2010.4/21
自宅のポストに不在連絡票。
それは私が注文していた本のお届けの知らせ。
届けてもらおうと電話するために携帯を開いた途端に電話が鳴る。
それは配達のお兄さんからの電話。なんという以心伝心。
ていうか、単にうちの灯りがついていたのを見たから?いやいや、そんなことはどうでもよいのだ。素晴らしいタイミングだったという一点に於いて、この喜びを分かち合うよ。嬉々として「ちょうど今私も電話しようと思ってたんですよ」と言ってしまった。恋人かいな。
今日買った本は、映画に出てくるいろんな食事シーンを物語のような写真とレシピとスタイリングでまとめた本。写真が高橋ヨーコさん、スタイリストが岡尾美代子さん、レシピが馬詰佳香さん。高橋さんと岡尾さんはもともと大好きな方たち。そして、今度作品で私が関わる事になるのが、馬詰さんなのでした・・・。これは本を読むまで知らなかったので、偶然。
パーマはすでにかかっていないようなもの。もうちょっと量が多くてコシがあったらなあ。
ああ。羊が、のんびりとした時間が、自分以外のことを気遣う気持ちが、恋しくてたまらないわ。
2010.4/20
2010.4/13
お知らせ更新しています。新しいお取り引き先です。
暮らしにまつわるお店に作品を置いてもらうことが夢でした。
それがここ数年で叶えられてきています。
夢はまだいくつもある。
お腹いっぱいだけど、お腹が空いている。
決定的に足りないものがあるんだな。
2010.4/10
セコイア国立公園のギガントセコイアの写真を見たら、涙が出た。
4月15日号のBRUTUS。
夜になって気持ちが盛り上がって来て、もくもく作品創りました。
でもまだ足りないのね。
テーブルウェアにつけるクロス模様、新しい配置が出来てきたことが嬉しいです。
早く前に進んでいきたい気持ちを強く持ちながら思うのは、現実との対峙も必要ということ。
私の乗っている乗り物はちょっと遅いんだけど、今はその速度を楽しんで、その速さから見えるものを大事にしていこう。その乗り物を降りて次の乗り物に乗るのはきっといつでもできるから、乗り換えのタイミングだけは見逃さないでいよう。
今日は疲れたので寝ます。
明日、たくさん創れるといいな。
2010.4/8
春だから。
と、季節のせいにしてはいけない。
ちょっとひと休み、と気を抜くと、すぐにふわふわしてしまいます。
結局のところ、いつも何かしていないとだめなんだ。
桜の花が少しずつ散り始めました。
道のすみっこ、風に吹かれて落ちた花びらが溜まるのに目が止まる。
今日はいろんなお手紙のレスポンスを再開しはじめました。
メールのお返事も書かなくちゃ。
大量の作品も出来上がって来ています。まだやらなくちゃいけないんだけど、すでに沢山。うれしい。創れるということがとても大切。とても幸せ。もちろん他にも、大切なことはある。
素直で、まっすぐな、ただただ単純で優しい言葉や気持ちに触れてみたい。届けたい。そう思うのに、どうして、よけいなものがくっついたり、はぐらかしたりしてしまうんだろう。大人って、なんだかなあ。・・・なんて言っていないで。私。
2010.4/3
東京のお土産に、ペリカンのパンと玉子ばくだんをいただく。
ペリカンのパン、とても好みなパン。質の良い、おいしいバターをつけて食べたいパン。通販しているみたいだから、今度頼んでみようかな。玉子ばくだんはとにかく大きくて、お腹が苦しくなるほどの食べごたえでした。甘い玉子は、御節料理の黄身返しの味に似ていました。どっちのお土産も、ものすごく東京の味っぽいと思いました。最近旅をしていないのでお土産をもらうばかりなのですが、それはそれでとても嬉しい。
ちょっと前に髪にパーマをかけました。私の髪は美容師さん曰く「子供の髪質に似ている」猫っ毛で、元々パーマがかかりにくいのです。でも長い髪のままでボリュームがぶわっと出るようにしてほしい、とお願いしたものですから、美容師さんをちょっと泣かせました、多分。実際、あんまりボリュームが出ていない気がします。ゆるゆる〜、っとしています。もうちょっとやる気を出してほしいよ、私の髪。
今日は朝から外出しなくてはいけなくて、日中あまりにも忙しかったため、帰宅してからちょっと寝てしまいました。街中、人が多くてくるしかったです。寝てしまったので泣きました。
できるだけ静かに穏やかに暮らしてゆきたい。
私の創る作品も、そんな匂いがする。自分の作品が好きです。
2010.3/31
ぼんやりしているときは左斜め上45度をよく見ています。
昨日はスニーカーを洗いました。束子でごしごし。お布団も干して、制作をして、うねうね、くったりもしました。
結局は、こつこつと日々創っていくのです。手間のかかる手仕事。気を長く持って、丁寧な仕事を。
もうねえ、部屋に植物をもっと増やして、きのこ類なんかも栽培しちゃったりしようかな。訳の分からない「ヤケ」の向かう先がおかしなことになっています。家で椎茸とか栽培できるらしいのです。まじですか。
今日は普段用のお洋服と、ガーデンシューズを買いました。ずっと長い間、買おうか悩んでいたのです、ベランダ用のサボみたいなもの。お洋服、私は背が低いので既製品ではいつも袖が長く、ゆえに長袖の普段着は七分丈がよくて。今日買ったものを早速着てみたら、いい感じ。お洗濯してもこのバランスが崩れなければいいな。
どちらもお安い買い物だけど、私には大きなお買い物。お買い物嬉しい。妙に気が大きくなっている、お財布の紐をしっかり締めておかないと・・・
2010.3/30
ずっと家にいる日がちょっとでも続くと、生来ののんびり気質が戻ってくきます。ふだんはこの世界で生きていくために、前を向いて時間をやりくりしていますが、世界は私のスピードよりずっと速く。
昼間だろうが夜中だろうが、がっつり制作をして、ごはんを作ってお茶をいれて、芽吹き始めたオリーブの木を愛でて、お前はゆっくり成長していくんだなあ、一緒に行こうねえなんて話しかけて。昨日から浸け置きしているお気に入りのスニーカーを洗おう、などと考えています。小さくてもこの部屋が好きで、それは宇宙だからで、いつかはここを出るだろうけれどその時まで大切にしていきたい空間。
カーテンを新調したい。鉢植えをずっと観ていたい。それでもそうは行かない。世界が速い。これを選んでいるのは自分。
この間、私にぽつりと「つかれた。」とだけ言った人がいて、それをとてもうらやましいと思いました。及ばずながら、そんな言葉をただただ受け止めるだけの存在でありたいと思いました。
今日は満月だそうです。桜を観ながら月見したい。
作品、納品したものも今準備しているものもいい感じで仕上がってきています。ぜひ手に取ってご覧くださいませ。
2010.3/28
電車で偶然、大学の後輩と再会しました。
私は「似ているなあ」と思いながらもなかなか声をかけられずにいて、そうしたら向こうから「リョウコさん?」と話しかけて来てくれました。私が座席から立ったときの身長で(小さいので)、確信したとのこと。歩きながらちょっとお話して、そうだそうだ、このひとはこういう人だった、と思い出していました。知り合いかなと思ったら、迷わず声をかけてくる、再会を喜んでくれてハグしてくる、笑顔の良い、太陽のような人。今から友達の所へ遊びに行くというその子に、ちょうど鞄に入っていたクッキーの包みををあげました。鞄におやつを入れておくと、こういうときにとてもよいなあ、なんて思いながら。偶然入ってたのと言うと、「リョウコさんはいっつもお菓子食べてたじゃないですか」と言われてしまいました。そういうさらりとした記憶力の良さもいいなあ。こちらの気分を嬉しくしてくれる、無自覚の気遣い。て、自覚的だったらごめんよ。
私、ありがたいことに本当に忙しくさせてもらっていて、でもなかなか友達のお誘いにも行けなくて、約束というものがなかなかできなくて、それでも誘ってくれる友達が本当に大事だなあと思っています。いろんなこと、言葉に出してしまったら自分の今弱っている部分が溢れてきてしまいそうだから、絶対に嘆いたりしないと決めている中で、後輩の太陽っぷりに元気をもらったり、友達という存在にたすけられたりしています。よくごはんを食べに行く仲の良い人たちには、いつも話を聞いてもらっているし。1人で生きているとか1人で生きていくとか、そういうことは思わない。たたかうときは1人でも、好きな人達と共に、この世界を歩いていこう。やっほい。
お知らせ更新しています。
近日中にも更新予定あります。お次は新規のお店、目下制作しています。
どうぞよしなに。
さあ、がんばる。
2010.3/27
二日間くらい冷たい雨が降リ続いて、お洗濯もお布団を干すのもできなくて、もやもやしていました。この時期のつめたい雨は苦手。今日はようやく晴れ、忙しくともお洗濯とお布団干しは必須でやりたいと思っていたので、やりました。そして作品を仕上げてお知らせの記事を書きました。新しい作品ができたよー、ってお知らせできることは、とても嬉しい瞬間。
たくさん作品創って、お店にお送りして、沢山の人に観て頂いて、連れ帰って頂くことがとても大切。もっともっとたくさんの人に、私の作品を知ってもらいたいと心から思います。自分という存在を、というよりは、作品そのものを。そのために、作品も自分の技術ももっと上達させたい。
友達から手紙が届いていました。大学の教授が展覧会をするので、と展覧会の招待券とともに。クールビューティー系の先生だったと記憶しているのですが、その案内状に載っていた先生の写真がこれまた異様にビューティーですごかった。睫毛ばっさー、な先生やったしなあ。先生は美しいからいいけれど、私は、写真はあんまり載せたくないなあと思いました。さっきの話と繋がりますが、自分のことはいいんです、いい意味で。最近は何よりも作品が人の生活や記憶に残りたいと思うので。
作品ができて梱包も済んで明日送っても、まだまだ創るものがある。終わらない制作の日々です。