2021.7/6
作品集「FELT FULLING LAB」のためにやってきたあの子、撮影前に球根のチェックを受ける。
2021.7/5
「ヒツジフエルト編集室」として集まってくれた縁の下の力持ちは、作品集づくりの立役者です。
「FELT FULLING LAB」オンラインストアでの発売は7月7日(水)、00:00〜になりました!
それに先立ち、メイキング動画を公開しました。詳しくはお知らせをご覧くださいませ。
作品が映える撮影、写真のセレクト、それをどう切り取るか切り取らないか、バックの色を付けるか付けないか、フォントはどれにしよう、テキストはどこに置くか、ページの数字を載せるページと載せないページを間違えないように、などなどなど。本は1ページ1ページ、無数の細やかな手仕事で創られています。そんな編集室の丁寧な仕事をどうぞご堪能ください。(映像に出ていない皆さまも、本当にありがとうございます!)
7月7日の発売に先立ち、半年前のご予約やInstagramの限定販売で一足早く手に取られたみなさまから多くの感想やメールを頂いております。ありがとうございます!引き続き楽しんでいただけましたらさいわいです。
※creemaのオーダーは、第一便を近日発送いたします。お待ちのお客さま、お受けした順に仕立てております。もうしばらくお待ちくださいね。
2021.6/28
にて、限定30部の販売を開始しました。ご予約のみなさまの分はすべて発送完了しております。到着を楽しみにお待ちくださいませ。
梱包作業と制作とでしばらくわっちゃわちゃになっていますが、とってもしあわせなことだ。「こんなのつくってみたんだけど、どうかな?」と、話しかけるようにつくっていきたいです。これからも。
2000年の初個展の作品や随分前の作品もいろいろと掲載したので「20年の集大成〜」みたいな部分も無きにしも非ず、ですが、未来に向けてのものです。先を想像しすぎると心配にもなってくるけれど、今までの道のりを宝物にしながらちょっと先の未来をみつめて今やりたいこと、できることをやっていこうと思っています。「君にはまだできる事があるんじゃないかい?」と自分に聞きながら歩いていきたいです。
そしてあらためて、ヒツジフエルト縮絨室に関わってくださるすべてのみなさま、ありがとうございます!
・Creemaストア6月のオーダー分は順次制作中です。もうしばらくお待ちくださいね。
2021.6/26
ピカピカのタイトル。表紙の紙の雰囲気もちょっと独特です。
お待たせいたしました!
ただ今発送準備をしております。来週にはお届けできるかと思いますので、あと少しだけお待ちくださいね。
活動を初めてからの20年と、今現在と、これからが詰まった一冊です。さまざまな人達のおかげでここまでやってくることができました。
ずっと変わらず好きなものもあるし、幸運なことに今も新しく興味の湧くものに出会い、「新しいかも」と感じられる作品づくりに向かうことができています。調子のいい時ばかりではありませんが、面白いや好きを探し、人からもおおいに受け取り深める、そんな人生なんだなと思います。
わたしはあまり旅をしません。でも常に頭の中では面白いと好きを探して旅をしていて、人からも受け取って、感じたものを作品としてこの世界に呼び、話します。ものづくりができていると、ちゃんと話ができているみたいにとても安心するのです。または、話をしていなくても安心しているような感覚というか。
こんな自分に関わってくださるみなさまに感謝の気持ちを込めて、本をつくりました。楽しんで頂けましたら幸いです。
2021.6/23
しし座のラフ画
夏の天体観測展に出品する黄道十二星座のうちの4星座(しし座、さそり座、おとめ座、おひつじ座)、無事完成しました…。ばたり。後日、このサイトでもご紹介したいです。テーマ、モチーフ、モチーフの神話など掘り進んでいくとやはりおもしろくて、人が創りし神の物語に魂が震えます。内容の無茶加減や、あっちから伝わった話をこっちでこうこじつけて訳分からなくなってるやん、という神話の成り立ちの歴史も好きです。十二星座コンプリート後にも引き続きつくっていきたい。性格的についつい先に目が行きがちで焦りやすいので「まずはひとつずつ、コンプリート目指して」と言い聞かせていきます。
creemaヒツジフエルト縮絨室にて6月の受注を開始しました。お知らせではねこケース各種をフューチャーしていますのでこちらもご覧くださると嬉しいです。
夏至間際は夜の8時近くまでうっすらと空が明るくて、蛍もちらほらと飛んでいて、心からほっとします。小さくても、私はやはり光あるほうがいいな。
2021.6/15
天体観測展のフライヤーを届けていただきました。今回も綺麗…
こちらは催事会場のJAMPOTさん・Guignolさんの渾身の作品で、毎回楽しみにしています。オープン当初からの作家は今や私1人なのだそうで…たいへん身が引き締まります。(もうお一人いらっしゃいました!2人だそうです。失礼いたしました)ヒツジフエルト縮絨室のCreemaストアなどで注文いただきましたら同封してお送りしますね。
星座をモチーフにして制作をしながら、点と点について考えていました。
空にある星々をつないで星座にし、意味を創り出してきたのが人の心なのだな、と。本来は独立していて偶然のものなのに、古来より人は何かを関連付けて意味があると考える。点と点をつないで意味を心が創り出し新しいものを生み出すのは、たぶん創作活動もそう。「ひとつひとつ丁寧に、ゆっくりと楽しむ」という活動当初のような気持ちであらためて取り組んでいます。初心初心!
2021.6/12
やぎ座のラフ
当工房では天体観測展の制作が続いています。羊毛の力をおおいに借り、ヒツジフエルト縮絨室が表現するニードルフェルトの星座世界をお届けします。
今回テーマに据えた黄道十二星座についてギリシャ神話を基に調べており、この物語が面白い。やぎ座は動物の山羊ではなくて、山羊のような角と四足獣のような下半身を持つ半獣神パーンがモチーフだそうです。神話によると、このパーンも含む神々が宴会をしているとき怪獣が襲ってきて、それから逃げるために近くのナイル川に飛び込むぜ!と魚に化けるはずが、慌てすぎて下半身だけ魚になっちゃった、その姿を大神ゼウスが星座にした。と記述があります。そう、やぎ座の下半身はお魚さんなのです。慌てすぎのパーンと、そのおもろい姿をニヤニヤしながら星座にするゼウスのドS具合、イイ…という個人的な妄想がたいへんはかどります。
2021.6/11
子供の頃読んだ本の中で印象深いのは「くいしんぼうのあおむしくん」です。くいしんぼうのあおむしくん、なんやかんやあって、主人公がハッピーエンドでめでたしめでたし、となっているのだけど、わたしはあおむしくんのことが気になって仕方がありませんでした。大人になっていろんな人に聞いてみたけれど、読んだとか覚えてるという人とはまだ出会えていません。ラストのあとについて思うことを話してみたこともあるのですが、ピンと来てくれた人は今までには1人もいなくて。わたしの伝え方がいまひとつだったのかもしれません。なにもかもよくわかりませんが、今日またふと思い出して、あおむしくんのことを考えながら、作品の手直しをしています。
作品集、もうすぐ出版しますメールのお返事ありがとうございます。ここでになりますが、まずは御礼申し上げます。あとすこしです〜!
2021.6/9
おはようございます。
オンラインストアでの作品集通常販売ページを作りました。
ここでの販売はご予約者さまへお届けした後となりますので、7月上旬発売の予定です。先行して3ページぶん内容をちらりとお見せしています。よろしければご覧くださいね。
2021.6/8
ここしばらくの間は、相変わらずの制作三昧とともに読書したり、あらたな件が具体的に立ち上がっているので家族のサポートとケアに奔走していました。また雑草とのたたかいが始まったのでそれをやりつつ、下半期のしごとについて思索をめぐらせたりしています。作品についての比較的深い対話もすることができて、人に聞かれて話すことによってわかることもあるのだなと感じたり。この件はとても興味深かったので、いずれ書きたいな。(作品のモチーフを選ぶ時の心の動き、反転するということ)みんな興味あるかはわからないけど。
草木に覆われた世界の果て(よく家族とそんな話をします)みたいな工房で静かに暮らすというのは案外といいものです。騒音が少なく、出かければ賑やかな場所にも行けるしいい美容院だってある。これもまたまずは住んでみて、その環境を利用していかによく生きるか考えて動くまたは動かないという実践によって得られる何かな気がしています。わたしたちが選べること、もっと言うと思い通りになることはよほど恵まれた人以外はほぼないので、数少ない選べることについて考え続けて行動していく・または動かない、しかないのではないか?結局。というのが近頃の落ち着きどころ。わかっちゃいるけどむずかしいことです。機械ではないから。矛盾をもっていて反転することもあるので乗りこなすのがむずかしい心(脳?)ですが、持っているものをいい方向に活かすようにしたいです。
暴走すべきところは作品に託して。まずはおとめ座、あと少し。