2014.11/9
イギリスのアーティスト、Mister Finch氏の作品に惚れ惚れとしています。
うさぎ、キツネ、きのこ、鳥など、動物や植物をモチーフに作品を創っているアーティスト。かわいい系になりがちなモチーフを実に格好良く作品へと落とし込んでいて、本当に大好き。そのセンスを尊敬しています。Etsyにも登録しているようなので観に行ったのですが、現在は買えないみたいで、やっぱり人気なんだなあ、いつかは欲しいなあ、と画像を眺める日々。
同じモチーフでも、人によってぜんぜん違う。よくあるモチーフでも、本人次第でどんなふうにもなれる。それが、小さな勇気となっています。
たとえば、くまにクローバーを持たせる。
どんな表情のくまが、どんなポーズで持っているのか。
そういう細かい所が、私に取っての肝、大切な部分です。
2014.11/1
この待ち針は、夏に帰省した時に母に連れて行ってもらったお店で仕入れてきたもの。
肌寒くなってくると、家でちくちく針仕事。
私のまわりでもそんな友人の声を聞きます。
お知らせ更新しました。
かご針山、たくさんfooさんにお届けいたします。
納品は11/5ですので、並ぶのはそれ以降になります。
今回は今までつくってきた意匠のものに加えて、あたらしくボーダー柄やツートーンのものをつくりました。思えば2002年から長くつくり続けているアイテムですが、あたらしい試みはどんどん取り入れていきたいと思います。
2014.10/28
肌寒くなってきた。
店舗さま納品分の制作、受注品、12月に京都で行うワークショップの準備、クリスマス、年明けから2月までの準備をしながら毎日を過ごしている。
ワークショップサンプル作品をようやく完成させて、他の納品とともに本日無事発送した。次々とやることはあっても、こうやって作品を送り出すと一段落つく気がする。
ワークショップの際は、同時にミニ展示会も予定している。どんな作品をつくろうかと思案していて、今日、ようやくその方向性が見えてきた感じだ。せっかくだから、ワークショップと同時開催にする意味のある展示にしようと思う。
今は依頼をいただいたときだけワークショップを行っている。今回は「ニードルフェルトが人気で定着しつつある中、あえて骨太のウェットフェルトのワークショップを」というご依頼だったので、喜んでお引き受けした。私もニードルフェルトで動物シリーズをつくっていて、その楽しさも理解しているけれど、基本のウェットフェルトをワークショップでやるのは意味があると思う。しっかりフェルト化させるものにしたので、参加者さまにとってはなかなかの体力仕事になる。そのぶん、やりがいもあるはず。ワークショップで毎回作成してお配りする、オリジナルレシピも楽しいものにしよう。
年齢を重ねるうち、無駄なことをだんだんと考えなくなってきた。
目の前にある仕事をどんなふうに行おうかなとか、よりよくするにはどうしようかとか、効率的に仕事をするにはどうしたらいいかなとか、実践的な(?)ことしか考えなくなっていく。
くるしいことも時にはあれど、うじうじしている時間がもったいなくなってくるのだ。
そう思えば、年を重ねるのもわるくない気がする。よ。
2014.10/22
zakkaマルシェ、無事終了しました。
お越しくださった皆様、告知にご協力くださった皆様、JAMPOTさん、ありがとうございます。今回は初日に在店しました。お買い上げくださった方達とお話ができて本当に嬉しかったです。この日、私は白うさぎのブローチをつけていて、その様子を見てお買い上げくださった方が多くいらっしゃったことも嬉しかった。ヒロタ作のブローチのいい感じの着け方の参考になればいいな、と思います。
ここ数日は納品分の制作をしたり、12月のワークショップのサンプル作品を創ったりしています。
ワークショップでは、しっかりとしたフェルトに仕上げていただくことをモットーにしていて、初めてフェルト作品を創る方には大変かもしれません。フェルトワークは体力仕事です(男性の方が向いているかもしれない・・・)。だとしても、羊毛がしっかりとした生地になっていくウールの魔法をしっかりと堪能して頂こう、と思って準備を進めています。
ワークショップの際は、ミニ展示会も併せて開催いたします。詳しいお知らせはまた、お知らせに書きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、次のイベントまではあと1ヶ月弱。同時に2つのイベントの制作です。
毎日やることがあるというのは幸せです。
2014.10/19
来年は15周年。刻々と時は刻まれていくものですね。
正念場。
イベントは2月まで5つ。がんばりどきですな。
zakkaマルシェも、たくさんの方にお越し頂いているようです。
本当にありがたい限りです。
昨日、ようやく愛用の自転車のチェーンを交換しました。
もう限界と言われていながら余裕がなく換えられないままで、応急処置をしてもらいながらお茶を濁していたので、とにかく嬉しい。乗るたびに「ガチガチ」と音がしていて、いつチェーンが切れるかヒヤヒヤしていました。近場での仕入れや発送に行くのも、これで快適になります。
ひとつひとつの仕事が生活を支えています。
体調を崩したり怪我をすると、仕事が止まり、フリーランスにとっては死活問題です。白湯を取り入れること、半身浴、朝晩の瞑想やオイルマッサージも大切な日課。4年前から、冷えとりとアーユルヴェーダの知識を取り入れて日々過ごしています。
(夏はいつも体調を崩して、これらのことができなくなるのが課題。仕事はできていますが、夏は、体調が乱れてるな〜と実感しながら生きている・・・)
日々作業をして、体調を整えて、ひとつでも多くの作品がつくれるように。
2014.10/15
zakkaマルシェが本日からはじまります。
動物のかたちや表情をつくるのは、毎回本当に楽しい。
また、三日月猫のブローチは、稲垣足穂の本の中の文章からインスピレーションを受けて制作した作品。その一文を、こちらに載せさせて頂きますね。
“あいつはふだんは三日月に腰かけて休息しているらしいが、霧の深い晩がたは友だちのうしろで私の話に聴耳を立てていたり、横丁のバーで一杯やっているけはいを覚えさせたりするものだ。”
みなさまに、秋を楽しんでいただけますように。
2014.9/23
つくるものによっては、机や椅子を移動させて広いスペースを確保しています。
今日は2m以上の天板がある作業テーブルを観に行きました。これがあれば、マフラーの作業がぐっとやりやすくなります。このテーブルを買うためにも、もっともっと仕事しよう。
2014.9/20
“私は本当に酷い貧乏人だったが、貧乏が創作の役に立った事など一度たりともない。貧乏は人の想像力をどんどん衰弱させる最悪の状況だ”
チャップリン
自分の技術を自分で値踏みするのは本当にむずかしいことです。
それでも、生業として続けていくためにしっかりと、なるべく客観的な視点を持つようにしようと思います。勇気を持って。
来年は制作活動15周年で、それ合わせでイベントに参加します。
繊維業界のプロがひしめく場所での展示なので、緊張感が半端ないけれど、やれる事をしっかりやって、多くの方に観て頂き、それこそしっかり値踏みして頂こう、と気持ちを引き締めています。
また、12月・1月は展示会とワークショップを予定しております。こちらはアパレル寄りのものを企画していています。
詳細はまたいずれお知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
2014.9/17
お知らせ更新しました。
ウェブショップ”ヒツジフエルト縮絨室”に新作UPしました。どうぞよろしくお願いいたします。猫モチーフの新しい意匠、たべる猫シリーズとふてぶて猫シリーズ、なかなか気に入っています。
夏よりも冬の方が元気で、毎年8月は夏バテ気味です。涼しくなってきて、ようやく実家に帰省することもでき、元気が戻ってきました。エアコンがいらなくなる気候の素晴らしさよ。
2月まで、ノンストップで制作がつまっています。スケジュールがごっちゃになってきたので、作業場にカレンダーを貼って目に見えるようにしました。
池波正太郎さんの本を映像化したものは、物語の面白さもさることながら食のシーンが楽しく、日々の癒しとして見ています。家で用意するごはんもそれに影響されたり。ご飯とたくあん、お味噌汁は心からほっとします。(根深は苦手だけど…)このご飯にたくあん、根深のお味噌汁というラインナップは、「剣客商売」に出てくるある登場人物の、腕は確かなのだけどお商売が不得手で道場の門下生がいない故のメニューということになっています。が、シンプルでとても贅沢な献立だなあと思うのです。
2014.8/29
ウェブショップの受注ラインにご注文ありがとうございます。
リピーターさんが複数いらっしゃることが、大きな励みになっています。
お店に納品したりイベントにお出ししたりする際、売り切れてしまったときに申し訳ないなあと思っていました。
また、遠方の方に手に取って頂ける機会を増やしたいなあとも思っていました。
現在、受注ラインを受け付けておりますので、ご注文お待ちしております。(期間限定の予定です)
受注ラインは006〜008も新しくUPしました。
ドローイング猫ブローチと、かごはりやまオブジェ2種です。かごはりやまは、以前通常でUPしていて品切れとなっていたものを、今回2種類だけ受注ラインとしてUPいたしました。
ちょっとした贈り物にされたり、お知り合いの布もの作家さん方・ショップの方に長く使って頂いたりしているロングセラーです。この機会にぜひ。
ヒロタの作品は男性にも楽しんで頂いています。以前知人の男性宅の棚の上で、針と糸がささったこのはりやまを見つけて、なんだかいいなあと思いました。お裁縫箱にしまわれていないラフな佇まいもよかったし、ちゃんと使ってもらっているんだなあと感じられて嬉しかったです。使えるものは、使ってもらってなんぼですね。
また、お買い上げくださった方からメールをいただいたりTwitterで言葉をいただいたりするのも、本当に励みになっています。いつもありがとうございます!