2008.8/12
おはよう。
今日も朝からいいお天気です。
世の中ではお盆休みに入っている方もいらっしゃるようです。
のんびり過ごされる方も帰省される方も、よい休日をお過ごし下さいね。
私は久し振りにお盆を京都で過ごす予定です。
五山の送り火が見られるので楽しみ。
個展にははるばる富山までいらしてくださる方が居られるとあちこちから
聞いています。
「遠いからなあ〜」と思っていたのに、本当に嬉しい限りです。
気を引き締めて、作品を創っていきたいと思います。
さて、お知らせのページに、「うたうみずうみ」で出品する作品の
一部を少しずつご紹介していくことにしました。
遠くから来てくださる方もいらっしゃいますし、どんな作品を出すのか
情報があったほうがいいかしら??と考えたからです。
すべてはお見せできませんが、可能な限りご紹介したいと思います。
実際の展示もお楽しみに。
朝からぱたぱたとお洗濯をすませ、納豆パスタとサラダで朝兼お昼ご飯。
スニーカーも洗ってきれいにしました。
ベランダには濡れたスニーカーと陽に透けるブルーのストライプのシャツ。
納豆パスタは、私の定番料理・向田邦子さんのレシピ納豆チャーハンを
ちょっと洋風?にアレンジしたものです。これが以外と美味しいよ。
今日は昨夜から書いている個展の案内状の続きを書く予定です。
印刷だと楽なのでしょうが、私は出来る限り手書きで皆さんの住所を書き
お届けしたいと思っています。
手書きに勝るものはなし。
2008.8/11
※9月13日から始まる個展に出品・購入可能な作品については
可能な限りご紹介していくことにしました。
詳細はお知らせにて。
思考が回りにまわってひとまわりしてとりあえず反省。
個展の作品総数は更に増えて200点以上。です。
できんのか?ていうか、やりますよー。やってますよー。
今日も暑い一日。
外に出ると皮膚がひりひりと焦げます。暑いというより、痛い。
日焼けが苦手で、ほぼ家に閉じこもって過ごしています。
昨夜は寝付かれなかったのでお借りした身毒丸のDVDを観て
明るくなってからすこし眠って、そののち整骨院へ。
フルコースで施術してもらって随分すっきり。
それから家中の布もの一式をざぶざぶ洗濯。
サンキュー洗濯機君。
昨日、残暑お見舞いの紅茶類一式が届きました。
お気遣いあふれるお手紙も入っていて、嬉しく拝見いたしました。
おまけで大蒜も入っていました。
最近あみ出した豆乳カルボナーラに入れてみましょうか。
9月には個展もありますが、JAMPOTさんでの秋のイベントがあり
fooさんでも、恒例のイベント”くまつり”参加が決まっています。
やるべし、進むべし。
2008.8/9
煙草は基本的に自宅のベランダだけでと決めている。
決めたのはここ数ヶ月の事。
気に入って買ったのに割ってしまった器を接着剤で修復して
そこに珈琲の殻を入れて灰皿代わりに使っている。
煙草を吸った後にそこに吸い殻を突っ込むと八ツ墓村を思い出す。
いつも。
もっさんが元気だ。
青々として、葉っぱなぞつやつやしている。
嬉しいのだけどちょっぴりムカつくのは何故だ?
手に入れたと思った瞬間にするりと抜けていくものたち
それさえも見送って生きていける
いつかその日が来たら
笑って手を振れるだろうか
そういう日々を過ごせたら
そういう日々ってどんな日々?
そういう日々の事をつらつら考えるこういう日々
暑さで頭がぐつぐつぐつ。
個展の案内状が出来上がりました。
今回はこのリニューアルサイトを作ってくれたデザイナーでもある
友人に作成をお願いしました。
シンプルながら美しいDMに仕立ててくれました。
さっき仕上がりの確認をとうちへ来てくれたのですが
お互いフリーランスで仕事をする間柄、いろんな話が出来て
面白かったです。
制作に没頭していると、集中する という 作品との濃密な時間を持てる
利点もあるのですが、視野が狭くなったりひきこもり状態になるという
欠点もあるので、こういう「話をする」時間を持つ事はとても大切。
「がんばらな〜」と、意欲もまた湧いてくる。
小心者なので、作品が出来てくる程、不安も増してくるのです。
張りつめる時間も増えていくし。
放っておくと内に内に向かってしまう意識を、たまには外へと向けて
バランスを取っています。
弱さを知って、受け止める。
そして努力する。いろいろ。
制作中は音楽を常にかけているのですが、
流石に手持ちの札が少なくなってきました。
あたらしい音楽、探さねば。
踝、今日も痛いです。打ち身でないことを祈りつつ・・・
2008.8/6
夕方 左の踝を棚に思いっきりぶつけたが、人前だったので
「全然痛くないし〜、ていうかぶつけてないし〜」
と素知らぬ顔をする。
これが大人の対応ってやつか?
大人になると、大抵の事は我慢できるようになる。
実際の所、今も痛いので 後で冷やしてみようと思います。
今日は、制作した作品にニードルで仕上げのステッチを施し
ネームダグを縫い付ける作業。
作品が気に入った仕上がりになると、私はとても感動する。
作品と自分だけの濃密な時間は特別なものだ。
フェルト作業は計画も必要だし、色合いもすごく考えているけれど
それでも最終的には素材の出方に委ねるのが私のやりかた。
想像を超えた仕上がりになるところに制作の面白さがある。
勿論、想像を悪く裏切って「これはあかんやろ〜」となる事もあり。
しかしどちらにしても面白い。
納得いかない仕上がりになるのは大抵、制作中の状態が良くなかった時。
気持ちがざわついていると絶対にだめなのだ。
深いみずうみの底に立つ
静寂
何故私は毎日文章を書くのだろうかと考える
きっと日々の記録を書き留めるためではない
沢山の事 感情 押し寄せてくるから
何かに残しておかないと流れていくような気がする
何処へも行かずに旅をする
あちこちへ
誰も行けない場所へ
君が居て
あなたたちが居てくれて
それでも人は一人だから
時に寄り添い 時に孤独の旅立ちをしなければならない
それでも寄り添い合うのは
人は弱くて寂しいものだから
白い闇はもう見えない
みずうみの底を覗き込む事もない
私はそこに立っているから
この足で
教えてくれたのは 誰だったっけ?
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友達から突然呼び出しを受けて近所まで出掛けていくと
陣中お見舞いにとGODIVAの箱を持って待っていてくれた。
日誌で珈琲と煙草のくだりを読んで、「チョコレートが合うだろう。」
と思ってくれた様で。
素敵な心遣いがとても嬉しい。忙しい中本当にありがとう。
以前も、展覧会にいつも来て下さる方からチョコレートを頂いた事を
思い出しました。あのときも嬉しかったなあ。
こういう大人の気遣い、私も見習わなくちゃな・・・。
人って一人ぽっちなんだけど一人じゃなくて、何だろう、人って。
この矛盾した感じをまた実感しつつ、脳内ハテナになりつつ、でも嬉しい
気持ちは満開で、まだまだがんばれそうです。
2008.8/2
おはようございます
TMGEの「世界の終わり」を爆音で聴きながら制作。
CDよりライヴ版のほうが断然かっこいい。
テンポが半端なく速くてギターもベースもドラムも鬼ってます。
尖った音楽も大好きだ。ダイブしてぇ〜
私はこのテンションに入ると、煙草の量が増え珈琲をたくさん飲む。
しかし、決して荒れた生活を送っているわけではなく(笑)
むしろ真っ直ぐ家に帰って、制作して、限界が来たら眠って と
甚く真面目でシンプルな生活。
ペーパードリップでゆっくり丁寧に珈琲を落としていくとき、私は
とても集中していて、心が静かになる。いい気分転換。
制作の最中に入っているからこそ、小さな物事を丁寧にと心がけている。
体調のことで周りの人達が心配してくれて
「無理しすぎないようにね」と声を掛けてくれる。それは有り難い事で。
私は体調を崩すことが怖くておそるおそる過ごす。
平穏無事。でも何か足りない感覚。
ある時「倒れるまでやらないと伝わらないでしょ」と言われて
目から鱗が落ちた。
怖れることはきっと何もないのだと思った。
個展の作品点数は少なくとも100点は超えます。
2008.8/1
明け方まで作業して、そのまま仮眠していたら
朝からちょっとしたトラブルがあり 久し振りに憤慨する。
更に、困った依頼の電話があり閉口。
一旦はお引き受けしたものの「やっぱそれって違うくね?」と思い直し
お断りの電話。
気持ちを落ち着けようと、昼ご飯は時間をかけて豚ともやしときのこの
蒸ししゃぶを作ってしっかり栄養を摂った。すだちのぽん酢がおいしい。
デザートには桃。甘くて柔らかく、瑞々しく、相変わらずエロティック。
そしてThee michelle gun elephantを爆音で聴く。
やっぱり、かっこいいなー。
珈琲のフリーペーパー「甘苦一滴」新しいのが出たので熟読。
「なくても困らない。ないと物足りない。しばしば、何の役に立つか解ら
ないものこそ、何食わぬ顔でそこにいる。・・・」
の文章が良い。
人生は、甘くて苦いよね。(かっこいー)
陣中お見舞いのメール等、皆様ありがとうございます。
とても励みになっています。
よい展覧会になるように、精一杯がんばりますので是非ご高覧下さいませ。
2008.7/31
おはようございます
朝です。もうすぐ5時。
あまりに美しい朝焼けに見とれてしまった。
嬉しいことや悲しいことじゃなく
美しいものを見たときも
私は泣きたくなってしまう。
2008年7月最後の日。
朝焼けを見たのは 実は早起きをしたからではなく
作業をしていたら朝になっていたのでした。
2008.7/30
一昨日と昨日の雨のお陰か、気温が上がり過ぎることなく
過ごしやすい一日でした。
先日制作した こども服の撮影用の帽子、ご依頼主の方に
気に入って頂けてほっとしています。
多少のアレンジを加えたのが良かった様。
自分に合う表現はないだろうかと探し続け、フェルトに出会って10年。
作業工程も含め、自分にとてもフィットする素材だなぁと感じています。
自然に私へと寄り添ってくれる。
それに応えるように 手のひらや指の感覚に耳を澄ませ 素材と対話して
作品へと仕上げていく。それはとても嬉しいことです。
表現することも人間関係も、真っ直ぐに向き合って深く付き合わなければ
本質はきっと見えない。それは言葉を超えた”何か”なのだろうな。
けれど何でも真剣に向き合うことがいいとは思わなくて、
かるく流してしまう事も必要なのだと思います。
全てに於いて全力を出してしまうと、生きていくことが大変になるから。
私が作品を創り続けることで、何が残るのかはわからない。
何も残らないかもしれない。
そもそも、何かを残してやろう だなんて奢りなのかもしれない。
けれど私は、永遠のさよならが来る日まで続けていたい。
活動を始めて8年とちょっと。まだまだだなあと思います。
まずは10年。
何かを始めることは簡単だけれど、続けることは本当に難しい。