2009.6/20
暑いですね
皮膚がちくちくします
梅雨らしさは何処へやら
黙々と創り続けて
肩こりMAXでございます しかしながら
合間に、12年連れ添っている服を繕ったり
制作を終えるとコーヒーで一服したり
結構幸せにやっております
だいたいのことは
私がいなくともかわりがきく、と日頃思っています
けれど私が創る作品はわたしにしかできないものだから
たくさん創ろうと思います
代わりのきかない存在でありたいです
「制作」という仕事があるから私は歩けるのだなあと
大げさでなく 思います
メンタルな部分を支えているものです
自信とは「自分を信じる」と書くのだということに
さっき気づきました
ほほう・・・
気づくの遅っ
2009.6/17
羊に関する本を手に入れた
私は羊毛をグリージから扱ったことがない
グリージとは 羊毛を刈り取っただけの状態のことで
脂や汚れ、牧草がまるまる毛に残っている
羊好きの人はこれを手洗いする所から楽しむ
昔ある人が、グリージを洗って干した時に
羊毛がきらきらしていて美しかった、と言っていたっけ
糸紡ぎもまた再開したいし 織も再開したい
やっぱり羊はいい
ただただやりたいことに向かってすすむ
そんな人になれればなあと思うこともあるけれど
日々 いろんなことにとらわれながら生きているからこそ
作品ががつくれるのだろうか だとしたら
・・・そんなことを考えながら
最近の日課は やたらと物件のサイトを覗くこと
今日も心ときめく物件を目の当たりにして
テンションが上がったのでした
2009.6/16
今日も良いお天気で、夏の様な気温でした
7月や8月はどうなることやら・・・
夏物の作品のために、新しい羊毛を買いに出掛けました
羊毛屋さんはやっぱりいいなあ
落ち着きます
世界から集められた様々な品種の羊毛に囲まれていると
・・・幸せです。
羊毛という素材にはまだまだ近づけていませんが
日々の手仕事をこつこつと続けたその先に
何か見えるものがあるのかなあ、と 何となく思い
自分の手を信じよう、と強く思いつつ。
コリデールの新色が出ていて
なかなか美しい色だったので、こちらはお試しに50gだけ購入
あとはいつものごとく、お買い物かごに羊毛を詰め込む
秋の個展、大まかなテーマは見えているのですが
それをどのように作品に落とし込むか
空間をどうつくるか 目下思案しています
伝えたいことが伝わる展示にしたいなと思います
(これが毎回、いつも難しい)
私の心はまだまだ道の途中で
「これです」と答えを出すように展示は出来ないかもしれない
けれど、その道の途中をきちんと出したい
買い出しの途中で大学の先輩に偶然お会いして
相変わらずの美しさにドキドキしました
そして、これから先、どこへ行ったとしても
出会いと人との繋がりは大事にしたいなと思いました
2009.6/14
今日は良いお天気で シーツもよく乾きます
植木にたっぷり水遣りして もっさんも外に出して
存分に日光浴していただきました
でも
せっかくの梅雨に家にいるのに
雨降りを満喫できないのは少し残念です
雨は良いです
体はなんだか怠くなるのですが
意味も無く、膝を抱えてじっと雨音を聴いている とか
そういうのが落ち着きます
理由はわかりませんが 落ち込んでいるわけではなくて
落ち込むといえば
先日、今年度の保険料の値上がりっぷりに落ち込みました
いやむしろ鼻血が出そうだ・・・まったくもう。
私はフリーランスで
実家からも完全に独立しているので
自分でやらなくちゃいけないことも多く
それはそれは面倒ですが
自分で自分の面倒を見ているというのは
私の性には合っているようです
2009.6/12
膨大な量の思考(無駄なものも含む)は
私のノートの中で誰に見せる訳でもなく増殖してゆく
昼間っからにしかわフラワーを食べて
パンチの効いた甘さに涙する
carbonさんのてるてる坊主、もっと小さく作ってと言われて
「ちいさいものを作るのは難しいんですよ〜」
と半泣きで(嘘)店主さんに訴えながらも挑戦
なんだかんだで前回納品分よりも小さく出来ました
妙なかわいらしさも減らせて、シンプルでクールな奴になりました
(前回分は完売しております、ご了承下さい)
やればできるじゃないか。
いくらがんばっても、努力しても、
私の小さい力ではどうにもならないことは沢山ありますが
自分ががんばれば出来ること、変わっていけることは
やっていこうと思うのです
だって、まだまだ歩いていくんだから
疲れている場合ではないよねと自分に言い聞かせる
ハンバートハンバートをよく聴いています
バビロン という曲がとっても好きです 好きなんです
なんだ、この曲は!と。
良成さんと遊穂さん、とても素敵。
ヒョドルを弾く良成さんのライブ版「メッセージ」も良い〜。
2009.6/10
今日はほぼ一日、雨。
作品にアイロンをかける。
最近の私はというと、一年前の自分を思い出そうとしたり、
合間を縫って京都のお気に入りの場所やお店に通ったり、
気になっていながら一度も行っていなかった所を訪れています。
そのこととは全く関係なく、いろんなものが、
かなしくてみにくくて愛しくて美しいとも感じています。
そんなになって、君は一体何処に行くんだい?
自分に問いかけました。
さあ、わかりません。
ただ私は歩いていくだけです。
できるだけ元気に
たくさん作品つくりたい。
もしくはゆっくり休みたい。
さしあたって今夜は、
家着のズボンの穴を、赤い綿の糸で繕いました。
髪をまとめるゴムのnewバージョンを作りました。
2009.6/8
小さな旅に出ていました。
旅の最中は咳がほとんど出ませんでした。
今は治りましたが、物心もつかぬ幼い頃、喘息だったそうです。
そういえば旅先は田舎で、空気のきれいな所だったなあ、と
気づきました。
帰ってきたら、いろいろと出来事がおこりました。
作品を創って、気が向いたらまたふらりと旅に出る。
旅も、私の日々の暮らしも、まったく自由気ままです。
その自由を楽しむことができるのは
帰る場所があるからなのかなあ、と思いました。
帰る場所はきっと、人によってさまざまで
文字通り家、な人も居るだろうし
特別だったり大切な人の存在である人も居るだろうし
自分自身の中にある信念、という人も居るでしょう。
無い人も居るでしょう。
私の帰る場所は、私の”内”に存在しています。
どんなものでも、どんな形でも、
みんなに帰る場所があるといい。
そうすればきっと、何処までも行ける力になるはず。
本日の覚え書き
・ハンバートハンバート/おなじ話
・永井荷風/ふらんす物語
・mama!milk/鏡楼の饗宴
2009.5/31
5月も今日で終わり。
昨日降った雨は今日の午前も少し残り、
昼から一気に晴れ街の緑がうるおって、彼らは元気になった。
私の体もそう。人の体も自然の一部なのだなあ。
あたりまえのことだけどよく忘れてしまう。
かわしまよう子さんの日記に、
「水菜と納豆のパスタを作って食べた」というくだりがあって
食べたい気持ちが募り、今日の晩ごはんに作る。
私は数年前にサジと鍋をしたときまで、水菜は春菊みたいに
独特の香りがするものだとずっと思い込んでいた。
そのときに初めて食べた水菜に「あー、葉っぱ食べてるなあ」
という感想を抱き、好きになった。以来、時々食卓に登場するようになる。
今日作ったのは、水菜+納豆+もやしで、パスタは全粒粉。
全粒粉のパスタはお蕎麦に似ていて、穀物の風味がしっかりする。
仕上げにさっと炒めるとき使ったのは、ごまバター。
妙に野生の味がした。手前味噌だけど、美味しいなあと思った。
調味料の味に慣れている人には、美味しいと言ってもらえる自信が
ないけれど・・・(料理の腕も含めて。)
廣田家では鍋に入れる葉ものの野菜は白菜と春菊ばかりだった。
白菜は根に近い部分が甘くて美味しい。
春菊と長ねぎは、今も大の苦手で、彼らに申し訳なく思う。
明日用には、水菜ともやしのスープを作っておいた。
片栗粉で少しとろみをつける。優しい味になった。
気分転換がしたくてたまらなくなり、美容院に飛び込みで行く。
案の定予約でいっぱい。予想はしていたから、火曜日に予約をして
帰ってきたのだけど、何だかすっきりしない気持ち。
何かから目をそらすために、
とりあえず髪型を変えようと思っただけの様な気がした。
髪型を変えた所で、根本的な「何か」は変わらないのだ。
申し訳ないけれど、明日予約を取り消してもらおう。
いざとなったら、自分で前髪ぐらいは切ってやろうではないか。
それに今は、美容院に行けるほどの台所事情ではないのだ。
冷静になった自分に何だかほっとした。
このギリギリ感はそんなに嫌いではない。ドキドキはするけど。(かなり)
秋の個展に向け、悶々と考える時期がまた始まった。
そんな中にも通常の制作がある。
作家になって10年。いつも作品のことを考えているから、
正直「逃げたい」と思ったことはある。
でも「やめたい」と思ったことは一度もない。飽きることがないのだ。
ずっと繰り返し考え続けている問いがあって、
答えは5年くらい、出ていない。
問いがあり続けることはたいへんだけど、嬉しい。
2009.5/18
暫く日誌の更新をお休みします
またふと再開します
そのときは宜しくお願いします
新作の納品や展覧会のお知らせについては
今まで通りお知らせで随時更新していきますので、
こちらをよろしくお願いいたします
2009.5/17