ふかふかアルパカ 言葉
2015.12/13
昨日買ったアルパカのニットキャップが好きすぎてたまらない。
洋服、身につけるもの、お洒落は大好きだ。
でも、この生き方を選んでいるので、多くの人がしているより遥かに遥かに、「お洒落するもの」を買う事は少ない。たぶん、皆が想像できないくらいだと思う。
そのぶん、「こういうアイテムが欲しいな」と思い、それをお店で見つけて試着して気に入り、買ったときの喜びはとても大きい。と、いうか、めったに買えないから、すごく気に入ったものしか買わなくなった。
で、何年も大切に着る。
接客の感じもとてもよくて、しかも、メインで対応してくれたひとは超絶美人だった(!!)。
古い建物を活かしてショップに仕立てた内装も素敵だったし、また足を運びたいな、と思う。
アルパカニットキャップ、本当にふかふか。とてもいい仕事。
会った人には触らせてあげよう。
「奈良美智の日々」10月27日のテキストは、妙に心にくる。
まったく同じではないにせよ、なんとなく感じていながらもうまく言葉にできないことを、言葉にして読む事が出来る。
(ちがうところがあるとすれば、私には自己顕示欲がある、ということ)
私はつくる人なので、羊毛は割と使いこなせるが言葉はそうもいかない。テンポの速い会話なんていうのは特にそうだ。誰かに話した事があったかここに書いた事があったかどうかは忘れたが、二十代の頃、一時期言葉を失った事がある。そのことをすっかり忘れていたくらいではあるが、できれば口をつぐんで話したくなく、行動や、やっていること、つくるものをみてほしいというのが本音だったりする...けど、こうやって他人に何かを求める事自体、私もまだまだだなあと思う。
思えば大学の頃から、奈良さんの本を、というかNARA NOTEを繰り返し読んできた。
今ひとたび、何をどうつくり、外へ出していくのか?ということを自分に問い直しながら、日々の作業や制作に向かっていく時期なのだろう。