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ヒロタが綴る日々の出来事

フラ猫(ファマド)ブローチをつくりました こちらもJAMPOTさんお届け用です

真顔になりました。表情、最近は事前に決めないでつくることが多くてつくっていきながら決まっていくことに興味があります。ポーズさえもライブ感にまかせているところがあり、動きのあるポーズは楽しいな…。海にもハワイにも無縁な人生を送っていても漠然とした憧れがあります。作品は自由に世界を旅することができるし何にでもなれる。若くて勢いのあった頃とは違う作品のつくり方、仕事の仕方、手を動かしながら目下研究中です。

昨日今日と久しぶりに太陽が1日顔を出してくれて風もあり、気温も高かったので寝具のお洗濯に勤しみました。寝具が清潔であることが好き。

そしてcreemaサイトでのオーダーいただいているお客さま、ありがとうございます。こちらも順次制作を進めてまいりますので楽しみにお待ちくださいね。

猫のファマドの小さいブローチを創り始めました。

画像は昨日のもので、今日にはファマドお気に入りの魚ぬいぐるみを抱えたバージョンに変化しています。

人形をつくる途中の段階で動きやポーズを変えたりして遊びます。これは通称どすこい猫で、毎日7月場所を観戦しているので影響を受けたと思われます。遊んでいるうちに新しいポーズのアイデアがでてくることもしばしばありますし、作品が変化していくための課題も見つかります。「学び(学問)はすべて愛につながる」という一言を読みました。勉強不足にはなりたくないなあ。

今回のファマドは種類が揃ったらJAMPOTさんにお届けする予定です。(決まりましたらまたお知らせいたします。)

こちら北陸も雨続き。ほんとうに毎日良く降る。とうとう庭先に名も知らぬキノコが生えてきた。

2、3日ほどストックアイテムのメンテナンスに時間を費やしている。フェルトは自然素材なので、保管しておいても髪の毛同様モケモケが出てきたりもする。定期的にニードルとプレスをし直しておく。オンライン注文がある時も梱包前に必ずチェックをし必要に応じてメンテナンスをして送り出します。家も庭もお肌や髪も作品も、長く美しく保つには何事もメンテナンスが必要。

ヒツジフエルト縮絨室・フェルトのお手入れ方法

ご自宅でもできるメンテナンス、ご参考ください。使わない季節はニットと同じく、防虫剤を。ドラッグストア等で色んな種類のものが売っていますし、無印良品のウッドシダーブロックは香りが良いです。香りが消えてきたら付属のやすりで削り出せば復活します。

(プロの手でのメンテナンスや修理をご希望の方は有料で承っています。その場合はコンタクトからどうぞ。アイテムとその症状、やってほしいことを書いていただけましたらお見積もりさせていただきます。状態によりますが、ちいさなものは1000円〜、バッグやマフラー、大きめの人形などは2000円〜承ります。)

 

手抜き草刈り

2020.6/30

1日雨が降ったり止んだりの1日。縁側から手を伸ばして濡れない程度の雑草を抜くだけ。仕事の続きは1日かけて進んだ。

思考して思考したことを言葉に置き換えてみたいことがたくさんあるような気がするけど、なかなかできていない。思考しても答えが出るものはほとんどないと思うけど考えるということをしたい。感情のひとつひとつを放っておきたくないというか。

食べる猫のブローチ

不思議な瞳はタイガーアイの天然石で、角度によって猫目の表情が変わるのがきれいです。

こちらのブローチも、眠れる羊を数える夜店に追加しています。秋冬に向けた制作も始まって少々慌ただしいため、また折を見て少しずつUPしていきたいと思っております。

裏庭は苔庭になっていて湿り気があるので、沢ガニをちょいちょい見かけます。庭にカニがいると結構びっくりします。苔庭は後年父が整えたもので、子供の頃はただの裏庭だったのでカニは居ませんでした。ほかにはオタマジャクシからカエルになったばっかりのちびっこもいたりして、彼らも湿気のあるところがお好み。ちいさいとかわいい。付かず離れず適度な距離で、それなりに仲良く暮らしています。

今やっているお仕事をちゃんと納品してから髪を切りに行く、あとは内藤礼さんの展示も観に行こう。内藤さんの作品はわたしにとって難しい部類に入りますが、いつも空間は美しい緊張感の中にあって、同時にふわっとした感じもします。そして広くて余白に満たされている。この表現が適しているかは自信がないですが、変わらずずっと好きなのです。

内藤礼 うつしあう創造(金沢21世紀美術館)

 

 

いきている

2020.6/15

大雨警報が解除され、雨の上がった月曜日。地面が少し緩んでいるおかげか雨で伸びた雑草が抜きやすい。雑草という名の植物はないと誰かが言っていたのには全く同意であり、いきものを土から引っこ抜くのは心苦しいのだけど放っておくと庭が緑で埋まりぼさぼさになるし虫も増えるので致し方がない。というか心苦しいとか言っていられない、おそろしや緑の浸食。鎌を手にしながら小さなアリやダンゴムシがせせこましくしているのを見る。生きている。

眠れる羊を数える夜店、今夜もオープンしました。今宵は羊のブローチです。

お店の名前に羊を冠したのだから羊のブローチは初日にしたら良かったな…と今更ながら思いました。また、夜らしい室礼にすれば良かったな…とも。反省に基づいてまた改良していきます。あと1点分撮影済みの作品があるので、以降に改良をしていきます。

みなさま、どうぞ良き夜を。

本日深夜0時に「眠れる羊を数える夜店」をオンラインストア内にオープンいたします。
ここでは毎回1点ずつ作品をオンラインストアにUPしていこうと思っています。あえて夜遅くにオープンする真夜中のための場所があるといいなと思いました。

早寝早起きも好きです。真夜中も夜更かしも好きです。特に静かに1人の時間を過ごす真夜中が。仕事をしたり映画を見たり日記を書いたりという自由な時間。それこそ羊を数えて眠ってもいい。眠りたくて眠れない人も、夜更かししたくて起きている人も、誰でもひっそりと訪れることができる場所のようなものを。と、そんなことを考えていました。

めばちこ、って関西の方言だっけ。こちらではふつうにものもらいと言います、おそらく。ものもらいができています。子供の頃以来じゃなかろうか。

ざあざあ降りの雨は久しぶりでした。昨日までの暑さは何処へやら、すっかり涼しくなって半袖だと風邪をひきそうです。気候が不安定なのでみなさんも気をつけてくださいね。わたしは夏に弱いので、冷やして体調を崩さないように温かいものを食べるようにしたり白湯を飲んだりしています。それでもお風呂上がりのハーゲンダッツはやめられず、数日おきにしたり食べた後に白湯を飲んだりしています。そんなこんなで今日は作品の梱包と発送、そして羊毛を注文しました。次のオンラインストア販売スケジュールも考えつつ、新しい作品作りにもアンテナが向いてきたようです。

もはや夏

2020.6/10

そう、夏めいてまいりました。洗濯物の乾く速さ、風の温度、空気の匂い、食べたくなるもの、裸足。外に(というか庭に)出たくなります。いい匂いがするから。冬はしんとしていて夏はにぎやかな庭。際限なく生えてくる緑の草らの侵食を食い止めながら。日焼け止めは必須。

6月に入ってからは受注アイテムの制作が引き続き続いています。あとは久しぶりに誌面のお仕事をいただいたのでこちらの準備も。情報解禁となりましたらまたお知らせいたしますね。楽しんでいただける誌面になるようにがんばります〜。creemaのサイトでも、新しくねこくまスマートフォンケースをUPしております。そのうち黒猫のスマートフォンケースは大小共に受注でお作りできますので、ぜひご覧くださいね。

雨が降ると屋根から水が落ちる。その水はけを良くするために庭の一部に白い砂利が敷いてあり、長年の放置で茶とグレーと苔の緑が混じったような色になってしまった。造園屋さんに砂利を入れ替えてもらうのが定石だけど、「自分で磨けばある程度きれいになるんじゃね?」と思い時間を見つけては一個一個ブラシで磨いている。水だけでも結構きれいになるがウタマロ洗剤を吹いて磨くとさらに白くなる。砂利のスペースは1メートル前後の円の中だけなので楽勝だろうとタカをくくっていたが、ちいさな砂利をちまちまと擦る作業はなかなか進まないし腰が痛くなるしで難儀。それでも無心で磨いていると妙な心の穏やかさが生まれるのだ。これはセラピーだな。そうして誰もいない庭で風が吹いてそばでは小川が流れていて、よい。いつになったら終わるんだろう…と気が遠くなりながら。そんなこんなで5月も終わり。