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ヒロタが綴る日々の出来事

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裏と表で表情が違う、切りっぱなしのフリルレースコースター

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オバケのブローチ

13日のワークショップの日、1日限りのリトルショップをオープンします。上記のブローチをお披露目しますので、ワークショップと合わせてお楽しみくださいね。平日の1日だけなのが本当に申し訳ないのですが、ご都合がつきましたら何卒よしなに。

今回のリトルショップはもともとクッキーブローチだけの予定でした。が、少しでもいいからオバケをお出ししたくてギリギリまで粘りました。もうすぐハロウィンだもの。ちょっとだけつくれたオバケはすごく小さいブローチで、ワンポイントとしてかわいい気がする、と思っています。

やりたいことはたくさんあるし、「こんなのできたから見て見てー」「ぜひお迎えして使いこなしてー」「プレゼントにもいいと思うんだー」や「参加して作ってみて欲しいなあ」という欲はあったりして、そういう欲を、恥ずかしがらないでどんどん出していけるように。

いよいよ今週の金曜日と迫ってきて、ワークショップの道具や素材を揃えたり、作品を仕上げたりしながらだんだん楽しみが増えてきました。

文月のころ

2017.7/9

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色とりどりの土星をバッグチャームにしました。

七夕の日にスタートした天体観測展 at JAMPOTに新たに納品した新作です。
連日盛況で整理券の発行や順番待ちなどお待たせしておりますが、その分見ごたえのある催事です。天体観測展、気になっている方は、一度は足をお運びいただければと思います。

作品を作ることで、催事に参加することで、季節を意識することができている。
来年の7月7日、わたしはどこにいるだろう。

先のことは誰にもわからないからこそ希望がある気がするのだ。
後悔のない選択と行動を。

まっすぐ

2017.7/4

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夏のコースターたちのオーダー制作中
ホワイトチョコドーナツ、レモンと桃のツインドーナツなど

きらりと光る朝はくる。

ザ・クイズショウは第一シーズンも第二シーズンもどちらもよい。
第一シーズンの終盤、戸次さんのドリームチャンスが一番のハイライト。

阪急百貨店での天体観測展、無事終了いたしました。
お越しいただき、お買い上げくださり、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
作家のみなさま、JAMPOT・Guignol店主のお二人、百貨店のスタッフの皆様にも本当にお世話になりました。みなさん一人ひとりのお力が大きなうねりになって、前回以上の大盛況となったのだと思います。阪急イベントのレジェンド更新、おめでとうございます!
また、SNS等で告知にご協力いただいた方々もありがとうございます。

実店舗のJAMPOT・Guignolで行われる天体観測展の後半戦は7月7日の七夕から始まります。現在、納品準備を進めています。こちらも引き続き、みなさまのお越しを心からお待ちしています。
土星のバッグチャームのカラーバリエーションを増やしたので、またお知らせしますね。

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ウェブショップにUPしています。こちら、ヒツジフエルト縮絨室にも皆様のお越しをお待ちしております。
瞳に天然石を使うこと、そして何時間もかけてしっかりとかたくフェルト化させることで、丈夫で長持ちする作品をと考えて制作しています。使わなくなってもお守りとして持っていられたり、人に受け継いでいただいたりと「アンティークになっていく作品」を目指していて、ぜひぜひ実物を手に取っていただければ。

理科系雑貨研究所
阪急百貨店うめだ本店10階にて本日よりスタートしました。
天体観測展と同じ場所で、アイテムはガラリと変えてお届けしています。「硬質なフェルト」を表現しているシープ鉱石ブローチ、好評いただいている球根ブローチ、幸運のシンボルとも言われる双葉のオブジェstrange plantsなどなどお届けしています。上記リンクより作品ラインナップをご覧くださいね。

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作り手の自分ができることって、作品を作ってみなさんにお届けすること。お客様にアイテムを買っていただくこと。そのために、自分が「いいな」「作りたいな」と思えるものを自信を持ってお届けしたいと考えています。自分に(=作品に)自信を持つってなかなか難しいことで、年に1回ちょこっと思えればいい方かも?だからこそ、「自信を持って」とあえて言葉にして、ハードルを上げていくスタイル。笑

近年はご依頼を頂いて催事に参加したりすることがほとんどです。自分を信じてご依頼くださる方々のために、会場やウェブショップという舞台を用意してくださる方々のために、お客様に喜んでいただいてお買い上げいただくために、自分のために尽くしていくだけ。一人でやっていても、人の存在がものすごい力になっています。いつも、本当にありがとうございます。まだまだお返しができていませんが、これからもがんばろうと思います。ウェブショップ、催事共々、どうぞしくお願いいたしますね。

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完売アイテムのうち、こちらの地球と土星のバッグチャームは、JAMPOTにて7/7から始まる天体観測展にて追加納品致します。

天体観測展の後は同じく阪急スークさんにて催事「理科系雑貨研究所」に続けて参加いたします。作品ラインナップは明日か明後日にはUPできるようにがんばりますね。
徹夜明けの今朝、無事こちらの発送を完了しました。GWに東京で参加させていただいた理科系雑貨研究所とはラインナップをガラリと変えてお届けいたします。「ヒツジフエルト縮絨室/ブンシツ(分室)」のお披露目もここで行います。理科系雑貨研究所にもぜひ遊びに来てくださいね。

Porte Bonheur

2017.4/19

幸運を

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実は月よりも小さな星なんですよ。

ラテン語ではPluto。ローマ神話・冥府の王プルートに由来します。太陽系最深部に存在している冥王星を象徴するにふさわしい名前です。
ハート型、または鯨の尾にも似た模様が特徴。きっと、羊の夢を見るシロナガスクジラが住んでいるのだと妄想しています。

発見は1930年。近年までは太陽系第9惑星とされていましたが、2006年に太陽系惑星の仲間から外されました。現在では太陽系外縁天体内のサブグループ(冥王星型天体)の代表として”準惑星”に区分されている天体です。
準惑星になった理由としては、近年の太陽系研究の進歩で冥王星に似た大きさの外縁天体が次々と発見されたことなどが挙げられます。
(※外縁天体=海王星軌道よりも外側を回る、オールトの雲と呼ばれる領域に属する天体のこと)

公転の仕方が他の惑星とは随分と違います。
他の惑星は黄道面と呼ばれる仮想の平面にかなり近い面を公転しており、軌道の形は真円に近いのに比べ、冥王星の軌道は黄道面から大きく斜めに傾いていて離心率が大きいのです。このことにより、冥王星の軌道の一部が海王星よりも内側にくることがあります。

とはいえ、こういった区分は人間が勝手に決めているだけのこと。太陽系第9惑星であろうが準惑星であろうが関係なく、今も昔も変わらず冥王星はただただ存在しているだけで、そのことに私は心を打たれます。冥王星にとっては「何勝手に区分してんのよ」って話ですね。

2015年に探査機ニューホライズンズが訪れるまでは接近観測を行ったことがなく、データ解析も現在進行形で不明な点がまだまだ多い星です。ニューホライズンズが行った撮影によって、ハート型にも似たトンボー領域内にあるスプートニク平原など鮮明な画像が公開されました。それまではぼんや〜りしたアイスの実みたいな画像しかありませんでしたので、「これで惑星コースターにできる!」と、とってもワクワクしたのを覚えています。コースターにはもちろん、特徴的な鯨の尻尾(またはハート)のような模様を入れています。14等級以下であまり明るくない星で、落ち着いた少し明るめのブラウンをベースに仕上げています。
準惑星なので、台紙などのフォーマットは同じですが標本箱セットのみに入れていて、単品販売はしていません。

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久しぶりに復活、太陽系コースターのご紹介。あとは海王星と太陽ですね。宇宙のこと、星のことを学んでいくと、「私たちは何も知らないんだ」ということに改めて気付かされます。知ったふうに過ごしているけれど、私たちは何もわかっていなくて、わからないまま放り出されて生きている。そのことが嬉しいのです。聞きなれない言葉が並んで退屈な方もいらっしゃるかもしれませんが、なるべくわかりやすく書いていきますのでお付き合いいただければ幸いです。

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たまごの秘密展 無事終了いたしました。

お越しいただいた皆様、お買い上げくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、JAMPOTオーナーさま、ありがとうございます。
日々の制作を続けるにあたり、個人的に御世話になっている方々にも改めて御礼申し上げます。
“パスハのたまご”は引き続きJAMPOTさんにて販売させていただくことになりました。他にも常設作品のブローチなどいろいろございますので、よろしければご覧くださいね。

JAMPOTさんとはお店のオープン以来の長いおつきあいです。今も変わらず作品をお届けすることができて嬉しいです。年に何本もの企画や百貨店出店など、私たち作家を一人では辿り着きにくい場所へと連れて行って下さいます。
どのショップさまにも言えることですが、私が実店舗に納品し続けるのは、お客様に実際に手にとってご覧いただきたいのが一番。無名の作家を初期からずっとお取引してくださるお店に恩返しがしたいという思い。そして作家としても鍛えられる場であること。
近年は特に若い作家さんたちのセンスやパワー、技術にとても刺激を受けています。素晴らしい作り手さんがたくさんいます。生き残りの競争とまでは言わなくても、ただ長いこと続けてきただけで自己満足してる場合ではないよな、と身が引き締まります。なにごとも勇気

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2017.4/14

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今日の晩ご飯はオムライス
卵がやぶれずにうまくできると嬉しいです

真夜中に静かな音楽を聴きながらスズランの作品をつくっています。
静かに制作に向かう時間。オムライスはおいしかった。

秋に京都での作品展示とワークショップをやります。ワークショップはしばらくお休みしようと思っていましたが、心打たれ、ぜひにとやらせていただくことを決めました。すごい楽しみ。詳細はいずれまた。

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5月1日に、大切な人の幸せを願いスズランを贈るフランスの慣習があります

ポルトボヌール展に向けて制作中。まだまだ途中

初めてのモチーフに悩みながらも、いざ紙の上から制作へと移れば、できる。
(と密かに思い、願いつつ)
膨大な作品をつくってきて、時々写真で振り返るとやっぱり変わっていってる。
変わること、変わらないこと、変われないこと、以前に戻っていくこと、いろいろ。何人も何事もそこへと至る背景があってのことだろうから、どれも等しい。自分に関しては、正しいと思い勇気を持って行動したことについては迷いも後悔もない。

4月の締め切りは3件。5月初旬に1件。

cherryblossom egg

2017.3/26

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桃が食べたい

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たまごの秘密展
いよいよ明日から始まります。
お部屋にぽん、と置いておくだけでも絵になるような、こだわりのグラデーションとたまごの形。ひとつだけいたり、並んでいたり、こうして集めたり。
新色の羊毛をいろいろ使いました。特に私の大好きなブルー系を今回のたまごに使ってみたかった。
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そのままプレゼントにも使える、鳥の巣を意識したパッケージ。
1個はお出ししてあるので、実際に手にとっていただいて感触を味わっていただくこともできます。どうぞ遊びに来てくださいね。

ポルトボヌール展と理科系雑貨研究所の制作もある中、作品のために犬のスケッチと撮影をしたくてドッグカフェを検索するも、柴やブルテリア、ビーグルがいる所がなかなか見つからず難儀。