2013.11/25
お知らせ3件、更新しました。
“ふゆをいろどるこものたち”作品ラインナップ
うさぎブローチお届け→JAMPOT
JAMPOTクリスマスイベント参加
HOME plus SPICEのオーナーさんは、もう10年くらい前からのお知り合いだろうか。
今回もたくさん、あらたな意匠の作品をつくったけれど、カードケースは2004年の作品で、オーナーさんが気に入ってオーダーしてくれたもの。それをずっと使っていてくださっていて、今回久しぶりに「つくってくれませんか?」とご依頼があった。すっかり「どんなだっけ」状態だったのでお願いして画像を送ってもらって見たとき、「ああ、これ作ったな〜」とみるみる思い出した。嬉しい再会だった。
フェルトのマフラーも、いろんな試行錯誤をして出来上がった新作。
床にブルーシートを敷き、180cm×55cmのサイズでウールトップを広げ、113cm×25cmのマフラーサイズになるまで縮める。
昔制作していた2mのタピストリーにはほど遠いけれど、大きな作品と格闘していた頃の自分を思い出した。
JAMPOTさんではブローチが好評をいただいていて、先日にじいろジーンという番組ではるな愛さんに紹介されてちらっと(小さくですが)映ったそう。JAMPOTの店主さんもぴょんぴょんとアピールしてくださったそうで、本当にありがたかった。引っ越しのときに、長年つけていなかったテレビを手放して、すでに10年近くテレビなし生活なので観る事はかなわなかったが、うれしい出来事だった。
つくる回数を重ねるうちに、造形に幅が出来たりあたらしい表情が出て来たりする。何年たっても変化して、技術をみがいて、ずんずんと歩いていくことが大変であり、何より楽しく、ときに苦しい。
それを含めたものを選んで生きているんだから、ALL OKである。
今回はひたすらまどマギ新劇と風立ちぬを観に行くんだー、という思いで制作していた。
どちらも狂ってて最高との話なので、わくわくしている。
2013.11/3
JAMPOTさんのお店番、無事二日間終了しました。
お越し下さった皆様、ありがとうございます。
福田工務店&carbonの新築邸見学会も、来てくださった皆様ありがとうございました。今回はこちらには行けませんでしたが、carbonで扱って頂いている作品をいくつか持って行って頂きました。
本業・創り手でありながら、いろんなお店と関われて、恵まれているなあと感じます。
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普段とちがう日々が一息ついて、流石に肩がカチカチに凝ってしまいました。
作業の日々はまた続くので(いろいろたくさん)、今夜は内藤礼さんの作品集「地上にひとつの場所を」をゆっくり観てリラックスしようと思います。
内藤さんの作品が大好きで、でもなかなか画集が売っていなくてあきらめかけていたとき、プレゼントしてもらった宝物。
一見色が少なくて(実際はそんなことはないのだけど)、繊細で、たっぷりと空間がある作品たちを見ると、心底満たされます。
空間っていいな。
仕事のかたわらに制作しているのではなく、主婦というわけでもなく、本業・作家として生きています。つくったものが皆さんの手に届いてこそ、生きていける毎日です。体調を崩したからといって休むわけもなく。いや、いたって健康だと思いますが、怪我した足が未だに痛むのはどうにかならないものか・・・。全治2週間ではなかったのか。余裕がなくて通院をやめたからなのか?「安静が一番」とか言われても、休んではいられないし、作業するし、仕入れも行くしで、なんやかんやで動いてしまっているからなのか。
最近、本当にいろいろと考えすぎて、感情がうまくいかないです。
若い頃と違って、それでもちゃんと手は動くし、日常を送れているので、そこは成長したと実感しています。
2013.11/2
話す、人と過ごす、打ち合わせする。
外で動くと、どうしても、どうしようもなく帰りたくなるのである。
家でご飯を食べ、Macと戯れ、ひきこもって作業がしたくてたまらなくなるのだ。もともとオタクだしね。
いろんな人に良くしてもらって、carbonさんやJAMPOTさんに行かせてもらい、いろいろと学べて楽しいなと感じながら、やっぱり根っこは創り手なんだなあと実感する。
集中して、創りだすもののしっぽを捕まえて、形にするのが本職である。
2013.10/30
言葉はあまりにストレートで、心の奥底に響きすぎて参ってしまう。
フォイル・アワード、どんなふうだろう。
繁忙期はまだまだ続く。
足の怪我でお世話になった皆へのお礼もままならない。はがゆい。
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さてさて。それはそれ、これはこれ。
お知らせ更新しています。
アクセサリーなどを作っているcotylifereさんに素材提供をさせて頂きました。彼女の作品がもつ世界が好きなので、新鮮でわくわくします。
そして、carbonで”ヒツジフエルトのブローチ展”をした時に出会ったお客様に、オーダーで猫のブローチを作らせて頂きました。こちらのブログで、すごく丁寧にご紹介してくださっています。
このサイトのTOPページの言葉「作品を通じて外の世界とコミュニケーションをとること」が、私にはとても大切なこと。
人との会話は、話していくとだいたい、本当に言いたい事と微細にずれていくような気がしている。
ここに「作品」を介すると、私にはとてもスムーズに感じられる。
2013.10/29
2013.10/27
シーズンということもあり、毎日フル回転で制作中。
こんなときこそ早起きです。
今期は動物モチーフを多くつくっています。
ブローチも鞄もポーチも、大きなものから小さなものまで、質の良い羊毛を使ってしっかり固くフェルト化させ、大人の方が身に付けていいポイントになるような作品をと心がけています。
例えば大人の女性が持っている上質なバッグの中から、ふいに猫のポーチが出て来たり。シンプルなジャケットに、ワンポイントでブローチをつけていたり・・・。
そういう可愛らしさがいいなあと、想像しながら。
carbonのオーナーと「大人の可愛いアイテム」について話したり、今日お会いしたお客様がヒロタ作の猫ブローチを付けていらした雰囲気を観て、より思いました。
撮影させて頂きました!
ピントが「・・・」になってしまった。ああ。
各店舗さんのお話でも、若い方からご年配の方まで、自分が想像していたより幅広い層の方が気に入ってくださっているようです。
これはすごく、嬉しい。
とっても励みになります。
思えば、14年前に活動を始めた時も、最初は鞄からで、「シンプルな着こなしのポイントになるようなものを」という思いがありました。
それプラス、長く使える事。飽きずに使える事。
そしてもっと綺麗なかたちをつくりたい。もっと綺麗な色を出したい。
次は阪神百貨店さんでのzakkaマルシェです。
毎回たくさんの方でにぎわうこのイベント、今回もJAMPOTさんのブースでいろんな種類の作品を展開します。目下超準備中ですので、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいませ。
2013.10/19
11月いっぱいまで、制作スケジュールは埋まっていますので、新規のご依頼はそれ以降にお願いいたします。
2013.10/12
猫モチーフ、くま、ふっくらしたフォルム。同じものではあるけれど、違いがあるし、それぞれの表情に何かを感じる人もきっといるだろう。
twitterより、こちらで文章を書き綴っていく方が向いているなあと思う。とはいえ、twitterの利点もあるから続けていくと思う。
twitter独特のテンションがあり、人に気に留めてもらって、作品を知ってもらうきっかけになるような呟き方というのが(私なりに)あって、それはオフィシャルというか、ふだんのテンションより高く、やや人見知りしない感じ。
twitterという場所は、「本音吐き出し系」 「インフォメーション系」 「これいいでしょ?系」(←苦手)etc、いろんなスタンスの人がいて混沌としている。
2013.10/11
そういえば、10月。
引きこもって制作をし、どうしても外出しなければならないとき、つまり歩かなければならないとき(主に仕入れなので大切なお仕事だけど)以外は足を休める=制作みたいな、休めているのかそうでないのかの日々。
でも、週末には1件納品が出来るのでとても嬉しい。
足は良くなって来ているがやはり痛く、不安を感じる。来週からはテーピングしよう。固定したら多少動けるだろう。
そして、こういうピンチな時にこそ声をかけてくれたり、駆けつけてくれたり、助けてくれたりする人こそ、信用できる人だし、大切にしたいなあと思う。
余裕が無いと人生を観るフレームがどんどん小さくなって、目先のことにとらわれすぎるようになり、心の豊かさがなくなっていくようだ。怪我をして余計にスケジュールが詰まっているのは事実だが、物理的に動けないので、結果としてこの機会にいろいろと考える時間が持てた。パソコンでいろんなジャンルの評論を聞いて「ふむふむ」となったり、ものの考え方を学んだりしている。特に面白かったのは、岡田さんのマドカマギカ劇場版と、風立ちぬの評論だった。評論を聞くという事は、ひとつの事柄をいろんな角度から見たり考えたりするトレーニングになる。小さくなっていた私のフレームを大きく広げて、ものごとをいろんな角度から捉え直す時間。
2013.10/7
今日は作品の撮影。
場所を変えたら、光の具合が今までと違う青になり、あたらしい作品の持つ空気と相性が良いように感じた。また撮影ボックスも作ろう。
今日は一日ひきこもり。明日は入荷した材料を取りに行こうと思うが、自転車にはまだ乗れないし、電車を使ってもまあまあ歩くし、また腫れるの嫌だなあとちょっと憂鬱だったり・・・。長引くと周りにも自分にも迷惑がかかるし、でも仕上げなければならないものがあるし。うらはら。