2008.7/4
こんばんは。
今、作品に使う布を染めていました。
きれいに染め上がる事を願いつつ 嬉しいことがあったので
真夜中の書きもの。
sajiことサジマミキは、大学からの友人であり
2002年から始まった 参加型お手紙ユニット”クレイヨン郵便”の相方です。
彼女がsaji letterに私のリニューアルサイトのこと、作品のことを
書いてくれました。
ここに書いてくれている通り、
お馬鹿なことから真面目な話まで出来る最高の友人です。
私がどんなにへなちょこでも おまぬけでも
遠くで または近くで応援してくれる。
伸びやかに弧を描く絵筆が心地よくて、色づかいがふわりと楽しく
時々出てくる不思議なキャラクターたちが笑わせてくれる。
やわらかく幸せな気持ちになる世界を描きます。
大学で美術を学んでも、
卒業すると多くの人が表現者とは違う職業に就きます。
そんな中で、彼女はイラスト、私はフェルトを通して
時には立ち止まりながらも、互いにずっと表現の道を模索してきました。
だからこそ生まれた クレイヨン郵便。
・・・さて。
夜も更けてきました。
私もがんばらなくては。
2008.7/3
こんばんは。
今日はとても蒸し暑い一日。
本日carbonさんに作品をお届けしました。
ここしかお取り扱いをしていないデジカメケース(縦型)です。
オーナーさんから合格印、頂きました。
褒めてもらえると素直に嬉しい。とても。
carbonさん、いつもゆっくり作品を待ってくださって 本当に感謝です。
詳細はお知らせをご覧下さいませ。
夕方、久し振りに整骨院へ。
日常的に左側を酷使していて、すごく歪みと張りが出ているなあと
感じてはいたのですが、限界まで耐える性格からか(耐えるなよ)
通院をさぼっていました。
・・・また通いづめになりそうな予感。
行くと必ずお腹がすいてきます。
体の歪みは内臓にも影響しているとのこと。
歪みを矯正していくと、内臓も活発に動きだすのでしょうか。
左手がキーボードを打つのもやっとの状態で、
更に昨日ベーグルを切る時に、ベーグルではなく
左の人差し指を勢い良く包丁で切ってしまいました。
仕事柄、手の怪我には気をつけねば。反省です。
2008.7/2
おはよう。
今日は霞がかった晴れ模様です。
朝から発送の支度。
昨夜は眠りが浅く 起き抜けはぼんやりとしていたけれど
体が動いていると頭も動いてくる。
作品が送られてしまうと、私の手から離れて第三者のものになる。
数えきれないくらいそういった経験をしてきた。
昔はそれが少し辛かったのに 今は喜びを持って受け入れられる。
気に入った作品程、人の手に渡る事が嬉しい。
自分の所にあるだけでは
自己完結してしまう事を知ったからだろうか。
私にとって表現するという事は どんな意味を持つのだろう。
常に傍にあり、四六時中つきまとうもの。
とても苦しくてとても楽しいもの。
不器用な私の、表現手段。
言葉よりも饒舌。
生きる事とほぼ同等の価値を持つもの。
「いつも作品の事ばかりだね」と言われた苦い想い。
人を思いやる事とは?優しさとは?私にできる事は?
私にはまだまだ わからないことが沢山ある。
様々な想いは折り重なって
次の作品への足がかりとなる。
2008.7/1
こんにちは。
今日はまるで夏のような空でした。
七月がやってきましたね。
予定より少し遅れましたが、carbonさんへの作品が出来上がり
心地いい気分です。
同時に、以前にオーダーいただいた作品も制作していて
(現在は新規の受注を控えさせて頂いています。)
それが思わぬ方向に進み、面白い出来上がりになって
見るたびに笑ってしまいます。
時々こういう作品が出来上がることがあって
その瞬間がとても好きだったりします。
自分の中にある、とても好きな部分でありながら
普段はあまり開けることのない引き出しを開けたような気持ち。
くすり、と笑ってくださるといいな、と
その方のことを考えながら制作していてとても楽しかった。
丁寧に、心を込めて仕事をすることを嬉しく思いました。
個展の準備も忙しくなってきました。
いろいろがんばらないといけません。既に胃が・・・
ボンソワ、プレッシャーに弱い私〜。
夜はコトコト、ジャムを煮ながら事務作業。
料理は苦手ですが、たまに思い立ってこういうことをしてしまいます。
何故だろう・・・気分転換?
なのでちょっと酸味が強そうな仕上がり。まあいいや。
納品のお知らせは明日いたします。
では、良い夜を。
2008.6/26
今日も薄曇り、ときどき晴れ間あり。
朝からの予感は的中するものなのだろうか。
午前中からマイナスパワーにあてられてしまい
ゲームでいうならHPを大幅にうしなう。
用事は早く済ませ、自分の部屋へと急いで帰る。
好きな音楽をかけベランダで憩い、つめたい紅茶を飲み、眠った。
目が覚めると辺りは薄暗く、穏やかな空気が室内を包んでいた。
体温を計る。36.7度。
マイペースの速さをほんの少しだけ落とそう。
心を込めて、丁寧に作品を創るために。
そんな一日。 ただ今
制作中・・・(色々と。)
2008.6/25
こんばんは お元気ですか.
本日の京都 曇り 時折晴れ トータルでは曇り でした。
天気を読みながらその日の服を決め、出掛ける時はその方法を考える。
自然な流れとともに暮らすように気をつけていよう。
不自然さは、ざわざわを生みだします。
旬の李を食べました。
すもも と読むそうです。
漢字もひらがなも声に出した時の言葉の響きも きれい。
皮を剥けば濃厚で甘い香りが広がり、瑞々しい水分は指をつたう。
半透明な赤とキナリのグラデーションの実が現れる。
口に入れると甘く柔らかく、さっぱりとしていて、種の近くは酸味が強い。
これからやってくる夏を想いました。
サミットが始まるので、市内には警察の人達がたくさん。
あんドーナツをくれる優しい人と
何だか物々しくて落ち着かないねと会話を交わし、
日暮れの川沿いを音楽と一緒に自転車で走り抜けながら
水の色と風景 緑のトンネルを心地よく感じ、
そして私は自分の部屋へと帰ります。
周りの人々に、心からの感謝を。
2008.6/24
河原町まで材料の買い出しに行きました。
晴れだし。今日は体調も良いし。不安だし。
体力もつけないと。
というわけで自転車で移動。
糸と羊毛を沢山買ってきました。
お気に入りの紅茶とおやつ、パンも買い込んで帰宅。
水出し紅茶を早速仕込んでおく。
夜中。
気づけば食事を忘れて制作していました。
個展の作品制作と通常作品制作との平行作業。
さっき出来上がった作品に不安があるのは、
展覧会に向けての様々な想いや緊張が全身を駆け巡る事による
気持ちのざわつきから来るものなのか。単に空腹のせいなのか?
どこかの部屋から大蒜の美味しそうな香りが漂ってきています。
食事を忘れるのは良くない癖なので、気をつけなければ。
不安定な体調を調整していきながら、ギリギリまで行きたい。
創りながら、やはり私はフェルトが大好きだ、という気持ちを再確認。
羊毛の一本一本の繊維を絡み合わせて、ひとつの造形物をつくる。
そこに様々な素材、布やガーゼ、糸を閉じ込めながら。
この楽しさを忘れない様に、丁寧に創っていきたい。
2008.6/23
こんばんは。
一日、曇り空でした。
気温は昨日よりも下がり、過ごしやすいです。
体調は、ぼちぼち。
今日はずっとパソコンと向き合って、文章を書いていました。
展覧会をお知らせするための、オフィシャルな書面作り。
他のお仕事をされている方とかわりなく、
作品を創るだけではなくて様々な作業があります。
体を動かさなくとも、
頭を使うとお腹がすくものですね。
お気に入りの定食屋さんのごはんが食べたい。
飲み屋さん以外だったら、大抵どんなお店にも一人で入れます。
吉野家も平気です。
脱線。
懐かしく切ない気持ちにさせてくれる
Haruka Nakamuraの音楽を聴きながら、
ひたすら文を書いていました。
普段使わない頭を使ったせいか、
夕食の後、ちょっと眠ってしまいました。
その後復活して、制作。
マイペースがハイペース。
無理はいけないと言われていても、そう思っていても、
時には無理をすることも必要なのかもしれません。
ヒロタは甘やかすとろくなことがない・・・気がします。
なんとなく。
2008.6/22
こんばんは。
週末、みなさんは如何お過ごしでしたか?
ヒロタはさっき帰宅して、遅い夕食を食べ終わったところです。
眠い。だが、寝られない。
やることはたくさんあるのですが、
井山さんの展覧会に行きたくて堪らない。
昼に実家へ電話をかけ、
展覧会をすることが決まったと知らせました。
報告を聞いた父は、
「ああ〜、そうけ〜」(ああ、そうなんだ、の意)
と、なーんとものんびりした返事。
「そうなが、決まったが〜。また連絡するちゃ〜」
私もつられて、城端弁。
父が「うたうみずうみ」の意味を知ったら、きっと驚くと思います。
本人は既に忘れているかもしれないけれど。
どこかの部屋の人が、先程から熱唱しています。
あんまり上手じゃないところが面白く(失礼)
それがかわいらしくて思わず笑ってしまいました。
2008.6/21
こんばんは。
今日も一日、梅雨空でしたね。
くせ毛はいよいよ楽しげにうねっています。(ちっ)
さて。昨夜遅くに、個展のお知らせを載せてみました。
三年振りです。会場は生まれ故郷。
様々な葛藤があったなかで
最終的に個展をやろうと思えたのは、皆さんの存在。
「”死ぬ気でやれ”
はよく聞く言葉だが、
ひとりぼっちではそんな力は湧いてこない。
支えてくれる人が居るから、人は死ぬ気でがんばれるものなのだ。」
そんな文章を読む機会があり、まったくだ、と共感。
展覧会に足を運んでくださる人、お取り引き先の方々、
作品を好きだと言ってくださる人、批評してくれる人、
展覧会のお話をくださった方、友達、作家仲間、両親、等々の
「存在」そのものに、支えられています。
どんなに心強いことか。
個展をやるときは、いつだって、心身共に限界を超えます。
他の表現者さんもそうだと思います。
一人ではとても太刀打ちできません。
だから、
本当にありがとう。
ありがとう。
私はいつだって、人にいろんなものを頂いています。
お返しなんてできなくて、やれることは、表現しつづけることくらい。
だから、創ります。
こういうことは、面と向かってなかなか言えないような
こっぱずかしいことなのですが。
言える時に、伝えたいことを、ちゃんと伝えないと。