ファマドとワッフルは、初めて名前を付けた存在の作品です。彼らはふたりで一対。長いこと考えていたものをここ2、3年ほどでようやくファマドとワッフルとしてこの世界に呼ぶことができました。自分がやれる形で外に出してあげるのに随分時間がかかりましたが、その分より特別な作品となっています。作品集のラストを飾るのにふさわしく、友人達も続々とできていて本の中で発表しています。思い立ってすぐにつくる作品もあれば(性格的にそちらの方が多いですが)、10年以上かかるものもある。ものづくりはいろんな色の情熱と想いとストーリーでできています。作品集の感想でもいろんな想像をしていただいていてすごく楽しいです。あとはみなさまの想像の翼で自由にこの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。作品って夢のようなものだから。