2013.6/16
お知らせ更新しました。
“ブレーメンの音楽隊”at JAMPOTをどうぞご覧ください。
ブレーメンワールド、楽しんでいただけるとうれしい。
今年も、夏らしくなってきました。
今日は強面?メンがやっているらしいドーナツ屋さんに行こうと決めていましたが、売り切れで残念。
楽しみは、とっておきましょう。
ウェブショップでも店頭でも、ブルー系のマウンテンブローチが人気です。やっぱり富士山を思い浮かべるからかな?ブルーの羊毛のストックを見たら、あとすこし作れそうなので、作ってみました。
近々ウェブショップにUP予定です。
縦長な意匠のマウンテンブローチ、だけど、横長めの富士山のようなブローチも作っています。
そして7月には8HATIさんで初の手織りの小作品展をやります。
期間中はワークショップをしますので、ぜひ楽しみにしていらしてください。
2013.6/9
fripon-friponneさんのイベント”うれしいもの・おいしいもの市”無事終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。
気になる作家さん、食べ物、コーヒー・・・私も行きたい気持ちいっぱいでした。きっとすてきな市だったのだろうなあ。
遠方で作品を観ていただける機会をくださったfripon-friponneさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今は、19日からはじまるJAMPOTさん企画の”ブレーメンの音楽隊”に向けて作品をつくっています。
最近は従来のウェットフェルト(石鹸水をかけローリングで作品を作る)に加えニードルフェルト(刻みのついた専用のニードル針を刺して作品を作る)の技法を使う機会も増えてきて、毎回学ぶ事が多い日々です。ニードルフェルトは何時間も同じ姿勢で、ひたすら針を刺し続けるので、首と肩がガチガチになりやすく、鍼に通うことにならないよう気をつけながら制作しています。
針は刺しても鍼はささない方向で。
やりだすと針を刺していく感触に夢中になるのです。
ブレーメンの音楽隊がモチーフということで、ロバ、犬、猫、ニワトリという、初めてつくるものが多くて新鮮な気分。
以前お客様から、ヒロタの動物モチーフは良いとほめていただいたことがありました。
その言葉を聞いたことや、個人的に思い入れのある猫や羊(ときどきクマ)といった限定的なものしか作っていなかったこともあって、けっこう積極的にあたらしい動物に取り組んでいます。
作品に興味を持ってくださる方やお店の方、そして今回いいきっかけをくださったJAMPOTさんに感謝です。
あ、でも、二回目の個展のときにニワトリと卵(しかも何気にでかかった)つくったっけ。
思いつくとちょこちょこつくるので、すっかり忘れていました。
とにかく一生懸命、魅力的だなと自分が感じるような作品をつくっていくことが大切なんだなあと身を以て感じています。
ブレーメンの音楽隊のお話を読みましたが、けっこうツッコミどころ満載でまた面白い。
太陽系セットもさっそくご注文いただいていてありがたいです。
初回限定バージョンはあと1点となりました。
素敵な特設ウェブデザインも作っていただいたので、ウェブショップも楽しんでくださいね。
2013.6/4
一つずつ惑星をパッケージして、標本のように飾ってもお使いいただける仕様にしました。標本の裏面には、惑星の情報を調べて編集し、載せています。
標本箱をイメージした木箱に入れてお届けいたします。
だいたい本気ですが、これこそヒロタの本気。
テーブルの上に太陽系が広がっている様子を想像するのはとてもわくわくして楽しいですし、単純に、ぜひ手に取っていただきたいアートでもあります。
詳細はヒツジフエルトにお越し頂き、ご覧下さいませ。
2013.5/26
ここを見てくださる皆様に、ささやかなお礼やご挨拶をかねて。
大阪のアトリエにて、こっそりセールをやりたいなあと思っていました。
ヒロタの作品を30〜50パーセントオフにて展示・販売させていただきますよ。
アトリエでおこなうので、DMも告知も大々的にはやりません。こちらをみてくださっている方だけにお知らせです。
アイテムは、スマートフォンポシェット、スマートフォンケース、ブローチ、トートバッグ、ルームシューズなど。細かなものもあわせると、いろいろあるかと思います。
期日は5月28日(火)、午後3時から午後8時までです。
場所は大阪市営地下鉄・谷町六丁目駅からすぐ。
アトリエでの催しなので、場所の詳細はメールにてお返事させていただきます。
お問い合わせフォームにて、”ひみつの宵市希望”とお書きいただき、お名前、お電話番号(できるだけ当日ご連絡のつく番号でお願いいたします)、来られる人数、来られるお時間をお知らせください。
一日だけで、しかもすぐの開催(笑)なので、きっとゆっくりお話して見ていただけるかな?
もし、展覧会やイベント等でお会いした方などでしたら、その旨を記載していただけると嬉しいです。
今回、直接の作品オーダーは、今アトリエにある羊毛のストックのなかからでしたらお受けいたします。
なので色味に限りはありますが、直接ご希望をお聞きしてお作りできる機会になりますので、ぜひご相談ください。
2013.5/25
今日は一日、せかいのこもの展のお店番と接客でした。
とてもくたくただけれど、たくさんの人たちに出会えていい一日でした。
ファンの革作家さんとお会いできて、有名な最中もいただいて・・・ありがとうございます〜(涙)
今回展示をしてくださったHOME plus SPICEさん、お手伝いのみなさんの笑顔に助けられています。
明日はieieさんの絵付けワークショップがありますよ。
予約なしで参加できるので、ご自分で絵付けしたブローチを楽しみにぜひいらしてくださいませ。
そのほかたくさんのものたちがわんさか。ヒロタのてるてるぼうずもたくさんございます。
季節を感じるって、大切ですね。
そんなことをしみじみと感じながら、日々走っています。
2013.5/14
ヒツジフエルト縮絨室に新カテゴリ“宇宙の標本箱”をつくりました。
ここにUPした新作がこちら、太陽系の標本箱という作品です。
微妙な色あいのミックスやシルクなどをふんだんに入れた、凝った作品をお出しするのはなかなかなく、貴重です。
アンティーク仕様の標本台紙に、それぞれの天体のデータと、裏には説明文を記載しました。
説明文は、さまざまな文献をもとに作成してあります。読み応えありますよ。
天体名の表記は、日本語、英語、ラテン語(つづりがちがうもののみ表記)です。
これは、学問の分野ではラテン語がよく使われるということに由来しています。
標本箱をイメージして、木箱に入れてお届けいたします。
使う前に飾っても楽しいかなと考えて、ハトメをつけて柿渋染めの糸を付け、ひとつずつラッピングしました。
今回の色味は完全数量限定販売となります。
そしてそして。
制作過程の様子をすこしだけ撮影しましたので、ちょろっとご紹介したいと思います。
こちらは海王星制作のようす。
何色ものブルーの羊毛を、ハンドカーダーで混ぜ合わせています。丸く作ってある模様は、大暗斑。
細長く数個分作って、フェルト化させた後で丸くカットします。
海王星の大気が薄い部分と言われている箇所です。現在は消滅しているとの情報ですが、今回は入れてみました。出たり消えたりするようです。
作家が何かを表現するとき、手段はさまざま。
私は絵の具よりもパソコンで描くよりも、フェルトで描く方法が一番しっくりきます。
ロケットや探査機が宇宙に行き、地球からでも望遠鏡で観察が出来るようになったとはいえ、わたしたちは宇宙の事を何も知らない。
なぜ宇宙はできたのか?宇宙に果てはあるのか?果てがあるとしたら、その先には?わたしたちはなぜこうして命があって、生きているのか?
おそらく、仮説は立てられても真実を答えられる人は未来永劫いないでしょう。宇宙は人間にとっては絶望的に広大。
わけがわからない場所に存在して生きている、それがわたしたち。
知らないからこそ、科学者は観測し、調べ、学者は理論を立てる。
でも、今でもわからないことがほとんどだと言ってもいいと思います。
今回この作品をつくるにあたって、いろんな資料を読み、ネットも調べ、思ったのは、「ああ、ほんとうにわたしたちは何も知らない中に立っているのだなあ」ということ。
人智を超えたものがあり、自分もそのなかにあるということを感じ取ったとき、深い感動を覚えました。
私は、学校で「木星はこういう成分で出来ていてこういう大きさなのだ」などと”わかっていること”を学び、それが目くらましになって、単純にも「人類は技術が進歩していろんなことを知れるようになったんだなあ〜」なんて考えていました。「それでも、ほとんどの事がわかっていないのだ」ということはそのとき学ばなかったように思います。
「知らないんだ」ということに気づけたとき、より宇宙に興味がわくようになりました。
そんな経緯があって、宇宙の本や番組、ひも理論の本まで読んで、個人的に興味を持って接してきました。
それでもわからないことばかり。だからこそ知りたい。
そんな想いもあるので、今回は「コースター」というよりは、より「作品」に近い作品だと考えています。
使えるアート、使うアート。
それぞれの星を調べ、わからないことの多さに驚き感動し、さてこの星をどう作品として出そうかと試行錯誤しました。
テーブルに太陽系をひろげて使うも良し、飾って標本にするもよし。
そんなふうにしたかったのだと思います。
2013.5/9
お知らせ更新です。
ウェブショップに新アイテム、スマートフォンポシェットをUPしました!
このポシェット(のデザイン違い)を使って頂いている画像が、HOME plus SPICEさんから届きました。
こういう画像が届くの、嬉しいです。
オレンジにブルーのポシェットが素敵です。
アウトドアのときはカラフルな服装がいいですよね(山だしね)。
山でも、最近はみなさん携帯で道を調べたりするし、キャンプでも便利なのだそうです。同じ色あいのものをご夫婦で使ってくださっています。男女問わず使えるデザインもありますので、いろんな方に使って頂けたらうれしいです。
どれも1点ずつですので、気に入ったものがありましたらお早めに〜。
2013.5/4
fogリネンウェア受注会、無事終了致しました。
お越し頂き、ありがとうございます。
そして、twitterやDM等で告知にご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
この受注会は、17〜19日にcarbonの姉妹店8HATIで行うとの事ですので、そちらもぜひ。(詳細はこちらをどうぞ)
マウンテンブローチを発表してしばらく経って、偶然に富士山がニュースになりました。お客様にもよく言われます。富士山、きれいな山です。このブローチも確かに富士山に似ていますね。
先日、放ったらかしにしていた花壇の草むしりをして、そこにスズランが咲いているのをみつけました。以前の借り主さんがスズランを植えていたそうで、その種?が残っていて咲いたようです。花をつけているのは今ふたつ。
フランスでは5月1日にスズランを愛する人に贈る習慣があります。この日が近づくと、スズラン売りがあちこちに現れるそう。
参加した事はありませんが、わたしの業界でもこのスズランの日をテーマにしたイベントをする所が増えてきていますよ。鈴のように白くて小さな花が咲いている様子は可愛らしいですね。
2013.4/28
夜、受注作品の制作。
ありがたく、取り組ませて頂いている。
受注のものをつくる、という話はここにはよく書いていることであるが、めちゃくちゃ沢山受注があるわけではない。
どこかに属さず作品をつくって生活することは、不安定そのもの。
また、請け負って作品をつくることは多いが、それとは別に、自分がやりたい作品に取り組むというのも作り手としてはとても大切なことである。こちらももちろん、不安定なもの。
つくりたいものをつくることと、それがたくさんの人に観て頂けて、買って頂けるかとは別物だからだ。
ここでいう不安定とは、これでご飯を食べていくこと、というものだ。
不安定は精神的な不安定を生む材料にもなりうる。
しかし、作品をつくっているときは心が安らかになる。
羊毛という素材に触れて、作業に入っているときはいろんなことを忘れる。
完成に向けて、ただただ手を動かしていく時間は素晴らしい瞬間と継続の、連なりだ。
制作に逃げているような気がしなくもないが、心が安らかになるというのは生きていく上で重要な事である。
2013.4/26
・お知らせ1 マウンテンブローチ、店頭分のお届けを更新しました。
お店で実際に見てご購入したいお客様、ぜひいらしてくださいね。
・お知らせ2 遠方の方には、私が運営しているウェブショップもございます。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ゆで卵と珈琲のみで動いた一日でした。
野菜が足りぬよ廣田。
今、新作にとりかかっています。
ふだん使っていなかった技法を総動員してつくりました。卒制以来のオリジナル技も駆使して、近年にはお目にかけていないであろう凝りに凝ったテクスチャーです。
(美術作家気質が顔を出した次第。)
手間ひまかかるし脳が総動員。だけど、すごくすごく充実。
セーブをかけないで作品をつくることって素晴らしいなぁ。
作品は無事出来まして、現在パッケージのデザインをしているところです。
分からないながらも、画像を加工するのを教えてもらったのをきっかけに、以前よりパッケージをデザインする事が出来るようになりました。わからなくなったらネットで調べたり。調べたら、やり方ってわかるようになるんですね。
LaboのDMつくったりもしていて、パソコン作業も格段に増え、先日とうとう首肩の持病がきてしまい、痛みのため寝返りがうてなくなり、眠れない夜を過ごしました。
気持ちと体のバランスってむずかしいな。
観念して整骨院に行ったので、今は元気です。
今回のパッケージ案、調べてみると個人ではむずかしいらしい。
うーんどうしよう。
もうちょっと絞り出してみよう。