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ヒロタが綴る日々の出来事

9月になりました。

暑い日は続きますが、気分はすっかり秋冬モード。
私もお洋服に小物たちと、秋冬物のチェックに余念がありません。いいものははやいうちにチェックしていかないと、なくなっていくので、この時期はいつもたいへん。

WEB SHOPも新作UPしたので、TOP画像も衣替えしました。
こちらでもご紹介しますね。

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シンプルでありながら凝ったデザインのシャツ(上の画像はモデルさんの私物、前立てデザインの素敵なシャツ)につけるのもいいし、ローゲージのゆるっとしたニットセーターにラフに付けて使うのもいいし。

シーズン始めなのもあって品切れアイテムもふえてきました。またいろいろとお作りしてご用意いたしますね。

ところで、今のお気に入りはBBCのドラマ、SHERLOCK。
映像化しているシャーロック・ホームズシリーズは、ジェレミー・ブレットが演じ露口茂さんが吹き替える、グラナダ版ホームズ一択で愛してきました。 
舞台を現代に移した「SHERLOCK」もとてもいいです。原作の記述やグラナダホームズをオマージュしている場面もたくさん出てくるので、オタク的にも楽しめます。2人の住む部屋の壁紙とか。アイリーン・アドラーもかっこいい。ホームズと初対面するときの「勝負服」が素敵です。
少し前までは日本史における空白の4世紀を勉強していました。その前は・・・何だっけ?その時々でハマるものは移りゆきつつ、また気分が向いたら戻りつつ、自由気ままな学びはもはや趣味。

何入れる?

2012.8/30

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雫のかたちのポーチたち。
今期コレクションはこんな作品もあります。
このポーチたちは阪神百貨店と8HATIでお取扱いしています。

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こちらはフライヤー。ミニ冊子仕様で、カリストの雫の文章も添えて、お取扱い店舗とイベント会場で配布、そしてWEB SHOPでお買い上げ頂いた方にお付けしています。

本日からcarbonと、姉妹店8HATIで”カリストの雫”ミニフェアがはじまります。

京阪神Zakkaマルシェでは昨日から、カリストシリーズをたずさえて、参加しています。

WEBSHOP”ヒツジフエルト縮絨室”でも販売をしております。

どうぞどうぞ、お好きな場所で、方法で、ごらんくださいね。

2012-13 fall-winter collection”カリストの雫”

いよいよ、WEB SHOPでの、一部先行販売がはじまりました。

新作はこちらからどうぞ。

よろしくお願いいたします。

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こちらはカテナブローチ。
実際に存在し、また架空でもある衛星カリストには「カテナ」とよばれる列状に並んだクレーター群があります。

きょうはたくさん搬入です。
いってきます。

“カリストの雫”フライヤーができました!
明日より関西を中心に、配布いたします。

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詳細はお知らせをご覧くださいませ。

さて、こちらのフライヤーは、シンガーソングライター安藤明子さんにモデルをしていただいています。
彼女はふだんからいろんなブローチをよく付けている「ブローチマスター」ということもあって、ブローチをたくさんお出しする今回、是非、とお願いしました。
(暑い中の外での撮影、ありがとうございました!)

かわいらしい雰囲気はもちろん、本職の歌もとても素敵で、わたしも時々ときどき、ライブに足を運んでいます。ギターを担いで全国をまわる、軽やかさ。
静やかで繊細、に見えてちゃきちゃきしていたり、かと思えばぼんやりおっとりしていたり、不思議な魅力。
有名な映画の台詞を借りれば、
「人と違う生き方はそれなりにしんどい」
ものですが、それを超えた先の”楽しい”に辿り着いていて、なお実力もそなえたアーティストさんだと思います。
ライブのスケジュールや予約は、こちらでできるようですよ。

20120822.JPGのサムネール画像

個性的な”Catena”ブローチもよくお似合い。

残暑きびしい毎日ですが、いかがお過ごしですか?
わたしは毎年、この時期になると暑さに飽きてしまいます。
早く涼しくならないかなあ。

さて、気を取り直して元気に楽しいお知らせです!

阪神百貨店梅田本店のイベントの詳細をUPしました。8月29日から9月4日までです。
ヒロタは今期のテーマ「カリストの雫」の新作を沢山お届けいたします。もちろん、定番のアイテムも沢山お届けしますよ。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。

テーマのフライヤーも目下編集中。
今回はアクセサリーもいろいろお届けするということで、なんとなんと、シンガーソングライター・安藤明子さんにモデルをお願いして撮影しましたよ。

RIMG0088.JPGのサムネール画像

明ちゃんファンも必見です。
フライヤーは出来上がり次第、各店舗さまに置かせて頂きます。

もうしばらくお待ちくださいね。

RIMG0041.JPGのサムネール画像

作りました!
秋冬の新作とともに、各場所に設置いたしますので、見かけたらぜひ、お持ち帰りくださいね。
併せて作品のタグや台紙類も新しくデザインし直しています。
そちらもお楽しみに。

明日からお盆休みをいただきます。
その間のウェブショップのご注文やメール等の返信は16日以降となりますので、よろしくお願いいたします。

UPしました。お知らせをご覧くださいませ。
ちょっとだけ、画像も載せました。

カリスト、ヴァルハラ、カテナ・・・

いろいろ名前をつけています。

テーマの読みものの中にある「とある星」は実際に存在し、調べればすぐにわかることで、天文の知識がある方ならあっという間にわかることですが、今回のテーマは、実際のことでありながら架空の物語でもあり、またほんとうの物語でもあるという。
ヴァルハラも、カテナも、衛星カリストにちなんだ名前で、それらをイメージしてつくりました。ご興味がある方は、調べてみて、作品を楽しみにしていてください。

20120809-2.JPGのサムネール画像

ちょっと前に、おやつをつくりました。
カッテージチーズをつくって、それに桃ミントのジャムをかけただけという、チーズケーキ的なおやつ。
個性的でとってもおいしい桃ミントのジャムは、”ちせ”さんで。
ちょっとずつ、大切に食べていたジャム。
今はもう食べきってしまって、とても恋しいのでした。

お知らせをUPしました。
今期の秋冬は、テーマを「カリストの雫」として、展開していきます。
このテーマにあたって、文章もつくりました。
上記のお知らせからお読みくださいね。

時間の存在

2012.7/26

タイトルに、特に意味はありません。
物理や宇宙が好きで、それらのドキュメンタリーを流しながら作業することが多いです。
かっこいい響き。時間の存在。

今秋〜冬の作品をもくもくと制作しています。
今期は、個展をするときのように、テーマを決めて、いろいろつくっています。実店舗さまも、イベントも、ウェブショップも、このテーマで展開する予定です。
・・・が。
作品の意匠もやりたいことも決まっているのに、それをうまく言葉にまとめられないという事態・・・。
いつの間に、こんなに国語力が退化してしまったのか〜!

というか。
テーマを、「感情的」な感じに表現するか、「わりとクール」な感じに表現するか、で迷っているのです。むむー。
あと、いいな、使いたいな、と思う言葉が今回たくさんあって、それらを削ぎ落としてまとめるのがむずかしいというか。
自分の中にある余計なものを取り払って、その上で浮かび上がってくる言葉をかたちにして、皆さんにお届けしたいと思います。もうしばらくお待ちください。

制作しながら、言葉についてちらほら頭に浮かび、夏の暑さも手伝って、頭痛がしましたが、ごはんを食べたら治りました。
単純で素直な体を愛おしく思う次第であります。

京都は梅雨明け。
そんな17日、祇園祭の山鉾巡行を観に行きました。
長いこと京都に居ますが、ちゃんと巡行を観に行ったのははじめてでした。
先頭の長刀鉾からはじまって、すべての山と鉾を観ることが出来ました。辻廻しも。楽しかった。暑い日だったのですが、毎年お馴染みの河原町商店街手ぬぐいを首にかけて、汗をぬぐい、ときには移動しながら。
今年ちゃんと観たいなと思ったのは、去年ちらっとみた船鉾があまりにも綺麗で、鮮明に目に焼き付いたからです。鉾からぶら下がっている鈴(私は飾りだと思っていたら、一緒に観た人が「あれ鈴やで」と教えてくれました。ありがとう、祇園祭マスター!)がいくつも上下するのがかわいくて、豪華で、来年はちゃんと観たいなあと思っていたのでした。やっぱり素敵でした。船のかたちというのもまたいい。
もちろん、帰宅してから全ての山の由来などをネットでチェックしましたよ。←根がオタク気質
実は夕方からの三基のお神輿が祇園祭のメインなのですが、錦のお神輿をひとつ観た所で帰宅しました。

前日の16日は、まる一日かけての、彫刻フェルトのワークショップに行っていました。
作家だって、日々学びです。
フェルトは体力勝負の仕事。それを夏に、まる一日格闘するので、翌日の巡行を見られるかなあ・・・と心配していたのですが、全然大丈夫でした。巡行の後は南座に観劇も行けたし。
体力って、素晴らしい。

ワークショップも、めちゃくちゃ楽しかった。へとへとで帰って、ばたりと寝ました。それくらい疲れましたが、それは、とても楽しかったということ。

作品が商品になり、それは構わないのだけど、いつの間にか「これだったらみんな好きかな?」とか、ぶっちゃけると「売れるかな?」とか、そういうことばっかり考えてつくる頭になっていく。それがしっくりこなくて、でもそういう脳をやめられなくて(しかもその脳はうまくはたらいてない)、苦しかったのが、あっという間に「やっぱりフェルト超いいな、楽しいなー!」に戻りました。
わたしが2人いたらいいのにな。
ひとりは作家として考える。
もうひとりは、それをビジネス的にも考えることができる。
そんなふうに。
作家だって食べていかなくては生きていけない。
ビジネス的に考える力って大切です。
あまりできていないことが、悩みといえば悩み。