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ヒロタが綴る日々の出来事

理由

2018.6/25

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参加のお知らせをUPしました。
心臓のブローチ各種、お届けしています。国分寺店は終了しましたが、次は6/27-7/3まで神保町いちのいち名古屋店(高島屋内)で開催いたします。数学・科学・生物・天体・地学などなど、あらゆる「理科」にまつわる作品がたくさん並ぶ素敵なイベントです。ぜひ遊びにいらしてくださいね。
先週は地震の揺れからはじまり、天体観測展がスタートし、体調不良で内科からの耳鼻科にお世話になり、twitterが乗っ取られ、てんやわんやの1週間でした。いずれも親切な方々の助けでなんとか乗り切れて、今朝はラジオ体操第一第二を続けてやれるくらいに心身ともに回復していますのでご安心ください。天体観測展も連日大賑わいで、ヒロタの作品たちもいろいろとお迎えいただいています。明日の最終日まで、楽しんでいただけたらなと思います。
体調が落ち着きだしてからは、ゆっくりピアノのクラシックに耳を傾けたり、内藤礼さんやマーク・ロスコなど好きな作家さんの作品集を観たりしてすごく回復しました。植物の世話をすることもよかったです。芸術が世界にある理由。

緑の指

2018.6/8

ちいさな鉢で窮屈にしていたので、知人にわけてもらった黒い陶器の植木鉢にオリーブを植え替えた。土は買ってきてもらえて、新しいのを入れ水をやりながら数日見守っていたら、葉っぱがぴんと元気になり新しい芽も出てきた。最近あった嬉しいできごと。
ブローチ用の箱を仕入れて作品を入れ、蓋にオリジナルのシールを貼ってセッテイング。伝票を書き、値段をつけ、撮影、編集、先方にメールで送って自分のサイトにもUP完了。本日はここまで。明日は土星のコースターを作って天体観測展用の制作はひとまず終わる。来週からは次の制作に入ります。

仕上がったブローチの台紙を印刷して、アイテムごとのキャプションも作成完了。ミューズボードやハレパネでしっかりとしたキャプションをつくっているのだけど、返却されない場合もちょいちょいあって、毎回なんだかんだで作ることになる。画材屋に足を運ぶようになったのは高校の頃からで、なんだかんだで楽しい。(デザイン科だったことと美大受験のためデッサン用の通称「M画」やケント紙、鉛筆、ガッシュをしょっちゅう買っていた)。今のお仕事に向かって本格的に歩き出したのはこの頃からだと思う。普通科に行かなかったことと美大に行けたことは、自分の人生が大きく今の方向に向かっていくきっかけだった。あと、高校大学は単純にめちゃくちゃ楽しかった。当時はフェルトに出会うことになるとは思ってもなかったし、まず知りもしなかったのだ。
明日はブローチを入れる箱を仕入れに行きたいんだけどお天気次第。無理そうなら土星のコースターを作ろうかな。

本日は天体観測展ブローチのピン付けすべて完了。
あとは台紙を作って印刷して、あ、キャプションもつくらないと。と、いつもはここまでやっちゃうのですが、いい頃合いで早めに終了。明日のお仕事にしました。晩ごはんは軽く小松菜のポタージュを作るだけにして、しっかり半身浴をして、いただきもののオーガニックりんごを食べました。子供の頃食べた酸っぱくて硬いりんごの味がしました。紅玉に似てる。紅玉はお菓子作りに適した品種ってよく言われます。わたしはそのまま食べるのが好きです。さて、早めに寝ます。

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今回の天体観測展のために制作しているおひつじ座ブローチ。今日は彼らにビーズ刺繍をしました。このおひつじ座のtwitter投稿がちょっとだけバズってフォロワーさんもまた増えてうれしいです。ありがとうございます!
ほかにもつる座、はと座、うさぎ座、はくちょう座の刺繍も完了。あとはブローチピンをつける。
毎回折に触れてお話ししていますが、刺繍は透明のテグス糸を使い切れにくいようにしっかりと縫い付けます。ブローチって服につけたまま洗濯しちゃった、ということがけっこうあるので、型崩れしないようにしっかりと差し固め、糸も丈夫なものを使っています。小さな立体作品、実物をご覧いただけると嬉しい。
去年から細かい作業による疲れ目に悩まされるようになり、若い頃にはなかった変化に、この道具(身体)もまあまあ使い込んできているもんなあと感慨深いです。うまくつきあっていけたらいいなと思います。

no title

2018.6/1

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モネの池
先月の小旅行にて。飛騨牛食べました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは、ペットボトルで売られているアイスの無糖カフェオレはおいしくない、気がする、と思いながら日々過ごしています。今は天体観測展の制作とベランダの植木の成長を楽しむことに集中しています。こちらが落ち着いたらウェブショップに新作をUPしていこうかなと思っています。楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

うつくし

2018.5/11

毎日掃除をする。ささっとでいい。家を整える。模様替えを考える。植木の世話をする。洗濯する。干す。ご飯茶碗は手に持って食べる。すこしでも行動や所作や身の回りが美しくなるようなことをする。

no title

2018.5/10

スクラップ・アンド・ビルド読み終えた。
この物語のラストは、リバース・エッジに出てくるウィリアム・ギブスンの詩を思い出すし、気休めも慰めもなく突き放されているところがとても好きだった。
表現においては、突き放されたものが好きだ。

no title

2018.5/9

ゴールデンウィークは一晩だけ友人たちとご飯を食べ、1日だけ散歩に出かけた。あとはひたすら作業に明け暮れた。無事届け先にお送りし、連休が明けてようやく休日。掃除に洗濯、家事が休日。レバーより幽霊より失恋なんかよりずしりと重いものを引きずりながら、時には逃げて、でも守られて、だからわたしは生きているし守るのです。そんな感じ。だからやっぱりよきかな。

にゃんにゃんウォークにお越し下さり、作品をお迎えくださりありがとうございます。お礼はまた改めて。

本日の音楽
NakamuraEmi/YAMABIKO

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食べる猫ブローチ、ウィスカーパッドの変化。

谷玉にゃんにゃんウォーク(ハーフ)vol.12が始まりました。
初日の夜に会場のwarble 22yaさんに立ち寄り、私もネコ作品をお買い物してきました。さっそく猫のキーケースがいくつか旅立ったとのこと。お買い上げいただきありがとうございます!うれしい。ブログやSNSでもたくさんご紹介いただいています。

なぜ創り続けるのか、その訳が未だによく言語化できないまま、それでも創作活動することには迷いなく。自分でも不思議です。好きとかやりたいこととか情熱、そういったものは長く続けていくうちにだんだんとなりをひそめていきました。そういったものを通り過ぎて、戻るには遠くまで来すぎたとか、もはや続けるより他ないとか、これでご飯を食べているからとか、字面でみるとポジティブとは言い難いように感じるけれど、わたしは美しいもの(=丁寧な手仕事)、「美しいと感じるもの」に殉じます。
とはいえ、答えがないから続けられる。答えがわかっちゃうとおもしろくないし、結局わからない、というのが正解に近そう。受けて立つ。

各SNSでも日々作品を更新しています。今参加している催事のことを中心に投稿しているので、よかったらご覧くださいね。ゴールデンウィーク、晴れの日にも恵まれるようです。ぜひ谷六へ遊びにいらしてください。

twitter(Ryoko Hirota)
twitter(ヒツジフエルト縮絨室