Blog

ヒロタが綴る日々の出来事

バッタとハンドメイド、そしてクマの集会

2025.8/29

あざやかなきみどりのバッタが侵入していた。脱衣所に。

まずはシャープなフォルムと針のようにぴんとした手足に見惚れていたのだが、すぐに我に返り、外に逃がさねばと思案しているうちに取り逃がしてしまった。どうしたものかと思いつつ、田舎ではしばしば起こることでもあるためいったんそのまま電気を消す。

その後しばらくして、あらためて電気をつけたら「じじじじじ」と音がする。電気を消すと、音が止む。つける。じじじじじ。消す。止む。電気の具合でも悪いのか?古い家だしなと見回していると、脱衣所からお風呂場の窓まで移動した件のバッタが鳴いているのだとわかった。バッタって鳴くんだね。

お風呂場の電気を付けたままどう逃がすか考えていると、バッタは窓を器用にぴょんぴょん跳ねて、窓の隅っこまで移動した。開ければすぐに外に出られる側へと。これはチャンスと窓を開けたら、近くの壁までいったん跳ねて移動し、そこからぴょんと外へダイブ、夜の闇へとその姿を消したのだった。

バッタと心が通じあったかのように感じて立ち尽くしてしまった。ていうかバッタがかしこすぎる?あるいは前世が人間だったという記憶をもったまま転生した?いや、猫も外に出たければ窓を開けよと鳴くだろう、ということは元は猫?とさまざまなことを想像しながら、その夜は更けていくのだった。

そんな日の夜、すてきにハンドメイドの番組が放送されました。

テキストの掲載とテレビ番組の出演情報をお知らせしてから多くの皆さまに興味を持っていただいたり、友人知人に喜んでもらえたりしてとてもうれしかったし心強かったです。ありがとうございました。テキスト「すてきにハンドメイド 2025年9月号」は全国の書店やネットでも購入いただけますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。洋服、あみぐるみ、ワイヤーアクセサリーなど多数のジャンルの作家さまがその作り方を惜しみなく紹介しています。番組は再放送もありますので詳しくはNews_「すてきにハンドメイド9月号」テキスト掲載・番組出演をご覧くださいませ。手仕事を楽しむというとても平和的な行為がどんどん広がっていくのはうれしいもので、ささやかではありますがその一助となれたらな、と思っています。

また、エッケプンクトさまで開催された「第9回クマの集会」にお越しいただいた皆さまもありがとうございます。クマだけをつくる期間はなかなかないもので、とても新鮮で楽しい制作でした。この星で生きる者同士。よいお顔、フォルムになるように、手に取られた方が楽しくお使いいただけるように、愛を込めて作品にしました。あらためて、厚く御礼申し上げます。