2013.7/29
みなさんのいい笑顔が印象的なワークショップでした。
ご参加、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています。
2013.7/29
手織り作品展、そして手織りワークショップ、無事終了いたしました。
お越しくださったり、告知してくださったり、空間を使わせてもらったり・・・いろいろな方のご参加、ご協力のおかげです。
独りでこつこつやる時間が多い分、人の温かさが身にしみます。
ほんとうにありがとうございます!
会場の様子、今回はワークショップの様子も含めいろいろと撮影していただいたので、届き次第またUPします。
織りの世界は奥深く、頭を使い計算し、表現したいものと技術を練り合わせ、途方もない時間をかけて織り上げる作品もたくさんあります。
織りの作家として活動される方はまさにそんな世界に身を置いて、日々制作に向かわれているんだと思います。
(織るための糸を紡ぐところから始めている方も多くいらっしゃいます。)
今回は、私が以前からずっとやっていた、つづれ織り・平織りというベーシック中のベーシックな方法で制作し、ワークショップでもそれをしていただきました。
みなさんで賑やかにおしゃべりをしながら進むワークショップも楽しいですが、もくもくと穏やかに作業をするというのもすごくいいなあと感じました。
今日はしっかり休んで、明日は家事にいそしみます。笑。
次の制作もやっていこう。
2013.7/25
ああだこうだと言葉をつくして、いろいろと告知をしているが、根っこにあるのはいつも「こんなのができたよ、見てみて!」というごくシンプルなものだ。
フリーランスでやりたいこと、すきなことで生きていこうと決めた。
つくりたいものを探り、かたちにしていく。
その結果を、ひとりでも多くの人に見てもらえるように、今日も言葉をつくすのだ。
自分で自分の作品の事をああだこうだというのはやっぱり苦手だけど(しばしばクラクラする)、必要とあらばがんばるのであります。
2013.7/24
27,28日のワークショップ参加者さんにお渡しする、手織りのレシピを制作。
今回は手描きです。
教室だけでは覚えきれないかもしれないちょっとしたコツも書いてみました。
段ボール織りなので、やりかたを覚えればお家でもつくれるようになります。
段ボール織り機といっしょにお持ち帰りくださいね〜。
carbonの入り口付近の空間は、ちょっとお庭的で自然光もきれい。
今回の展の作品を撮影しました。
細部は、いろんな素材&色の糸で織り上げています。
色の変化もじっくりみていただけるとうれしいです。
もちろん、裂き織りのコースターやポットマット(お知らせページや以前の日誌を観てみてくださいね)など、普段使いしやすい作品もいろいろご用意しています。
水・木はお休みですので、26日(金)〜最終日の28日(日)まであと3日間。
ぜひ、廣田の手織り作品を観にいらしてください。
通常のフェルト作品では限定のてるてる坊主、ご好評いただいている富士山ブローチをちょっとだけご用意できましたので、置いています。
会場の8HATI空間は、carbonの姉妹店。
すこーんと天井が高くて、とっても気持ちのいい空間ですよ〜。
2013.7/8
1 〈物が〉光を通す, 透き通る, 透明な
transparent quartz
透き通った水晶
(as) transparent as air
空気のように透明な.
2 〈織物などが〉透き通るほど薄い;ガーゼ状の
transparent fabric
透けて見える布地.
3 〈人・性格が〉気どらない, 率直な, ありのままの.
4 〈口実・意図が〉明白な, 見え透いた, すぐわかる
a transparent falsehood
見え透いたうそ.
5 ((形式))〈文体が〉平明[明快]な, わかりやすい.
goo英和辞書より
実際に透けているというよりは、織る、という行為についての
“transparent”。
織る事で、ざわざわとする心が穏やかに。心が透明に。空に、無心になっていく感覚。
大人になると、無心で何かをつくるということが少なくなっていく、のかもしれないけれど、やっぱり、作るという行為で、透明な気持ちになることっていいなあと、思うのです。
ワークショップも開催いたします。
参加者さん、募集中です!
一緒に手織りコースターを作りましょう〜。
2013.6/29
廣田良子 手織り作品展&ワークショップのお知らせを書きました。
昔から日誌(ART OF DAYSの頃から)を読んでくださっている方にはおなじみのお話ですが、ありがたいことに新しいお客様も増えてきたので、「何故に織り?」と感じる方もいらっしゃると思い、久々に改めて経歴をお話したいと思います。
もともと、大学で染織を専攻していました。
学んだのは主にろうけつ染、型染、シルクスクリーン、織り。
3回生からは織りを専攻して、そこからファイバーアートへ。ファイバーアートとは、織りにこだわらず、繊維を使っていろんな表現をする分野です。この分野でフェルトメイキングを知りました。
卒業後、オリジナルの糸をつくる会社に就職して、糸の販売や糸を使った編み物、織物、手紬ぎなどをし、学び、お教室もさせてもらいました。(フェルトも扱っていました。)
働きながらいろんな技術を学ぶ事ができた場所でした。
何気なく着ている服も、もともとはすべて1本の糸で、その糸も、元々は綿花だったり羊毛だったり、工場で作られていたりする。大変な手間ひまがかかっています。
その「もともと」を辿ることで、自分の見える世界が変わったのを今でもよく覚えています。
食べるものがどこから来て、どんなふうに育てられ、加工されて、口に運ばれるのかを考えるように、身につけるものについても、考えることができました。
物が物として私の手に届くまでの道のりを知る事で、物を大切にするということや、何を選び何を買うか、何を買わないのかの本質が、すこしわかったような気がしています。
というわけで、織りをやるのも講師も久しぶりではありますが、糸から何かが作れる楽しさを、ワークショップを通じてぜひ、知っていただけたらなと思っています。
フェルト作品以外の私のものづくりを知っていただけるいい機会になれば、とも。
毎日新鮮な気持ちで制作しています。
教授に教わった言葉をふと思い出したり。
「材料の”生”の感じが残るものではなく、材料を使ってひとつの作品へと仕上げることが大切だ」という言葉。
料理でいうなら、材料を適切な大きさに切り、丁寧に調理し適切な味付けをして、「素材」ではなく「食べ物」にちゃんとなる、という感じ?でしょうか。
素材の恩恵は充分に受けていますが、そこに頼りっきりになることなく、その素材を使ってどんな作品へと仕上げていくのか、の行程が、ものづくりをする人間にとってとても大切な事だと私は思っています。
もちろん、今も学びの最中です。きっと、ずっと。
2013.6/27
ブレーメンの音楽隊 at JAMPOT好評開催中です。
山モチーフは、冬ごろに「なんだか気になる」ようになり、カラーバリエーションいろいろで作ってきました。
おかげさまでご好評いただいていて、とてもうれしいです。
偶然にも、富士山の世界遺産登録のインフォメーションが流れて、これはぜひ作ろう!と、楽しんで制作しました。
裾野に向かって広がり、てっぺんはスマート。夏でも雪が残っていて、見た目にも美しいです。
連邦になっている山も魅力的。
私の故郷には、袴に似た形をしている事で知られる袴腰山や、立山連峰があります。帰省すると、いつも眺めては「きれいだなあ・・・」と、うっとり。
2013.6/16
お知らせ更新しました。
“ブレーメンの音楽隊”at JAMPOTをどうぞご覧ください。
ブレーメンワールド、楽しんでいただけるとうれしい。
今年も、夏らしくなってきました。
今日は強面?メンがやっているらしいドーナツ屋さんに行こうと決めていましたが、売り切れで残念。
楽しみは、とっておきましょう。
ウェブショップでも店頭でも、ブルー系のマウンテンブローチが人気です。やっぱり富士山を思い浮かべるからかな?ブルーの羊毛のストックを見たら、あとすこし作れそうなので、作ってみました。
近々ウェブショップにUP予定です。
縦長な意匠のマウンテンブローチ、だけど、横長めの富士山のようなブローチも作っています。
そして7月には8HATIさんで初の手織りの小作品展をやります。
期間中はワークショップをしますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。
2013.6/9
fripon-friponneさんのイベント”うれしいもの・おいしいもの市”無事終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。
気になる作家さん、食べ物、コーヒー・・・私も行きたい気持ちいっぱいでした。きっとすてきな市だったのだろうなあ。
遠方で作品を観ていただける機会をくださったfripon-friponneさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今は、19日からはじまるJAMPOTさん企画の”ブレーメンの音楽隊”に向けて作品をつくっています。
最近は従来のウェットフェルト(石鹸水をかけローリングで作品を作る)に加えニードルフェルト(刻みのついた専用のニードル針を刺して作品を作る)の技法を使う機会も増えてきて、毎回学ぶ事が多い日々です。ニードルフェルトは何時間も同じ姿勢で、ひたすら針を刺し続けるので、首と肩がガチガチになりやすく、鍼に通うことにならないよう気をつけながら制作しています。
針は刺しても鍼はささない方向で。
やりだすと針を刺していく感触に夢中になるのです。
ブレーメンの音楽隊がモチーフということで、ロバ、犬、猫、ニワトリという、初めてつくるものが多くて新鮮な気分。
以前お客様から、ヒロタの動物モチーフは良いとほめていただいたことがありました。
その言葉を聞いたことや、個人的に思い入れのある猫や羊(ときどきクマ)といった限定的なものしか作っていなかったこともあって、けっこう積極的にあたらしい動物に取り組んでいます。
作品に興味を持ってくださる方やお店の方、そして今回いいきっかけをくださったJAMPOTさんに感謝です。
あ、でも、二回目の個展のときにニワトリと卵(しかも何気にでかかった)つくったっけ。
思いつくとちょこちょこつくるので、すっかり忘れていました。
とにかく一生懸命、魅力的だなと自分が感じるような作品をつくっていくことが大切なんだなあと身を以て感じています。
ブレーメンの音楽隊のお話を読みましたが、けっこうツッコミどころ満載でまた面白い。
太陽系セットもさっそくご注文いただいていてありがたいです。
初回限定バージョンはあと1点となりました。
素敵な特設ウェブデザインも作っていただいたので、ウェブショップも楽しんでくださいね。
2013.6/4
一つずつ惑星をパッケージして、標本のように飾ってもお使いいただける仕様にしました。標本の裏面には、惑星の情報を調べて編集し、載せています。
標本箱をイメージした木箱に入れてお届けいたします。
だいたい本気ですが、これこそヒロタの本気。
テーブルの上に太陽系が広がっている様子を想像するのはとてもわくわくして楽しいですし、単純に、ぜひ手に取っていただきたいアートでもあります。
詳細はヒツジフエルトにお越し頂き、ご覧下さいませ。