涙の効用
2009.10/27
展示作業を終え帰宅してのち、様々な思いがやってきて、はらはら涙し、先程現実に帰還。作品のこと、表現のこと、1人の人間としての自分のこと、大切な人のこと、いろいろ思うことはある。大手を振って泣けるというのも、ある意味、強さの形のひとつなのではないかと思う今日この頃。抱えきれそうにないなあと感じた時、無理に抱えようとして自分が潰れるのは嫌だし、だからといって放り投げるのも嫌だし、でも度量の足りない自分を責める気はないし。何だか困ったそんなときの手段、涙。気楽にそして楽観的になるための方法。・・・まあ、勝手に出てくるものなのですが。この日誌で、自分の気持ちを分析して言葉にしようとする理由は、自分に対しても人に対しても客観的になって、冷静になるためでもあります。
何かを創り出して皆さんに観て頂く瞬間は楽しくもあり、おそろしくもあり。それはまるで片思いの人に告白したのはいいけれど何故か返事を待たされているような、ちょいと懐かしい気分。?この例えは違うような、合ってるような。
展示作業からの帰り道、デパートでコーヒー豆とパンを買って、ついでにいろいろお店を回って楽しみました。普段デパートに行くことがないので、お店で流行りのものを見て、とても新鮮な気持ちになりました。難波のマルイには輸入食品のお店があって、そこが一番楽しかった。ラベルが可愛らしいジャムも買いましたよ。
ともあれ、明日からの個展、皆様ぜひいらしてくださいね。やっぱり作品は皆さんにお届けできてこそ完成するもの。緊張しますが、同時に楽しみにもしております。