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ヒロタが綴る日々の出来事

会ってみたい人たちへ

2015.10/18

「命は大切だ」っていうのを「また明日あなたに会いたい」って変換するのがクリエィティブの役割。

ある方がつぶやいていたこの文章。

さて、私はメッセージをつくるものに置き換えているのか?違うやり方なのか?自分はどんな風にものをつくっているんだろう...
心の中に分け入ってみる時間というのは、案外なかったりする。
もともと考え込んでしまいやすい性格で、若い頃はそれで一人相撲をしたので、なるべく考え込まないようにしてきたせいもあるのかもしれない。

ルームシューズを作ろうと思ったのは、寒い冬に足下を温めてほしいなという気持ちから。
動物たちをたくさんつくるようになったのは、表情やフォルムで誰かが面白がってくれたら嬉しいなあという気持ちから。
(綺麗ごとだけじゃなく、つくるものが有名になって欲しいという自己顕示欲もあるだろう。)

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マフラーのワークショップ
10/25と、11/10に2回させていただける事になった。

さて、ワークショップはどんな気持ちから来ているんだろう?
決して安くはない講習料を頂いて、実際に作っていただく事で、何をお伝えできるだろうか。
ものが出来上がる行程、そこから派生する「モノが手元に届くまでの道のり」。
単純に、質の良いマフラーって軽くて温かくて良いよね、という明快なもの。
冬は落ち着いた色の服を着る事も多くなるから、ちょっとだけ個性のあるマフラーをアクセントにして楽しんでもらえたらいいな、とか。
ふわふわの羊毛を手に取るだけで、「気持ちいい」と言って下さる方も居られるから、触感に働きかける心地よさを感じてもらえたらなあ、とか。

(こうして書いてみると、押し付けがましく感じる...)

やっぱりシンプルに、いつも通り、良いものを仕上げていただけるようにとお手伝いさせてもらおう。