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ヒロタが綴る日々の出来事

もくもく人生

2009.9/13

個展のお知らせはこちらです。

制作の日々。

月下美人の蕾が徐々に膨らんできました。二つあった蕾のうちひとつは駄目になってしまいましたが、もう一つのほうは元気に育っています。植物の生長を日々見守るのはとても楽しく、嬉しい。朝起きた時と夜に観察しています。開花時期について少し調べてみると、日本中の月下美人はその昔一本の木から挿し木されたので同じ日に咲く、と言われてもいるそうです。一年以上経ったものでないと花を付けない、ともありました。
夏から秋にかけて、お客様や友人からお手紙や贈り物、メールなどなど頂いていてなかなかお礼も出来ず申し訳ないなあと思いながらも、感謝しながら日々制作しています。普段もくもくと毎日を過ごしているので、こういったサプライズは本当に嬉しいものです。ありがとうございます。その中から朝は紅茶を、そして眠る前には富山の梅酒をほんのちょっぴりロックで頂くのが楽しみです。日々いろいろとあるけれど、孤独にとらわれる時もあるけれど、そして孤独を心地よいと感じる時もあるけれど、でも決して1人ぼっちではないし、こんなわがままな生き方ができるなんて私はしあわせものなのだろうな。 

豆日

2009.9/9

個展のご案内(正式版)をお知らせにアップしました。
(案内状の発送はもう暫くお待ち下さい)
ぜひご覧くださいね。

DSC00012_2.JPGのサムネール画像

DMはこんな写真も候補にありました。
せっかくなので載せてみます。
制作楽しすぎる。簡単ではないけれど楽しいよ。
個展では思いっきりやりたい事をやれるし、今回は「自分がやりたい事」をはずかしげもなく出せそうな気がしているので余計に楽しい。
個展で作品を展示する事は結果の一つであり、私に必要なのは、制作している時間そのものが楽しく充実していると実感できること。
制作している時間は「自分自身との対話」で、個展は「それらを解放」。

今日はお豆をひたすら作った一日でした。
私は豆が好きだ。
果敢にも今月中に個展用の作品制作のめどを立ててしまおうと思っています。個展は大事、でも通常納品のお店さんへの作品も大事。
JAMPOTさんのイベントの作品も早く作りたいですし。
あれやこれやとお待たせしてしまっている各店舗の皆様、そこから繋がるであろうまだお会いしたことのないお客様、もう暫くお待ち下さい。。。
色々考えてばかりだと前に歩いていけないから、とにかく歩こうとしています。私の考える事といったら今すぐに答えの出ないような事ばかりで何だか無駄だな、と思うので、制作のスタンスとかアトリエの事とかぶつぶつ考えるより、とにかく歩こう動こうと思っています。考えて止まっている時間がもったいない。こんな風に考えられるようになったのも、健康を随分と取り戻し、投薬もなくなった事でぼんやりした頭がクリアになってきたからでしょうか。そして近くにいても遠くにいても変わらず私と接してくれる友人や作家仲間、周囲の人びとのおかげ。
とはいえハードスケジュールは相変わらずで、栄養ドリンクのお世話になっていると人に話すと「体に良くないよ」と皆に言われるのですが、気持ちから来る効果もあるのか割と体が動くようになるのでなかなか止められません。
というより体が動いて作品が作れるならそれでいいのです、私。あまりたくさんのものを求めるのはちょっと贅沢すぎる気がしていて。ものづくりほど贅沢な生き方はないなあ、と思っています。自分の好きな事を仕事にする。これからの目標は、仕事を好きになること。

楽しくあれ

2009.9/4

個展のDMの作品制作や仮撮影。
大体の構図が決まったので、明日撮影本番です。
今日のうちに撮影してしまいたかったけれど
あれこれ試しているうちに陽が落ちて来たので、明日に。
天気予報では明日も晴れるらしく、良い自然光で撮れそうです。
毎回のことながらやりだすときりがない。
しかーし締め切りというのはある。
その中でどこまでやれるか、またはどこで区切りをつけるか。
いつも難しい、決断力と度胸。
そして写真を見過ぎるとだんだんわけが分からなくなってきます。
今日撮った写真にも使えそうなものが2、3枚あるけれど
ギリギリまであがいておきたい。
「これいいんじゃない?」って写真じゃなくて
「これがいい」と言える写真を使いたい。
ああ気持ちが悪い。(←個展前恒例)
とはいえ、気分は盛り上がる。
そんな私はSですかMですか。
女三十代にして、まだまだわからないことばかり。

混沌と秋の空

2009.8/28

新作のデジカメポーチをお届けしました。
秋のイベントも目白押しでございます。
詳細はお知らせにて。

行方不明になっていたマイラヴ自転車も無事手元に戻りました。

今月号のpenは戦国武将特集で、鎧の写真もいろいろ載っていて
歴史好きの血が騒ぎ思わず購入。
ベタではありますが、私はダースベイダーのモデルにもなった
伊達政宗の黒い甲冑一式が好きです。
(ちなみに好きな家紋は真田家の六文銭。)
私の記憶に残っているもので一番古い大河ドラマが独眼竜政宗で、
今観てもやっぱり面白いです。現在も根強い人気らしいですね。
最近若い女性に戦国時代・武将好きが増えているようです、と
昨日ある方に話していたら(いわゆる歴女のおはなし)、
「数百年も前に亡くなった武将より現在の男性にちゃんと興味を持て」
と。まったくだと思いながらもそのツッコミに笑ってしまいました。
実在していた人物たちでありながらも想像の余地があるという部分が
人気の理由なのでしょうか。
いろいろと脳内変換できるという・・・
それがいいことかどうかはわかりませんが、
ともあれ何かに夢中になることで日々を楽しく過ごすことができるなら
それはそれでいいかなあ、と思います。

私はというと、8月はずっと夏バテでぐったりしています。
・・・暑いんだもの。
家事をやる気が起きず、優先すべき制作・仕事にのみ気力体力を使って
おります。栄養ドリンクが手放せません。
普段は飲まないようにしていますが、しんどいときは仕方がないですね。
「飲んだから絶対大丈夫」と信じることも効き目を強めるポイント。

Coccoの特集が組まれたパピルスの今月号を読みました。
彼女の思考を想像することくらいなら、この私にも出来るでしょうか。
何にせよ、生きることと死ぬこと、どちらも難儀なことなのですね。

昔、クラピッシュの「猫が行方不明」という映画を観ましたが

本日、私の愛車が行方不明。

街中からどうやって帰宅すれば良いのやら。
結局、徒歩で帰宅。
京都市内であれば自転車でどこまでもゆく人なので
私から自転車を取るとかなりマズイです。
私と自転車は一心同体。
むしろ本体が自転車。
買ってから一年ちょっとしか経っていないというのに・・・
とりあえず明日届け出を。

これは引きこもって制作をしろという天のお告げだろうか?
いやいや、やっておりますよ。
そして元気にやっております。
新作の納品はもう暫くお待ち下さいませ。

文章を書くことはむずかしい。
すらすらと書ける時もあるけれど、
うまく書けない時もある。
今がちょうどそういう時期で、思いを言葉に変換出来ないのです。
ゆえに、最近さっくりした日誌になっていると感じる方も
居られるでしょうが、これもまたご愛嬌。

冷やせ、中華

2009.8/19

晩ごはんは冷やし中華だったというお話。

今日スケジュールを確認していて、
10月の予定の多さにドキドキしてしまいました。
まあ、何とかなるでしょうか。
今までも何とかしてきたのだし。

恋するように、作品を創ろう。
仕事人間です。

かるめら

2009.8/17

昨晩は大文字の送り火でした。
いや、でも今年は見られなかったのですが・・・。
昨日は少しばかり忙しかったのでした。
近くで見ると迫力があるのでしょうが、
私はいつも遠くで見るので(偶然見かける感じ)
それだとちょっと地味な感じがします。
なんとなく、元気で勢いのある火が好きなのです。
左義長とか好きだったなあ。子供の頃。
火の勢いが大きいし、目の前にあるからね。

夏らしさがあまり感じられない夏。
ちょいと花火でも買って花火大会でも催しましょうか。
ベランダでやったら流石に怒られるかしら。

no title

2009.8/16

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実家に帰省する際には金沢に寄る、というのが恒例となっています。
最近の話ですが。

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二枚とも金沢21世紀美術館のもの。
多くの作品が無料で観られて(どちらも作品です)撮影も自由に出来る。
老若男女多くの人達が訪れて楽しんでいる。
美術館って、作品って、こういうのがいい。ライトな感じ。いい意味で。

今回の帰省で思ったことは、
案外みんないい加減なんだよねえということ。
私は真面目すぎらしいよ。
もっと適当に生きて大丈夫らしいよ。
だって皆案外適当だしね。

と、自分の周囲をぼんやり見渡しながら思ったのでした。

京都に戻って来た日、その足で同時代ギャラリーに行きました。
上海に住んでいる知人が京都で個展をしていて、
その最終日に滑り込み。
随分久し振りの再会でした。
住む場所でも技法でもなんでも、ずっと同じだと飽きてしまうらしく
色んな環境に身を置いているそうです。
今回は絵の展覧会でした。
彼女の作品は、ろうけつ染しか観ていなかったのでとても新鮮でした。
表現するって、いいなあ。やっぱり。
そんな世界の端っこに身を置いている自分は幸せもの。
たぶん。

自宅に帰ると帰省前に制作していた作品が私を迎えてくれました。

がんばろう。

米寿を迎えられた方のお誕生会に行ってきました
88才です すごいなあ

会の場所はとある素敵な居酒屋さん
日本酒や焼酎の種類が沢山ありました
器は古い染め付けの骨董品を多く使っていて
でも全然格式張っていなくて 良い雰囲気
私は楽しく食べて飲めるお店なら何処でも良いタイプですが
いいお店も勿論好きです
店主お手製の手打ち蕎麦も美味しかったですし
何と言っても今日の大きな出来事は
生まれて初めて鰻の肝煮を食べたこと。
以外に大丈夫でした
でもドキドキしましたよ、やはり。
(内臓系は苦手なのです)
私も大人になったなあ・・・

文字に関わるお仕事をされていた方で

活字離れが言われているが、活字は死なない。大丈夫。

人間は対になって初めて一人前になる。
形にこだわる必要はないから 人生を通して共に在る
対の存在に出会いなさい。

と仰っていたのが印象に残りました
ちょっとガラスの仮面を思い出しましたが
(分かる方だけわかってください)
なんとなくは理解出来ました
88才のこの方が 形にこだわる必要はないと仰っていたのが
なんかいいなあ、と思いました

7月さいごに

2009.7/31

20090803.JPGのサムネール画像

10月から11月にかけて個展をするので
本日はギャラリーの下見に行って来ました
大阪は堺市にあるama galleryさん
雑貨店でギャラリーを併設している 一軒家の素敵なお店です
昨年より、秋冬春先にかけて作品を置いて頂いています

お店の右奥に階段がありまして
上ると真っ白い空間があり、そこがギャラリーです
頭上に気をつけていないと
150cmの私でも頭をぶつけるくらい天井の低い、
でもとても素敵な屋根裏ギャラリー
この空間をどう使おうか
目下、作品と共に思案しています

ちょうどいらしていたお客様が以前
洋梨コースターをこちらで購入して下さったとかで
嬉しくお話しさせて頂きました
今回のテーマ「Kitchen」のバックグラウンドにあるお話を
ちょこっとさせてもらったり

帰りにはカレルチャペックの紅茶と
美味しいクッキーをお土産に頂いて帰宅
いつもすみません
・・・でもとってもうれしいです