2019.4/29
制作楽しいんだ。
今の仕事以外でなりたかったなあと思う職業の一つは美術品の修復師。細かな作業をしているとふと思う。
2019.4/21
実家から戻ってきて来月末の天体観測展の制作の続きを始めて、今日までの予定をクリアした。明日からはオーダーの続きをやる。今朝の掃除は床をすべて雑巾掛けした。
2019.4/14
天体観測展に向けての制作、うさぎ座ブローチのベースができた。フォルムは以前よりもちょっとふっくらさせて尻尾はモコモコにマイナーチェンジ。ここから刺繍を施して仕上げる。造形が変化していくことで、まだまだやれることあるなぁと勇気が出る。年齢を重ねるにつれ、成長・変化と共に後退ということも意識するようになったのは、家族の病気を見ることになったからだ。自分がどこまでできるか取り組みながら、できないことができてきたらできることをしよう、なども考える。あとは急がずにじっくり集中して制作する時間を取ることだ。急がずにじっくり制作できる状態を自分がキープすることだ。今日はリストアップした羊毛をオーダーした。複数のイベント、オーダーを並行して進めているのでまとめて大量に注文する。天気が良かったので布団も干せたし、眠るのが楽しみだ。ふわふわの毛布と一緒に眠るのが好きだ。眠ることがきらいな人もいる。眠るのがこわい人もいる。ということも知っている。夜はツイキャスを聴きながら日記を書く。
2019.4/13
窓を開けるとちょっと寒いが、お洗濯日和だ。いつものルーティンで朝食・身支度・掃除をして洗濯をする。ルーティンをしていくとだんだんと目が覚めていく。家の中の植物もベランダに出して日光浴させつつ洗濯物を干す。
引き続きデザイン画を描く。アイデアをまとめ、鉛筆でアタリをつけながら絵を描き、少しずつ線を1本に決める。色鉛筆で着色する。全て仕上げてスキャンし、データを送る。そのあとは天体観測展のために制作したできあがっているブローチにピンを付ける。ブローチ本体の形に合わせて革を切る。目打ちで縫うための穴を開ける。蝋引きした糸でピンを革に縫い付ける。それをブローチ本体に付ける。あとはアイロンをかける。完成。
オリーブ、ユーカリの鉢植えに今年も芽が出始めてきて、ああ春だな。柊の新芽はまだみたいだ。もう少し暖かくなったら植え替えをしよう。いいお天気で、風に揺れているグリーンたちをぼんやりと眺めていた。水仙は咲いただろうか。土筆や蕗の薹はすっかり顔を出しているだろうか。わたしが子供の頃から見て感じてきたことや記憶は誰にも分からない。わたしが去れば記憶は無かったことになってしまうのだろうか。そんなことを思うと世界に温度はないと感じる。同時に感動を覚える。
2019.4/9
朝起きるといいお天気だ。カーテンからうっすらと空の青が見えるとちょっと嬉しくなる。パンがなくなったので鍋でご飯を炊き、フリーズドライのお味噌汁にほうれん草を入れ、甘酢肉団子を温めて朝ごはん兼昼ごはんにする。コーヒーも淹れた。オーダーの作品を仕上げ、最終チェックをし、納品書と住所を印刷する。一筆お手紙を書く。ラッピングする。植木に水をやってから郵便局へ出しに行って、友人のお店に寄り仕事の資料をいただく。このお店ではここのところある喫茶店の話題がいつも出る。本当にコーヒーが美味しいらしいので気になっている。スーパーに寄って新玉ねぎ、パン、レタスを買って帰る。今夜は炒飯。ちょっと味が濃くなってしまった。夜は仕事のラフスケッチ。資料と写真とでモチーフを確認しつつ、最終的に自分の作品になっていくよう意匠の余白も残して描く。というか絵が上手くないので毎回苦労するが、上手くないから自然と余白ができるので助かっているかもしれない。とりあえず2枚、提出用のラフを仕上げる。同時に買い付ける羊毛をセレクトしていく。他の制作に使う羊毛も一緒に買うのでリストアップしながらまちがえないように。ベランダに出ると今夜も夜風が冷たい。もうすぐ元号が変わるしお金のデザインも変わるし、変化というものは暴力的だなと思う。
2019.4/8
7時半に起きる。今日もいい天気だ。シャワーを浴びて髪を乾かし、白湯を沸かし、無印良品のコーヒー豆を挽き(安くて結構美味しい)、シチューを温め食パン半分をトーストし、溶けるチーズをのせて朝ごはんを食べる。掃除をし身支度をして出かける。帰宅後オーダー作品の作業をして整骨院へ行く。今日は足の裏が分厚くてとても固かったらしい。帰宅してスクランブルエッグを作り、トーストの上にのせ、チーズとサラダほうれん草とケチャップをのせて焼く。食べる。風が冷たくて強い。フェルト作業後に乾かしているエアキャップがベランダで激しい音を立てている。好きなものがあって暖かい家の中は安心だ。先週は天体観測展の制作も進んだ。
大林宣彦版「時をかける少女」を観たのでそのことを考える。子供の頃はわからなかったけれど、これは呪縛の物語だ。黒い何かを頬に塗られるのはその象徴だと思う。呪縛があるからこそ豊かな人生だと考えるか、ただただ呪いだと思うのかはその時々の気持ちによって変わるだろうな。切ない物語と、コラージュみたいな映像と、演技とがカオス状態でごっちゃになるけれどとても魅力のある、個人的に大切な一本になってしまった。また土曜日の実験室という言葉、ラベンダー、薬品のガラス瓶が並ぶ棚、植物の温室というディテールも好きだし、実験室にあった丸いイスも可愛い。
2019.4/6
顔のついた月、クレーター入り。
難しそうだなあとかちょっと手間だなあと思ってしまいなんとなく避けていた。でも「時は今」とばかりに思い立った。クレーター始めました。
新しく取り掛かったものができあがるとテンションが上がってしまい、夜なのに撮影をしてSNSに載せてしまう。混色している色味を撮るには自然光がいいのにこういうところは本当に子供だ。おかげでぜんぜん写っていない。「こんなのできたよ、見て見て〜」ってやつやな。明日撮り直そう。
ツイキャスを聴きながらこれを書く。明日はラフ画続きをやる、作業もできるといいな。
2019.4/5
土星の雫ブローチをつくる。
以前のものよりふっくら感をアップして環も立体感を強めに出した。星の縞模様もつくり方を変えた。ここからビーズやティアドロップ(雫)型のステンドパーツ・スワロフスキーを組み合わせる。ビーズでキラキラ、雫パーツが胸元でゆらゆら揺れる作品だ。種類や色、付ける位置をどうしようか。異素材との組み合わせは一つ間違うと超絶ださくなってしまうので慎重に選ぶこと。
この位置から見ると模様と環の立体感が見えやすい。
風邪は治った。体調の悪い鼻声も新鮮だがやはり引かないのが1番だ。
2019.4/3
朝起きると昨日よりは幾らか鼻風邪がマシになった気がした。寒い。富山は雪が降ったようだ。白湯、コーヒー、トースト、サラダと今日はシャウエッセンのチリ味、ヨーグルト in バナナで朝&お昼ご飯。部屋を暖かくし、掃除をし、セーターやお出かけ用の服をホームクリーニングする。メールやお問い合わせの返信をし、今日は球根ブローチの根っこを編む日とする。レース編み用の細いかぎ針でリネンとラメの糸を2本引き揃えながらビーズや水晶を一緒に編みこむ。4つ分編み上げた。
夜になり晩御飯を食べおわったらだんだん良くなっていると感じた。ごはん、茄子とサラダほうれん草のお味噌汁、焼き魚、サラダ、デザートに瀬戸内レモンのチーズ。白ご飯はパワーフードである。まだ声はちょっとおかしいが、鼻の通りが随分と楽だ。明日は子年用のラフ画を描いて天体観測展の作品リストをまとめる。追加仕入れは風邪が治ってからだ。
想いや感情を作品として表現しようというより、ただただ「よい」と思えるフォルムや質感、意匠を目指してものづくりをするほうが性に合っているなと感じる。昔から知っているお店がなくなるのはちょっとさみしい。ものづくりをしていた仲間が引退しちゃうのはちょっとさみしい。わたしは「なんかあの人ずっとやってるよね」という人になれたらいいなと思う。人生の春夏秋冬それぞれのものをつくりたい。
映画史・時代劇研究家の春日太一さんの本を半身浴中に読み直す。子供時代テレビっ子として育った私は、同い年の春日さんが研究し語る俳優、映画、ドラマはドンピシャ世代だということもありとても面白い。
2019.4/1
なぜか風邪をひいた。今回は3日ほど前からちょっとだけ喉に違和感が出て時々鼻がぐずぐずするというもので始まり、風邪らしい風邪とは思えず「いよいよ花粉症デビューか」と戦々恐々としていた。今朝起きたらまごうことなき鼻風邪で、しんどい反面ちょっとほっとする。ゆっくりだんだん風邪になっていくスタイルか。なるべく薬は飲みたくないので部屋をあたたかくして換気をまめにして(我が家の換気扇は強力)箱ティッシュと共にひきこもる。どうしてもなときは無理せず薬を飲むけれど、できればしっかり悪くなってしっかり治したい派だ。鼻以外はごきげんなので、イベントのようにある意味楽しむのがいい。
ということで今日は事務作業。新しい元号は好き。自分も3つめの元号を生き始める。請求書を書きメール作業をして次の制作を考える。オーダーがちょこちょこ入ってきているので段取りも考える。来年の仕事の打ち合わせを先週したのでこちらのラフも上げる。(まだ途中である)
夕方に体のメンテナンスに行き、スーパーに寄る。食欲はあるので、握り寿司とお蕎麦のセットと揚げ茄子のお味噌汁、大根のサラダにコブサラダのドレッシングをかけ、おやつにチョコパイ、チーズ。焼き魚は明日のご飯にしよう。鼻を噛んですっきりする。