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ヒロタが綴る日々の出来事

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定番ティーコゼのフォルムを微妙に変更してみました。羊毛の分量も変更。定番ものでも、必要と感じたらマイナーチェンジ。ほんの数ミリの変更なのですが。ティーコゼを始め、テーブルウェア各種制作中。
制作、申告、Potsunenの日々。
合間を縫って小林賢太郎さんのソロパフォーマンスに行ってきました。ラーメンズと小林さんは、私の数少ない趣味とお楽しみ。ストイックなコント職人小林さんの技をたっぷり堪能できて、楽しいライブでした。今回のポスター、活版印刷だったのが気に入って、購入。Potsunenと言えばトランプ、オリジナルのトランプも購入。今回のタイトルにもなっている「SPOT」にちなんだペンライトも購入。家に帰ってカチッとペンライトを点灯してみると、素敵な模様が浮かび上がって、興奮。
Potsunenの雰囲気、大好きなのです。出てくる小道具とか、白と黒みたいなイメージとか、あのスーツの小林さんの佇まいとか、コントの中に組み込まれたパントマイムとか、徳澤さんの音楽とか。削ぎ落とされた美のようなものを感じるのです。なのに面白過ぎて爆笑、ていうところも。

暖かくなったので、月下美人の鉢植えをベランダに出しました。また寒い日はありそうだけど、それでもだんだん、春が近づいてきている。流れていく日々に負けないように、がんばりすぎてへこたれないように、バランスを取って舟を漕ぐ。しかし体がだるいなあ。もうすぐ3月だから仕方がない。
次のお仕事はきっと長丁場。サンプルを制作して、見本を準備しなくては。参考作品の写真もいくつかあったほうがいいかな。とかいろいろ考えてみる。それから追加作品の制作があって、3月はお店さんからの注文作品があって。ありがたいです。作品を創ることと生きていくことが、精神的にも金銭的にもリンクしている。
私は人との別離や別れがとても苦手で、ゆえにどこか人と一線を置いて付き合っているような気がしているのですが、それでも京都に戻って6年以上(多分)が過ぎて、長い付き合いの人達が増えてきて、そうすると一線を置いてばかりではいられない状況になってきました。これはきっといいことなんだろうけど、苦手です。なのにさびしがりだから、ひとりでめそめそしていたりします。作品を創ってそれらと対峙して、いろんな場所に送り出す作業は、とても共生的で、だから大変なこともあるけれど安心します。
今日、思いもかけず、また観たいなあとずっと思っていたゴダールの「男と女のいる舗道」を貸してもらいました。今夜はそれを観ながら眠りにつきたいと思います。
お気に入りの薔薇の入浴剤でリラックスしたし。
さあ、また明日。

ざらざら

2010.2/23

garconniereさんのイベント、5eme anniversaireにあわせた作品が出来上がったのでお送りする。今回はリクエストのありました定番かご針山オブジェをこんな感じで。

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仙台のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
昨日も今日もいいお天気でとても嬉しかった。しょっちゅう洗濯できるし、毎日お布団が干せるから。鉢植えの植物も嬉しそう。家の中より外の方が暖かかったなあ。最近体がだるくて、今日は日用品のお買い物ついでに日光浴散歩しました。少し元気になりました。
弾き語り唄うたいをしている仲良しさんから「今夜ラジオにでるよ」とメールをもらったので、ひさしぶりにラジオの電源を入れました。私の家は電波がわるくていつも雑音がざらざらいっていて、あちこち移動しながら、ざらざら拝聴。でも聴けてよかった。

no title

2010.2/15

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羊眠る夜

2010.2/14

お知らせ、更新しています。

たまには制作以外のことも書いてみようかとパソコンを立ち上げてはみたものの。私生活は紆余曲折、よく動揺しているので内容を書くのはちょっとはばかられます。今雨が降っていて、その音に耳を澄ますと心が洗われるよう。本当に洗われればいいのにな。妄想力、想像力のたくましさに定評のある私も、現実の強い力に圧倒されて打ちのめされる時があったりするのです。こんなときは、より丁寧にお仕事して、ちゃんと自分の心と向きあって、静かに、強く過ごしていくしかないなあと思うし、そうする努力をしています。こういうのが、プロ根性?だとしたら、一個人としては微妙。もちろん、こうやって生きていけてて、屋根がある家に住んで、ごはんも食べられて、作品が創れるという状況にはとってもとっても感謝しているのです。自分も努力したと思う。でも、そんな努力や小さな自尊心が、何の役にも立たないことだってあるのです。
今日はバレンタインデーだったので、たくさんチョコレートものを食べました。女子なのに、なぜ?モテモテ嬉しいけど。外国では男性が女性にお花を贈る所もあるそうだし、贈り合うのって素敵なことだから何でも良いのですが。数ある頂き物のなか、一番の衝撃はチョコレートコロッケでした。お腹いっぱい幸せいっぱい。

前奏

2010.2/12

20100212.JPGのサムネール画像夜中2時半過ぎです。鞄がほぼ仕上がって、あとはこの作品に似合う裏布を探さなければなりません。こうして形になっていくのは楽しいものです。さっきまではティーコゼを制作していました。sahanさんに向けての作品で、うちひとつはオーダーでした。注文を頂くのはほんとうに嬉しい。sahanさん分もお客様分もよい感じに仕上がって、嬉しくておかしなテンションになっています。着ぐるみを着たいくらいです。
たったひとりの人間の手から、いったいあとどれだけ作品を創ってお届けすることができるか分からないけれど、私はこれからも、限界までがんばります。特に、鞄とかティーコゼとか、立体的な作品を創るのが異様に楽しい。
「忙しい時ほど集中して、丁寧な仕事をせなあかん」 これはある人から教わった、私がいつも心に留めている言葉。自己流でいろんな言葉に置き換えています。「つらいときほど集中して丁寧な仕事を」「楽しい時ほど集中して丁寧な仕事を」。などなど。日々いろんなことがあって、いろんな感情が心の中を行き交う。だからこそ、集中して丁寧な仕事をしよう、と意識しています。そうしていると、だんだんと落ち着いてきて、不思議と穏やかな自分が取り戻せるのです。
これをお届けしたら次の制作が待っています。
またまた、暫しお待ちください・・・

春待ち

2010.2/10

carbon10周年イベントにお越しくださった皆様、お買い上げくださった方々、本当にありがとうございました。無事無事、終了です。
会場になったホテルのスイートルーム。あんなリッチな場所に入るなんて、この先ないでしょうなあ・・・うちより広い!

そしてまた、日々の制作を進めています。各店舗さま、お客様、しばらくお待ちくださいね。
同時進行で、鞄も制作中。これはどこにお届けするかは決めていなくて、nouvelle vague.といえば鞄、という原点を思い出しながら制作している作品です。原点をしっかりやりつつ、次のステップへの準備も確実に進めつつ。創っていたいからやっているし、人とつながりたいから創っている気もします。案外、寂しがりなのです。

20100206.JPGのサムネール画像私はわがままなので、自分が創りたいものをつくって、それが認められたいという願望があります。やりたくないことをやっても楽しくないし、それは作品にもお客様にも伝わるから。でも、根強く人のことを考える自分もいます。作品に関しては、今は、その両方のバランスをうまく取るように努力して創っていて、多分、これは間違っていない気がします。こういう気持ちは、私自身にも言えることで、ありのままの私を認めてもらいたいという願望があるのに、やたら人のことを考えてしまって、言いたいことも言わずに無意味に神経すり減らしたりしています。ああややこしい。
まあ、わたしのせいだけではないだろう、とタカをくくっていたりもしていて。

立春も過ぎました。

春になったらいいことも待っていそうな気がします。さあがんばろう。
ジャンプは目前。

 
 

昨日も書きましたが、今週土曜日にイベントcarbon 10th anniversary “tio”があります。このお知らせ欄で、リッツカールトン大阪のサイトにリンクをはりました。アクセス方法など、ご参考くださいませ。
そして当日13:00〜14:30の時間帯は、ジャズライブの昼の部があるため、shopはクローズさせていただきます。ご了承ください。

今日はかわいらしく「Linus and Lucy」を聴きながら、制作。

carbon 10th anniversary “tio”は今週の土曜日です。皆様のお越しをお待ちしております。
※13:00〜14:30の時間帯は、ジャズライブの昼の部があるため、shopはクローズさせていただきます。ご了承ください!
・この他にも、2月は仙台garconniereさんでのイベントに参加させていただきます。詳細はまた、追ってお知らせします。

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頂き物のおやつ、北白川製パンのクッキー。生姜の香りがしました。生姜は冬食べると体が温まって良いというけれど、クッキーでも良い? 分厚いので一枚で満足の食べごたえ。何より可愛らしいし。いい顔してますなあ。差し入れてくださった方のその心にも、元気を貰って生きています。

carbonさんの6日のイベント、定番のものたちも多くありますが、デジカメケースをスペシャルバージョンでお届けしようと思っています。テーマはフォレスト。森。ここ一年程、暇さえあれば「森に帰りたい」と思ってしまう私なのです。かわいいもの好きのお客様は大丈夫かしら?とも思いつつ、やりたいようにやる、と決めています。
今回はいつもの羊毛たちに、新たに「ネップ」という素材を入れ込みました。ネップとは、繊維がからみあってできた節のことです。一点ずつベースの羊毛との絡ませ方をいろいろ変えているので、様々な表情を見せることができたらなと思います。野性味とともに。

思うに、この野性味は反動だと思う。

1月です。京都もまた、寒い日が続いています。早く暖かくならないかなあと毎日思っていますが、冬を楽しまないで冬が終わってしまうのもさびしい。冬の旅。散歩。冬の動物園。植物園。今度ゆっくりと、詩仙堂に行こう。学生の頃からのお気に入りの場所なのです。
今作品たちにネームタグを縫いつけていて、乾いていない作品はストーブの前に置いて乾き待ち。心の中に、日誌を書くゆとりがちょっと出てきました。緑茶が異様に美味しい。
うまくないけれど、徒然とした文章を書くのは好きです。日々あった小さなこと些細なことを、伝えるのが好きです。人にとっては些細なこと、つまらないことであっても、自分にとっては重大ニュース。だからここも、ずっと続いているのだと思います。とはいえ、やはり私はつくる人なのだなあとも思います。うまい文章は浮かばないし、ビジネス的な物事への苦手さは相変わらずで。それでもなんとか、好きなように生きていけているのはありがたいことです。
日々の些細なことというのは、近くに居る人よりもちょっと遠い人の方がよく伝わる気がします。言葉が響きやすい。例えば遠くに住む人に送る手紙の文面とか。会っていない分、想いを馳せるからなのでしょうか。
整骨院に久し振りに行ったら、よく眠れました。肩がこりすぎて、眠れなかったのでした。

作品お届けのお知らせ、もうすぐできると思います。お待ちくださいませ。