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ヒロタが綴る日々の出来事

うきぐも

2009.1/1

親子で創るフェルトのワークショップ のお知らせを更新しました。
受付開始は4日から。お申し込みお待ちしておりますよ。
親子のワークショップはお母さんとお子さんでの参加が多いですが、
もちろんお父さんとお子さんも大歓迎。楽しい時間を過ごしましょう。

朝から(と言うより昼近く)お掃除と洗濯。
この二つをやりだすと、2時間半はかかります。
基本的に部屋が乱れていたりすることが苦手なので、しっかりと。
でも、適度に散らかっている心地よさや、時間がない時の手抜き掃除の
必要性を知ってからは、臨機応変になりました。
今日は時間があるから、丁寧バージョンで。
死ぬまでにあと何回掃除をして、何回洗濯機を回すのだろう。

以前は物凄く完璧主義だったのです、こう見えて。笑。
過去の日誌(ART OF DAYSだったころとか)にその片鱗が・・・
いろいろあってからは、無理をしないとか、手を抜く所は抜くとか、
のんびりすることとかを意識してやるようになりました。
大切にしていることに力を注ぐためには、適度なゆるさも必要なのだと。
何事にも100%を出そうとすると、いつも全力で走っている状態になって
私などすぐに疲れてしまいます。完璧に出来なかったら物凄く落ち込むし、
自責の念にも駆られます。ハードルを随分高く設定し過ぎる癖があるので。
そういう部分が私の弱い所でもあるのですが、無理はよくない。
弱さを直視して認めて受け入れる。それが強さだと思っています。
その上で、自分自身の特性をどう活かしていくか・・・

お酒の飲み過ぎで喉が嗄れて新宿二丁目っぽくなっていますが、元気です。
次の日も大丈夫。これは北陸の血か、両親の血のせいか。

今日はホテルオークラのお食事に連れて行って頂きました。
オリジナルの特別コースがとっても美味しかったです。
そのあとはバーへ。メニューにカクテルが載っていなくて
イメージを言うとその様に作ってくれる大人な雰囲気の所で、
自家製カラスミやキャビアをちょこちょこ頂きながら
カクテルやワインを飲み、素敵な楽しい時間を過ごしました。
いつの間にかこういう場所に誘われても臆せず行ける年齢になったのですね。
大人っていいもんだなあ。カラスミ、マジ美味い。

明日から早速制作開始。今年の旅が始まります。

Le vieux calendrier

2008.12/29

脳内はマイワールド展開中。

心と体は車の両輪みたいなもので、
どちらかが疲れたりして動かなくなると、もう片方もだめになる。
どっちも適度に動かして、時には適度に休ませて、
自分で上手にコントロールしなければならないよ。
と、言ってくれた人がいた。
つまりは自分でなんとかしなくてはいけんのだ。
頭でわかっていても、それがうまくいかない時もある。
そんなとき、プラスの気持ちのいい言葉で背中を押してくれて、
あとは放っておいてくれて(笑)
話しているとこちらも自然に笑顔になってくるような空気を持つ人。
こういう人になれるといいなあ、と思った。

最近、気持ちの良い人柄の人によく出会う。
幸運なことだ。

銀行のシュレッダーと自分のおまぬけさを憎みつつ、
それでも前を向いて行くのだ。

2008.12/27

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オーダーその二。モバイルケース。
型は新たに起こす。素材は上質のメリノウール。
紐もループも本体部分と一体化、縫い目なし。
美しいモカのレース地をフェルトに絡ませて、
フェルトメイキングの技法をふんだんに使用。
オーダー作品は普段、サイトに載せないのだけど
(Webではオーダーをしないので)
たまにはいいか、ということで。
載せていない作品ってかなりあるんだよなあ。

作品が仕上がったのちの、
まだ乾いていない時の匂いが大好きだ。
あたたかいウールの匂いは、
干し草に似ている気がする。

手仕事があるなら、きっと私は生きてゆける。 
悲しい出来事も、切ない物事もすべて天に昇ればいい。
私は沢山のものごとを抱えられる質ではないのだから。
見つめるのは現在と、少し先の未来。

 

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今年最後の制作その一。
某ご隠居様からのご注文で、パイプ煙草に草を詰めるときに使う
タンパーと呼ばれる棒を入れるケース。
その方のタンパーは何とも色気があるデザインで、
女性のふくらはぎからつま先までの足の形をしていた。
木工の作家さんの作品とのこと。

自分で染めた羊毛と、染めていない茶色の羊毛をそのまま使って制作。
蓋を開けると濃いブラウンが見えます。ちょっと不思議な形。

パイプ煙草の似合う方ってなかなか素敵。
(市販の煙草よりも煙たいのですが。笑。)
私はパイプは嗜まないけれど、
今度フランスに行ったら紙巻き煙草をしてみたい。

日本じゃちょっと似合わない感じ。

何はともあれ

2008.12/24

 
IMG_6656.JPGのサムネール画像

浮かれるのも素敵なことです。
皆様、良きクリスマスイブをお過ごしください!

しわっす

2008.12/23

↑どこかからパクった12月の挨拶。
躊躇せず、元気に言うのがポイント。

旅の疲れがなかなか取れません。
流石に二十代とは勝手が違いますね。
瞬時に判断し行動する、センサーが鈍ります。

クリスマスイブは明日なのに、
早々と差し入れのケーキ第一便やタルト、お菓子を頂き
もうクリスマスを堪能したような気分。
サンタクロースは何人も居るようです。笑。嬉しいな。
なんだかんだいっても、やっぱり毎年楽しみ。

「もう今年も終わりですね〜」

何処かしこで、この台詞が挨拶がわりの様になっています。
この挨拶とほぼセットになって、テレビの話を振られます・・・
まったくわかりません。

制作は勿論
音楽を聴いたり映画を観たり
洗濯機の水のまわる音や
外を車が通っていく音
コトコト煮物の煮える音を聴いたり

色々と忙しいのです。

「今ぼんやりしてるから忙しい。」

子供の頃、母がよく言っていました。
その性格は受け継がれている様で。
母は今のほうが、ちゃきちゃきしています・・・すこし残念。

豆まめ日

2008.12/20

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旅の目的の場所

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お豆と野菜がたっぷり入ったキッシュ

中味

ひよこ豆
里芋
玉ねぎ
じゃがいも
パプリカ
芽キャベツ
ベーコン   などなど

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お豆と茸の具沢山スープも

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みんなで作って、食べる。

生きるって、こういうこと。

日々はたらいて、
美味しいもの作って、食べる。
で、寝る。

心のかよった食べ物は、ひとを幸せな気持ちにする。
自分にとっての心のかよった暮らしとはどんなだろうかと考える。

何かをクリアすると、次の何かがほしくなる。
欲とは尽きないものなのだということを、あらためて知る。
それってゆるされるものなのかしら?(何に対して?)

旅にでた

2008.12/19

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フレンチのビストロにて

パナシェ
鴨のポアレ
豚足と野菜のサラダ
うさぎ肉とプルーンのテリーヌ
ワイン 赤と白
久しぶりの再会
フランス有線
お喋り
赤い風船のポスター
クリスマスの賑わい

金曜日の夜

東京。

I am dedicating it.

2008.12/18

オーダー作品数点(※新規ではお受けしておりません。すみません。)
新しいお仕事
お店さんからの宿題
2月の親子ワークショップのこと
それから。

やること一杯で頭がいっぱいになってきた。
ある種の恐怖(と言ったら大げさだけど)を感じつつも
それをいつだって見つめていたい。何事も逃げないということ。
しかしながら、これはしあわせなことなのだ。
私は、やりとげたい。
そして、いそがしいさなかでも、
すこやかな心と体に自分自身を持っていけるように。
ここはがんばりどき。

うまく言葉ではあらわせないことがたくさんある。
自分がどこに根を張っているのか、とか。
心は何処にあるのか、とか。
大切なもの、とか。
けれど、わかってはいるのだと思う。
この生き方に身を捧げて、
それによって返ってくるものすべてうけとめて、
旅は続くし始まるし。

心の中で起こる様々な事象の多くは、

自らがつくりだしている。

和風ポトフを作りながら

切り干し大根を干しながら

掃除をしながら

仕事をまとめながら

ラム酒の入ったチョコレートに酔った頭で(禁酒中)

そんなことを考える。

知恵熱は去った模様。