2021.6/11
子供の頃読んだ本の中で印象深いのは「くいしんぼうのあおむしくん」です。くいしんぼうのあおむしくん、なんやかんやあって、主人公がハッピーエンドでめでたしめでたし、となっているのだけど、わたしはあおむしくんのことが気になって仕方がありませんでした。大人になっていろんな人に聞いてみたけれど、読んだとか覚えてるという人とはまだ出会えていません。ラストのあとについて思うことを話してみたこともあるのですが、ピンと来てくれた人は今までには1人もいなくて。わたしの伝え方がいまひとつだったのかもしれません。なにもかもよくわかりませんが、今日またふと思い出して、あおむしくんのことを考えながら、作品の手直しをしています。
作品集、もうすぐ出版しますメールのお返事ありがとうございます。ここでになりますが、まずは御礼申し上げます。あとすこしです〜!
2021.6/9
おはようございます。
オンラインストアでの作品集通常販売ページを作りました。
ここでの販売はご予約者さまへお届けした後となりますので、7月上旬発売の予定です。先行して3ページぶん内容をちらりとお見せしています。よろしければご覧くださいね。
2021.6/8
ここしばらくの間は、相変わらずの制作三昧とともに読書したり、あらたな件が具体的に立ち上がっているので家族のサポートとケアに奔走していました。また雑草とのたたかいが始まったのでそれをやりつつ、下半期のしごとについて思索をめぐらせたりしています。作品についての比較的深い対話もすることができて、人に聞かれて話すことによってわかることもあるのだなと感じたり。この件はとても興味深かったので、いずれ書きたいな。(作品のモチーフを選ぶ時の心の動き、反転するということ)みんな興味あるかはわからないけど。
草木に覆われた世界の果て(よく家族とそんな話をします)みたいな工房で静かに暮らすというのは案外といいものです。騒音が少なく、出かければ賑やかな場所にも行けるしいい美容院だってある。これもまたまずは住んでみて、その環境を利用していかによく生きるか考えて動くまたは動かないという実践によって得られる何かな気がしています。わたしたちが選べること、もっと言うと思い通りになることはよほど恵まれた人以外はほぼないので、数少ない選べることについて考え続けて行動していく・または動かない、しかないのではないか?結局。というのが近頃の落ち着きどころ。わかっちゃいるけどむずかしいことです。機械ではないから。矛盾をもっていて反転することもあるので乗りこなすのがむずかしい心(脳?)ですが、持っているものをいい方向に活かすようにしたいです。
暴走すべきところは作品に託して。まずはおとめ座、あと少し。
2021.6/7
作品集ご予約リターン品のひとつ、猫のファマドおもてなしバージョン(21cm,15cm)です。ご予約分、勢揃い。
(ファマドのひみつは作品集にてご紹介しています)
こちらは人形つき作品集をご予約くださった方のための作品です。人形はとても時間がかかるため普段はオーダーをしていませんので、貴重な機会となりました。
お待たせしている作品集は6月下旬に完成いたします。その旨メールをお送りしましたのでまたお読みいただけますと幸いです。
メールが届かない場合は、PCメール受信拒否を解除いただき、ヒロタまでご連絡下さいましたら改めてお送りします。特典なしの通常販売はご予約分の発送完了後、オンラインストアで行う予定です。
現在は入稿、お直しを経て出版社さまに託しておりますよ。もうすぐです…!
入稿の際、色校正といって、データ上の写真を実際の紙にしたとき「いい感じ」になっているかを確認するために、実際の紙で印刷した見本が届くのですが…すごくよかった。手前味噌ではありますが早くご覧いただきたい気持ちでいっぱいです。
そして、Creemaの通常販売、受注販売は現時点で承っている分を本日すべてお送りしました。お待たせしました!オンラインストア含めたくさんのご注文ありがとうございます。気に入っていただけるといいな…。まだご主人を待っている子たちがおりますので、よろしければご覧くださいね。
2021.6/5
おとめ座がむずかしい。
いつものことですが、新作に苦戦しています。新しい作品に取り組むのが好きなほうですが、それは新しい自分に出会えるからであり、楽しいからであり、何よりお客さまに新鮮なものを見ていただきたいから。技術はつくればつくるほど上がることが多いけれど、それだけじゃつまらない。
毎回自分のできなさに泣きそうになります。今も新人。本音はいつだって、マジで、ドヤってる暇もイキってる暇もないという。ただ懸命に食らいつく、まっすぐ。きっと、ご覧いただけるようなものに仕上げたいな。
2021.6/2
おとめ座の元だという説のある豊穣の女神デメテル。作品づくりの次の展開の事も考えて、最近はラフでもまずはしっかり絵を描くことに重きを置いています。デメテルは冬がうまれたきっかけにもなっていて、普段は温厚だが怒らすと飢餓をもたらすので大神ゼウス(デメテルの弟だそうです)も一目置いてるらしい。ていうか、ギリシャ神話ではだいたいゼウスが悪いと思う。しかし、結局は奥さんのヘラってとこは100歩譲ってわるくないし、女神たちが強いというのはとても好き。
という訳で、現在は天体観測展の制作の真っ只中です。ギリシャ神話は星座とも関わりが深く結構好きで、改めて調べ直しています。
2021.6/1
Creemaストア へ、くま&ねこスマートフォン/キーケースを移行しました。Creemaユーザーの皆さま、よろしければご覧くださいね。Creemaストアで行っている定番カラーの受注販売スマートフォン/キーケースは、現在いろんな制作が立て込んでおりますので後日改めての追加販売とさせていただきます。申し訳ございませんが何卒よろしくお願いいたします。(今販売している受注アイテムは注文いただけますし、お受けしているアイテムも順次制作中です。もう少しお待ちくださいね)
また、ご予約者さま宛の作品集の発売時期メールももう少しお待ちくださいませ。
2021.5/25
「必殺仕事人」
一番後ろのあいつめっちゃ強そう。
ねこ&くまキーケース/スマートフォンケース各種をUPしました。早速ご注文いただいております。ありがとうございます!
blog記事にてお知らせしていた価格改定前のラスト販売です。7〜8月頃より少し価格が上がってしまいますので、もしお気に入りの子に出会えましたらこの機会にお迎えいただけるとうれしいです。
上記blog記事に記載の通り、今回UPしたアイテムたちは1週間後を目安にCreemaストアにも移行して販売予定です。(まだあるアイテムのみ移行)
現在ヒロタが運営しているオンライン販売の場所は2つです。
shop.hitsuji-felt.com…不定期で先行販売や1点ずつの販売をメインに展開中
Creema…1〜2ヶ月に1回、数量限定の受注販売(スマートフォン/キーケース)がメイン
と、ゆるく分けています。初めからきっちり分けようと決めていたわけではなく、とにかく「ヒツジフエルトを知っていただくきっかけをつくろう」とあれこれやっていくうちにふわっと分かれていった感じです。お〜い、とパタパタ旗を振って、気づいてくださった皆さまのおかげで今ここにこうしていることができています。
※ちなみに、上の画像やお知らせで使った画像は作品集から泣く泣くカットした写真たちです。美しい撮影と編集をしていただいたのでどこかで見ていただきたくてここでご紹介しました。気に入っている定番アイテムをカットするという暴挙(!)をヒロタがやった分、まだどこにも出していない新作が作品集に載っています。
今後の人生はほぼほぼ、あちこちへの恩返しだ…
2021.5/23
人形づくりミッションがようやく終わりを告げようとしています。あとは微調整と付属品の小物の制作です。ほっとする〜。人形をつくると鶴の恩返し状態で結構なパワーを使う気がします。「ヒトガタ」なのが理由なのでしょうか…体重もなんか知らないけど減る。人形をずっとつくっている方ってすごいんだなあと思います。消耗しないような工夫をしているのでしょうか。人形の制作ペースや取り組みかた、もっと研究する余地がありそうです。
制作も他のことも、ひとつひとつの「?」を置きざりにしないようにしていく、手に余る時はいったん置いておく、間違えたら改める、現実の楽しみをめいいっぱい楽しむ、そういう暮らしが好きです。今日は大相撲千秋楽、めちゃくちゃマジでめちゃくちゃ楽しみ。
とにもかくにも、あれこれひとつずつ進めております。
そして今日の隣町への御用、帰りに新しいキッチンミトンを買って帰ることを忘れない。
本日の作業BGM:COLORS/SAKURAドロップス-宇多田ヒカル
当時の若さでこの歌詞、曲、すごいなあ。
2021.5/20
いま作っている人形が面長になり、調整せねばと焦っているヒロタです。
作品集は無事に入稿が済みまして、順調に行けば6月中旬に完成の予定です。ご予約くださった皆さまには後日改めてメールでお知らせいたしますね。お待ちいただき、本当にありがとうございます。
今年度の制作スケジュールも順調に埋まり、まずはほっとしているところです。新規でお話をいただくのも嬉しいですが、リピートでご依頼頂けるお仕事も嬉しい。制作には(内容によってですが)いろんなテーマがあり、ざっくりと「何かご依頼いただいたら次もまた依頼してもらえるような作品を目指す」というのがあったりします。表現手段としての制作そのもののテーマもいろいろあって、「やりたいことをやる、またはやりたくないことはやらない、評価など知らぬ」というものもあったりします。一見相反していますが、根本は、自分が後悔しない仕事を目標にしてやるという感じです。あとは身体を壊すまではやらない、休むときは休むなどいたってシンプル。
気が強くないとやれないけれど、再依頼をもらったらこっそり感動したり、やりたくてやった作品を「これよかったよ」とお声がけいただいたらやっぱりこっそり感動してしまいます。こっそり感動屋を経営しています。この経営はとっても大切で。(心は機械ではないし…)
先日は数年ぶりに友人が会いに来てくれました。今の情勢関係なく、「あんまりあちこち行かないで生きていけるのが謎!」みたいに言われます。彼女は自分と真逆で旅人。全然違う所があるのがおもしろいです。
さて、面長の調整の続きをやります。