2014.11/20
糸素材のAVRILの羊毛や糸を使ったワークショップ第一弾、詳細情報が解禁になりました。定員8名様ですので、お申し込みはお早めに!どうぞよろしくお願いいたします。
AVRILは、実は私が働いていた場所です。
当時募集をしているかどうかもわからなかったのですが、大学の専攻でテキスタイルを学んでいたこともあり、大学4回生のときにお手紙を書きました。その後連絡を頂き、本社(当時は京都・北山にありました・・・なつかしい。)でアルバイトをしていました。
そして現在のAVRIL三条店の前身でもあったAVRIL藤井大丸店に勤務し、学校だけでは学びきれなかった手織り、編み物、(もちろんフェルトも)などを学びながら日々を過ごしていました。社長から教えて頂いたこと、かけてもらった言葉は、今も私の制作活動を支えてくれているもののひとつです。
働きながらフェルトでの活動も続けていて、恵文社さんで個展をしていたとき、ひとりの女の子が私に話しかけてきてくれました。
私がAVRILに居ることを話したら、その子は「AVRILで働きたいんだけど募集していますか?」と。
私は、「わからないけど、社長にお手紙を書いてみたら?」と答えました。
そのときの彼女は、今やAVRILのトップスタッフさんに。
人に歴史あり、です。
素材の仕入れに立ち寄ったとき、今回のワークショップのお話を頂きました。
フェルトは今、ニードルフェルトが全盛(?)だけど、あえて基本のしっかりとしたフェルトメイキングの教室をやりたい、というお話でした。その気持ちに後押しされて、このワークショップを行うことができます。AVRILの皆さんに、心から感謝いたします。
そして、ワークショップで皆さんにお会いするのを心から楽しみにしています。ご参加お待ちしております。
2014.11/20
お花モチーフのブローチ、おそらく10年ぶりくらいです。
作り方も意匠もリニューアル。
茎も葉っぱも付けず、何かまるい花のようないきもの、を目指しました。
クリップピンもついているので、コートの襟などに気軽に留めて使っても良いと思います。
クリスマスイベントその1、JAMPOTさんでのBotanical Christmas に、作品ラインナップを載せました。このブローチもお届けいたします。
植物と花と動物のコラボレーションなど、ほかにもいろいろありますので、お気に入りを見つけてお越し頂けると嬉しいです。
2014.11/12
こちらは堺のクリスマスイベントに向かう予定。新規の店舗さまでの企画展用。
お知らせ更新しました。恒例のJAMPOTさんでのクリスマス展に今年も参加させて頂きます。
今年のテーマはBotanical Christmas。楽しみです!
(堺のほうでのイベント詳細はまた後日UPいたします。)
また、以前にもおしらせしましたが、2015年2月までは制作スケジュールは埋まっており、新規の制作・納品はそれ以降になります。どうぞよろしくお願いいたします。
原毛屋の会報のコラムを読んでいて、あらためて思うことがありました。
基本的に、手作りは量産には向かないと思う。
それでも、ひとつでも多くの作品を届けようと、日々作業に向かっています。作業効率を考え、手の速度を上げ、どんどんつくろうという意思を持って。
いつも、あたらしい何かをつくり出したいという気持ちがあります。作業に向かえばアイデアも出てくるし、もっといいものをつくろうという意思も生まれてくるもの。単純に、数をこなしていくと自然と技術も上がっていったりもするでしょう。もっと丁寧に、もっと精度の高いものを・・・と、欲も出てくる。
同時に、精度を上げようとすれば手間ひまもかかってきます。手間ひまがかかれば価格も上がる。でも、いいものを届けたい。ならば、価格はどうするか。なるべく手の届きやすい値段にしたいけれど、こちらも生業なのである程度は頂かなくてはならない。
理想と現実との鬩ぎ合いの中で、やっぱり良い作品(良い作品とは何なのか、というのは人ぞれぞれ答えが違うけれど)をつくりたいという想いがどうしても勝つのです。
こういう気持ちは、作家活動を始めた15年前からぼんやりと有り続けていて、仕事を続けていく限りずっと鬩ぎ合い続けることです。
2014.11/9
イギリスのアーティスト、Mister Finch氏の作品に惚れ惚れとしています。
うさぎ、キツネ、きのこ、鳥など、動物や植物をモチーフに作品を創っているアーティスト。かわいい系になりがちなモチーフを実に格好良く作品へと落とし込んでいて、本当に大好き。そのセンスを尊敬しています。Etsyにも登録しているようなので観に行ったのですが、現在は買えないみたいで、やっぱり人気なんだなあ、いつかは欲しいなあ、と画像を眺める日々。
同じモチーフでも、人によってぜんぜん違う。よくあるモチーフでも、本人次第でどんなふうにもなれる。それが、小さな勇気となっています。
たとえば、くまにクローバーを持たせる。
どんな表情のくまが、どんなポーズで持っているのか。
そういう細かい所が、私に取っての肝、大切な部分です。
2014.11/1
この待ち針は、夏に帰省した時に母に連れて行ってもらったお店で仕入れてきたもの。
肌寒くなってくると、家でちくちく針仕事。
私のまわりでもそんな友人の声を聞きます。
お知らせ更新しました。
かご針山、たくさんfooさんにお届けいたします。
納品は11/5ですので、並ぶのはそれ以降になります。
今回は今までつくってきた意匠のものに加えて、あたらしくボーダー柄やツートーンのものをつくりました。思えば2002年から長くつくり続けているアイテムですが、あたらしい試みはどんどん取り入れていきたいと思います。
2014.10/28
肌寒くなってきた。
店舗さま納品分の制作、受注品、12月に京都で行うワークショップの準備、クリスマス、年明けから2月までの準備をしながら毎日を過ごしている。
ワークショップサンプル作品をようやく完成させて、他の納品とともに本日無事発送した。次々とやることはあっても、こうやって作品を送り出すと一段落つく気がする。
ワークショップの際は、同時にミニ展示会も予定している。どんな作品をつくろうかと思案していて、今日、ようやくその方向性が見えてきた感じだ。せっかくだから、ワークショップと同時開催にする意味のある展示にしようと思う。
今は依頼をいただいたときだけワークショップを行っている。今回は「ニードルフェルトが人気で定着しつつある中、あえて骨太のウェットフェルトのワークショップを」というご依頼だったので、喜んでお引き受けした。私もニードルフェルトで動物シリーズをつくっていて、その楽しさも理解しているけれど、基本のウェットフェルトをワークショップでやるのは意味があると思う。しっかりフェルト化させるものにしたので、参加者さまにとってはなかなかの体力仕事になる。そのぶん、やりがいもあるはず。ワークショップで毎回作成してお配りする、オリジナルレシピも楽しいものにしよう。
年齢を重ねるうち、無駄なことをだんだんと考えなくなってきた。
目の前にある仕事をどんなふうに行おうかなとか、よりよくするにはどうしようかとか、効率的に仕事をするにはどうしたらいいかなとか、実践的な(?)ことしか考えなくなっていく。
くるしいことも時にはあれど、うじうじしている時間がもったいなくなってくるのだ。
そう思えば、年を重ねるのもわるくない気がする。よ。
2014.10/22
zakkaマルシェ、無事終了しました。
お越しくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、JAMPOTさん、ありがとうございます。今回は初日に在店しました。お買い上げくださった方達とお話ができて本当に嬉しかったです。この日、私は白うさぎのブローチをつけていて、その様子を見てお買い上げくださった方が多くいらっしゃったことも嬉しかった。ヒロタ作のブローチのいい感じの着け方の参考になればいいな、と思います。
ここ数日は納品分の制作をしたり、12月のワークショップのサンプル作品を創ったりしています。
ワークショップでは、しっかりとしたフェルトに仕上げていただくことをモットーにしていて、初めてフェルト作品を創る方には大変かもしれません。フェルトワークは体力仕事です(男性の方が向いているかもしれない・・・)。だとしても、羊毛がしっかりとした生地になっていくウールの魔法をしっかりと堪能して頂こう、と思って準備を進めています。
ワークショップの際は、ミニ展示会も併せて開催いたします。詳しいお知らせはまた、お知らせに書きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、次のイベントまではあと1ヶ月弱。同時に2つのイベントの制作です。
毎日やることがあるというのは幸せです。
2014.10/19
来年は15周年。刻々と時は刻まれていくものですね。
正念場。
イベントは2月まで5つ。がんばりどきですな。
zakkaマルシェも、たくさんの方にお越し頂いているようです。
本当にありがたい限りです。
昨日、ようやく愛用の自転車のチェーンを交換しました。
もう限界と言われていながら余裕がなく換えられないままで、応急処置をしてもらいながらお茶を濁していたので、とにかく嬉しい。乗るたびに「ガチガチ」と音がしていて、いつチェーンが切れるかヒヤヒヤしていました。近場での仕入れや発送に行くのも、これで快適になります。
ひとつひとつの仕事が生活を支えています。
体調を崩したり怪我をすると、仕事が止まり、フリーランスにとっては死活問題です。白湯を取り入れること、半身浴、朝晩の瞑想やオイルマッサージも大切な日課。4年前から、冷えとりとアーユルヴェーダの知識を取り入れて日々過ごしています。
(夏はいつも体調を崩して、これらのことができなくなるのが課題。仕事はできていますが、夏は、体調が乱れてるな〜と実感しながら生きている・・・)
日々作業をして、体調を整えて、ひとつでも多くの作品がつくれるように。
2014.10/15
zakkaマルシェが本日からはじまります。
動物のかたちや表情をつくるのは、毎回本当に楽しい。
また、三日月猫のブローチは、稲垣足穂の本の中の文章からインスピレーションを受けて制作した作品。その一文を、こちらに載せさせて頂きますね。
“あいつはふだんは三日月に腰かけて休息しているらしいが、霧の深い晩がたは友だちのうしろで私の話に聴耳を立てていたり、横丁のバーで一杯やっているけはいを覚えさせたりするものだ。”
みなさまに、秋を楽しんでいただけますように。
2014.9/23
つくるものによっては、机や椅子を移動させて広いスペースを確保しています。
今日は2m以上の天板がある作業テーブルを観に行きました。これがあれば、マフラーの作業がぐっとやりやすくなります。このテーブルを買うためにも、もっともっと仕事しよう。