Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

いろんな動物たちの寄り場になってる

遊びにくるのはいいけど、おトイレするのはやめてくださーい

太陽の言葉

2022.5/24

大サイズと小サイズ

Creemaの受注も佳境です。今日は第2便を発送しました。ラスト第3便の完成まであとちょっと。

お客さまから頂く感想やメッセージも嬉しく拝読しています。わたしの毎日は目の前の、みなさまにお届けするものに対してもくもくと手を動かしています。そんな中、みなさまからの声は「とんとんと肩を叩いてくれて、顔を上げたら広がっていた青空」のようなもの。

こまごまとした制作も楽しい

こちらの全貌は今冬に。

 

作業中ふと外に目をやると、ふさふさ尻尾にシュッとした体つきのキツネが1匹庭にいるのを見かけた。びっくりさせないように静かに見ていると、少しうろうろした後軽やかに田んぼの土手を走りながら山の方へと消えていった。かわいい。家族やお友達はいるのかな。いなくても大丈夫なのかな。家に1匹だけいる鯉を見てもいつも思う。家族がおーい、とよく声をかけているから寂しくないかもしれない。「うるせえな」と思っているかもしれない。そんなに口が悪くないかもしれない。そもそも寂しいとかいう世界線にいないのかもしれない。

5月の受注、第2便のフェルト化が完了。週末は顔の仕上げをする。今週もよくつくりました。

乾燥肌に良いかもと思って買ったSUQQUのクリームファンデがとにかく良くて感動している。毎日の身支度が楽しい。コンシーラーだの何だので時間をかけて顔を作るより断然速い。現代のコスメの進化は研究者さんたちの努力の結晶を正に肌で感じることができる。近頃はほぼ美容液みたいなファンデも多くて、つけている方が肌の調子がいい。そこもすごいや。痺れるくらいの衝撃を久しぶりに味わえた気がする。

KATEのリップモンスターはこちら地方でもやはり品薄なのだけど、こまめにチェックしていれば意外と買える。今は2色買ってその日の気分で楽しんでいる。でもヤクルト1000はなかなか買えない。

わいわい

2022.5/12

耕してから

水を張る

田植えの季節になりました。田んぼに水が張るとカエルたちがやってきます。最近気づいたのですが、夕方5時20分ぐらいになると一斉に鳴き始めて(出勤と呼んでいる)、夜中にぴたりと止みます(退勤)。生き物の体内時計よ。きれいな鳴き声を聞かせてくれる鳥もいて、その子もだいたい夕方の決まった時間に鳴き始めるのです。

今週は雨予報が多くて覚悟していたのですが、実際には晴れ間も多いように感じます。先日受注を行ったアイテムたちも順調にひとつずつフェルト化しています。ここから乾燥させて、表情をつけて仕立てます。何度かに分けて順次発送しますので楽しみに待っていてくださいね。受注はまたやりますので、何度もチャレンジしてくださっている方にも次こそご縁があると嬉しいです。そして明日からは夢見るギニョール展が始まります。行かれる予定がありましたら、こちらも楽しんでくださいね。

アトチョットダケアリマス

[News]Creema store 5月の受注始まっています ←UPしました。

メインサイトでのお知らせが遅れてしまい本当にすみません!このサイトでチェックをしてくれていた方がいらっしゃいましたら心よりお詫びいたします。上記リンクの内容の通りです。また受注は行いますので、待っていてくださるとうれしいです。

そしてご注文くださったみなさま、ありがとうございます。販売開始と同時にぱたぱたとご購入の連絡が入り、「待っていてくださった…!」と胸が熱くなりました。ひとつひとつ丁寧におつくりしていきますので、どうぞお待ちくださいませ。

一区切りのお仕事もあれば、増えるものもある。そしてこうやってやらかすこともある。お客さまはじめ関わってくださる方のおかげで、いいご縁がつながってものづくりができています。もはやそれしかない。

虹みて想う

2022.4/30

『夢見るギニョール展 -ウサギとお髭-』

↑イベント詳細ページに作品ラインナップ追記しました。

 

あらためて見てみると土台の虹がバウムクーヘンに見える。

転じてハワイに行きたい。

ロウインターナショナルにあるレインボーブレッドを買いに行きたい。あれ絶対おいしいやつだと思う。

 

お楽しみに

2022.4/28

5月13日から始まる人形の展覧会「夢みるギニョール展」の作品がようやくできあがりました。今回も3点。いろいろと試行錯誤した結果、またあたらしいアイデアが形になったのでご覧いただけたらうれしいです。

できあがったらタイトルを決めたり、キャプション(説明文)を考えたり、これはこれで思いを巡らせる所です。どうしようかな。この3匹が一同に集うのは最後かもしれないので集合写真も撮ったりしました。また画像でもご紹介したいと思います。

今回はデザイン画を描いてから制作するパターンと、何となくつくりながら「このうさぎはどんな風な子だろう?」とライブ感覚で作品と対話しながら進めたパターンの2つがあります。美しいものもそうではないものもカジュアルな今の気分も作品に昇華させて送り出す。ふわふわとしたものだけで漂わせてしまうよりもこうすることを選ぶ方がいい気がしていて。いや、単純にここまで続けたら引っ込みがつかなくなっただけかもしれない。せっかく続けてこられたものづくりだし、一歩でも前に進みたいし、つくれることがとっても嬉しいので、感謝を持ってお届けしたいです。今回はギニョールさんが会場ですが、本店のJAMPOTさんはオープニング時からお取り扱いしていただいているショップです。久しぶりの実店舗のイベントに参加できてうれしいので張り切りました。

るん、

2022.4/24

4月は人形をたくさんつくります。

この方の全貌は冬のお披露目で今はまだ途中段階だよ、とSNSに書いたら「冬までダンスの練習をするのだな」とコメントをもらってとってもうれしくなりました。発表会までにはきっと上手にできるようになるでしょう。みなさんいつもありがとう。

先日、若い子に「そういう時は素直に喜んだらいいんですよ」と言われてはっとしました。気づかせてくれてありがとう。

長い話

2022.4/21

絵でも立体でもフェルトでも、作品を世に出すこと、表現することって自分を外に曝け出すことだと思っています。時には言葉よりも正直に雄弁にすべてを語る。そのこと自体にいいもわるいもなくて、ただ「そういうこと」なだけです。

作品を観てくれる人は、「その人」というフィルターを通して観ます。たとえ作り手(ヒロタリョウコ)のことを見ようとしていたとしても、「その人が思うヒロタリョウコ」であって、作品を観て感じて考えるのはあくまで鑑賞者が主体です。自分自身を観ています。観たときのご自身の環境や心の状態によっても毎回感想は違うかもしれません。

でも、なんかこの雰囲気好き、とか刺さる、とかよくわかんないけど苦手、など感覚で観るのも自由です。総じて「お?」って感覚。わたし個人も軽くて好き。疲れている時なんかは特にいいです。

誰かの心に小さな水滴がぽつんと落ちて波紋が広がる。そんなものがつくれたらいいのになという自意識も時には現れます。モチベーションにもなるのでわるいことではありませんが取扱注意の自意識なので、そんな時はひたすら没頭。つくっているものの声を聴きながら向き合う。と思って日々ものづくりをしています。

もっともっとエゴ全開だった頃からスタートして20年以上経ちました。答えや終わりがない世界、でも良くない作品は確かに存在する、とはいえ結局よくわからない、でも続けた先に見える景色がやっぱり気になる、つまり未来が見たい。そのための今現在。時代、環境、健康面での経年変化などあって若い頃の感じとは違いますが、心の声に耳を澄ませて今現在の方法を探しつつやっていけたらいいな。昔、「自分や人生とは戦うものではない」(うろ覚え)と言われたことがあって、それが今にきて活きている気がしています。