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ヒロタが綴る日々の出来事

8HATIの屋根裏部屋+2

2011.12/14


本日の京都は晴れ。
気温も少し暖かい気がします。


さて、昨日予告しました、nouvelle vague.のルームシューズ。
とにかくあたたかくて、足がやわらかく包まれているような感覚の、しかも長持ちするものを!という思いから、できました。

20111214-4.JPGのサムネール画像

めずらしく正面から撮ってみました。丸くてぽっこりしていて、ウーリー(woolly)で、生き物のようだ。造形物としても好きです。

まず、この履き口をみていただくと、(なんとなく)わかるように、分厚い。
そして羊毛の特長として、「弾力性に富んでいる」というのがあります。
履くと、その弾力性が足の裏にここちよく感じられて、めちゃめちゃ気持ちよいわけなのです。


20111214-3.JPGのサムネール画像

裏です。
革を麻糸で縫いつけてあります。
羊毛だけだと、どうしてもすべります。
革をつけると、足の裏がしっとりした感覚になって、すべらない。
この「しっとりした感覚」っていうのも、履いていると気持ちいいのです。
さらに革は、床からの冷たさを、より防ぐ効果があります。

ちなみに革はリサイクルレザーを使うので、一足ずつちがってきます。ご了承くださいね。
この「リサイクルレザー」というのは、革で鞄などを拵えた後、半端になって残ってくる革のことです。もったいない。だから、それを買い付けて使うことにしています。


20111214-5.JPGのサムネール画像

履いてみました。
この↑ひとは、23.5cm、薄手の靴下を4枚、分厚い靴下を1枚かさねてます。(私です)
履き口のVの字は、わたしがこのルームシューズをつくる際、生地に無駄が出ない形。
そしてはくと、とっても軽いです。
家の中で、誰もみてないけど、ルームシューズとか、靴下とか、かわいく履いてみるということは、なんかいいな、と思います。

このような感じで、8HATIの屋根裏部屋で、絶賛展示・販売中です。
価格は¥10000、と、ちょっとお高く感じる方もいらっしゃると思いますが、めちゃくちゃ長持ちします。
私はふだん「最低3年は保ちます。レザーがすり減ったらリペアもします」と言っているのですが、なんとお客様から「7年はいてます」というつぶやきを頂きました(!!!)
そう考えると、十分コストパフォーマンスよいのではないかと思います。
実際に履いてみることもできますので、ぜひ会場でお試しくださいね。

ちなみに、申し訳ありません、今回はレディースMサイズのみです。が、これは、分厚い靴下を重ね履きしてもゆうゆう入るサイズでおつくりしていますので、わりと、いろんな足のサイズの方も、大丈夫みたいです。

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11月末から怒濤の日々を、楽しく過ごしています。何か、ひとつぬけた感があって、身軽で心地いいです。
そうそう。結婚式にも2件参加しました。こういう日は靴下はさくっと脱ぎ(笑)、シルクのストッキングにヒールの靴を履いて、じゅうぶん楽しみます。
そのうちの1件は、YUKIのJOYをみんなで踊り、ソロでも歌いました。いや〜、楽しかった〜。
そして、花嫁さんはみんなきれいだな〜。うっとり。幸せだ。

「こうあるべき」をはずして、どんどん身軽になっていけたらよいな。
案外、枠をつくって自分を狭い場所に閉じ込めているのは、自分自身だったり。


ではでは、また。