復刻させたポーチを改めて細かくアップデートさせながら製作中。羊毛のグラム数、内側の工夫、蓋の形は決まりましたがお顔は未だ思案。一旦休ませてブローチ製作に移行しようか。
「ねこまみれ」阪急百貨店うめだ本店、たくさんのお越し誠にありがとうございました。ブローチ、ポーチは完売いたしました。みなさまに興味を持ってもらえて、すごく励みになり元気をもらっています。またコツコツと精進します。
わたしは”縮絨”という工程のフェチで、繊維状態の羊毛が一本一本絡み合ってゆき密度が高まり、生地や立体になっていくというのがとっても好きです。この自然の不思議に毎回出会い直せているという、希有なお仕事を生業にできているなと思っています。すぐにお湯が冷める冬場(縮絨を高めるには温度も必要)、羊毛の品種によっては縮絨のスピードが遅い、ことでイライラすることも正直多いです。そこをぐっとこらえてつくるものに向き合う。もはやフェチなのかものを送り出す責任感なのかよくわからなくなってきました。ウールのしもべ。羊毛への信頼。何でしょう。