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ヒロタが綴る日々の出来事

ペーパー・クリップには生まれ変わりたくない物語

2018.4/3


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何にもない部屋に憧れる。

引っ越してからかなりのものを整理し続けている。長いスパンでものを減らしている最中。来客用のスツールを2脚入れてもまだまだゆとりがあるのが嬉しい。ものがたくさんある部屋も好きだけど、近頃はホテルみたいに必要最低限のものしかなくてスッキリしているのが落ち着く。掃除がしやすくなるのもいい。写真のスツールは10年くらい使っているお気に入りなので、これからもレギュラーメンバー。洗濯物に使っている、富山のおじいちゃんが編んだ蔓の籠を乗せても決まる。

ぽかぽか春の陽気、くしゃみ。
眠気を嚙み殺しながら新作のドローイングをしていた。ゴールデンウィークに発表する猫ブローチたちの絵。キーケースやスマートフォンケースにも仕立てようと思う。来年用に初めてつくる動物のクロッキーもしないといけないのだけど、初めては何かとハードルが高いので猫で腕慣らしである。いい意味で気が重い。新しいものに挑戦すると必ず道が開ける。今までしたことのないもの、こと、選択をすることは、飽きがこなくて性に合っているように思う。挑戦して帰ってきてまたいつもの制作に取り掛かると、また新鮮な気持ちで楽しむことができる。
ゴールデンウィークの猫イベントはさるやみ堂さんから振っていただいたもので、仕事以外でもゴシップな話や真面目な話ができる大好きな人だ。先日の鍋会では旦那さんの超おもしろいお話が文字通り超面白くて涙を流して笑った。
さて今夜は、昨日スーパーの押し売りに負けて買った「なばな」をおひたしにしよう。野菜の値段が下がってきて嬉しい。それからようやく面白くなってきた読書の続き。ペーパー・クリップのくだりに笑った。