7時半に起きる。今日もいい天気だ。シャワーを浴びて髪を乾かし、白湯を沸かし、無印良品のコーヒー豆を挽き(安くて結構美味しい)、シチューを温め食パン半分をトーストし、溶けるチーズをのせて朝ごはんを食べる。掃除をし身支度をして出かける。帰宅後オーダー作品の作業をして整骨院へ行く。今日は足の裏が分厚くてとても固かったらしい。帰宅してスクランブルエッグを作り、トーストの上にのせ、チーズとサラダほうれん草とケチャップをのせて焼く。食べる。風が冷たくて強い。フェルト作業後に乾かしているエアキャップがベランダで激しい音を立てている。好きなものがあって暖かい家の中は安心だ。先週は天体観測展の制作も進んだ。
大林宣彦版「時をかける少女」を観たのでそのことを考える。子供の頃はわからなかったけれど、これは呪縛の物語だ。黒い何かを頬に塗られるのはその象徴だと思う。呪縛があるからこそ豊かな人生だと考えるか、ただただ呪いだと思うのかはその時々の気持ちによって変わるだろうな。切ない物語と、コラージュみたいな映像と、演技とがカオス状態でごっちゃになるけれどとても魅力のある、個人的に大切な一本になってしまった。また土曜日の実験室という言葉、ラベンダー、薬品のガラス瓶が並ぶ棚、植物の温室というディテールも好きだし、実験室にあった丸いイスも可愛い。