月と六ペンス
2016.8/28
私はストリックランドのようなアーティストではないけれど、書いてあることは痛いほどわかる。とは思っているのです。言葉で表せないから絵にするのが画家で、それを題材にして言葉や物語で表現したサマセット・モームはすごい。金原さんの訳もいいんだと思う。すごい本に出会うことができました。
立体作品のサンプル、ひとまず完成。
自分にとって立体の作品制作は思いのほか体力を使う。いきものをモチーフにして、表情や立ち姿、自立させるという構造的なことも考え、経験とアイデアを総動員させるとてもやりがいのある仕事。
大きなタペストリーや立体ばかりつくることができた若い頃と比べて体力が落ちているぶん、根気よく思考することができるようになったのが今の強みだ。自分で引き受けるべきところ、人に助けてもらうところ、もたぶん選択できている。(個人作業であっても、ひとりでは作品はつくれない) そして、今はできるだけものをつくるペースを上げている時期でもある。ひとまずつくってみたことで、これをどんな風に展開していったら楽しんでもらえるかのアイデアも出てきた。これはきっと楽しい。
今日の作業BGM
・Den-en H ZETTRIO
・星野源 くせのうた