Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

ピースと記憶

2019.4/13

窓を開けるとちょっと寒いが、お洗濯日和だ。いつものルーティンで朝食・身支度・掃除をして洗濯をする。ルーティンをしていくとだんだんと目が覚めていく。家の中の植物もベランダに出して日光浴させつつ洗濯物を干す。

引き続きデザイン画を描く。アイデアをまとめ、鉛筆でアタリをつけながら絵を描き、少しずつ線を1本に決める。色鉛筆で着色する。全て仕上げてスキャンし、データを送る。そのあとは天体観測展のために制作したできあがっているブローチにピンを付ける。ブローチ本体の形に合わせて革を切る。目打ちで縫うための穴を開ける。蝋引きした糸でピンを革に縫い付ける。それをブローチ本体に付ける。あとはアイロンをかける。完成。

オリーブ、ユーカリの鉢植えに今年も芽が出始めてきて、ああ春だな。柊の新芽はまだみたいだ。もう少し暖かくなったら植え替えをしよう。いいお天気で、風に揺れているグリーンたちをぼんやりと眺めていた。水仙は咲いただろうか。土筆や蕗の薹はすっかり顔を出しているだろうか。わたしが子供の頃から見て感じてきたことや記憶は誰にも分からない。わたしが去れば記憶は無かったことになってしまうのだろうか。そんなことを思うと世界に温度はないと感じる。同時に感動を覚える。