”読書するクマ”
何を読んでいるのだろう?
ご来店、作品のお迎え誠にありがとうございます。12日よりギニョールさまのウェブショップでの通販も始まりました。ヒロタの作品は、こちらのクマ氏がお迎え待ちです。12月ということで、実はひっそりとクリスマスカラーの本なのです。
小学校2年生だったか、そのくらいに図書館で本を借りて読むことを覚えました。アンデルセンやイソップ童話などの美しい絵本をはじめ、漫画で読む理科・歴史シリーズ、ポプリの作り方、お洒落の本?などいろいろ読んだ記憶があります。中学に入ると、割と新しい校舎のガラス張りになっている図書室でシャーロック・ホームズやポアロを読みました。大人しいタイプの子どもだったけれど仲良くしてくれる子たちも居てくれて、でもときどき1人で休み時間に図書室にこもって本を読んでもいました。仲良くしてくれていながら1人にもしてくれる、そんな同級生たちがいてくれたことは宝だったなと今そう思います。学校で過ごしている自分とはちょっと離れた世界に行けること、ホームズなどに代表される事件調査の細かいディテール(手紙を読むシーンやお部屋の様子、”悪魔の足”というお話での、ナイフでとある燃えかすを削り取る描写など)が好きでした。そういえば当時はイギリスグラナダTV版のホームズをテレビでも放送していて、私が読む本の中ではその役者さんたちが動いて喋っていました。そちらも素晴らしかった。ホームズ役はジェレミー・ブレット一択!という人は今も少なくないようです。露口茂さんの吹き替えもぴったりだった。カンバーバッチももちろん良いけれど!
お気に入りのソファに座って本を読むクマをみていてそんなことを思い出していました。本を読むのが好きな方も、好きだけどそんなに読まないよという方にも、きっと誰かの隣にそっと寄り添うクマ(なぜクマ?)。お楽しみいただけると嬉しいです。
<夢見るギニョール展 WEB SHOP開催日時>
12月12日 21時〜12月22日 19時