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ヒロタが綴る日々の出来事

ポートレイト

2024.2/20

2023年秋の晴れた日に

何年かに一度、アーティスト写真を撮ってもらっています。今回お願いしたのはトナカイさん。ご家族を撮影した写真を見かけ、それがとても素敵で、ぜひにとお願いしました。

いい天気に恵まれて、私の母校近くにある思い出深い公園で撮影していただきました。下校の通り道だったり、部活仲間で花火(当時は花火は禁止されていませんでした)をしたり。もっと昔には、動物園も併設していたのでペンギンを見に母に連れて行ってもらったり。いろんなことを思い出しました。そうして今の私はここにいる。

家族の手術後の通院、経過は順調とのことでよかった。体重も大幅に減ることなく、食べ方や種類、量の調節もうまくできている。そろそろ生ものや揚げものも挑戦してみていいと言われたので、家の献立に加えてみよう。

順調な理由は家族が自分自身を大切にして、工夫をしているから。でも、共に暮らす人として、わたしという存在が、なるべく心身健やかに生きるということの妨げにはならないようにしていようとは思っていて、そこもなんとか大丈夫なのかなとちょっとだけ自信になった。

 

元旦の地震では近しい人たちがたくさん打撃を受けた。わたしにできることはとても少ない。でも、その人たちによく言われていた「(上で書いた)家族のことをよろしく頼むね」「ついててあげてね」ということをできる限り守ることが今やれることなのかな、と思っている。何気なくかけてくれた言葉なのかもしれないけれど、言葉はお守りにもなる。

自分のこともおろそかにしない。行きたいところに行き、会いたい人に会い、身体を大切にして、作品をつくって過ごしている。わくわくや楽しいという初期の喜びも良いが、「地味なんだけどなんだか落ち着く」とか「穏やかな気持ちになれる」「ただ寄り添ってもらえる安心感」という長期的で静かな喜びはすべての根幹になる気がしている。

来月には久しぶりに大阪での催事に参加予定で、その作品作りの真っ最中。無事にお届けできることを祈って。

チューリップを届ける猫のブローチ(通称:花ねこ)。花ねこシリーズも長くて毎度いろんなお花を持ってもらうけれど、チューリップは富山の県花なので大事。日本一の球根出荷率を誇るのです。

氷点下の朝

2024.1/14

今年も地区の左義長へ。

無病息災、家内安全を願い、昨年のお守りや注連縄を火に焚べました。雪が降り、気温も氷点下の寒い日。今季初めて氷が張ったと思う。いろんなことに心を向けつつ、考えるために考えない、やりたいこと、やるべきこと、しようと思うこと、できることをする。やらないことはやらない。会いたい人に会う。両手で受け取る。疲れたらすぐ寝る。寒空の中白い息を吐き、帰途につきながらそんなことを思っていました。

家用の灯油をタンクに詰め替えて玄関まで持って行く。父が作ってくれた融雪装置のコックを開けて水を流す。積もった雪かきをする。近所の人に会ったら挨拶する。野菜と汁物と鮭と青魚と豆腐と白米をなるべく食べる。

今日は父の月命日でした。毎月お寺さんがお参りに来てくれるので、早起きして家の前の雪かき。声が大きくてお経の声も普段の声もはきはきと明るく元気が出ます。お寺さんからハクビシンやタヌキが家の天井で運動会をしないよういろいろ教えてもらいました。そしてたいせつな人からの大好きな贈りものをお守りにポケットに入れて、今日は隣町まで身体のメンテナンス。

2024

2024.1/13

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この龍は挨拶状ドットコムさまに年賀状モチーフとして提供させていただいた作品の1つ。いかにも龍〜!って感じの龍で、ちょっととぼけた感じもあってお気に入りです。今回もたくさんのご注文ありがとうございました。喜んでいただけていたらうれしいです。

2024年、まずは2月下旬のイベントにてみなさまに作品をお届けするべくただいま準備中。詳細はまた後日お知らせしますね。

下ごしらえ

2023.12/17

大昔に作った赤ワイン煮込みの話をしていて、肉料理は下茹でしてから調理するととても美味しくなる、と教えてもらいました。やはり。そうなんだろうなと感じていながらもついついすっ飛ばしてしまう下ごしらえ。慌ただしい毎日、栄養バランスと食べやすいものと好物とを考えるので精一杯でござる。が、時々はやってみようと思います。

家族が胃の手術をして無事退院してきました。食べ方や食べるもの、量などこれまでとはちがうので、栄養士さんに教わった紙を見ながら献立づくりの毎日です。意外なものが消化が悪かったりとか、逆にこれは食べていいんか、とか新しい学びも多く。

大変な時には大変なことが重なるのは世の常、今年は10月から12月に渡って本当にいろいろありました。これで良かったのかしらとか、こうすればよかったのかなとか、うまくいったかなとか、ここはちゃんと言わなきゃとか、失敗しちゃったとか、こういうとこ自分ダメよなあとかもありますが、しょうがない。やれることをやっていく。あとはありきたりですが謙虚と感謝。人からの助けや優しさにもたくさん救われました。人はみなひとりぼっちなのだ、とどこかでいつも自分に言い聞かせているところはありますが、だからといっていじけたくはないし、人と関わることは素直にうれしいことです。ものづくりのお仕事も、お客様からのオーダーや店舗さまの催事に出品することができて、とてもしあわせでした。もっといろんなものをつくっていきたいです。

オーダー1便め

2023.12/10

羊がクマとネコになる

Creemaの受注、第一便を発送しました。ただいま第二便分を製作中です。お待ちのみなさま、もう少しお時間をくださいね。

今日ヤマト運輸の営業所に行ったらいつになく混んでいました。野菜と思しき大きな箱、できた野菜を子やきょうだい親戚に送るのかな。

ヒロタのフェルトアイテム、贈り物としてのご注文やリピートでのご注文もいただきうれしい限りです。こちらは食べられませんが受け取った方が楽しんでもらえたらいいな、という思いで引き続き、ゴロゴロごしごしフェルト化させてまいります。

 

2023.12/8

三日月もいた

北風と太陽

2023.12/4

【受注】iPad Pro 12.9inchケース/フェルトねこ

大きなサイズも欲しいというお声をちらほらお聞きしていました。ようやく登場。大きいのでインパクトあります。

Creema Store 11-12月の受注始まっています。今回もご注文いただきありがとうございます。初めましての方もリピーターの方も、ようこそおいでくださいました。ぽかぽかとした太陽のような気持ちです。ひとつずつ丁寧におつくりしていきます!

 

12月も駆け抜けていきたい。

北風に負けるな。

(寒がり&冷え性)

 

新作できました。シロクマの、

ポーチです。

News”冬のおくりもの展” UPしました。

毎年参加させていただいているこの展示会。今年も参加することができてとってもうれしいです。日々寒くなってくるこの季節をあたたかな気持ちで過ごせる、様々なジャンルの作家さんの作品が並びますのでお近くの方も遠方の方もどうぞ楽しみにお越しくださいませ。会場のkocka(コシュカ)さんの「大切な人や自分に冬のおくりものを」というコンセプトが好きです。

今回、わたしはリクエストにお応えしてキーケースたっぷりつくりました。新アイテムのシロクマシリーズもお披露目しています。どのアイテムもひとつひとつ表情やもようが違いますので、あれこれ迷ってお気に入りを見つけていただけましたら幸いです。

穏やかで和やかで地味な日常。そういういい意味での上辺を大切に、手仕事に奮闘して喜んで迷って決めて、たいしたことない等身大でややこしい自分もいて、そうやって暮らしています。今年の秋は、心にぽっかりと大きな穴が空くできごとがありました。やらなきゃいけないこと、やりたいこと、たくさん眠ることができているおかげで前を向いて歩いていけるんだなあ、と感じています。催事に呼んでいただいて、お客さまが目に留めて下さって、近くに遠くに関わってくれる人がいて、1人で過ごせる時間もあって、ただ、それらを味わっています。予定通り、雪が積もる前に畑の畝を1本増やしました。冬野菜はお休みしますが、春になったらまた野菜を育てようと思って。畑を耕すのは相変わらず腰が痛くなります。体の使い方がまだまだなってないようです。

人形・オブジェの展覧会として毎年開催の「夢見るギニョール展」。今年も参加いたします。

夢見るギニョール展-童話の国-News

今年でかけた場所でインスピレーションを得た、搾りたて100%なお人形。うちの看板猫ファマドとワッフルでつくりました。

ゴーストもいます。

手のひらでふわふわ漂い遊びいたずらする子達。ひだやフォルムもご注目。

楽しんでいただけたらうれしいです。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

また、追加オーダーいただいているCreema Storeのアイテムも順次制作しています。こちらもお届けまで楽しみにお待ちくださいませ!