2011.12/25
この季節は特に手荒れがなやましいですね。
指先がフランスパンの表面みたいにぱりぱりになってめくれるので、羊毛をちぎるときどうしてもひっかかります。スムーズに早く羊毛を並べられないのはこまりものです。お洋服を着るときもひっかかるから気を使います。毎晩クリームでケアしていて、私はロクシタンのシアバター入りクリームと薬用クリーム二種類を使います。手は大切。私のようにものをつくる人、書き物をする人、キーボードを打つ人、楽器を奏でる人・・・手が商売道具の人って多いなあと思います。仕事柄でも、そして好みでも、爪をのばしたりネイルアートするのは苦手なので、いつも短く切りそろえておくようにしています。
今日もよく手を使ったので、早めに終えてケアして休みますか。
ずっと読みたかったウィスット・ポンニミットさんの漫画「ブランコ」を読んでいます。何度も読み返したくなる、愛に溢れた素敵な本。
飽きる前の気持ちは愛じゃない。
飽きてからでも思いやりがあることが愛なんだよ。
ドキドキばっかりは愛じゃないよ。
「ブランコ」の中にある台詞です。
単純に恋愛のことだけじゃなくて、仕事とか、ものづくりにもいえることだなあと思いました。「愛」って、全部同じものなんじゃないか、種類なんてないんじゃないかと思い始めた今日この頃。
2011.12/23
今朝はおいしそうな色に焼けたようにおもう。
冬になると部屋の空気や色合いが薄くグレーがかったブルーになり、それがとても心地好い。寒くはあるけれど。昔、子どもの頃、早起きしてみていたムーミンのアニメ、そのときの空気感を思い出す。そういえばムーミンがきらいだという人がいた。なぜか理由は聞かなかった。私は好き。本家にはかなわないかもしれないけど、あの独特の色づかいがたまらない。たとえば橙色や水色が、日本のそれとは違って、なんというか、独特でいい。
私のつくるものはときどき「バックグラウンドに冬の匂いがする」といわれるが、それは当たっていると思う。子どもの頃を思い出す時、鮮明に浮かんでくるほとんどは冬の情景、冬の一コマ、冬の色だ。北陸の冬は、雪のほとんどないところに住んでいる人には想像できないくらい厳しいもの。天候に左右される暮らし。だからこそ家の中は暖かく。そして美味しいものがある。外は寒いけど帰るところは暖かい、だからうれしい。私の家は共働きだったから、家に帰ってひとりでコタツのスイッチを入れることもしばしばだった。石油ストーブは、子どもが1人でつけていると危ないという理由で付けることは許されなかった。それでも、大人になった今もこんな気持ちにさせてくれた母に感謝するし、私は、家ってそういうものだとおもっている。
お知らせ二件、更新しています。東京と大阪に納品です。
2011.12/14
本日の京都は晴れ。
気温も少し暖かい気がします。
さて、昨日予告しました、nouvelle vague.のルームシューズ。
とにかくあたたかくて、足がやわらかく包まれているような感覚の、しかも長持ちするものを!という思いから、できました。
めずらしく正面から撮ってみました。丸くてぽっこりしていて、ウーリー(woolly)で、生き物のようだ。造形物としても好きです。
まず、この履き口をみていただくと、(なんとなく)わかるように、分厚い。
そして羊毛の特長として、「弾力性に富んでいる」というのがあります。
履くと、その弾力性が足の裏にここちよく感じられて、めちゃめちゃ気持ちよいわけなのです。
裏です。
革を麻糸で縫いつけてあります。
羊毛だけだと、どうしてもすべります。
革をつけると、足の裏がしっとりした感覚になって、すべらない。
この「しっとりした感覚」っていうのも、履いていると気持ちいいのです。
さらに革は、床からの冷たさを、より防ぐ効果があります。
ちなみに革はリサイクルレザーを使うので、一足ずつちがってきます。ご了承くださいね。
この「リサイクルレザー」というのは、革で鞄などを拵えた後、半端になって残ってくる革のことです。もったいない。だから、それを買い付けて使うことにしています。
履いてみました。
この↑ひとは、23.5cm、薄手の靴下を4枚、分厚い靴下を1枚かさねてます。(私です)
履き口のVの字は、わたしがこのルームシューズをつくる際、生地に無駄が出ない形。
そしてはくと、とっても軽いです。
家の中で、誰もみてないけど、ルームシューズとか、靴下とか、かわいく履いてみるということは、なんかいいな、と思います。
このような感じで、8HATIの屋根裏部屋で、絶賛展示・販売中です。
価格は¥10000、と、ちょっとお高く感じる方もいらっしゃると思いますが、めちゃくちゃ長持ちします。
私はふだん「最低3年は保ちます。レザーがすり減ったらリペアもします」と言っているのですが、なんとお客様から「7年はいてます」というつぶやきを頂きました(!!!)
そう考えると、十分コストパフォーマンスよいのではないかと思います。
ちなみに、申し訳ありません、今回はレディースMサイズのみです。が、これは、分厚い靴下を重ね履きしてもゆうゆう入るサイズでおつくりしていますので、わりと、いろんな足のサイズの方も、大丈夫みたいです。
11月末から怒濤の日々を、楽しく過ごしています。何か、ひとつぬけた感があって、身軽で心地いいです。
そうそう。結婚式にも2件参加しました。こういう日は靴下はさくっと脱ぎ(笑)、シルクのストッキングにヒールの靴を履いて、じゅうぶん楽しみます。
そのうちの1件は、YUKIのJOYをみんなで踊り、ソロでも歌いました。いや〜、楽しかった〜。
そして、花嫁さんはみんなきれいだな〜。うっとり。幸せだ。
「こうあるべき」をはずして、どんどん身軽になっていけたらよいな。
案外、枠をつくって自分を狭い場所に閉じ込めているのは、自分自身だったり。
ではでは、また。
2011.12/13
すっかり始まっています、8HATIの屋根裏部屋。
クリスマスの時期に展をやるのって、楽しいものですね。
展の様子をすこしご紹介いたします。
nuriさんのキャンドルたち
羊がいる!
最近わたしが興味津々な、蜜蝋のキャンドルもあるようです。
nouvelle vague.テーブル
右に写っているルームシューズは水玉のほかに定番の無地も三種類あります。
その他の作品については12月10日の日誌をご覧くださいね。
ツリーにも夜長堂さん作の、何かが・・・素敵です
夜長堂さん買い付けの古くて状態の良い食器類。
超お手頃価格で、私もちょこちょこ買っています。
そして、テイクアウトも可能、C*ZUNさんのつくるケーキなど、お菓子たちがあります。(写真撮れてなかった〜!ごめんなさい〜〜)
こちらのソファー席か、窓際のお席でお茶とともに召し上がって頂けます。
このソファー、座り心地満点です。
ちなみに8HATIさんは、ざっくりいいますと雑貨店でもあり、お家のリフォーム等もうけおっており、このようなソファーやテーブルも、販売しています。
みなさんぜひ遊びにいらしてくださいね〜。
ここに載せられなかった写真とか、nouvelle vague.のtwitterでもつぶやいていきたいと思っています。nouvelleの小さすぎる日常のつぶやきとともに、お楽しみいただければ幸いです。
明日は、今回もお出ししているルームシューズのお話、とくにはき心地について、ここに書きたいなと思っています。
冷えとりがどうのとか、も、だいじですが、やっぱりまずは、はき心地とか、どれくらい保つのかとか、お手入れはどうしたらいいんだい?とか、そういうことをお伝えしていきたいなあと思ったしだいです。
さて、私は今から整骨院に行ってまいります。
めざせ美脚!(うそ)
2011.12/10
さてさて、本日から25日まで。クリスマスのグループ展“8HATIの屋根裏部屋”がはじまります。
8HATIのギャラリースペースは、高い天井のある広い空間の奥にある階段をのぼった場所で、まさに屋根裏部屋のようで、とっても素敵です。
誰かのために、または自分のために探したい、いろんな贈り物たちが揃っています。
では、今回のnouvelle vague.作品を、ちらりとご紹介。
猫鞄
落葉ひらり
見つめる先には・・・
持ち手に革
ブローチ
カリストの雫
ブローチ
星とどんぐりの木、モノトーンバージョン
付けると、かわいくて大人っぽくなる
ブローチ
横長きのこ、あなたの胸に生やしてください
それから、こちらの作品たちもございます。
今年の新作、クリスマス展にもご用意しました。
みなさまぜひ、足をお運びくださいませ!
私も他の参加作家さんのアイテム・作品、お菓子を求めて、また伺う予定です。搬入のときも、作家さんの作品、8HATIで扱っているものたち、欲しいものがたくさんあってドキドキしてしまいました。うー、楽しみです。
さっそく8HATIブログに紹介記事が。
夜長堂さんのコメント、まじカッコイ〜。
2011.11/17
冬めいてきました。
本日より、阪神百貨店にて、アクセサリーのイベントがはじまりました。ちょうど時間が取れたので、様子を観に電車でガタゴト、大阪へ。体調が良かったのか、電車に酔う事もなく、大好きな「電車で居眠り」もできました。
今回のイベントは、私の作品を扱って頂いているJAMPOTさんのイベントです。JAMPOTさんと関わりのあるたくさんの作家さんがアクセサリーを出されていました。作品そのものをじっくりみて回り、ディスプレイもよくみました。ファンと言ってくださる方ともまたお会いでき、一緒にみて回ったり。林檎のブローチをお買い上げ頂きました。うれしかったなぁ。私も、作家仲間であり友人でもあるcotylifereさんのイヤリングを買いました。
お出かけは好き。家にいるのも好き。
去年の夏から、本格的に体調を整える暮らしを始め、気付けば、いろんなことがあっても、当社比で、穏やかに送ることができるようになってきました。ごはんを食べること、ちゃんと眠ることも、私には大事。
うまく言えないけれど、「気合、根性、(私が)楽しい」だけではない、もっともっと「核」のある作品をつくれるようになりたかった。それには、体調を整えることが、私には要るなあと思いました。
「核」がいったいどういうものであるのか、言葉にすることができないのがすこしもどかしい、まあ、いいや。とにかく、核のあるものがつくりたかった。今でも、人の言葉にすぐ揺らいでわけがわからなくなることもあるけれど、揺らぎの中から自分というものの中に戻り、手を動かすまでの時間は断然にはやくなりました。言葉を言う人がわるいのではなく、核がしっかりせず、揺らぎやすい自分に、何か問題があるのだと思います。
とはいうものの、今回初めてつくったフェルトのブローチは、いろんな人達からの「こういうのがあったらいいなあ」という言葉をしっかりあたためて、このタイミングで出すことができた作品です。とても嬉しい。庭に入り過ぎず、でも関わってくれる、そんな存在の人達がいることに、感謝。そして、庭に入ってくる人にも、感謝なのです。何故なら、庭に入られて、揺らいだからこそ気付けることがあるからね。
さて、イベントは22日までありますが、次の、クリスマス展のための制作にとりかかっています。アイテム、数、従来のもの、新しいもの、どんなものにするか・・・GOサインまではもう少し。GOサインを出す廣田はかなり厳しいので、もうちょっと詰めよう。
長い文になってしまった。ぜんぜん少々じゃないや、まあいいか。
2011.11/11
イベントの作品をご紹介します。
きのこ
林檎、洋梨、きのこのブローチ各種 ¥2100
木にどんぐり、星のブローチ各種¥2625〜¥2940
コートや
鞄につけるのもおすすめ。
すべて、箱に入れてお届けいたします。
2011.11/11
2011.10/17
新作に取り組む日々です。
アクセサリーをずっとつくろうと思っていて(大昔はやっていましたが)、のんびり屋がようやく腰をあげ、ブローチを作成中。
これはかなりいい感じなのではないか?いやいや、もっとよくなるのでは?で試行錯誤。特に色合わせは無限にあるので、どこかで「決め時」を設定しないと無限の迷宮入り。
11月は阪神百貨店さんのイベント、12月は8HATIさんでクリスマス展が決まりました。こちらにこの新作を引っさげて参加予定。詳細はまた、決まり次第お知らせ致しますね。
nouvelle vague.の歴史は鞄から始まっています(実は)。鞄を創り始めた当初、自分はいわゆる「普通の服」が好きなので、持つだけで、何でもないコーディネートのポイントになるような鞄を創りたいと思っていました。
今つくっているブローチも、無地のシンプルな服に付けるだけでポイントになり、なんだか気分が楽しくなるようなものになるといいなと思います。
最近はフランツ・リストの超絶技巧練習曲(もはや練習曲ではないレベル)「マゼッパ」を聴きながら制作しています。リストの高弟の1人エミール・フォン・ザウアーのバージョンがとても好きです。本当に美しい。あのマゼッパが、ちゃんと音楽にそして表現になっている。音の粒がくっきりと現れ、ぱらぱらと音楽を奏でている。マゼッパはめちゃめちゃ難しい曲で、プロのピアニストでも弾く事が出来るのは世界で数人。それでも、人によっては(好みもあるんだろうけれど)音楽になっていない感じのものもあり、そういう意味ではザウアーさん、流石。若いときの顔がちょっと谷原章介に似ています。
2011.10/12
・お知らせ更新しています。コースターのお届けです。
・現在参加中のイベントはJAMPOTさんの雑貨遠足です。
長々と時間をかけて書いた日誌の文章が謎の消去の巻。たまにあります、こういうこと。
そういうときは、みなさんに見せるような文章ではなかったのだな、と。機械だったら完璧なものなのだと私なぞはついつい思ってしまいますが、そうでもない。上手におつきあいしていこう。
紙に向かって、思いつくまま来月のイベントの作品を考えていました。ペン、色鉛筆、鉛筆。いろいろ試してみる。作品だけでなく、出来上がったものをどんなケースに入れるかとか、も大事です。いいスケッチやエスキースが描けると、仕上りもまたちがってきます。新作を考えていますので、お楽しみに。
先日長崎のかまぼこをお土産にいただき、日々ちょこちょこと食べています。ちゃんと切ってトースターで温めて食べるようになったのは進歩だな。なるべく温かいものを体に入れよう計画。でも、アイスクリームは好きです。
今日は満月。一年で一番遠くにある満月だそう。素敵だなあ。