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ヒロタが綴る日々の出来事

夜の博物館

2019.10/11

夜の博物館展開催中です。赤の心臓ブローチは完売しました。ありがとうございます!その他のアイテムはまだございますのでじっくり見ていただけると嬉しいです。

※明日12日は台風接近のため臨時休業となります。13日は営業予定とのことですのでお気をつけ下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

心臓のブローチは3年ほど前にデビューさせて現在に至ります。ショパンの心臓がワルシャワの教会に眠っているということを知り、また「心臓ってすごいよ、こんな風なしくみで動いている。臓器ってよくできてる」というお話を聞いてむくむくと興味が湧き、つくろうと思いました。画像や写真はたくさんあれど、立体感がよくわからなかったので理科模型を入手して研究。ブローチにした時のサイズ感や立体感、色などあれこれ考えて3色展開となりました。静脈・動脈のパーツを5つつくり、ベースの心臓に取り付けてバランスや形を見ながら良い感じに仕上げます。

そして肺のブローチは今回初出しの新作です。臓器シリーズ第二弾がやりたいなあというのが最初の動機でした。肺の表面は段々になっていて、上葉・中葉・下葉とそれぞれ名前が付いています。

画像だとちょっと見えにくいですが、実物を見ていただくとうっすら段々がついているのがわかるかと思います。

体内では両肺のあいだ辺りに心臓があります。心臓は左に寄っているのでその関係で右肺に比べて左肺がちょっと小さくへこんでおり、そこも意識してつくりました。

あと、心臓・肺ともに言えるポイントとして「静脈・動脈・気管支の切り口」という地味ポイントがあります。ここの色もぜひご覧いただけるとうれしい。