのは私だけだろうか?
天から降るものに身をまかせて 自分にくっついている余計なものを
ざあざあすべて流してしまいたい様な気持ちになります。

余計なものってなんだろう。

人によってその”余計なもの”は様々だと思うのですが
私は、余計なものの中にも
この世で生きていくのにあるとよいものが存在する気がします。
それまでは流してしまいたくないなあ、と思うのです。
人によっては「表現する事」が余計なものになる場合もあります。
表現する という作業の中には、感情の振り幅が大きいこと
正負の感情が豊かであること 時に非生産的であること が含まれていて 
私にとっては必要なものだけど、周りにとっては大変だろうな。
それでもこの”余計なもの”は、私にとっては必要なものだから
手放すわけにはいかず。
余計なものから豊かさが生まれる場合もある。
そしてその豊かさが、ほんとうは必要なものであると、私は信じたい。

そんなことを考えていた、雨降る日のお話。

体のあちこちがギシギシいっています。
好きな言葉ではないのですが、単純に「忙しい」からだと思います。
やらなければならないことが山積中。でも本当は
のんびりゆるゆる、だめ人間な自分のほうがどっちかというと好き。
でもこっちよりバリバリ働く私の方が人気者。
だめ人間はやっぱり不人気。

針山をつくるのに必要な籠を編み続ける。
この作業、好きだ。
フェルト作業がうまくいかない時、気分転換にもなる。
それでいて作業自体は進んでるから、一石二鳥。

DSCkago.JPGのサムネール画像

午後はDMの打ち合わせ。
紙質、文字の組みかた、DMによってどんな紙が適しているか・・・
その道の人に聞くといろいろあるのですね。
何も知らない私は
「へぇ〜〜」「ふぇ〜〜〜」と奇声を連発。

夜はスタイリストさまからのご依頼のものをつくる。
写真撮影に使う帽子だそうです。帽子つくるの久しぶり。
とても造形的な帽子の依頼で、型紙をおこすのに時間がかかったけれど
縮絨率の計算がうまくいったので、自画自賛タイムを満喫。

以上、本日はマートン演奏・The GodfatherのBGMでお送りしました。
ストラディヴァリウスの音色が脳内を駆ける駆ける。
これCDになってほしい。

Vague things

2008.7/24

夏です。

日焼け対策にまつわるあれこれ
具体的には二の腕まである長い手袋は有りか無しか、
日焼け止めの種類、
人それぞれの日焼けの仕方の違い、
「さすべえ」の存在について、
でっかいサンバイザーを被った自転車主婦集団が
前方からやってきた時の迫力あるいは宇宙的な感じなどを話し合う。

そんな私は昨日蚊にあちこち刺されてとてもかゆい。
虫に刺された肌を見るのが好きだという知人にまじまじと見られた。

そして髪をまっすぐなストレートにした。
無造作でアンニュイな髪が主流の時代に逆行中。
高校生の頃がおそらく一番裕福だったので
くせ毛が悩みだった私はよくストレートパーマをかけていた。
校則ではパーマ禁止だったが、ストレートパーマは
怒られないという矛盾に疑問を感じていたあの頃。
ウェーブじゃなければいいってことらしい。

おはよう
昨夜はぐっすり深い眠りに入れた様な気がします
いつもこうだといいのにな。

秋に富山で行われる個展のページを作って頂きました。
右上の白いメモをクリックしてくださいね。

久し振りにバレエの映像を観ていました。
プリンシバルが好きで、ウリアーナ・ロパートキナ 
ポリーナ・セミオノワ ダーシー・バッセル などが好きです。
それぞれに得意な作品があって面白い。
同じ演目でも演じるダンサーによって全然違うのも興味深いです。
でも、天才ダンサー・ギエムは別格。舞踏の神が降臨している感じ。
男性ではジョルジュ・ドンが好きです。
彼が物語のラストにエッフェル塔の前で踊るボレロが収録されている
クロード・ルルーシュの映画「愛と憎しみのボレロ」
Amazonで調べたらDVDの高騰っぷりに鼻血。 
(ていうかこの邦題、センスない...)

ニジンスキーのバレエにも興味を持ち始め こちらもよく観ています。
といっても、彼は自分の舞踏映像を残さなかったため
本人が演じる作品を観ることは叶いません。
ニジンスキーが振り付けしたものに近い復刻版の
「春の祭典」を観ましたが、凄い のひと言でした。
狂気を感じます。後のニジンスキーが精神を病んでいくことが
想像できてしまうくらいなのだけど、個人的にはとても好きな演目。
ストラヴィンスキーのオケとあまりに共鳴し合っています。
バレエの常識を覆されました。やばいよ〜。

あまりに疲れたので気分転換に夜の編み物。
単純な細編みを延々と繰り返し、小瓶をくるんだ。
RARI YOSHIOさんのフラワーベースのまね。
制作とはまったく関係ない趣味のものづくりは、単純にとても楽しい。
ドライにした銀丸葉のユーカリを生けたらさぞかし私好みだろう。

バックのオールドローズの絵と合わせてみたり

knittingbotlle.JPGのサムネール画像

ちなみに元はビタミンドリンクの空き瓶である。

今日、やっぱり私はお風呂が嫌いだ、と思った。
理由は ものすっっっごく面倒だから。
入浴前はつい本を読んだり パソコン触ったり 音楽聴いたり 編みものしたり
時には熱唱したりして現実逃避をしてしまう。
いや、毎日入ってますよ。ちゃんと。
入ったらすっきりするし。「入って良かった〜」って思うし。
というか夏真っ盛りだし。

日課=好きとは限らない というお話。

kitchen.JPG

自分の家は気分良く過ごせる場所。
作業場でもあるから時に追い詰められることもあるが
基本部屋にいるのが大好きだ。可能な限り家に居たい。

外出で一番好きなのは緑の多い所に行くこと、または水辺。

フレンドリーな私とまったくそうではない私。
人が好きな私と誰とも会いたくない私。
お喋り大好きな私とひと言も喋りたくない私。
現実的なものの考え方と妄想に耽る思考回路。
やわらかさと鋭さ。
外へ向かう心と内に向かう心。

今はどっちを向いている?

やわらかい心

2008.7/18

個展の概要をアップしました。
在廊を予定している日も追記いたしました。
詳細はお知らせをご覧くださいませ。

暑い一日でした。
夕方に作品の撮影のため外へ出たのですが
シャッターを切っているだけで汗がでてきます。
直ぐ現像して貰い確認。「いいな」と思える写真が数枚撮れてよかった。

最近作品に集中することで心が固くなっている気がしていました。
心を固くすることで脆弱な部分を守ろうとする いつもの悪い癖が
出ているような感覚もありました。
結果、いろんなことがおろそかになり 不注意で手を痛めたり
手入れを怠ってかさかさにしたり。
こういうときは きっと 集中の方法をまちがえているのです。
羊毛を並べるとき、手がかさかさだと羊毛が引っかかって
うまく並べられない。
ストイックさも必要、でも もっとゆるりとした心でいたい。
そんな気持ちになったからか、単なる食いしん坊からか
切干し大根を料理しました。
ひとつは煮物に、もうひとつはたたいた梅を和えて酢の物に。
集中して料理に取り組むとき、心はやわらかくなっています。
それは美味しくできるように、という
ただただシンプルな気持ちで作るからで
こんな風に作品を創れたら気持ちがいいのにと思いました。
おおらかにやわらかい心持ちで日々作品と向き合い
そして人を優しく包むことができるようになりたい。

描く日

2008.7/17

おはよう。
ベランダから見上げた空は高く。今日も暑くなりそうです。

京都の街中は祇園祭に染まっています。
今日はメインイベントの山鉾巡行で
あちこち交通規制をしているよう。

なんだか体が夏モードについて行けず、くったり。
それでも少しずつ、制作を進めていますよ。
鞄に糸で絵を描いている最中です。難しいな。

0:43AM
今日の制作は、納得いく所まで辿り着けました。
作品とまっすぐ対峙する時間を持てたと感じるのは久し振りでした。
鞄でありながら自分を表現する作品。
鞄だけど立体造形物として捉えています。
今は店舗用の作品を創る機会が増えたけれど
私の表現は空間を使って作品を見せる活動が原点で
その姿勢はこれからも変わりません。
いい空間との出会いと自分のタイミングが合う時しかできないので
頻繁ではないけれど、これがなくてはnouvelle vague.ははじまらない。

祇園祭、用事を済ませる道すがら、ちらりと山鉾を横目で見て通り過ぎ
夕方から出る八坂神社からの御神輿も見ることができました。
京都暮らしは長いけれど、ちゃんと(と言ってもいいのか?)見たのは
初めてかもしれません。
用事で街中に出ることがなければきっと見なかっただろうな。
富山育ちとしては、地元のお祭りの方が好きだー、なんて
郷土びいきを感じてしまいました。
秋の個展はちょうど地元のお祭り「麦や祭り」の期間と重なります。
お祭りを見がてら個展に来て頂くのもまた良いかもしれません。

個展の詳細、近日中にお知らせ致しますね。

あたらしい朝

2008.7/16

午前8時30分過ぎ
ベランダで一服しながら作りかけの鞄をじっと睨み
一人脳内会議をする
君をどんな作品に仕上げよう?

毎日同じように見えて 二度とやって来ない あたらしい朝
日々目の前を通り過ぎていく様々な出来事
大丈夫
ものを創り出している空間は 自分の宇宙だ

昨日の雨のおかげか気温が少し下がって過ごしやすい一日だった。

雑貨作家cotylifereまゆみんのアトリエに遊びに行く。

お土産には柳月堂のパン。

丁度お昼時に行ったので、ランチをご馳走になりました。
おうちにおじゃまして、作ってくれたごはんを食べるのは
とても楽しい。そしてとても美味しい。

テーブルセッティングが終わると食べることもそこそこに
撮影大会に入ってしまうのはもう定番。

mayumin.JPG

メニューは野菜沢山のトマト煮込み、サラダのアボカドディップ添え、
そしてパンたち。いれてくれた冷たい紅茶も美味でした。

DSCmayumin2.JPG

撮影するまゆみんをさらに撮る。

ものづくりを生業とする友人がまわりに多く彼女もその一人なのですが
作品に対する真摯な姿勢やこだわりにはいつも頭が下がる思いです。

ものづくりを生業としているからこそ見えてくる物事。
例えばものを大切にすること。
無駄のない暮らしでありながらも心のゆとりを忘れないこと。
日々を楽しむ努力。
穏やかでゆっくりとした時間を大切にしようとするには
並々ならぬ覚悟とこれまた並々ならぬ努力が要ること。

これらのことは私たちが共通する想いでもあります。
努力と勇気と覚悟の果てにあるものが
本当の意味での「ゆとりある、日々を楽しむ暮らし」なのだと。
ただのんびりしているだけでは
ほんとうのゆとりある暮らしは創ることはできない。
自分にとって何が無駄で何が無駄でないのかを日々見極めて
例えばテレビは要らなくてもテーブルクロスは必要であるとか
美しいものを部屋に置くことは必要だとか そういった
自分自身のものさしを創っていくことが大切なのではないかなあ。
世の中で「それは普通だろ」と思われている価値観(ものさし)って
案外脆いもの、根拠のないものであったりします。

そんな話や他のお話、あれこれ楽しい会話を楽しみつつ
制作のことも話しつつ、ゆっくり時間をかけて食事を頂きました。

また遊びに行くね。
そして今度は私の家で和食を食べましょう。