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ヒロタが綴る日々の出来事

収穫ってなんだろうね

2022.3/5

わたしの作家活動は22年目を迎えていて、長いこと手間ひまかけて育ててきた果物の木みたいなものです。その木を見てみると、実がなってはいるようだけれどまだまだ収穫には早そうで、今後も育ちや変化を見守っていくんだなあと思います。やれることはやっているはず。だけどまだまだ。なんだか心配になることもありますが、実はなってきている、はず。あせらずくさらずつつましく、謙虚さを失わず、チャレンジと同時にできるできないの線は引き、目の前の手仕事に向かおう。(そんなふうにいつもやれたらパーフェクト過ぎてもはやロボ)

先のことっていつだってもやもやとしてよくわからないし、見えないから不安。やるべきことやりたいことがあろうが無かろうがこういう気持ちは無くなることはないのでしょう。そんな気持ちに寄り添うのもお役目です。だからこそやれることに、ものづくりに取り掛かるのだと思います。制作の海へダイブして「酸素ボンベが足りないかも〜!」な時の苦しさと、追加のボンベを獲得する知恵と工夫と、ときどき獲得に失敗して「あららら」な時と、作品が完成した時の喜び。完成は、やっぱり皆さまの目に触れた時。