Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

20130707.jpg

photo.JPGのサムネール画像
Ryoko Hirota Exhibition “Transparents fabrics”

1 〈物が〉光を通す, 透き通る, 透明な
transparent quartz
透き通った水晶
(as) transparent as air
空気のように透明な.

2 〈織物などが〉透き通るほど薄い;ガーゼ状の
transparent fabric
透けて見える布地.

3 〈人・性格が〉気どらない, 率直な, ありのままの.

4 〈口実・意図が〉明白な, 見え透いた, すぐわかる
a transparent falsehood
見え透いたうそ.

5 ((形式))〈文体が〉平明[明快]な, わかりやすい.

goo英和辞書より

————————————————————–

実際に透けているというよりは、織る、という行為についての
“transparent”。
織る事で、ざわざわとする心が穏やかに。心が透明に。空に、無心になっていく感覚。
大人になると、無心で何かをつくるということが少なくなっていく、のかもしれないけれど、やっぱり、作るという行為で、透明な気持ちになることっていいなあと、思うのです。

ワークショップも開催いたします。
参加者さん、募集中です!
一緒に手織りコースターを作りましょう〜。

廣田良子 手織り作品展&ワークショップのお知らせを書きました。

皆様のお越し、参加をお待ちしております!

昔から日誌(ART OF DAYSの頃から)を読んでくださっている方にはおなじみのお話ですが、ありがたいことに新しいお客様も増えてきたので、「何故に織り?」と感じる方もいらっしゃると思い、久々に改めて経歴をお話したいと思います。

もともと、大学で染織を専攻していました。
学んだのは主にろうけつ染、型染、シルクスクリーン、織り。
3回生からは織りを専攻して、そこからファイバーアートへ。ファイバーアートとは、織りにこだわらず、繊維を使っていろんな表現をする分野です。この分野でフェルトメイキングを知りました。

卒業後、オリジナルの糸をつくる会社に就職して、糸の販売や糸を使った編み物、織物、手紬ぎなどをし、学び、お教室もさせてもらいました。(フェルトも扱っていました。)
働きながらいろんな技術を学ぶ事ができた場所でした。
何気なく着ている服も、もともとはすべて1本の糸で、その糸も、元々は綿花だったり羊毛だったり、工場で作られていたりする。大変な手間ひまがかかっています。
その「もともと」を辿ることで、自分の見える世界が変わったのを今でもよく覚えています。
食べるものがどこから来て、どんなふうに育てられ、加工されて、口に運ばれるのかを考えるように、身につけるものについても、考えることができました。
物が物として私の手に届くまでの道のりを知る事で、物を大切にするということや、何を選び何を買うか、何を買わないのかの本質が、すこしわかったような気がしています。

というわけで、織りをやるのも講師も久しぶりではありますが、糸から何かが作れる楽しさを、ワークショップを通じてぜひ、知っていただけたらなと思っています。
フェルト作品以外の私のものづくりを知っていただけるいい機会になれば、とも。

毎日新鮮な気持ちで制作しています。
教授に教わった言葉をふと思い出したり。
「材料の”生”の感じが残るものではなく、材料を使ってひとつの作品へと仕上げることが大切だ」という言葉。
料理でいうなら、材料を適切な大きさに切り、丁寧に調理し適切な味付けをして、「素材」ではなく「食べ物」にちゃんとなる、という感じ?でしょうか。
素材の恩恵は充分に受けていますが、そこに頼りっきりになることなく、その素材を使ってどんな作品へと仕上げていくのか、の行程が、ものづくりをする人間にとってとても大切な事だと私は思っています。

もちろん、今も学びの最中です。きっと、ずっと。

ブレーメンの音楽隊 at JAMPOT好評開催中です。

富士山ブローチもウェブショップにUPしました。
この色合いの作品、ぜひ世界遺産に登録された記念におつくりしたかった限定カラーです。

RIMG0290.JPG

山モチーフは、冬ごろに「なんだか気になる」ようになり、カラーバリエーションいろいろで作ってきました。
おかげさまでご好評いただいていて、とてもうれしいです。
偶然にも、富士山の世界遺産登録のインフォメーションが流れて、これはぜひ作ろう!と、楽しんで制作しました。
裾野に向かって広がり、てっぺんはスマート。夏でも雪が残っていて、見た目にも美しいです。
連邦になっている山も魅力的。
私の故郷には、袴に似た形をしている事で知られる袴腰山や、立山連峰があります。帰省すると、いつも眺めては「きれいだなあ・・・」と、うっとり。

20130615c.jpg

お知らせ更新しました。
“ブレーメンの音楽隊”at JAMPOTをどうぞご覧ください。
ブレーメンワールド、楽しんでいただけるとうれしい。

今年も、夏らしくなってきました。

蚊に愛され体質、全開。
蚊取り線香が必須であります。
頂き物のミントとカモミールのハーブティーがおいしくて、大切に飲んでいます。暑くても、すっきりできて、本当にいい。
ありがとうございます。

今日は強面?メンがやっているらしいドーナツ屋さんに行こうと決めていましたが、売り切れで残念。
楽しみは、とっておきましょう。

ウェブショップでも店頭でも、ブルー系のマウンテンブローチが人気です。やっぱり富士山を思い浮かべるからかな?ブルーの羊毛のストックを見たら、あとすこし作れそうなので、作ってみました。
近々ウェブショップにUP予定です。
縦長な意匠のマウンテンブローチ、だけど、横長めの富士山のようなブローチも作っています。
そして7月には8HATIさんで初の手織りの小作品展をやります。
期間中はワークショップをしますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。

fripon-friponneさんのイベント”うれしいもの・おいしいもの市”無事終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。

気になる作家さん、食べ物、コーヒー・・・私も行きたい気持ちいっぱいでした。きっとすてきな市だったのだろうなあ。
遠方で作品を観ていただける機会をくださったfripon-friponneさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

今は、19日からはじまるJAMPOTさん企画の”ブレーメンの音楽隊”に向けて作品をつくっています。
最近は従来のウェットフェルト(石鹸水をかけローリングで作品を作る)に加えニードルフェルト(刻みのついた専用のニードル針を刺して作品を作る)の技法を使う機会も増えてきて、毎回学ぶ事が多い日々です。ニードルフェルトは何時間も同じ姿勢で、ひたすら針を刺し続けるので、首と肩がガチガチになりやすく、鍼に通うことにならないよう気をつけながら制作しています。
針は刺しても鍼はささない方向で。
やりだすと針を刺していく感触に夢中になるのです。

ブレーメンの音楽隊がモチーフということで、ロバ、犬、猫、ニワトリという、初めてつくるものが多くて新鮮な気分。
以前お客様から、ヒロタの動物モチーフは良いとほめていただいたことがありました。
その言葉を聞いたことや、個人的に思い入れのある猫や羊(ときどきクマ)といった限定的なものしか作っていなかったこともあって、けっこう積極的にあたらしい動物に取り組んでいます。
作品に興味を持ってくださる方やお店の方、そして今回いいきっかけをくださったJAMPOTさんに感謝です。

あ、でも、二回目の個展のときにニワトリと卵(しかも何気にでかかった)つくったっけ。
思いつくとちょこちょこつくるので、すっかり忘れていました。

とにかく一生懸命、魅力的だなと自分が感じるような作品をつくっていくことが大切なんだなあと身を以て感じています。

ブレーメンの音楽隊のお話を読みましたが、けっこうツッコミどころ満載でまた面白い。

太陽系セットもさっそくご注文いただいていてありがたいです。
初回限定バージョンはあと1点となりました。
素敵な特設ウェブデザインも作っていただいたので、ウェブショップも楽しんでくださいね。

スクリーンショット 2013-06-04 13.23.04.png

ヒツジフエルト縮絨室が、いと涼しげな感じになっています。
宇宙の標本箱コースター&ポットマットセット、初回限定版のみに、地球の衛星”月”のブローチをおつけしています。

一つずつ惑星をパッケージして、標本のように飾ってもお使いいただける仕様にしました。標本の裏面には、惑星の情報を調べて編集し、載せています。
標本箱をイメージした木箱に入れてお届けいたします。

だいたい本気ですが、これこそヒロタの本気。
テーブルの上に太陽系が広がっている様子を想像するのはとてもわくわくして楽しいですし、単純に、ぜひ手に取っていただきたいアートでもあります。

詳細はヒツジフエルトにお越し頂き、ご覧下さいませ。

太陽系の標本箱セット

ここを見てくださる皆様に、ささやかなお礼やご挨拶をかねて。

大阪のアトリエにて、こっそりセールをやりたいなあと思っていました。
ヒロタの作品を30〜50パーセントオフにて展示・販売させていただきますよ。
アトリエでおこなうので、DMも告知も大々的にはやりません。こちらをみてくださっている方だけにお知らせです。
アイテムは、スマートフォンポシェット、スマートフォンケース、ブローチ、トートバッグ、ルームシューズなど。細かなものもあわせると、いろいろあるかと思います。
期日は5月28日(火)、午後3時から午後8時までです。
場所は大阪市営地下鉄・谷町六丁目駅からすぐ。
アトリエでの催しなので、場所の詳細はメールにてお返事させていただきます。
お問い合わせフォームにて、”ひみつの宵市希望”とお書きいただき、お名前、お電話番号(できるだけ当日ご連絡のつく番号でお願いいたします)、来られる人数、来られるお時間をお知らせください。
一日だけで、しかもすぐの開催(笑)なので、きっとゆっくりお話して見ていただけるかな?
もし、展覧会やイベント等でお会いした方などでしたら、その旨を記載していただけると嬉しいです。

今回、直接の作品オーダーは、今アトリエにある羊毛のストックのなかからでしたらお受けいたします。
なので色味に限りはありますが、直接ご希望をお聞きしてお作りできる機会になりますので、ぜひご相談ください。

friponfriponne.jpg

fripon-friponneさんでのうれしいもの・おいしいもの市。
newsページにて作家紹介をしていただきました。
どうぞご覧下さいませ。(5/25UP分のふたつめの記事です)

今日は一日、せかいのこもの展のお店番と接客でした。
とてもくたくただけれど、たくさんの人たちに出会えていい一日でした。
ファンの革作家さんとお会いできて、有名な最中もいただいて・・・ありがとうございます〜(涙)
今回展示をしてくださったHOME plus SPICEさん、お手伝いのみなさんの笑顔に助けられています。

明日はieieさんの絵付けワークショップがありますよ。
予約なしで参加できるので、ご自分で絵付けしたブローチを楽しみにぜひいらしてくださいませ。
そのほかたくさんのものたちがわんさか。ヒロタのてるてるぼうずもたくさんございます。

carbonとのコラボレーション作品で、こちらでのみお取り扱いしています。今年は首巻きもいろんな色をご用意しました。顔も、ひとりずつちがうのです。
これからの季節、雨降る時期も窓辺に吊るしてお楽しみください。

季節を感じるって、大切ですね。
そんなことをしみじみと感じながら、日々走っています。

ヒツジフエルト縮絨室に新カテゴリ“宇宙の標本箱”をつくりました。

ここにUPした新作がこちら、太陽系の標本箱という作品です。

taiyoukeiA.jpg

太陽のポットマットを中心に、コースターに仕立てた惑星たち。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つと太陽とがセットになっています。

20130514c.jpg

微妙な色あいのミックスやシルクなどをふんだんに入れた、凝った作品をお出しするのはなかなかなく、貴重です。
アンティーク仕様の標本台紙に、それぞれの天体のデータと、裏には説明文を記載しました。
説明文は、さまざまな文献をもとに作成してあります。読み応えありますよ。
天体名の表記は、日本語、英語、ラテン語(つづりがちがうもののみ表記)です。
これは、学問の分野ではラテン語がよく使われるということに由来しています。

20130514d.jpg

標本箱をイメージして、木箱に入れてお届けいたします。
使う前に飾っても楽しいかなと考えて、ハトメをつけて柿渋染めの糸を付け、ひとつずつラッピングしました。

item0079b.jpg

今回の色味は完全数量限定販売となります。

そしてそして。
制作過程の様子をすこしだけ撮影しましたので、ちょろっとご紹介したいと思います。

20130514b.jpg
こちらは海王星制作のようす。
何色ものブルーの羊毛を、ハンドカーダーで混ぜ合わせています。丸く作ってある模様は、大暗斑。
細長く数個分作って、フェルト化させた後で丸くカットします。
海王星の大気が薄い部分と言われている箇所です。現在は消滅しているとの情報ですが、今回は入れてみました。出たり消えたりするようです。

20130514a.jpg
これは木星。
縞模様が印象的な星なので、ループ糸も入れて表現しています。
目玉のように羊毛を置いているのは、テストによく出る大赤斑の部分。
こちらもあとで丸くカットします。

作家が何かを表現するとき、手段はさまざま。
私は絵の具よりもパソコンで描くよりも、フェルトで描く方法が一番しっくりきます。

ロケットや探査機が宇宙に行き、地球からでも望遠鏡で観察が出来るようになったとはいえ、わたしたちは宇宙の事を何も知らない。
なぜ宇宙はできたのか?宇宙に果てはあるのか?果てがあるとしたら、その先には?わたしたちはなぜこうして命があって、生きているのか?
おそらく、仮説は立てられても真実を答えられる人は未来永劫いないでしょう。宇宙は人間にとっては絶望的に広大。
わけがわからない場所に存在して生きている、それがわたしたち。
知らないからこそ、科学者は観測し、調べ、学者は理論を立てる。
でも、今でもわからないことがほとんどだと言ってもいいと思います。
今回この作品をつくるにあたって、いろんな資料を読み、ネットも調べ、思ったのは、「ああ、ほんとうにわたしたちは何も知らない中に立っているのだなあ」ということ。
人智を超えたものがあり、自分もそのなかにあるということを感じ取ったとき、深い感動を覚えました。

私は、学校で「木星はこういう成分で出来ていてこういう大きさなのだ」などと”わかっていること”を学び、それが目くらましになって、単純にも「人類は技術が進歩していろんなことを知れるようになったんだなあ〜」なんて考えていました。「それでも、ほとんどの事がわかっていないのだ」ということはそのとき学ばなかったように思います。
「知らないんだ」ということに気づけたとき、より宇宙に興味がわくようになりました。
そんな経緯があって、宇宙の本や番組、ひも理論の本まで読んで、個人的に興味を持って接してきました。
それでもわからないことばかり。だからこそ知りたい。

そんな想いもあるので、今回は「コースター」というよりは、より「作品」に近い作品だと考えています。
使えるアート、使うアート。
それぞれの星を調べ、わからないことの多さに驚き感動し、さてこの星をどう作品として出そうかと試行錯誤しました。
テーブルに太陽系をひろげて使うも良し、飾って標本にするもよし。

そんなふうにしたかったのだと思います。

夕刻の欠伸

2013.5/9

お知らせ更新です。
ウェブショップに新アイテム、スマートフォンポシェットをUPしました!
このポシェット(のデザイン違い)を使って頂いている画像が、HOME plus SPICEさんから届きました。
こういう画像が届くの、嬉しいです。

20130509.jpeg

オレンジにブルーのポシェットが素敵です。
アウトドアのときはカラフルな服装がいいですよね(山だしね)。
山でも、最近はみなさん携帯で道を調べたりするし、キャンプでも便利なのだそうです。同じ色あいのものをご夫婦で使ってくださっています。男女問わず使えるデザインもありますので、いろんな方に使って頂けたらうれしいです。
どれも1点ずつですので、気に入ったものがありましたらお早めに〜。