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ヒロタが綴る日々の出来事

no title

2010.11/14

ハーゲンダッツのラムレーズンが美味しくて仕方がない。さっき食べたのにまた食べたくなる。
ずっと家で作業をしていると、時々コンビニに行って、アイスクリームを一つ買うのがささやかな楽しみ。ほんとうに、美味しかった。もうひとつ買いに行きたい。アイスクリームの中のレーズンがちょっと凍っていて、食べるとしゃりっとするのがたまらん。

原田晴子展に合わせてお届けするテーブルウェア。気付いてみればコースターの量が多いです。色も8種類と、豊富です。お揃いのポットマットも、ティーコゼも少しあります。
IN MY BASKETさんにコースターを展示するのは初めてなので、ちょっとドキドキします。

今日はひとりぼっちと孤独のちがいについて考えていた。
似ているけれどちがうもの。ひとりぼっちとは個人の状況。孤独というのは、誰もが持っているもの。
・・・なのかな?と思った。

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2010.11/12

20101112.JPGのサムネール画像

層のように積み重なってゆく。

原田晴子さんの個展にあわせてお届けするコースター、マット類の色合いはこんなふうです。からし色など、明るい色も加えました。これにあずき色も加わる予定です。

奥に見えるのが、うわさのマイギター。

気分転換にぽろぽろ練習しながら、毎日つくっています。

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2010.11/11

お知らせ更新しています。
原田晴子さんの個展に、テーブルウェアで参加させて頂きます。

プードルみたいなカーペット。ボア付きのコート。生姜を沢山入れたミルクティ。毛布に挟まれて眠る。フェルト作業にお湯を使うようになる。山歩き用の分厚い靴下を新調する。マフラー。厚着が好き。たばこを吸うときは、ストールに包まってベランダで。もうすぐ「あかつき」が到着する金星を眺めつつ。流星群は今週だっけ?ハーゲンダッツの期間限定パンプキン。冬だから、作品のオーダーがふえてくる。心の雫は落ちて溜まらず空中浮遊。そんな季節がやってきた。

体力がついて来たので、ハイキングに行きたいと思い、何を揃えたらいいかなと本を買ってみるも、上着ひとつとってもいろんな種類があって、ひとつひとつ説明はされていてもよくわからない。雑誌は、いろんなアイテムを載せて、雑誌や、掲載された商品が売れなくちゃいけない。でもきっと、こんなにたくさんの装備はいらないはず。ハイキングウェアは、どれもけっこう高くて、全部本の言う通りに揃えると結構なお金がかかる。ハードな登山をするには必要なのだろうが・・・。私は贅沢のできる身分ではないので、でもいろいろと人生を楽しみたいので、コストを抑えつつどうやって楽しむかを考える。

お金のこと。作品の金額についてもいつも考える。「がんばれば手が届く金額、あまり高すぎず、でも生活していかないとならないから、自分が赤字にならないように」をモットーにしているが、最近は「安い」という言葉をよく聞く。主に店舗の方々から。私は、最近のものは何もかも、過度に高すぎる傾向がある気がしている。もちろん良心的なものもあるけれど。多少こちらがくるしくとも、買いやすい価格にしていたいという私は、きっと商売下手なのだろう。

先日、ハイキング兼普段の自転車移動にも着られる上着を探しに、とあるアウトドア専門店へ行った。気に入ったものが見つかったが、試着してみるとMサイズでは大きい。Sサイズはないかと訪ねると、あるけれど取り寄せになり、でももともとうちのお店では扱っていないサイズだから試着してから購入を検討するのはできない、ということだった。つまり取り寄せたら買わなくてはいけないっていうこと。Mサイズが大きかったからってSサイズがぴったりだっていう保証は、着てみなければ分からない。特に私は背も低いしついでに言うと手も短いので、袖だけが異様に長いということもよくある話。妥協する余裕はないので、あきらめました。

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2010.11/9

やっと、お知らせしたいお知らせを、更新しました。
またまた、原田晴子さんの陶器との組み合わせ。素敵です。
東京近郊のみなさま、ぜひのぞきにいらして下さいね。

渦中のひと

2010.10/25

carafeさんとのコラボレーション作品、廣田パートができあがり。

20101025-1.JPGのサムネール画像 
18×18cmと大きめです。

20101025-2.JPGのサムネール画像

こちらは12〜13cm、小振りです。

できあがりが楽しみです。

鯵の次は薔薇

2010.10/20

朝晩すっかり肌寒くなってまいりました。
みなさま、風邪など引かず元気にお過ごしでしょうか?
私は先程、突如の心が折れた感にドンマイ、といった感じです。
これは何でしょう?急に「かっくん」となるこの感じ、不思議です。夜になって寒くなって来たからかな?きっとそうでしょう。

さて、そんなことはさておき。ぽかぽかなご報告です。
名古屋のcarafeさんで、このたび「nouvelle vague.+carafe」コラボレーションアイテムとしてストールをつくることになりました。carafeさんセレクトのストールに、nouvelleがフェルトでいろいろなポケットをつけてアクセントにした作品たちです。大人用と子ども用がありまして、ストールの色も2色かな?あります。ポケットの種類も様々で、11月に発表予定です。詳しくはまた、お知らせでご紹介しますね。

作業中、無性にチーズケーキが食べたくなって、買いに行こうかなあなんて、そんな贅沢なことを考えていましたが、いろいろしているうちに買いそびれました。これでよかったのか。「思うがままに」がモットーの私としては、ちょっと残念な気分でもありますが。

好きな音楽と、好きな香りが、制作中の大切なアイテムです。アロマオイルはここ最近、ずっと薔薇の香りです。そういえばシャンプーもソープも薔薇の香り。無意識のうちに女子力でも高めようとしているのでしょうか・・・ぶるぶる(身震い)。
そんなこんなで、10月も11月も、よろしくお願いいたします。

評判の鯵の開きをいただいたのに、表面のきらきら等が苦手な私は、こわくて調理することができず、日々悶々としています。

日付けはちょっと遡って10月13日、名古屋のsahanさんに行ってきました。広い店内に、いろんなものたちがたくさん。でもすっきりしていて気持ちがいい、そんな素敵空間でした。nouvelleのコースターやポットマット、コゼーも気持ち良さげ。ワイヤーのフックにぶらぶらとぶら下がってていたり、イイホシユミコさんの器の間にちょこんと居たり、棚に立てかかっていたり、気ままに過ごしている模様です。気持ちよい場所に置いて頂いて、ありがとうございます。

参加させてもらっている「コーヒーの日」というイベントの最中で、名古屋の自家焙煎コーヒーmilouの珈琲豆や、焙煎されていく豆の様子、仕入れたお豆からでてきた物たちが、まるで理科の実験室のように並べて展示してあり、それを見ながらコーヒーを頂きました。

初めてお会いした店主さんはとても気さくな方で、「しっかりしていたいのにどうあがいても天然」な悲しき性の廣田に気持ち良くツッコミをいれて下さり、お話ししていて楽しかったです。付け襟のファーが可愛かったです。

その後、カミヤベーカリーさん、milouさんに連れて行ってもらいました。
カミヤさんのパンは、シンプルで迫力のある、美しいパンたち。バゲットの、整った美しい形状とそこから滲み出るこんがりとした色と静かなる勢い。
milouさんのアイスコーヒーに自家製のあかねりんごのケーキは、りんごの赤い色がとても綺麗で美味しかったし、甘みすくなめ、こってりとさっぱりの合間にあるようなチーズケーキも美味でした。

食べるものにも作品にも、作り手が表れるものなんだな、ということを再確認した日でした。

sahanさんでイイホシユミコさんの器と木の洗濯板をぽちぽちと買って、珈琲豆とパンのいい香りをほくほく漂わせながら、帰宅いたしました。
洗濯板、欲しかったのです。作品の仕上げ用に。

名古屋のみなさま、親切にしてくださってありがとうございました!
また行きたいです。

イベントは17日まで。みなさま、ぜひぜひ、遊びに行ってみてください。

sahan
kamiya bakery
milou

20101012-2.JPGのサムネール画像

本日到着でsahanさんにお送りした、追加分のポットマットとコースターの一部です。天然の羊の毛色が美しい。
いろんな色の繊維が、ひとつの色を創ってる。

孤独の中に、安らぎがあります。
もちろん、人と過ごすことも好きです。人と過ごす時間が楽しいからこそ、ひとりで過ごす時間もかけがえのないものになるのだと思います。
心が通じる人にはつい心をひらいてしまい、結果心が乱れます。それは私の精進の足りなさが招くもの。距離感というのは私にとってむずかしいものです。
ともだちは少ないけれど、みんなここぞという時に声を掛けてくれる、大切な人達です。何も知らなくても、テレパシーのように、数年振りに連絡をくれる人もいます。
やりたいこともあるし、やれる体力と精神力もある。
望めばきりがなく、泣いて泣いても余りあるものもあるけれど、今持っているものを見直すと、既に多くのものを持っていることに気付きます。

さあ、元気になったところで、トースターの修理をはじめよう。

スロウライフ

2010.10/10

11月18日より、東京のIN MY BASKETさんで陶器の原田晴子さんの個展がはじまります。こちらに「器に合うテーブルウェア」の作品たちをお出ししますよ。声をかけて頂けて、嬉しい限りです。
詳細はまた、後日お知らせにUPいたします。

今朝は朝ごはんにアボカドディップを作って、トーストといっしょに食べようと思っていたのに、アボカドが思いのほかかたく、結局スライスしてパンに乗せて食べました。これはこれで美味しい。
調子の悪いトースターをだましだまし使っていたけれど、とうとう修理が必要になって来た模様です。ちょっとした簡単な修理だから自分でやれそう。火花散ってるけどね。今日は仕方が無いのでフライパンでパンを焼きました。

どんなときもゆっくりのんびりしているのが好きだけど、人生そのものに逃げ腰になるのはいや。
だから走れ、走れ。
その先に何があるのか知らないけれど、前向きに生き急ぐ所存。死ぬときは前のめりというのがいい。いやいや、まだまだ生きる予定です。でも、病に伏しておられる人でなくとも、死というものをどこか頭の片隅に置いておいたほうがよいと思うのです。ひとは必ず死ぬし、そしてそれはいつなのか、分からないから。随分先かもしれないし、今日かもしれないから。
誰にも会わなくても、ここを読んでくれているひとたちは、私がぶっきらぼうで不器用で、それでも生きていることを感じてくれているだろう。私が世界の誰かを思うように、世界の誰かも私を思ってくれることも、たまにはあるかもしれない。
それを信じる気持ちが、孤独なたたかいの支えになっている。
ほんとでもうそでも。

とか言いながら、昼間やってくる眠気と戦っていたり。
「ホワイトカフェモカ飲みたい」とか思ったり。
そんなもんです。

隣家の金木犀の木からいい匂い。
金木犀はある日突然漂い始める。
橙の小さな花の粒が、小窓から部屋に流れてくるのを想像する。

アップダウンが激しい。
どうあっても噛み合ないものを、落ち込むことなく逆切れすることなく観て、自分のために人のためにベターだと思われる手段をとる。自分のためでもあるが、優しさとは根性だ、と思うこともある。
だからこそ、日々やることを淡々と、着実にやる。
私は静かで淡々とした日常が好きなのだという事を思い出す。
家の中で身近で感じる季節の音、珈琲豆を挽いて美味しいコーヒーを飲むこと、作品を通してのコミュニケーション、作品にまつわる遠出。

今日、自転車を漕ぎながらふと、「潔さ」がキーワードとして浮かんできた。それは作品に関しても、生きることについても、身近なこと・・・例えば着る服に関しても。潔さというものに惹かれているのだ。
潔く、淡々と。
「ああ、もう死んでもいいや。」
って思えるくらいの作品、死ぬまでに創ることができますように。

祈っている場合ではないね。
創るのは自分なのだからね。