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ヒロタが綴る日々の出来事

no title

2018.5/10

スクラップ・アンド・ビルド読み終えた。
この物語のラストは、リバース・エッジに出てくるウィリアム・ギブスンの詩を思い出すし、気休めも慰めもなく突き放されているところがとても好きだった。
表現においては、突き放されたものが好きだ。

no title

2018.5/9

ゴールデンウィークは一晩だけ友人たちとご飯を食べ、1日だけ散歩に出かけた。あとはひたすら作業に明け暮れた。無事届け先にお送りし、連休が明けてようやく休日。掃除に洗濯、家事が休日。レバーより幽霊より失恋なんかよりずしりと重いものを引きずりながら、時には逃げて、でも守られて、だからわたしは生きているし守るのです。そんな感じ。だからやっぱりよきかな。

にゃんにゃんウォークにお越し下さり、作品をお迎えくださりありがとうございます。お礼はまた改めて。

本日の音楽
NakamuraEmi/YAMABIKO

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食べる猫ブローチ、ウィスカーパッドの変化。

谷玉にゃんにゃんウォーク(ハーフ)vol.12が始まりました。
初日の夜に会場のwarble 22yaさんに立ち寄り、私もネコ作品をお買い物してきました。さっそく猫のキーケースがいくつか旅立ったとのこと。お買い上げいただきありがとうございます!うれしい。ブログやSNSでもたくさんご紹介いただいています。

なぜ創り続けるのか、その訳が未だによく言語化できないまま、それでも創作活動することには迷いなく。自分でも不思議です。好きとかやりたいこととか情熱、そういったものは長く続けていくうちにだんだんとなりをひそめていきました。そういったものを通り過ぎて、戻るには遠くまで来すぎたとか、もはや続けるより他ないとか、これでご飯を食べているからとか、字面でみるとポジティブとは言い難いように感じるけれど、わたしは美しいもの(=丁寧な手仕事)、「美しいと感じるもの」に殉じます。
とはいえ、答えがないから続けられる。答えがわかっちゃうとおもしろくないし、結局わからない、というのが正解に近そう。受けて立つ。

各SNSでも日々作品を更新しています。今参加している催事のことを中心に投稿しているので、よかったらご覧くださいね。ゴールデンウィーク、晴れの日にも恵まれるようです。ぜひ谷六へ遊びにいらしてください。

twitter(Ryoko Hirota)
twitter(ヒツジフエルト縮絨室

某日

2018.4/19

年末の仕事のラフ、微調整のみでOKをもらえたのでほっとする。絵が苦手で、作品を制作する前の下絵を観ていただくのはとても緊張する。とにかく手を動かして自分を追い込むと「これは好き」という案がようやく出る。そうやってできた案はやはり愛おしいもので、先方にも面白がっていただけるとうれしい。むかしカウンセリングで紙を渡されて「なんでも描いて」と言われて何も描けなかったな。あれはそもそも四角い紙の上に描くことが苦手だっただけな気がする。下絵なしでフェルト作品をつくるよりも絵は難しい。
同時進行の猫作品、今日もこつこつと。メンテナンスの作品も受け取り、髪も切った。カットの参考にした写真の人はモデルなのでかわいらしく、そもそも元が違うので当然のようにそのままにはならないのだけど、すっきり楽になったのでとてもよいです。

ゴールデンウィークは猫イベントへ。
4/28~5/6 谷玉にゃんにゃんウォーク〔ハーフ〕 vol.12

こちらに参加させていただきます!お知らせをUPしましたのでご覧ください。

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にゃんにゃんウォークでは、食べる猫ブローチも制作中です。ばっくり。

食べる猫はよく制作している作品ですが、「イケてる食べかた」、日々研究中。

先日は久しぶりにヘナで白髪染め。ヘナは髪が痛まなくて、むしろツヤツヤになるのでうれしい。頭皮から浸透していく成分には鎮静作用もあって、ぐっすり寝られる。(髪も増えるらしい)。2日ほど草の香りが漂うが、私はこれも結構好きで。
はじめての白髪染めは3年ほど前、通常の白髪染めだった。「白髪」というだけでテンションが下がるというに、さらに髪が痛むしテンションだだ下がりだったわけだけど、その悩みは解消された。

メイソンジャーのボトルをモチーフにデザインした新しいシャンプーを買う。いつもシンプルなボトルに詰め替え用のシャンプーをとぷとぷ詰め替えていろいろ使っていた。そのボトルが飽きてきたのでボトルごと買った。新しいものを試していくのが好きだ。フェイスパウダーもチークもマスカラも決めているものはなく、どれもこれも「これかな?」と思って買ったものは大差ない気がする。メイソンジャーシャンプーは香りもホワホワした泡立ちもとっても気に入ってご機嫌になった。ラベルのデザインも好み。家に置くもの、デザイン大事。
今月は大物の締め切りが二つ。まあまあ、ぼちぼちと行こう。

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何にもない部屋に憧れる。

引っ越してからかなりのものを整理し続けている。長いスパンでものを減らしている最中。来客用のスツールを2脚入れてもまだまだゆとりがあるのが嬉しい。ものがたくさんある部屋も好きだけど、近頃はホテルみたいに必要最低限のものしかなくてスッキリしているのが落ち着く。掃除がしやすくなるのもいい。写真のスツールは10年くらい使っているお気に入りなので、これからもレギュラーメンバー。洗濯物に使っている、富山のおじいちゃんが編んだ蔓の籠を乗せても決まる。

ぽかぽか春の陽気、くしゃみ。
眠気を嚙み殺しながら新作のドローイングをしていた。ゴールデンウィークに発表する猫ブローチたちの絵。キーケースやスマートフォンケースにも仕立てようと思う。来年用に初めてつくる動物のクロッキーもしないといけないのだけど、初めては何かとハードルが高いので猫で腕慣らしである。いい意味で気が重い。新しいものに挑戦すると必ず道が開ける。今までしたことのないもの、こと、選択をすることは、飽きがこなくて性に合っているように思う。挑戦して帰ってきてまたいつもの制作に取り掛かると、また新鮮な気持ちで楽しむことができる。
ゴールデンウィークの猫イベントはさるやみ堂さんから振っていただいたもので、仕事以外でもゴシップな話や真面目な話ができる大好きな人だ。先日の鍋会では旦那さんの超おもしろいお話が文字通り超面白くて涙を流して笑った。
さて今夜は、昨日スーパーの押し売りに負けて買った「なばな」をおひたしにしよう。野菜の値段が下がってきて嬉しい。それからようやく面白くなってきた読書の続き。ペーパー・クリップのくだりに笑った。

御礼など

2018.4/1

神保町いちのいち新百合ヶ丘店催事、無事終了いたしました。
期間中お越しいただいた皆様、お買い上げくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、三省堂書店のスタッフの皆様、いつもありがとうございます。
いちのいちさん各店舗での今季の催事は全日程を終了いたしました。
ヒロタの作品は引き続き、ヒツジフエルト縮絨室ウェブショップ、各店舗さまにて販売しています。新作のUP、納品も引き続きしてまいりますので、お知らせの更新をお待ちくださいませ。

冬に向けての打ち合わせも始まりました。そして近くでは、ゴールデンウィークに谷六のW22(22家)さんで猫アイテムの販売があります。詳細はまたお知らせいたしますね。今回つくる猫アイデアも決まって、今から制作が楽しみです。

私物のiPhoneのケースを外しました。
せっかくの薄くて綺麗な形のスマートフォンを傷つけるのが嫌でなんとなくつけていたケースが、不意に野暮ったく感じたのです。というわけで、今はiPhoneそのままむき出しで使っています。取り扱いに気をつけるようになるし、丁寧に扱おうといういい緊張感が今はいい感じ。美しいと感じるものは美しいままで、リスク込みでシンプルに。そんな気分の春。

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この子はフルオーダーの猫スマホケース。他のオーダーも発送完了。
気に入っていただけますように。

ケースに入れるなら、フェルトのポケットタイプが出し入れしやすくてやっぱりいいなあと思います。フェルトの弾力性が中身を守ってくれ、また傷防止にもなります。また新作を制作予定ですので、その際にはご覧いただけると嬉しいです。

羊、椅子

2018.3/23

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4頭の羊たち、無事お届け完了。
こちらの作品は現在creemaで受注販売をしているので、よかったらヒツジフエルト縮絨室で探してみてくださいね。

近所には外国人を積極的に採用しているコンビニがある。いつも妙にほっこりしながらお買い物をしている。今日はコーヒー豆を切らしてしまったのでコンビニのコーヒーを買いたかったのだけど、マシンの掃除中だということで買えなかった。カフェインレスのカフェラテ飲みたかったな。なので家にストックしてある緑茶を淹れた。熱くてちょっと苦い日本茶が美味しかった。
今日はひたすら床を拭き掃除。掃除は毎日、箒で掃く。ある時には拭き掃除をする。明日はオーダーの制作。そして椅子が届く。

羊道

2018.3/21

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やっぱりこれ

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神保町いちのいち新百合ケ丘店
現在”ヒツジフエルト縮絨室”の屋号にて出店中です。ブローチ、スマートフォンケース、キーケースなどなどさまざまなアイテムを一同にご覧いただける機会です。どうぞお立ち寄りください。(完売アイテムもございます。ご了承くださいませ)

blue

2018.3/10

17年前に映画館で観た「blue」を17年振りに観た。海の青。私が放課後歩いた高岡の商店街。嘘と隠し事。優しさと強さ。幼さ。絵を描く。思いを形にし、前に歩みを進める桐島。遠藤の手を引いて走る桐島。夜明けに二人で飲む缶ジュース、灯台の自動販売機。嫌われたくなくて隠す遠藤と、それをゆるせない桐島の二人のゆきみち。永遠に一番にはなれないこと。そして、当時私が読み漁っていた魚喃キリコ。17年振りに観るblueはめちゃ良かったよ。