横溝的灰皿
2008.8/9
煙草は基本的に自宅のベランダだけでと決めている。
決めたのはここ数ヶ月の事。
気に入って買ったのに割ってしまった器を接着剤で修復して
そこに珈琲の殻を入れて灰皿代わりに使っている。
煙草を吸った後にそこに吸い殻を突っ込むと八ツ墓村を思い出す。
いつも。
もっさんが元気だ。
青々として、葉っぱなぞつやつやしている。
嬉しいのだけどちょっぴりムカつくのは何故だ?
手に入れたと思った瞬間にするりと抜けていくものたち
それさえも見送って生きていける
いつかその日が来たら
笑って手を振れるだろうか
そういう日々を過ごせたら
そういう日々ってどんな日々?
そういう日々の事をつらつら考えるこういう日々
暑さで頭がぐつぐつぐつ。