2021.5/5
家には大きな欅の木があります。カメラを向けたら鳥の巣を見つけました。
気分転換には散歩をします。歩いて行ける距離にお墓があるのでついでにお参りしてこようかと思ったけれど、もう虫たちが活発になってきていて離れた所から手だけ合わせることにしました。(山の麓にあるお墓近辺の虫は毒が強くて、わたしはちょっと刺されただけでめちゃくちゃ腫れる)フアナ・モリーナ熱が再燃していて、聴きながら歩くのもいい感じ。スピッツも変わらず良いです。いつか生で聴いてみたい。いや、ならば聴きに行こう。もしくはイヤフォンを外して、風景と草の匂い、鳥の鳴き声や田植えの農機が動く音、水の流れる音、首筋をかすめる風、それらに体を集中させ心象を重ねて歩く。どちらも心地よいお散歩です。
2021.5/5
作品集、全ページできあがりました。
現在は出版社さんに色校正をお願いしているところです。更に修正があるかもしれませんが、まずはようやくここまでくることができました。時間をかけてしっかりと製作できているのは、ひとえにお待ち下さっている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!完成日のお知らせまでもう暫くお待ちくださいませ。
ヒロタ・編集室一同より感謝の気持ちを込めて、特典ポストカードは当初予定していた3枚から6枚セットへ増やしました。いい写真をたくさん撮ってもらったので、楽しみにしていただけると嬉しいです。(ポストカードはすでに印刷が上がってきていて、もうわくわくです。)
今、同時進行の制作が立て込んでいてわっちゃわちゃになっていますが、リターン品の続報もまた少しずつご報告していきますね。Creemaの受注アイテムは、明日前半のご注文分を発送いたします。後半の分も近日中にお届けしますのでもう少しお待ちくださいね。
さて。
先日とある作家さんが、ある大きなメディアで特集されていることを知りました。わたしはその特集を見られたのに、見ることができませんでした。好きな作家さんの特集は本来なら嬉しいこと、ぜひ見たいはず、なのになぜだろう?
そこにはジャンルは違えど作家として「くやしい」という気持ちがあったからだと思います。こんな気持ちになるのは久しぶりで、自分の感情を理解するのに3日ほどかかりました。
私自身、毎日作品と共に生き、皆さんに知っていただく機会も増えました。何かを創りだせる喜びもよく知っています。それでも時折やってくるこんな気持ち。好きなことを仕事にした人間にもその人間なりの地獄があって、そのぶん天国もある。表現したいことがあるから創るというよりは、表現することでできる自己探求。わかること。そして誰かに届けばいいなあという気持ち。ちゃんと自分の感情を理解して、また明日からの制作をこつこつと楽しんでいこうと思います。作品は誰かのために存在するものでありたいです。心に何かが届けられる、そんなものづくりができますように。
2021.4/27
いろいろ制作中です。
結構大きな作業台にどんどんいろんなものが広がっていってカオス状態に。新しいテイストも取り入れて奮闘していて、より楽しくなってきました。つくっているものがいい感じになってくると、思わず「君めっちゃかわいいな」などと話しかけだします。やばいかもしれませんが気はたしかです。発表のときを楽しみにしていてくださいね。
作品集は、全ページができあがって今チェックを受けているところです。お客さま、編集室の皆さま、出版社の皆さまのおかげでようやくここまで来ることができました。お直しが入ってそれを直して…と、(おそらく)あともう少しのところまできております。みなさまに早くお届けしたくてわくわくしていますが、ともかく焦らず急ぎつつ。
そしてそして、Creemaのオーダーも引き続き進めています。順次制作していますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
明日からお天気が崩れる地域が多そうです。体調に気をつけてお過ごしくださいね。わたしも気をつけます!
2021.4/23
お互い生を営んでいるのだから、草刈りはあってしかるべき。かわいいのだけど家が草で埋もれます。
さて、目下進めている作品集製作がいよいよ佳境に入ってまいりました。遅れてしまった分、お待ちくださった感謝の気持ちを込めて、予約された皆さまにはページ数以外にも特典を増やしました。楽しみにしていてください〜!
Creema受注もお受けした順に進めております。もうしばらくお待ちくださいませ。
上記と同時に、近頃は発表が少し先になる制作に日々奮闘しています。庭の雑草とのたたかい、池の落ち葉さらいなどなど家周りのお仕事も。再び田舎に住み始めてからというものゴム長靴と軍手を装備しながら「またこの季節がやってきたぜ…」などと格好つけて遠くを見るわけですが、冬は雪深く、しんとした世界だからこそ、生命力というものを強く肌で感じられる季節が何より嬉しい。(夏はふつうに暑いし虫はおるし湿度も高いですが)
2021.4/12
春は強風が多い地域、夜になり今夜も吹いてきました。低気圧が近づいているようです。その影響か今日は一日中なんだか怠く、でもたいしたことはなく、郵便局と銀行に行き制作をして、発送の準備も完了しました。
お日様は出ていたので洗濯をして、夕方に同じく怠がっていた家族を誘って散歩に出かけました。テクテクと歩けば気分は上向くもので晩ごはんもおいしかった。
creemaの受注分は明日で全て発送できそうです。あと少し受注可能なお品がありますので、よろしければご覧くださいね。
2021.4/11
出揃いました。
彼らにお顔を付けている最中です。
そして、いろいろ進めております。
打つべし打つべし。
矢吹丈は性格にかなり難があるようにも思いますが、漫画を若いうちに読破しておいてよかったです。
2021.4/3
Bookmark
かなり派手なピンクも大好きな色なのに、いざ作品にとなるとなかなか出番がありませんでした。今回しおりをつくるにあたってようやく使うことができた色です。ちょっとざらりとした硬め羊毛の品種で、そこもいい。ひょごひょごとしたボトルのようなかたちもこだわりポイントです。
2021.4/1
クロネコのしおり
作品集ご予約・リターン品のひとつです。
サイズは揃えつつ、一つ一つフリーハンドのニードルフェルトワークでお作りしています。
フェルト生地を作って猫の形にカットする、というやり方もありますが、ちいさいためカットすると耳がホロホロと崩れやすくなってしまうのでひとつずつ作ることにしました。強度と仕上がりの美しさを考えてこの方法にしています。
ピンセットで白い毛を取り(気をつけても黒以外の繊維が入り込む)プレスして細部を微調整して仕上げます。本にまつわるこのプロジェクトだけの特別なアイテム。どの子が届くかお楽しみに。
この仕事をしていると、純化されるような気持ちになることがあります。生きているとそりゃあ、あれやこれや混じってきます。制作に集中してくると、作品そのもののことしか考えなくなる時間がやってきます。あとは自分と向き合うだけで、この作品はどんな風に仕上げたらいいだろうとか、ここ面倒くさいなあ、でもめっちゃ気になる、後悔したくない、手を抜かずにやろうとか。リラックスリラックス、肩の力を抜いてこう、とか。何だかよさそうなことを考える気にもなります。
気といえば、一日一羊さんのTwitter、2021年3月29日のつぶやきがとっても面白かった。
”中国語で酸素は「氧」と書く。つまり空気中にも羊は存在するのだ。”
少しずつ楽しく、ご機嫌に過ごすのが信条です。
2021.3/25
本日、作品集ならびにフェルトアイテム付きの作品集をご予約いただいている皆さまにメールをお送りしました。当初の予定よりページ数を増やしたことにより、作品集の完成が遅れてしまっていることのご報告です。このウェブサイトやinstagram、twitter、facebookでは少し前にお知らせしていましたが、あらためてご連絡いたしました。お待たせしてすみません!
ご予約の際にお預かりしたメールアドレスへお送りしましたが、こちらに返ってきてしまいお客様の元に届かなかったメールがございます。お手数ですが、ここをご覧になられたらお使いのスマートフォンを、PCメールを受信する設定にしていただけますようよろしくお願い申し上げます。(その旨ご連絡いただきましたら再送いたします)そして、本の完成日がはっきりしましたら皆さまにあらためてご連絡いたします。
というわけで、目下作品集の編集作業と制作を日々行っています。お待たせしてしまいヒロタ・編集室一同心苦しいのですが、より楽しめるものをお届けできるように、みんなで心を込めて編集にあたっています。楽しみにお待ちいただけますと幸いです。リターン品の制作の様子などSNSでも少しずつ発信していきますね。何卒よろしくお願いいたします。
2021.3/21
人形とぬいぐるみの展覧会、プウペ展(JAMPOT実店舗開催)が本日終了いたしました。ご来店、SNSでの反応、ありがとうございます。
ホワイト、ピンク、ケーキ。思いがけず、春が待ち遠しいような、そんなうさぎたちを丁寧に時間をかけつくることができました。
そして来週からは、JAMPOTさんのウェブショップでプウペ展のつづきが開催されます。このうさぎたちもオンラインで展示販売させていただくことになりました。
【販売期間】3/23(火)12:00 〜 3/27(土)の5日間
【場所】JAMPOT・Guignolウェブショップ内
プウペ展ウェブショップ ヒロタリョウコのページ ←※完売しました。ありがとうございます!
※販売日時より前は「会員のみ購入できます」の表示になっています。3/23の12:00よりお買い物ができるようになります。
※期間限定イベントのため、決済方法はクレジット決済のみとなります。
しっぽのモコモコ。天然石の瞳。表情や座りすがた。パイの編み目の間からちらりと覗く中身の色(何のパイだろう?)。うさぎたちが作ったであろうぽてぽて盛ったクリームのケーキ。みなさまに楽しんでいただけたらうれしいです。
店舗さまの受注、作品集づくり、リターン品づくりも続いております。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。よいものをお届けできるように、言語化できない好きを探して今日も明日も手を動かしていきたいなと思います。
久しぶりにラーメンズ、小林賢太郎のポツネンの音楽を聴きながら作業しています。公演、演者さんたちと同じく徳澤青弦さんのつくられる音楽が大好き。「Hand Mime Music」が流れてくると、ついあの指の動きをやってしまう民は私だけではないはず。小林さんは表舞台を引退されましたが、これからも作品を観続けたいし、裏方として何かに関わるときには観たいなと思います。